16/17 Liga Española 1a division Jornada 8
Real Betis 1-6 Real Madrid C.F.
マドリーのゴール:ヴァラン、ベンゼマ、マルセロ、イスコ、イスコ、クリスチアーノ・ロナウド
引き分け続きでインターナショナルウィーク明け、しかも怪我人離脱者も多いままと不安がないわけではなかったですが、終わってみれば。良い試合、良い勝利でした。ゴールラッシュも久しぶりだし、良い試合という意味では今シーズン初めてと言っていいかもしれません。
最終ラインにはマルセロが復帰し、モドリッチもカゼミロもいない中盤は、クロースとコバチッチ、そしてイスコの3人。今日はまずこのイスコの活躍が特筆ものだったと思います。シーズン早々から負傷離脱があったり、出場機会にも恵まれずに移籍の噂も出ていましたが、やはり手放したくないと思わせられる選手。積極的に前線へ絡み、攻撃をリード。マドリーでは貴重なリズムを作れる選手として、本領発揮できていたのではないかと思います。やっぱり何試合か続けて出場して、感覚を掴んでいくのが大事なんでしょう。しかもこの試合では2ゴール。1点目は高速カウンターの仕上げ、2点目は流れてきたクロスを落ち着いてエレガントなゴール。中盤が乏しいのはまだしばらく続くかと思いますので、継続してこんなイスコを見せて欲しいです。
もう1人、今日目立った選手をあげると、個人的にはこれはマルセロかなあ。やっぱりいるといないとでは全く違う。クリスチアーノとの連携が増えるのもチームにとってプラス、積極的にシュートも狙っていくし。本当に、もう怪我しないで欲しい…。
守備は当分ラモスがいないため、ぺぺヴァランでしばらくいくと思いますが、今日は2人の攻撃参加が面白かったです。ヴァランはゴールもさることながら、あの俊足でサイドを駆け上がり、ぺぺもカウンターのチャンスに一気に上がり、最後まで前線に残った挙句クリスチアーノとの連携からイスコのゴールをアシストへ。失点はいただけないですが、良い試合ができた、こういう試合をしていけばいいんだと、選手たちが共通して理解し感じられた、そういうものになったのではないでしょうか。
14人でゴール
3点:ベイル、ベンゼマ
2点:ロナウド、ラモス、アセンシオ、イスコ
1点:クロース、モラタ、モドリッチ、ぺぺ、ダニーロ、ハメス、ヴァラン、マルセロ
今シーズンここまでのリーガでの得点者は、なんと14人(UEFAスーパーカップを入れると15人)。トップチーム登録のフィールドプレイヤーが21人ということを考えると、なんともすごい数字ではないかと思います。どうしてもクリスチアーノのゴール数が伸びていない、ベンゼマがもたついてる等が気になったりするかもしれませんが、ざっくり言えば、どこからでも点が取れるチームになっている、と言えるのではないでしょうか。
何を言いたいかというと、WOWOW&城は、ひたすらクリスチアーノをけなす解説を続けなくても良いですよ、と。