ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

エコー検査

2012年02月04日 | Family
1月18日、エコー検査に行ってきた。
毎回の妊娠でこの検査が一番の楽しみだったりする。
ちなみに次の検査であろうグルコーステストは一番嫌いである。

エコー検査の予約は朝の8時15分。
つまり受付が8時。
...早いよねぇ。
普段なら朝の8時はまだパジャマなんだけど。
7時半ごろに友達の家にアレックスとキリを預けに行っていざヘルスセンターへ!!
普段はあまり通らない交差点から大通りに出ようとしたんだけど(そこが一番近かったから)、朝早いからか感覚が鈍っていてねぇ。
前の車に続いて左折しようとしたら対向車くるじゃない!!
しかも多分向こうは「信号が変わる前に通過しなきゃ!」って思ってたんだろうね、スピード出てた。
初めて本当に衝突すると思った。
一瞬血の気が引いたもん。
多分、あの交差点にいた全てのドライバーが一瞬パニックになったと思う。
前方を注意しなかった私が90%悪いんだけどね、本気で怖かった。
非常に嫌な出だしだったね。

その後は安全に運転できて無事にヘルスセンターに到着。
さすが朝8時、ほとんど人がいない。
なのに実際にエコー室に入ったのが8時20分。
...なぜ5分遅れるのだ?!

そうそう、今回の検査にはティアを連れて行ったんだよね。
ホームスクールの特権?!
マイキー妊娠中のエコー検査には連れて行ったんだけど、そんな7年以上も前のことを覚えているはずもなく。
一応"初めての"エコー検査同伴でワクワクしていた様子。

エコー検査台に乗ってドクターからの最初の質問は

「性別知りたい?それともお楽しみ??」

だった。
もちろん知りたい派。
ちなみにティアは切に妹が欲しいと願っておりました。
最初に性別を調べてくれたドクター。


男の子がもう1人増えるみたいねぇ」

だって。
そのときのティアの顔!!
半泣きだったよ。
ここ1~2年ずっと妹が欲しいって言ってたからねぇ。
でもこればっかりは母どうしようもないんです。
妊婦の母はそれほど残念でもなく、

「あぁ、また坊ちゃんか」

くらい。
男の子はすっごくかわいいんだけどね、女の子の服が買いたかったのよぉ!
ついでに言うと、4人続くと新鮮味がない。
新鮮味に欠けるだけでショックは受けなかったからいい方??
キリのときは男の子ってわかってかなり落ち込んだのよねぇ。
今回はティアの番だね。

性別が分かった後はとにかく検査、検査!!
頭囲や胸囲などのサイズはほぼ予定通りで順調。
ドクターが

「これ、すい臓ね」

って説明してくれるんだけど、素人の目には何も見えない。
心臓だけは分かる!
素人には見えないものがドクターによってサイズを測られるこの違和感。
専門職ってすごいわぁ。

心臓に流れる血流を調べたり、脳の断面図を調べたり。
とにかく徹底的に胎児ちゃんを調べる。
検査台のShantiaは1時間近く同じ方向(モニターのある方)を向いていたので首が痛くなった。

最後にいっぱい写真をプリントしてくれて、ティア用に別に胎児ちゃんの写真をプリントしてくれたドクター。
特別な写真をもらえたティアはすっごく嬉しそうだった。
それが弟でも、だ。

「妹欲しかったのにぃ~。
でもこのBaby、すっごくかわいい~!
これ、ティアの部屋に飾るんだー」

だって。
ドクター、姉の扱い方を知ってますね??


エコー検査のドクターは基本検査をするだけである。
何か問題点があればそれを妊婦さんに伝えるのはOBドクターの仕事。

1時間のエコー検査の後は続けてOBドクターの検診。
これまた20分くらい待たされたけどねぇ。

やっと診察室に案内されてドクターがやってきた。
確かキリのエコー検査の後は長い待ち時間に反して極短な検診だったんだよね。
でジョセフ君が驚いていた記憶あり。
今回はエコー検査の結果をもらったドクターが部屋のコンピューターにエコーの写真を出してきた。
その数100枚超えてます。
その中の一枚が頭部断面図の写真だった。
その写真を説明し始めたドクター。

「これはね、赤ちゃんの頭と首の後ろの皮膚、それからその間の液体の写真ね。
それぞれの厚みを調べた写真なんだけど、この子はちょっと首の皮膚が厚めなの。
首の皮膚が平均より厚いとダウン症の疑いがあるのよね」

って。
このときの母の心境:

「だからエコーのドクターが必死で断面図撮ってたんだね。
っていうか首の後ろの皮膚の厚さでダウン症の可能性があるか分かるの?!
皮膚の厚さって?!」

その医学的事実があまりにも衝撃的でただただ感動していたね。
そんなShantiaの心境を知らないドクターは話し続けた。

「でもね、目の間隔は普通だし小指の長さも普通だから可能性はかなり低いと思うの」

小指の長さ?!
小指の長さでもダウン症の可能性が分かるの?!
すっごいわぁ。

「心配ならもっと精密なエコー検査をやってくれるドクターを紹介するけど?
それとも少し待ってみてもう1回ここでエコー検査をやってみてもいいわよ。
精密なエコー検査の結果によっては羊水検査を希望してダウン症をはっきりさせたいっていう人がいるからね。
そういう妊婦さんは"ダウン症"なら中絶するっていう意見を持ってるんだけど。
あなたはその選択肢は選ばないでしょうから。」

だって。
えぇ、ダウン症かも知れないからって中絶する気は全くありませんからその点はお気遣いなく。
別に精密検査に行く必要を感じなかったので次回またエコー検査をするということで話が済んだ。

ドクター側からするときっと"妊婦さんによってはすっごく衝撃的な報告をしなければ"という話題だったと思うんだけど、Shantiaは本当に医学の進歩に驚いた時間だった。

その後に一応ドップラーで胎児ちゃんの心音を聞くことに。
せっかくドクターがティアに

「やってみる?」

って聞いたのにティアってば意味が全く分かってなくて行動に出なかった。
それでも"初めて"聞いた胎児ちゃんの早い心音に驚いてた様子はかわいかった。
私も最初に聞いたときはすっごく驚いたのよねぇ。


ということで、Shantia家の6番目さんはまたまた男の子らしいです。
密かに次のエコー検査では性転換が起こるんじゃないか、と思ってるんだけど素人には見えないすい臓をばっちり写真に撮れるドクターたちですからきっと性別は間違っていないんでしょう。
次のエコー検査はジョセフ君も一緒に行ける時間に予約を入れたのでちょっと楽しみだったりする。



6番目さんも「じゃ、またねー」と手を振ってる感じ?