けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

ま、お休みだし。

2005-04-30 23:00:50 | football
昨日くらいからこちらのモリエンテスインタビューを読んでいます。Diario SUR、おそらくスペインの南方面のローカル紙かと思われます。それが

昨シーズンはモナコで「チャンピオン」の座をかけて最後まで戦った後、「元」マドリディスタは今年はチェルシーとのセミ・ファイナルを観客席から「戦う」ことになる。彼はマドリーに戻り、そしてリバプールに来て4ヶ月になる。フェルナンド・モリエンテスは、イングランドでもフランスに行ったときと同じように容易にことが進むと考えていた。しかし双ではなかった。「プレミア」に慣れることは、昨シーズンに行った「リーグ」よりももっと難しいことだ。アンフィールドにやってきたのは4ヶ月前のこと、それを即席でまとめてみよう。悲しみが彼の笑顔の上にある。我慢のときは終わっていない。今日のチェルシー戦で戦えないのだ。「チャンピオンズ」では既にマドリーで出場したためである(6試合、先発なし、2ゴール)。そして「プレミア」でも望んでいたほどには点を取れていない。

Q:英語を「学ぶこと」は価値があるみたいだね、違う?
A:まったくそのとおりだよ、思っていた以上にね。言葉に関しては自分を弁護するけど、でもピッチの上では適応していく段階の真っ最中にある。ここではフィジカルが最上であり、ダイレクトなボディコンタクトがあり、力がすべてに打ち勝つんだ。

Q:フランスではすべてがより容易だった?
A:そうだね。すべてがもっとゆっくりで、もっとテクニックがあって、それほど多くボールが飛んでくるわけではなかった。それにモナコには、僕はマドリーでプレシーズンを過ごした後に合流したんだ。リバプールには1月に加入したけれど、僕は5ヶ月もの間ほとんどプレイしていなかった。身体は義務感を感じていたし、リズムを維持していくのが難しいような小さな怪我もあった。「チャンピオンズ」でプレイできないことには、本当にイライラさせられる。試合があって、10日間失業して、その繰り返しだ。ここでのトレーニングはマドリーの時よりも強いものだ。イングランド風のトレーニングなんだ。フィジカル面が重視されている。文句を言っているんじゃないんだ。長期的に見れば、それが僕に結果をもたらすだろうとわかっている。スペインではもっとボールを使ったトレーニングをするけれど、ここではわずかだ。


まだ最初の2つ分くらいしか読めてません。ま、お休みですから。のんびりだらだらと。
そんなことを言っているうちに、リバプール-ミドルスブラ戦が始まります。では。

ハーフタイム
開始4分で失点。何でしょうね、それって…

後半6分
ジェラード!ジェラード!!ジェラード!!!

でもやっぱり
だめでした……

逆風は続く

2005-04-28 22:25:48 | football
土曜日に行われるアノエタでのラ・レアルって要するにレアル・ソシエダとの対戦を前に、マドリーには厳しい状況が続いています。

ロナウドの悲しいニュース。
物議を醸しつつも今年のバレンタインに結婚のお披露目をしたロナウド。今シーズンはゴールをするたびに左手首を掲げて、自分と新しいパートナーであるダニエラちゃんのイニシャルをアピールしていました。しかしAS紙にはダニエラちゃんが流産、授かったはずの子がもう産まれてこないとの記事が。
ブラジルで療養中の彼女を気遣いつつ、それでも帰国はしないとしたロナウド。チームの状態からいっても今が重要な時期だとわかって帰らないことを決意したのでしょう。能天気に思われているところのあるロナウドですが、こんなところも。あー、でも辛いだろうに。記事の「ロナウドはチームと仲間たちからあらゆるサポートを受けている」のコメントが切ない。

レフェリー。
このところ何かとレフェリングに苛立たされているマドリーに、さらにイヤ~な話が。次節のソシエダ戦のレフェリーがトゥリエンソ・アルバレス主審であることが発表されました。何にピリピリしてるかというと、今シーズンの21節でセビージャ-バルサの笛を吹いたこの主審、ベレッチのハンドを見逃したり、要するに「バルサ有利に笛を吹いた要注意人物」なんであります、マドリー的に。
面白いもので、昨シーズンくらいまではレフェリーは誰もがマドリー贔屓なんてことが言われてましたが、首相が代わったら…。前首相のホセ・マリア・アスナールはマドリーのソシオでしばしばベルナベウのパルコに登場しました。現首相のサパテロはバルセロニスタであることを公言してはばからず。そして今シーズンのレフェリングの傾向は……?ま、そんなところがスペインなのであります。

スタメン。
結局ジダン、サムエル(赤紙)、サルガド(黄紙満期)には1試合のサスペンション、ソシエダ戦には出られません。ベッカムへのカードは取り消されたようですが、サルガドがいないのはとにかくマドリーにとっては致命的。替えが効かないのです、このポジションは。ルシェ監督は、上述の3人に代わる選手の配置を模索しています。
今日の練習でルシェが試してみたスタメン組は

GK:イケル
DF:ベッカム/セラーデス、エルゲラ、パボン、ロベカル
MF:グラベセン、ボルハ、ラウル、ソラリ
FW:ロナウド、オーウェン

ベッカム、右SBですか……。どうもこの辺りはまだ流動的で、ベッカムではなくセラーデスが右SBをやるのなら、ボルハが外れてベッカムが右SBに上がることになるようです。そしてジダンの代わりはソラリ。フィーゴではなく。
今日の紅白戦で控え組だったフィーゴは脚の筋肉に問題が発生して、練習を途中で切り上げました。以前のモリエンテスもそうだった。控えに回ったことで精神状態も安定せず、それはフィジカルに影響する。よく怪我してました…。

チームは明日の昼に練習場に集合、サン・セバスチャンへと飛び、土曜日の試合に備えます。

本職はピボーテながら右SBで先発出場が濃厚なセラーデス、と、ロナウド。

そしてこちらも。
チェルシー
・もうすぐプレミアでの優勝が決まる。ぶっちぎりの文句なしの。
・戦力が豊富です。
・監督は昨シーズンのCL優勝監督です。
・怪我してたロッベンが帰ってきました。
・お金持ちです。

リバプール
・プレミアリーグ、ぱっとせず4位も危ういです。
・怪我人の雨あられです。ミラン・バロシュも万全ではありませんでした。
・監督は昨シーズンのUEFAカップ優勝監督です(これは別に問題ないか)。
・ハマン、帰ってこれますか?
・お金…ないわけじゃないけどアブラ様に太刀打ちできるほどではないのです。
※これに加えて
・シャビ・アロンソが2ndレグはサスペンションであります。

リバプール。逆風に耐え、それでもファイナルへの道を進め。
UEFA Champions League Semi Final 1st leg
Chelsea 0-0 Liverpool


レアル・マドリー謹製

2005-04-25 21:42:13 | football
チョコレート。

マドリーのオフィシャルにショップページがあったなんて知りませんでした。何気なく飛んでみたら…マドリチョコが迎えてくれました。
これ、けっこう形が凝ってますね。サンチアゴ・ベルナベウ・スタジアム、ボール、ホイッスル、ちょっとわかりにくいですがスパイク、そしてユニフォーム。パッケージの絵を見る限りでは、あとカップとマドリー・エンブレムもありそうです。ちょっと欲しくなってきました。でも21ユーロか。2800円くらいですか?誰かお土産にください。

マドリーのオフィシャルでニュースがアップされるのは、やはりスペイン語ページが主です。ですから普段は日本語ページはあまり見ないのですが、土曜日に行われたビジャレアル戦をレポートしているページを見に行ってみました。普段はスペイン語を英語にWEB翻訳して、ざーっと流し読みして情報を拾います。こうして日本語になっていると、細部まで何が書かれているかわかるのでいいですね。

読後感想。ハイテンション、そしてものすご~く、マドリー偏向(当たり前か)。
この日の試合ではレフェリングが何度も問題になったそうです。例えばパボンがフォルランに与えたPKの判定とか、ペナルティエリア内でのビジャレアル側の明らかなハンドが見逃されたりとか、サムエル退場とか、最後は皆で大立ち回りとか。よっぽど不服だったようで

>審判のひいきがありつつも
>物議を醸し出したゴンサレス・バスケスの判定
>ことごとく不利な状況に追い詰められたが
>もう少しのところで、この不正な判定によりリーガに別れを告げるところだった


だそうです。レポートの最後は
>しかし果敢なプレーと意欲によって、彼らに相応しい結果をもたらした。バルサに重圧をかける白星。なんてプレッシャーなんだ!
熱いな~

全体として直訳調でたまに変わった言い回しがあるところから、どうも日本語ネイティブの人が訳しているのではないように見受けられます。しかし最後の試合状況の記録で

その他: 国内リーガ第33節 サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムにて開催 芝生の状態良好 満員御礼 気温18度と快適な首都の夜

満員御礼…それ、スペイン語で何ていうんですか。満員グラシャス?

事実確認と大後悔

2005-04-24 17:15:20 | football
AYBさんと話し合って箸にも棒にもかからないデータを分析しなおしたところ、なんだか面白そうな結果が出てきてしまいました。ということで、水曜日に締め切りだったはずの学会原稿をまだ書いています。○○学会、日程延ばしてくれるなんて対応が柔軟ですね、すばらしい!

ということで土曜のサッカーは短くいきます。

事実確認その1
2005 Jリーグ ディビジョン1 第7節
清水エスパルス 2-1 ジェフユナイテッド市原・千葉

清水の得点:OG(47)、久保山(79)
千葉の得点:巻(68)
ケンタ、リーグ戦初勝利おめでとう。簡単に結果は出ないけれど今後が楽しみです。

事実確認その2
Barclays England Premiership
Crystal Palace 1-0 Liv...

パレスの得点:AJ(34)
言葉もなし…。採点は全員悪くないようですが、なぜ勝てない…

事実確認その3
L1 34eme journée
AS MONACO 2-1 TOULOUSE

モニャコの得点:ラパン=ウサギ=コネホ=サビオラ(55)、チェバ(64=PK)
トゥールーズの得点:スアレス(72)
サビオラが久しぶりの得点。マルセイユがナントと分けたので3位に浮上です。CLストレートインまでもうちょっと。

事実確認その4
Liga Espanola 1ª DIVISIÓN Jornada 33
Real Madrid Club de Futbol - VILLARREAL


面白い試合……だったみたいですね~。放送開始10分ほど前まで起きていたはずだったのに、気づいた時はハイライトが終わったあとでした。ぴったり試合分寝ちゃったのか…。しかも呆然とした耳にはサルガドが得点…だのジダンが退場…なんて言葉が入ってきます。もう情報遮断すらできない…。いろいろな意味で今朝ほど某W局の実況&解説の顔が憎たらしく思えたことはありません(やつあたりです)。

ああもう悔しいいいいい。ビジャレアルも好きなチームだし調子は良いし、マドリーがそれをどうやって迎え撃つか、って楽しみにしてたのに。かなりはっきりと結果は知っていますが、あえて知らないふりです。月曜日はビデオを撮り損ねたりしないように気をつけたいと思います。早く見たいー。


追加:今知った事実
月曜の再放送、マドリーの試合ではないのですね…というかもうマドリーの試合のアナログ放送はないんですね…だからWOWOWなんて嫌いなんだ!!
どうしようー…WOWOWデジタルもってる知り合いなんていませんよ…うー…

フィーゴ、語る。

2005-04-21 23:10:55 | football
どうしても読みたかったフィーゴのインタビュー。ずいぶん苦しく苛立たしい状況のはずなのに、冷静で論理的な回答。自分の信念を貫いた受け答え。正直、惚れ直してます。
フィーゴのインタビューはマドリーオフィシャルはもちろんMARCA紙(12)などでも報道されましたが、この記事はASから持ってきました。長いインタビューですが、中盤ほどにあるフィーゴとASの緊迫感あふれるやり取りは…怖いけどかっこいいぞ、フィーゴ。


調子はどうですか?
良いよ。私はサッカーに関しては非常にプロフェッショナルだ。何よりも私は十分にトレーニングをしているし、要求されたことには応え命を捧げる。その意味では何の問題もない。

マドリーが契約延長のテーブルにつかないだろうということをわかっていると思いますが?
私は契約を延長したいと言ったことはない。状況はこのとおりで、あなたたちが思いをめぐらせてるに過ぎない。私は真実しか言わないし、真実は我々の契約は2006年で終わるということだけだ。プロフェッショナルとして、2006年までは彼らは私に何も言わないし、我々はそれに従う。

その感覚は、契約延長の見込みがないということですか?
私は見込みがないともなんとも言っていない。私はプロフェッショナルであり、私の意思は契約を全うすることにある。私が望むのはクラブの役に立つことだけだ。この瞬間にクラブが同じことを考えていなければ、我々は話し合う必要があるだろう。私はどんな問題も起こしたくない。マドリーに来てからの私の態度は模範的であったろうし、2006年の6月30日までも同様だ。

将来のことを(クラブ側から)告知させる期間を設けてありますか?あるいはいつまでに告知して欲しいとか。
私は期間を設けたりしない。契約は全うするためにある。サインした場合、クラブが契約を最後まで終わらせたくないとする可能性が常にある。その場合にはクラブはそれを了解し、私と話しあわなければならない。それだけだ。

現在のクラブによるあなたの扱いをどう思っていますか?
プロフェッショナルなやり方だ。それが正しいかどうかは私はわからない。それは彼らに聞く必要があるだろう。私は私のやるべきことをするし、既にそうしている。

ルシェンブルゴが試合であなたをサブにおくことについて説明がないのは苦になりませんか?
私は説明を求めたことはない。監督が私を悩ましたりすることもない。コミュニケーションをとることと説明をすることは違う。まったく違うものだ。プレイしていたときも、現在のプレイできないときでも、説明を欲しいと思ったことはない。それでも価値がある唯一のことは、プレイするかしないかを決める人から知ることだ。プレスにではなく私に知らせて欲しい。私は誰かと議論するつもりはない。結局のところ自分がプレイしないのなら、プレイする人に敬意を払う。しかし私がプレイしないことをプレスに伝えたのに私に知らせないということについて、私に言って欲しいと言うのは論理的だろう。ピッチの中では非常に敏感になることではないが、私は誰ともどんな種類の議論もしたくはない。

現在サブであることについて、純粋にスポーツ上の問題だと思いますか、それともクラブでの状況の問題だと思いますか?
これは技術的な問題だと思うし、そう思いたい。なぜなら他のどんな理由もふさわしくないからだ。そう信じている。これが単に監督だけの決断であってほしいと願っている。

何か疑いはありますか?
疑ってはいない。しかし私のような人間はそれを決定する立場にない。それが100%論理的かはわからない。

会長との関係は今疎遠なのでは?
私にはわからないことだ。しかし私と会長の関係は、プレイすることしないことと関係はない。私は自分のするべきことをするためにここにいる。そして私を出場させるか否かの決定を尊重する。それ以上のことはない。プロフェッショナルなものから離れた関係なら、選手の状況になんら影響するものではない。

あなたは受け取っているもの以上のことをクラブに対してしていると思いますか?
私はできることをする。私にはそうすることしかできない。受け取っていようがいなかろうが、それは私の問題だ。あなた方に関係はない。

クラブとは何か話しましたか?
誰とも話していない。なぜなら私には契約があり、クラブを尊重しているからだ。その意味でクラブに何か考えがあれば、最初に話すべきなのは会長だ。私はこれまでそうしてきたし、これからも常にそうする。何の変化もない。私は笑えるようなことを言ったりしないが、少なくとも私は間違えたことを言ったりしないようにしている。

現在チームでプレイできない原因を自己分析できますか?
彼らが私を出場させない理由は私にはわからない。私が思うに、私が良くなかったからではないか。そう思う。私の態度自体は、常に同じだ。

もし残りの6節でもフィーゴが控えであるのなら、この6月にチームを離れることを考えるでしょうか?
あなたがたはAS紙、そうだね?

そうです。
あなた方の新聞におめでとうを言わないといけないね、あなたたちが私を遠ざけたのだから。いいキャンペーンだったよ、ユーベ戦からあなたたちが私にしてきたことは(*1)。あなたたちは少なからぬ意見を変えさせることができたと信じているよ。あなたたちに言うことがある。私の将来は私が決める。私を引退させたがっているあなたたちの仲間には残念なことにね。私の将来は私とクラブの一致した決定による。しかし私の望みはクラブの役に立ちたいということだ。クラブが私が使えないと感じたときから、私がここでできることはない。違うか?私がクラブの要求に答えられなくなったら、彼らは私にそう言うだろう。単純なことだ。人生は続いていくし、フットボールも続いていく。

バルサ戦でサブだったのは特別辛かったのでは?
私はプロフェッショナルだ。私は常にプレイする、なんてサインはしていない。監督が誰がプレイするかを決定し、私はそれを尊重する。私は十分に彼の決定を尊重したと信じているし、出場した選手たちのプレイも尊重している。がっかりしたことは、そのやり方だ。私は説明を求めなかった。ただプレスにではなく私とコミュニケートをとるのが論理的なことであると信じている。

もしマドリーを離れたいとしたら、クラブは自由契約にしてくれると思いますか?アラブ・エミレーツのオファーがあるようですが…
こういう仮定をしてみよう。私があと2年、2007年までハイレベルでプレイするとわかっているとしたら?どうする?

ポルトガル代表への復帰を既に決めたそうですが?
いや、それはポルトガルのプレスとする話題だ。

自分がサブであることをプレスから知ったとおっしゃいましたが、非公開練習でルシェンブルゴはあなたに控え用のビブスを渡しましたが。
あのときビブスを配ったのは…なんだって?私は自分がサブであることをプレスから知った。だがそれだけのことだ。なんで青と白のビブスの意味の違いが、あなたたちにわかるんだ?

でも現在チームにとって悪いことはないわけですが…(*2
それは私も嬉しいよ。チームは勝っており、我々は落ち着いている必要がある。なぜなら我々は必死で戦わなければならないからだ。最も重要なことは、我々がチャンピオンになれるかどうか知るためには、チームもクラブも落ち着きを持たなければいけないということだ。物事がうまく機能していて、私は喜んでいる。私を引退させたがっている人はたくさんいるけれど、彼らはもうしばらく待たなければいけないね。

この状況を予測していましたか?
少しは、そうだね。フットボールがどういうものかわかっていれば、少しはね。

ポルトガル代表への復帰が、マドリーでの継続につながるのでは?
疲労していた、だから代表を離れた。少し消耗していたし、所属するクラブのために自分を捧げるつもりだった。今は、プレイしていないのだから考えが変わっている。

マドリーでのあなたの時代は尽きたと感じますか?
もしクラブが望むなら私は有用であることができると感じている。もしそうでないなら、私は厄介者になりたくはない。私は10分間プレイするような選手ではない。もし私がクラブにとって有用でないなら、そうすることは私にとってベストではないということだ。

ではオーウェンは?
私が秘密兵器のような選手ではない、ということを言っている。10分間だけプレイするような特性は持っていないんだ。

あなたもでしょうが、誰もそうではないと思います。
論理的だな。だからだよ。私が有用でありたいというのは論理的なことだ。プレイできないほかの選手たちすべてと同じようにね。

あなたとテシェイラ(アシスタントコーチ)の間にあったこと(*3)をはっきりさせたいのですが?
今となっては何の意味もないことだ。過失はあるものだ。映像では悪いのは私だった。意味のないことだ。

リーガをどのように見ますか?
困難だが可能性はある。6試合も残っていれば、全てのことが起こりうる。この何試合かで不安は解決しただろう。勝たねばならないということはプレッシャーだ。それだけが価値のあることなのだから。

エトオの言葉(*4)をどう見ましたか?
私は他の人間の言葉を判定したりしない。彼は偉大な選手であり、あらゆる賛辞に値する。言ったことについては私のあずかり知らぬところだ。

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*1:ユーベ戦でCLから敗退後、AS紙は戦犯探しを展開。「出て行くギャラクティコは3人、フィーゴに…」なんて感じのキャンペーンをねちっこくやっていた。
*2:よくわからなかったところですが、チームは悪い状態ではない→メンバー変更はしないだろう→フィーゴはベンチスタートのはずだ、ということではないかと。
*3:レバンテ戦前の非公開練習で、フィーゴは渡された紅白戦用の青ビブスを受け取ろうとしなかった。この紅白練習は先発控え取り混ぜたもので、結局フィーゴは黄色のビブスでプレイした。
*4:おそらくはクラシコ後のエトオのちょっと大人気ないコメントのことかと。こちらを参照のこと。


追加:オフィシャルで日本語訳されてました。なんだもー、がんばって損した。ところどころ間違い、勘違いしているところがありますが、その場合はオフィシャルを信用してください。もっともさすがにオフィはAS紙とのやり取りは載せてませんね。

冷静で論理的と書きはましたが、繰り返し「プレスにではなくまず自分に言ってくれ」としているのは胸を打ちます。がんばれ、がんばれフィーゴ。

あと21時間ちょっと

2005-04-20 02:43:31 | 研究
年に一度の恒例行事、学会(大会)に参加するためには、あらかじめ大会事務局に申し込まなければいけません。しかもただ「参加したいです~」と申し込むだけではダメだったりします。

○年会費を払う:学部を卒業してから5年たってしまったので、今年から学生料金ではなく正会員の料金を払うことになりました。今2つ学会に入ってまして、小さいほうが4000円、大きいほうが11,000円。
○大会参加費を払う:年会費とは別です。大きいほうの大会参加費はなんと12,000円。でも参加費に見合った大会だった、と思うことは少ないような…要するにホスピタリティがなってないことがかったり…ぼったくり…。
○発表するなら登録する:大会の数ヶ月前に登録の締め切りがありますので、申し込みます。どんな発表をするか、ということと一緒に…。

そうなのです。大会の数ヶ月前に、既に発表する内容はがっちり決まっていないといけないわけです。特に私が参加している大きい学会のほうは、9月中旬に大会が開催されるのに発表内容の登録は5ヶ月も前なのです。

その締め切りが本日24時なんですけどね。しかもまだ完成していなかったりしますが。

結果の思わしくなかった実験、それをなんとか取り繕って発表にこぎつけるのはかなり困難です。今回は口頭発表の予定もありますし、無理にポスター発表の登録をしなくてもいいのでは、という消極的な気持ちもあったりしています。KKC先生は一通り私の説明を聞いた後「これじゃ出さないほうがいいかもね」とか言いながら、しばらく後に「できた?」とか聞いてくる人なので、一応作っていますが。ああもう、本当に後ろ向き。できるものなら止めたい…。

と呟きつつ、明日(って今日だ)は朝から私のお師匠様AYBさんによるチェック(電話)です。ああ怖い…もう寝よう。

ここ数日間そんな修羅場を迎えているというのに、マスターズ・テニス・モンテカルロ大会のラファ・ナダルの優勝の瞬間をライブで見届けたり(ラファ、おめでとう~)、かねてからチケットがとってあったので研究室を早退してバレエを見に行ったり、と滅茶苦茶なことをしています。マドリーの試合の録画ビデオはおあずけ中です。早く見たいよー。


前は「(スペイン代表、バルサやマジョルカに所属した元サッカー選手)ナダルの甥っ子」でした。今はもう、ナダルはラファエル・ナダル。

青とえんじ、その2。

2005-04-17 22:02:50 | football
Liga Espanola 1ª DIVISIÓN Jornada 32
Levante UD S.A.D. - Real Madrid Club de Futbol


マドリーは、本日レバンテと対戦します。レバンテのユニフォームの色は…青とえんじ。アスール・グラナ。ということでヴィジュアル上は2試合連続でクラシコ気分を満喫です。

先週のクラシコで息を吹き返したマドリー、バルサの動向を横目でにらみながら、目の前の試合に勝ち続けていかなければいけません。しかしバルサの試合は21時からなのに、マドリーは19時から。勝てば相手にプレッシャーを、負ければバルサが意気揚々と試合に臨むことになります。テレビ放映の関係なんでしょうが、そろそろ同日同時刻開催にしても良い時期では…まだ早いのですか?

今節のバルサの対戦相手はヘタフェ。マドリーに本拠地のあるヘタフェ。蹴球計画さんによると、マドリーからヘタフェにバルサ戦での勝利ボーナスの申し出があったようななかったようなごにょごにょ。
「大変だろうけどがんばって○○に勝ってくれたら、選手の皆さんにお小遣いあげるねー」というのはよくある話で、JSkySports時代には幸谷さんが嬉しそう~に「どこのクラブからどこのクラブに…」とぼかしながら語ってくれてました。いよいよリーガも終盤の終盤、そういう時期になってきましたね~。

バルサのことはヘタフェにお任せしておくとして、レバンテ戦に臨むマドリーの状況を見てみましょう。
主な選手の変更点は、なんといってもトミーことグラベセンが出られないこと。水曜日でしたか、練習中に怪我をして今節は出場しないことになりました。ではピボーテを担当するのは誰なのか。ベッカムとグティを組ませてドブレ・ピボーテなのかと思ったら、ちょっとびっくり。グラベセンの代わりを務めるのはボルハとなりそうです。実現すれば今季初スタメン。

ボルハ・フェルナンデス・フェルナンデス、カンテラ(下部組織)出身の24歳。背番号は4。24歳か…「カンテラ出身」なんていうと若い選手の代名詞のような気がしてましたが、24歳ならもう中堅選手ですね。先発出場の可能性を知ってのボルハのコメントは「とっても驚いてるけど、幸せだよ」。ルシェ監督の評価は「彼はポジショニングが良く、テクニックがあるから選んだ」。

このボルハ、あまり顔は知られていないでしょうが、日本のCMに出演しております。例の無名選手(=グティ)と一緒に…つまりミスター・ドーナツのCMです。
普段、地上波のテレビを見る機会がほとんどないので実際にCMがオンエアされているのを見たことがなかったのですが、こちらから見ることができました。ほんのちょっとだけ映る、ぎこちなくドーナツを食しているのがパボン(向かって左)とボルハ(右)です。どういう人選だったんでしょうね、これは。肖像権にお金のかからない人たちでしょうか?

そういえばセラーデスが先週の水曜と木曜、全体練習に合流できませんでした。理由は歯が痛んだので歯医者に行って2本抜歯したから。「レアル・マドリード公式おやつ」の食べすぎだったんでしょう。

ともあれ現状ではボルハが出場する可能性が高く、その場合グティはベンチからとなります。クラシコでの3人FWがお気に召したのか、ルシェ監督は引き続きロナウド、オーウェン、ラウルを同時起用する模様。したがってフィーゴも再びベンチスタートとなります。MARCA(日本語版)による予想先発は

GK:イケル
DF:ミチェル・サルガド、サムエル、エルゲラ、ロベルト・カルロス
MF:ボルハ、ベッカム、ジダン
FW:ラウル、ロナウド、オーウェン

レバンテ出発前の最後の練習をベッカムがコンプリートできなかったため、ベッカムの出場は確実ではありません。その場合はおそらくフィーゴが出場することになるはず。

試合は本日19時より、レバンテの本拠地シウタ・デ・バレンシアにて。日本時間では+7時間の26時キックオフですが、某W様によるアナログ放送は月曜の18時まで待たねばなりません。はやく放映権、手放して~。

17日1時30分すぎ
ASのラジオを聴いてます。今日はプリメーラもセグンダもなかなかゴールが入らないのですが、後半に入ってマラガ、サラゴサ、ヌマンシア…とゴールが入り始めて、現地アナウンサーさんたちの元気な「ゴルーーーーーーーーーーー!」「ゴルーーーーーーーーーーー!」のコールが飛び始めています。ヌマンシアの得点はサラゴサのプロピア・プエルタ、って言ってますね。オウンゴールのことです。サラゴサ、ご愁傷様。

ところでレバンテ-マドリー戦の直前情報が時々入るのですが、どうもエルゲラが出場せず代わりにパボンがスタメンの様子。戦術的な問題なのか、フィットネスの問題なのかまでは聞き取れません。どうしたんだろう?
それからフィーゴがやはりサブであることに不満を漏らしている、と言いたいようです。確かに先ほどチェックしたTVEのスポーツニュースでは、ビブス(おそらく紅白戦で控えチームがつけるもの)を受け取るのをフィーゴが一瞬拒否し、横にいたグティが「自分が渡すから」という風にスタッフから受け取っていた、というちょっと切ない苦しい場面も。フィーゴおおおお…。

スパーズ戦

2005-04-16 22:37:07 | football
Barclays Premiership Week29
Liverpool - Tottenham


もうすぐキックオフです。先日のCLユーベ戦で復帰したシセ、モリエンテスと2トップとかするのでしょうか。ちょっと…いや、かなり楽しみです。期待。残念ながらバロシュ君は有給休暇の3日目を消化するため今日もお休みです。

オフィシャルによると、モリエンテスは先発、シセはベンチスタートのようです。心配されていたジェラードも復帰、シャビ・アロンソも先発出場です。

前半終了、1-1です。
12分、エドマンのもんのすごおおおいゴールで先制されましたが、前半終了間際にルイス・ガルシアのゴールで追いつきました。ていうかポール・ロビンソン(スパーズのGK)、モリエンテスの1点を返して…。

終了。
Liverpool 2-2 Tottenham
リバプの得点:ルイス・ガルシア(44)、サミ・ヒピア(63)
スパーズの得点:エドマン(12)、ロビー・キーン(55)

最後の最後でシュートミスをしたモリエンテス。申し訳ございません。キャプテンもなんか様子がおかしいと思っていたら、PKはずすし脚痙攣させてるし…大丈夫ですか?
本当に勝ちたかったですね…。試合は支配していましたが常に先手を取られる中で、追いつけたのは良かった。ただ引き分けでは4位は手に入れられませんのです。厳しい試合が続きます。
しかしシャビ・アロンソは良いなあ…。ヒーピアは何かが乗り移っているかのようですね。素晴らしい。

おまけ:ルーレットをこともなげに決めるのがジダン、ルーレットをがんばって決めるんだけどしりもちをついてしまうのがモリエンテス。
この試合、「らしい」足技はあちこちで見せてたんですが…まずはゴールするのが仕事です。

リバプールがやってくる!

2005-04-14 15:16:27 | football
ニッカンスポーツより

7・27に清水vs リバプール戦

行きます。絶対に行く。何があっても行きます。
記事にもありますが、エスパがヨーロッパのクラブと試合をするのは本当に久しぶりのことです。95年にミランが来たときは、確か東京ドームでマッサーロなんかが来てたのでした。昔は、というかJリーグバブル時代は海外クラブを呼んでよく親善試合してたんですよね。遡って調べてみました。データはこちらの「S-Pulse Data Center」にお世話になりました。

92年:サントス(ブラジル)
93年:グレミオ(ブラジル)
94年:ブロンビー(デンマーク)、バスコ・ダ・ガマ(ブラジル)、シェフィールド・ウェンズデー(イングランド)
95年:サンパウロFC(ブラジル)ジュニオール(ブラジル)、ディナモ・モスクワ(ロシア)、ディナモ・キエフ(ウクライナ)、フィオレンティーナ(イタリア)、ACミラン(イタリア)、フラメンゴ(ブラジル)
96年:ミネソタ・サンダー(アメリカ)
98年:安養LG(韓国)
99年:安養LG(韓国)
01年:釜山アイコンズ(韓国)

当時はまだ高校生だったり受験生だったり。どれも見に行ってません。今思うととっても惜しいことをした。ところで96年と98年の境目にあるのは…やっぱりあれですか、チーム存続の危機。

ところで行くとしたら私は「19 MORIENTES」のユニフォームと「11 MORIOKA」のユニフォームのどちらを着たら良いでしょうね?今から悩みたいと思います。


04/05 UEFA Champions League QF 2nd leg
Juventus 0-0 Liverpool
トータル1-2でリバプールの勝ち抜け。


守り倒しましたね。すごかった。本当に良く守った。見終わってどっと疲れが出ました。
とにかくヒーピアは絶対に越えられない壁、という感じ。素晴らしかった。点数を頼りにするのもあまり良いものではないですが、オフィシャルの選ぶトップ5プレーヤーでもヒーピアはトップ。Sky Sportsでも10点中9点でトップ。もっともスペインのAS紙の記事では、一番良かったのはベニテス、時点がシャビ・アロンソ、と身びいきになってますが。いえ、シャビ・アロンソも良かったのですよ。

ということで「モリエンテスを獲得したチームはCLでファイナルに進むことができる伝説」が継続中です。出られませんけどね、ご本人は。次のリバプールの相手はチェルシー。今シーズンの対戦成績はプレミアシップで2敗、カーリングカップのファイナルで1敗。そのリベンジなるか、です。繰り返しますがモリエンテスは出られません…あー、やっぱり悔しいいいい。


それからリヨンがPK戦の末敗れたのは、残念でした。(モナコの敵をとってもらおうというのもありつつ)やはりモナコと同じリーグ・アンのクラブですから、勝ち進んで欲しかったのです。残念だ…実質負けてはいないのに。悔しそうなジュニーニョ・ペルナンブカーノが印象的でした。
あ、だからってモリエンテスはあげません。いいかげんあきらめてください。というか、しつこいです。何でそんなにモリエンテスに拘りますか?しつこいったら!

取らぬ狸のキニエラ

2005-04-12 17:16:00 | football
某WOWOWの有料放送局とは思えない大失態(開始から数分間、実況解説の音声が「森の熊さん」状態だった)も吹き飛ばすほどのクラシコの気持ちいい勝利。もうしばらく浮かれた記事を書こうと思います。
(しかし某WOWOWさん、普段ライブ放送やってないからイザというときに放送事故級の大失敗するんですよ?せめて副音声で現地音声つけてくれたら、あんな実況聞かなくて済むのに)

マドリーのオフィシャル記事より。
先日のクラシコが終わってからおよそ2時間後、イケルとエルゲラがラジオ・マルカに電話出演、いろいろとインタビューに答えました。そしてイケルは今後のマドリーとバルサの勝敗について、仮想キニエラ(サッカーくじ)をやったんだそうです。で、たぶん以下がその結果。「1」はカーサ(ホーム=左側)勝利、「2」はフエラ(アウェイ=右側)勝利、「X」はエンパテ、引き分けです。

JORNADA 32
 レバンテ-マドリー. -2- (66 ptos).
 バルサ-ヘタフェ. -1- (72 ptos).
JORNADA 33
 マドリー-ビジャレアル -1- (69 ptos).
 マラガ-バルサ. -X- (73 ptos).
JORNADA 34
 ラ・レアル-マドリー. -2- (72 ptos).
 バルサ-アルバセテ. -1- (76 ptos).
JORNADA 35
 マドリー-ラシン. -1- (75 ptos).
 バレンシア-バルサ. -1- (76 ptos).
JORNADA 36
 セビージャ-マドリー. -X- (76 ptos).
 レバンテ-バルサ -X- (77 ptos)
JORNADA 37
 マドリー-アトレチコ・マドリー. -1- (79 ptos).
 バルサ-ビジャレアル -X- (78 ptos).
JORNADA 38
 サラゴサ-マドリー -X- (80 ptos)
 ラ・レアル-バルサ -X- (79 ptos).

はい、これでマドリー優勝。わーい、やったー!

実際のキニエラを選手やスタッフ、審判などサッカー関係者がやることは禁じられているはず。ですから、こういうイベント的な機会でないとキニエラなんてできないでしょうが、選手の予想っておもしろいですね。
カーサの試合は絶対に勝たなきゃいけないとか、セビージャは調子良いからエンパテにしておこうとか、サラゴサもマドリーにとって苦手チームだからかエンパテになってたりとか。バルサの予想も、メスタージャならバレンシアが勝つだろうとか、ビジャレアルなら引き分けくらいにがんばってくれるだろう、とか。ただのファンと同じですね、もう。あ、最終節はフエラなんだ…ちょっと寂しいなあ。

ま、クラシコ勝利直後だから浮かれるのはぜんぜんかまいませんが、次のレバンテ戦で「……」なーんてことにならないようにお願いしたいところです。


さて、CLの2nd legが迫ったリバプール。大変ですよ。ジェラードの欠場が決まりました。すでにオフィシャルでも発表済みです。
DMFが…シャビ・アロンソは数ヶ月の怪我を経てリザーブリーグに復帰したばかり。ハマンもエバートン戦での怪我からまだ回復していなくて、出場は無理。大ピンチ…

でも、大丈夫です。がんばればきっと勝てます。
昨シーズンのモナコ。マドリーとの第1戦を終えた時点で2-4。中盤の要のベルナルディは出場停止、左サイドのエブラは1st legで負った怪我が治るかどうか微妙、CBのスキラッチとこちらも中盤の要のジコスが怪我で不出場。中盤から後は交代できないようなクライシス状態でしたから。それでも勝ち抜けました。だから、大丈夫。きっと。

ビスチャンとコンビを組むのは、ウェルシュかシャビ・アロンソ。シャビアロンソからは「もし必要とされるなら、ユーベ戦でプレイする準備はできている…ユーベ戦でプレイできるし、プレイしたい」と頼もしいコメントが。水曜日、どんな試合になるのか…。


追:21時過ぎ
シセはユベントス戦でのオプション

プレスカンファレンスより、ラファ監督はシセをユベントス戦でベンチ入りさせることを示唆。昨年の10月でしたか、試合中に足を骨折して今期中の復帰は無理だといわれていたのですが…。シセは昨シーズンまで、若い選手の育成で有名なオセールにいました。モナコと対戦したときはそれほど元気がなかったような気もしますが…髪型がステキすぎたことは良く覚えています。ともかくがんばれシセ!

おまけ:
「カシージャス」をマドリー地方的に発音するなら「カシーィヤス」だということが発覚。ま、それでも「カシージャス」でいきます。

現在増殖中

2005-04-12 11:54:00 | 研究
まずはお知らせを。
現在、goo blogが断続的につながりにくい状態にあります。付け加えて言うと、20時くらいから深夜1時くらいまでは、連続的につながりにくい状態です。
記事をUPしてもなかなか表示されないのはもちろん、トラックバックやコメントもすぐに反映されにくい状態にあります。ページの表示に時間がかかる事態も増えてイライラするかと思います、ごめんなさい。
参考までに、利用者からの苦情で埋まっているスタッフ ブログ


で、現在増殖中。
昨日の夕方、本年度最初の研究会がありました。いつもの通りずるずると長引き、17時~20時近くまで行われた研究会。もっともその大部分は私の実験結果報告だったのですが。春休みにやっていた実験の結果が思うとおりのものではなく、学会に出すのをあきらめるか、ダメでした、と言いつつも出すべきか、結果を見てもらいながら皆さんに考えていただきました。

そんな研究会、昨年まではKKC先生、研究員のYG先輩、院生が私とNZさんとINUさん、卒論生のTIZMさんとFJTさん、の7人でした。が、今年はすごい。
まず研究員が1人増えました。昨年度まではお隣の研究室で院生だったRたんが博士号を取って研究員になりました。
分野的に近いある研究室の教授が定年でめでたく退官されました。迷い子になった院生2名がこの研究室に所属することになりました。
卒論生は2名出て行った代わりに、4名入ってくることになっています。
外の大学の卒論生で、今年度うちの大学院の院試を受けたいと言っている学生さんがやってきています。
よその研究科の大学院生も、研究手法を勉強したい、と研究会に加わりました。

昨日はまだ全員揃いませんでしたが、合計で…14人?え、倍になったの?数えてみて、改めて驚いています。研究室に入らないよ、そんなに…

やったー!

2005-04-11 03:59:54 | football
クラシコ、勝ちました!

Liga Espanola 1a DIVISION - Jornada 31
Real Madrid Club de Futbol 4-2 Futbol Club Barcelona

マドリーの得点:ジダン(8)、ホナウド(22)、ラウル(45+1)、オーウェン(65)
バルサの得点:エトオ(28)、ホナウジーニョ(73)



おやすみなさ~い

マイケル・ジェームズ・オーウェン:「リーガタイトルを取れたらとてもすばらしいだろう」
最後には、仲間たちと同じだけの試合をしていることになるので、不満はないよ。僕は幸せだ。6ポイント差はとても小さいものだ。今はバルサにプレッシャーをかけていく時だ。リーガタイトルを取れたらとても良いだろうね。マスコミに僕のことがいろいろ書かれているけれど、僕は幸せだ。

チャビ・エルナンデス:「キーはラウルのゴールだった」
この結果は気がかりなことだけれど、僕たちは次の試合に勝つだろう。僕たちが十分に良いプレイをして賞賛に値すると信じている。キーになるのはラウルのゴールだった。マドリーは彼らのチャンスを活かした。それが僕たちへのダメージになった。

ホナウド:「僕は幸せだ。僕は笑顔を忘れなかった」
とても満足している。僕は笑顔を忘れなかった。幸せの中にいるよ。今日のような重要な試合でゴールすることはとても素晴らしい。僕たちはとても難しい試合を勝ち取った。バルサはこの試合で大きな勝点を失った。僕たちはついていかなければならない。監督は僕に、チームのサポートにまわるように言った。だから僕は今日の試合のように多く動くことになったんだ。正直に言って、バルサのことはほとんど考えなかった。ただ僕のチームのことを考えていた。

イケル・カシージャス:「彼らのゴールは痛かった」
結果には満足しているけれど、いつだって彼らにゴールを奪われるのは痛い。互角の試合だった。正直なところバルセロナには多くのチャンスがあった。でも結果はこのとおり、4-2だ。勝点を獲るのは、いつでも重要なことなんだ。

ホナウジーニョ:「充分なアドバンテージがある」
僕たちは素晴らしい対戦をした。僕たちにはいくつかの瞬間に多くのアドバンテージを示した。まだ僕たちにはこの先に試合があるし、落ち着いている。さらにまだ充分なアドバンテージがある。唯一心配なのは、エトオのことだ。僕たちが悲しんでここを去るのは当然のことだ。僕たちは良いプレイをした。

ラウル:「毎試合毎試合、進んでいく」
マドリーもバルサも、素晴らしいチームだった。だからこのような素晴らしい試合になったんだ。バルサはリーガ・タイトルをその手の中に収めている。困難なのはわかっているけれど、でもこの勝利で僕たちがリーガ・タイトルに少し近づけたのも確かだ。これから僕たちは毎試合毎試合、進んでいくしかない。そうすれば可能な限り最高の結果が残る。価値ある3ポイントを勝ち取ったのだから、次の試合を落とさないことが大切だと信じている。

ジダン:「リーグが生き返った」
リーグ戦は、このとても重要な勝利で生き返った。我々はすぐにゴールし、それでこの試合に完全にフィットすることができた。我々はこの試合を最終的な証明とみなし、例えば私がポストに頭をぶつけたときに生まれた私のゴールのような結果を見出すことができた。バルセロナは非常に良いサッカーをしていた。リーガのタイトルは困難だけれど、それを獲得するのは不可能ではない。今、ほんの少しだけれどタイトルに近づけたことが、練習を続けていくモチベーションとなる。

プジョル:「ロッカールームは熱狂している」
こんな風に敗れたことに困惑している。我々は差をつけるためにゴールを求めていた。結果は非常に困惑するものになった。なぜなら我々がゲームを支配し、チャンスを得ていたからだ。彼らが、成功した。この敗北が我々に影響しないように望んでいる。なぜなら他のチャンスで我々は上昇したのだから。エトオに何事もないことを祈ろう。すでに彼には笑顔が戻っているけれど。ロッカールームはとても熱狂した状態だ。

マルケス:「我々は怠慢だった」
ボールをストップさせるのに、我々は怠慢だった。そのコストはとても高くついた。そしてチャンスも、彼らを上回ることに結びつかなかった。7節が残っており、どんなことも起きる可能性がある。まだ我々は6ポイントのアドバンテージがあるし、平均得点でも上回っている。今、我々は次のヘタフェ戦のことを考えなければならない。それは簡単なものにはならないだろう。マドリーは我々のゴールの前ですばらしく奮闘していた。何ということもない。この敗北はプランのうちだった。

以上、AS紙より。

フィーゴ、いないの?

2005-04-10 22:15:07 | football
Liga Espanola 1a DIVISION - Jornada 31
Real Madrid Club de Futbol - Futbol Club Barcelona

ついにやってきました、年に2回のデルビー・クラシコであります。勝ち点差は現在9ポイント。クラシコでマドリーが勝てばその差は6になり、ちょっとだけ、ほ~んのちょ~っとだけ、リーガの面白みが蘇るとされています。まああまり期待しない方向で。バルサのチャビは「12ポイント差になるかもよ~」とナマイキなことを言っているそうです。ま、かわいくない。

今回のマドリーの予想先発で注目を浴びているのは、既にあちこちで報道されていますが、フィーゴが先発を外れること。ピボーテはグラベセン1枚、2トップにオーウェンとロナウドで、左にラウル右にはベッカム、トップ下にジダンなんだそうで。
大切な試合でそういう奇策はしないほうがいいと思うんだけどな、ルシェさん。往々にしてあまり成功しない気がするんです、そういう奇策って。
だいたいフィーゴのいないクラシコなんて…ええと例えて言うなら、なんだろう…ワサビのない寿司!(フィーゴ、寿司好きなんでこんなところで)。
フィーゴがスポルティング・リスボンからバルセロナに加入したのが95/96シーズン。バルサ在籍中の10回のクラシコはすべて出場したんだそうです(MARCAより)。マドリーに来てからは01/02シーズンに怪我で1回お休みしていますが、それ以外は出場。ビンやペットボトルを山ほど投げられても、豚の頭を投げ込まれても、ペセテロと呼ばれても。(CLで当たったときはお休みしましたが)。

表向きではオーウェンの調子が良いので使いたい、なんでしょうが、要するにフィーゴは来期の構想外だということなんですね。契約延長の話はないようですから。
ペレス会長の選挙公約によって、バルサからマドリーにやってきたフィーゴ(バルサの経済状況も原因だったといわれています)。バルセロニスタから裏切り者と呼ばれる一方で、マドリーに尽くしてきてくれました。が、5年がたち状況は変化。シーズン終了後には悲しいニュースが入ることになるのかもしれません。

フィーゴのことばかり書いていては情報にならないので、それ以外の直前ニュースも少し拾ってきましょう。
バルサで出場が懸念されていたロナウジーニョとプジョル。どうやら両方出てきそうです。やっぱりね。ロナウジーニョは(スペインに来たら皆が罹る)胃腸炎の回復がやや遅れ気味で、十分な状態ではないようです。プジョルはおそらく、気合、です。(気合とか根性という言葉が似合う、数少ないスペイン人。それがプジョル)。


ということで個人的には、サッカー界の無常を噛みしめながら見ることになるクラシコ(大げさです)。ともかくがんばれ、エル・レアル。

この試合はサンチアゴ・ベルナベウにて、本日19時(日本時間深夜2時)キックオフ。某有料放送局Wはこの時間にしては非常~に珍しいことにライブで放送してくださるそうです。ありがたや。

マンチェスター・シティ - リバプール

2005-04-09 21:47:33 | football
明日はクラシコです…の前に、リバプールの心配をすることにしましょう。ちなみにモナコ - リールのリーグ・アン4位2位対決は、レーニエ公の逝去に伴い延期されたため、モネガスクは今週末はお休みです。

Barclays Premiership Week28
Manchester City - Liverpool

モリエンテスにとっては2週続けて、同窓会です。今度はマッカこと、スティーブ・マクマナマン。(アネルカはもういません。ちょっと残念)。

スティーブ・マクマナマン。1999年にリバプールからマドリーに加入。CL制覇もリーグ戦制覇も経験しました。99/00のCLファイナル、対バレンシア戦で2点目を決めたのもマッカ。長身細身の特徴ある優雅なドリブルが魅力のMFです。

2000年の夏だったか、学会でイングランド、じゃない、イギリスに行ったときに、初めてスタジアムツアーなるものに参加しました。取り壊す数ヶ月前の、ウェンブリー・スタジアムです。ウェンブリーはイングランド代表の試合に使われることが多く、ロッカールームにはイングランド代表イレブンのユニフォームがぐるっとかけてありました。いつものように1人旅だったので誰に写真を撮ってもらうこともできず、ひっそりと「11 McManaman」のユニフォームの写真を撮って帰ってきました。
ま、要するにマッカ、好きな選手の1人なんです。

しかしこの試合、マッカはお休みのようです。先日のブログ記事にも書いたとおり、マッカは負傷に苦しみ引退を検討しているような状況。BBC SPORTのベンチ入り選手を見ても、マクマナマンの名前はありません。悲しいなあ。

さてリバプール。オフィシャルの記事によると、先日リザーブリーグで元気なところを見せたシャビ・アロンソ、今日の試合で試すことも予想されていましたが、ラファ監督は大事をとってお休みさせる様子。一方モリエンテスはスタメンが予想されています。いつも元気(すぎる)バロシュ君が赤紙による有給休暇3日のうち2日目を消費するため、今節もお休みです。
考えたら同窓会はモリエンテス-マッカだけじゃないんですね。ファウラーも同窓会、古巣対決になるんだ。

試合は本日15時、日本時間23時より。放送はもちろん、ありません。


23:58
1st half終了、0-0。テキスト中継だけなので何とも言えませんが…大丈夫、リバプール?ポゼッションは大雑把に言って6:4ってところだし、モリエンテスの名前はオフサイドで出てきたくらいだし…。名前が目に付くのは、キキ・ムサンパ。マラガにいた気がするんですが、今はシティにいたんですね。

翌00:45
モリエンテスout、ウェルシュin
すいません、お役に立てませんでした。

01:00
なんでこんな時間に…こんな時間に…
Manchester City 1-0 Liverpool
キキ・ムサンパ(90)

あー…