ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

エコー再検査

2012年02月19日 | Family
今月の検診はエコー再検査だった。
先月首の後ろの皮膚の厚さ(=ダウン症の疑い)と腸管ハイエコーでひっかかったので...。
っていうか先月腸管ハイエコーでひっかかったっていうことを忘れてましたよ。
あまりにも聞きなれない単語が並ぶと忘れるんだねぇ。

今回のエコー検査は予約の時間を15分オーバーしてスタート。
…受付は予約時間の15分前なのにねぇ。
サイズは前回いっぱい測って順調だったので、前回ひっかかった項目に重点を置いて検査開始。
と、その前に念のための性別確認。
間違いなく男の子でした。
ドクターとジョセフ君、そしてShantia揃って

「ティア、性別変わらなかったよ」

と言ってみたら

「…変わることってあるの?」

ととても混乱した顔で聞いてきた。
ううん、ない。
あんなにしっかり映った場合はほぼ確実。

今回のエコー検査も45分くらいかかったんだけど、今回は6番目さんがとにかく動く、動く!!
画面見てると感心するくらいにずーっと動いてた。
前回は45分間全く動かなかったのに…。
極端じゃない??

首の後ろの厚さが分かる写真を何枚か撮り、腸と骨の色のコントラストを示す写真を数枚撮り、心拍数を計り、羊水の量を量り…。

一通り検査が終わるとドクターが

「先週ね、3Dのエコー機械が入ったの。使ってみる?
この子相当動いてるから難しいかも知れないけど」

と6人目にして初の3Dエコー体験!!
これに"No"っていう人いるのかしら?
3Dエコーってどんなものか全く想像がつかなかったんだけど、普通のエコーで写真を撮ってそれを3D化するんだね。
かわいい写真を撮ろうとドクターが何度も挑戦してくれたんだけど、6番目さんってば腕で顔を隠したまま微動だにせず。
さっきまであんなに動いていたのに。
何度取り直しても顔の前に腕があって肝心のお顔が見えない!
普通のエコー検査中はあくびを何回も見せてくれたのに。
1枚だけかろうじて鼻と目が少しだけ見えるっていうのがあったけど、本やインターネットで見る3Dの胎児ちゃん写真には程遠かった。
あえていうならまだ脂肪が足りなくてちょっとしわしわ?!
苦労した末にドクターが

「この1枚で最後ね。この子本当に動くわねぇ。
いい勉強になったわ」

と感想を述べた。
教材になれて光栄です。

検査の後にドクターが写真を4枚プリントしてくれた。
前回いっぱいプリントしてもらったから今回はもらえないかなぁ、と思っていたのでちょっと嬉しい。
OBドクターの検診の順番を待っている間に待合室でティアに写真を見せてあげることに。

「ほら、ティア見る?Babyの写真だよ」

と言いながら写真の紙を広げ、最初の写真を指差して

「これ、Babyのおしり」

と言うと、なんとも言えない顔で母を見てきた娘。
斜め横に座っていた妊婦さんが思わず吹き出してたのが印象的だった。
でも6回妊娠してて胎児ちゃんのおしりの写真をもらったのは初めてなんだよ。
毎回性別判断できる写真はもらうけど、おしりだよ?!
エコー検査中にドクターが

「これ、赤ちゃんのおしり。これ、割れ目」

って説明してくれたときは新鮮な感動があったよ。


さてさて、肝心のエコー結果。
OBドクターの説明によると、首の後ろの厚さは平均値になっているからダウン症の心配はないらしい。
でも腸の方はまだハイエコー。
前回の写真と比べると薄くはなってきているものの、まだ白く写ってるからなんとも言えないようだ。
様子を見る以外に出来ることはなく、何かしたからといってハイエコーが解決するわけでもないらしい。
ハイエコーの考えられる原因は6種類ほどあるらしく、ただのFalse Alarmから実際赤ちゃんの生死に関わるものまで幅が広いとか。
ドクターが説明に困っている様子で

「正になんともいえないんだな」

というのがよくわかった。
この腸管ハイエコーっていうのがまたやっかいで。
白人種に多くてアジア人には極めて少ないというは前回聞いたんだけど、そのおかげで日本語での情報が全くと言っていいほどない!!
英語ならそれなりにあるけどShantiaに英語での医学関係の理解力はあまりない。
情報が得られないから我が家の6番目さんがどんな危険な可能性を持っているかが分からない。
それがなによりも不安。
一応ジョセフ君に少しリサーチしてもらって説明してもらったところによると、

"重度の腸管ハイエコー(echogenic bowel)を持っている胎児ちゃんを妊娠した場合、高い確立で妊娠前期に流産する。
前期を乗り越えても出産まで至るケースは少ない。
仮に無事出産出来ても多くの場合は生後15日ほどで亡くなる"

らしい。
これは重度の場合。
他にも感染が原因で腸がハイエコーになるとか何らかの原因で羊水に血が混じってそれを胎児ちゃんが飲んで腸が光って写るとか、いろいろ。
じゃあ6番目さんは何なのか、と問うとやっぱり答えは

「今の段階じゃわからない」

となるわけ。
コントラストが薄くなっていることとハイエコー以外は極めて順調でよく動くというのがせめてもの救い?!

あんまり心配しすぎても胎教に良くないだろうし、心配したところで何も変わらないからここはもう天任せで祈るしかない。
後は普通に妊婦生活を楽しむことにします。
とりあえず今日も6番目さんはしっかり動いてくれてます。

ってことで来月は普通の検診+グルコーステスト。
あぁ、またこの時期がやってきた…。

Valentine's Day☆2012

2012年02月19日 | Family
日本にいたときは毎年バレンタインが近づくと

「チョコあげようかなぁ?どうしようかなぁ?」

と好きな人がいる・いないに関係なく思い、スーパーやデパ地下のバレンタインコーナーを通るだけでわくわくしていた。
アメリカだってバレンタインは盛り上がる。
お店は日本以上にバレンタインモードになって、赤とピンクがとにかく目立つ。
但し売っているものはチョコ以外がとにかく多い。

ほとんど物欲のない旦那を持つShantiaは毎年バレンタインが近づくと

「...何かした方がいいんだろうか?でも何を?!」

と悩む。
チョコが大好きなわけでもなく、アメリカンな甘い物は喜べない旦那。
欲しいものと言ったら大抵高い。
(専門がコンピューターですからねぇ)
毎年悩むんだけど結局何もしない妻。
ここだけはアメリカ文化のいいとこ取りをしていると思う。

"バレンタインデー=お互いに贈りあうのは素敵。でも基本男性が女性に贈り物をする日"


バレンタイン前夜、フラから帰ってきたらジョセフ君が

「さっき、家庭訪問教師が来てバレンタインのプレゼント置いて行ったよ」

と教えてくれた。
"あらっ、うれしい"とは思ったものの、それが何か、どこに置いてあるのか聞かなかった妻。
疲れてたんですよ、すでに。
その1時間後くらいに冷蔵庫をあけてビックリ。
手作りの『果物ブーケ』が入ってるじゃないですか!
思わず

「おぉ!!」

って言ってしまった。
何よりも花瓶になっている容器がかわいい~。


バレンタイン当日の早朝、セロハンテープの音で目が覚めた。

「...キリ、こんな朝早くから人の部屋で何物色してるんだろう?」

と眠い目をがんばって少し開けて音のするほうを見るとキリより遥かに背の高い人影発見。

「...キリじゃないねぇ。...お嬢さん?!キリ以上に何してるか疑問だわぁ」

と思いつつ薄目で様子を見る母。
(っていうか薄目以上目が開かなかった)
ティアはセロハンテープで壁に何か貼っているらしい。
前夜のディナー時、子供達に母の記憶に残る2大バレンタインの話をしたんだよね。
一つは高校2年のとき、もう一つは婚約中のとき。
ティアはどうやら婚約中にパパがママにしてくれたサプライズを真似しているようだ。
そしてこのティアバージョンももちろんサプライズらしい。
じゃないと朝5時45分に暗い母の部屋でごそごそ作業しないよね?
ティアが一瞬振り返ったので薄目を閉じてしっかり寝てる振り。
また作業に戻ったティアを見ながら

「...こんな朝早くに起きてサプライズを用意できるなんてすごいな」

と感心しましたよ。
そして寝に戻った母。

1時間後に起きて電気をつけた部屋で改めて壁を見てみた。
白い紙をハート型に切って色を塗った、ていうところが9歳児。
パパの時は図書館のメディアラボで画用紙を型抜きしてたからね。
驚いたのはコンピューターの上にカードがあったこと。
これには気付かなかったぁ。
これもパパも真似らしい。
ママへのカードはハート型でパパへのカードはルーズリーフってのが笑える。
ママのカードの中にはNickle=5円玉が貼り付けてあった。
母ってばバレンタインに娘から5円もらっちゃった。
これにも笑えた。

早朝のサプライズの全貌を見て満足しながらキッチンに行くとテーブルの上には花瓶に入った花束と『SweetLife』のデザートの箱2つ!!



これには朝から本気で驚いた。
正に

「おぉ!!!」

昨日の夜は花もケーキも見なかった。
もちろん買って用意してくれたのはジョセフ君。
子供達は

「ママいいなぁ。
パパはママを甘やかしてるよねぇ」

だって。
そりゃあ妻ですから。
どうやら前夜にマイキーをジムナスティックから迎えに行った帰りにお店に寄って買ったらしい。
と、マイキーが教えてくれた。
秘密事が苦手な人がいますね。
基本サプライズが下手なジョセフ君、今年は成功です。

その30分後くらいにお皿を洗おうとシンクの前に立つと昨日まで何もなかったスペースにミニバラの鉢発見。
ジョセフ君、今年はサプライズが多いね??


旦那の愛に対して何かするべきであろう妻はこの日あまり気分が優れなかった。
ちょっとスペシャルなことと言えばアレックスのジムナスティック中にキリと朝マックしたことくらい?!
ソーセージビスケットミールを頼んでキリがハッシュブラウン、母がビスケット。
ジュースは半分こ。
朝マックなんて滅多にしないからちょっとスペシャル。
あとは子供たちに『Got Milk』のフレーバーストローを買ったことくらいかなぁ?
日本の給食でおなじみミルメールのストロー版って感じがしたね。
子供達は喜んで牛乳を飲んでいた。
それくらいだね。
哀れにも旦那にはなにもなしっ?!
来年に期待してもらおう。

最後に『SweetLife』のタルト二つ。



4日かけて食べました。
とってもおいしかったぁ!!