フェスティバルのメインはもちろんエンターテイメント。
主催者側の我がハラウも踊った。
土曜日のステージは午後6時15分から。
でも予定通りに事が進むなんて滅多にない。
実際我がハラウのステージが始まったのは6時45分。
30分遅れ
ただでさえ毎回のショーが予定より長くなるハラウが30分遅れでスタート。
この事実にステージ進行チーフのマギーはもうハラハラ。
だって私達の後はスペシャルゲスト#2の『Makaha Sons』だからね。
待たせるわけにはいかないでしょう。
クムが用意した曲は全部で12曲。
どうするんだろう、と多くのダンサーが思いながらもとりあえず次の曲、次の曲へと衣装を着替えスタンバイ。
そこへニュースが舞い込んできた。
「レフアクラスの"Waikaloa"で終わりだって!!」
つまり残り5曲は踊らない、と。
一同、一安心。
"Waikaloa"の衣装を着てステージ裏でスタンバイしていた時、ある異変に気付いたレフア達。
会場が恐ろしく静かだ…
クプナ達が踊っているはずなのに音楽が聞こえてこない。
何があったんだ…。
そこへステージボランティア登場。
事態を説明してくれた。
クムの声がでなくなったらしい。
話なんかは出来るけど1~2曲前から歌声が出にくくなったとか。
ワシントン州から来ていたアンティ・マヌに歌の代理を頼んで1つ前の曲はアンティに歌ってもらったらしい。
でもクプナの曲はそうはいかない。
なんせクムが今年作詞作曲したんだもん。
ワシントン在住のアンティが歌詞やメロディを知っているはずがない。
クムは慌ててダンサー達の中へいき歌うように命じたらしいが、突然観客前で歌うように命じられて立派に歌えるわけもなく。
よって恐ろしいくらいの静寂に包まれた、と。
おぉぉぉ
私達の"Waikaloa"は有名曲だからアンティがしっかり歌ってくれたけど、あの静寂は怖い。
日曜日のハラウステージは午前11時からだった。
前日に踊れなかった曲優先、且つ、オープニングのカヒコの後は各クラスがアウアナ1曲を踊るプログラム変更。
そして最後に女性陣全員での"Mauna Loa"
アウアナの曲数が3曲から1曲+フィナーレに変更になったレフア達は小さく喜んだ。
前日に歌声に障害が出たクムはこの日、初めからアンティ・マヌに歌を頼んでいた。
クムはカヒコ専門にまわって。
土曜日も天気は良かったけど、日曜の朝はきれいな青空が広がっていて、でも空気はまだ涼しくて、で非常に踊りやすかった。
踊っていて気持ちいい
ハラウステージフィナーレの"Mauna Loa"はフラダンサーにはおなじみの超Kolohe=Naughty Song。
クムがステージオープニングの前に
「最後の曲はKolohe Songだし、それぞれの衣装でいいから」
と言っていた。
レフアクラスは何人かが最後に踊った曲の衣装のままで、何人かは次のゲストミュージシャンと踊る曲の衣装に着替えて、と2通り。
そんなレフアクラスがステージ裏に行くと、既にスタンバイしていたクプナ達に圧倒された。
みなさん、衣装がオリジナルすぎる
衣装の一つだった赤のAラインスカートをチューブトップのように着て、同じく衣装の一つだった黒のベルトを巻いてマオリのようになっているクプナ数名。
私服のTシャツにパレオを巻いて超カジュアルなクプナ数名。
赤Aラインスカートとセットで着ていた黄色のブラウスに普段着のパンツを組み合わせているクプナ数名。
アイリーンに至っては黄色のブラウスだけ、という過激な格好だった。
一応ブラウスは膝上丈だからショートワンピースとも言えるだろうけどね…。
クプナクラスでアラカイを務めるShantiaは数名のクプナ達に
「アイリーンがあの格好で踊る許可がいるんだけど、Shantiaどう思う?
許可くれる??」
って聞かれた。
並び方も何も決めないままみんなでワイワイとステージに適当に並び、クムが観客に曲の説明をしているのを聞いて笑い、非常に楽しく全員で"Mauna Loa"を踊ってきた。
踊っている最中でもしゃべるからね。
もちろんみんな笑顔、笑顔。
こういうのが出来るステージは楽しいねっ!!
最後にまとめて写真集
両日ともオープニングはカヒコ。
カヒコなしのクムのステージはありえない。
この衣装は今回初。
パウスカートはクムが一枚一枚染めてデザインをプリント。
それにダンサー達がロープを通した。
このロープを通す作業が非常に大変だった!!
16枚のパウを終わらせるのにダンサー10人以上が4時間以上がんばったね!!
4ヤード近くあるぺラン生地に5段のロープ。
1枚のスカートに4~6人のダンサーが作業をする。
通すのも大変だけど、一番大変なのはそのあと各ダンサーのウエストサイズまでスカートを縮める作業。
硬いぺラン生地は簡単には中央に寄ってくれない。
数人かかりでやってもあまり作業は進まなかった。
だけど!!
メキシコ人ダンサー・バニースがなぜが一気に、すごいパワーでスカート縮められることが判明!
バニースの後ろ側のロープを1人が持ち、彼女の前側のロープを3人でしっかりと握りしめ、バニース対3人の綱引き。
3人は相当ふんばらないとバニースに負けてしまう。
スカート作成作業二日目、まだ人手が少なかったときにShantiaは1人でバニースと綱引きをすることになった。
しっかりと重心を下において構えたつもりだったのに、バニースに完敗。
見事に肩から転がり引きずられ、みんなで爆笑。
その後からShantiaはバニースの後ろでロープを持つ係になった。
これほど大変だったスカート作成、バニースがいなかったら多分まだ終わってないと思う。
クプナクラス。
"Mauna Loa"用に大いにアレンジされた衣装の原型がこれ。
レフアクラス。
"Haleakala Hula"
"Mauna Loa"スタンバイ中。
"Mauna Loa"で最もKoloheな箇所。
Naughty, naughty!!
主催者側の我がハラウも踊った。
土曜日のステージは午後6時15分から。
でも予定通りに事が進むなんて滅多にない。
実際我がハラウのステージが始まったのは6時45分。
30分遅れ
ただでさえ毎回のショーが予定より長くなるハラウが30分遅れでスタート。
この事実にステージ進行チーフのマギーはもうハラハラ。
だって私達の後はスペシャルゲスト#2の『Makaha Sons』だからね。
待たせるわけにはいかないでしょう。
クムが用意した曲は全部で12曲。
どうするんだろう、と多くのダンサーが思いながらもとりあえず次の曲、次の曲へと衣装を着替えスタンバイ。
そこへニュースが舞い込んできた。
「レフアクラスの"Waikaloa"で終わりだって!!」
つまり残り5曲は踊らない、と。
一同、一安心。
"Waikaloa"の衣装を着てステージ裏でスタンバイしていた時、ある異変に気付いたレフア達。
会場が恐ろしく静かだ…
クプナ達が踊っているはずなのに音楽が聞こえてこない。
何があったんだ…。
そこへステージボランティア登場。
事態を説明してくれた。
クムの声がでなくなったらしい。
話なんかは出来るけど1~2曲前から歌声が出にくくなったとか。
ワシントン州から来ていたアンティ・マヌに歌の代理を頼んで1つ前の曲はアンティに歌ってもらったらしい。
でもクプナの曲はそうはいかない。
なんせクムが今年作詞作曲したんだもん。
ワシントン在住のアンティが歌詞やメロディを知っているはずがない。
クムは慌ててダンサー達の中へいき歌うように命じたらしいが、突然観客前で歌うように命じられて立派に歌えるわけもなく。
よって恐ろしいくらいの静寂に包まれた、と。
おぉぉぉ
私達の"Waikaloa"は有名曲だからアンティがしっかり歌ってくれたけど、あの静寂は怖い。
日曜日のハラウステージは午前11時からだった。
前日に踊れなかった曲優先、且つ、オープニングのカヒコの後は各クラスがアウアナ1曲を踊るプログラム変更。
そして最後に女性陣全員での"Mauna Loa"
アウアナの曲数が3曲から1曲+フィナーレに変更になったレフア達は小さく喜んだ。
前日に歌声に障害が出たクムはこの日、初めからアンティ・マヌに歌を頼んでいた。
クムはカヒコ専門にまわって。
土曜日も天気は良かったけど、日曜の朝はきれいな青空が広がっていて、でも空気はまだ涼しくて、で非常に踊りやすかった。
踊っていて気持ちいい
ハラウステージフィナーレの"Mauna Loa"はフラダンサーにはおなじみの超Kolohe=Naughty Song。
クムがステージオープニングの前に
「最後の曲はKolohe Songだし、それぞれの衣装でいいから」
と言っていた。
レフアクラスは何人かが最後に踊った曲の衣装のままで、何人かは次のゲストミュージシャンと踊る曲の衣装に着替えて、と2通り。
そんなレフアクラスがステージ裏に行くと、既にスタンバイしていたクプナ達に圧倒された。
みなさん、衣装がオリジナルすぎる
衣装の一つだった赤のAラインスカートをチューブトップのように着て、同じく衣装の一つだった黒のベルトを巻いてマオリのようになっているクプナ数名。
私服のTシャツにパレオを巻いて超カジュアルなクプナ数名。
赤Aラインスカートとセットで着ていた黄色のブラウスに普段着のパンツを組み合わせているクプナ数名。
アイリーンに至っては黄色のブラウスだけ、という過激な格好だった。
一応ブラウスは膝上丈だからショートワンピースとも言えるだろうけどね…。
クプナクラスでアラカイを務めるShantiaは数名のクプナ達に
「アイリーンがあの格好で踊る許可がいるんだけど、Shantiaどう思う?
許可くれる??」
って聞かれた。
並び方も何も決めないままみんなでワイワイとステージに適当に並び、クムが観客に曲の説明をしているのを聞いて笑い、非常に楽しく全員で"Mauna Loa"を踊ってきた。
踊っている最中でもしゃべるからね。
もちろんみんな笑顔、笑顔。
こういうのが出来るステージは楽しいねっ!!
最後にまとめて写真集
両日ともオープニングはカヒコ。
カヒコなしのクムのステージはありえない。
この衣装は今回初。
パウスカートはクムが一枚一枚染めてデザインをプリント。
それにダンサー達がロープを通した。
このロープを通す作業が非常に大変だった!!
16枚のパウを終わらせるのにダンサー10人以上が4時間以上がんばったね!!
4ヤード近くあるぺラン生地に5段のロープ。
1枚のスカートに4~6人のダンサーが作業をする。
通すのも大変だけど、一番大変なのはそのあと各ダンサーのウエストサイズまでスカートを縮める作業。
硬いぺラン生地は簡単には中央に寄ってくれない。
数人かかりでやってもあまり作業は進まなかった。
だけど!!
メキシコ人ダンサー・バニースがなぜが一気に、すごいパワーでスカート縮められることが判明!
バニースの後ろ側のロープを1人が持ち、彼女の前側のロープを3人でしっかりと握りしめ、バニース対3人の綱引き。
3人は相当ふんばらないとバニースに負けてしまう。
スカート作成作業二日目、まだ人手が少なかったときにShantiaは1人でバニースと綱引きをすることになった。
しっかりと重心を下において構えたつもりだったのに、バニースに完敗。
見事に肩から転がり引きずられ、みんなで爆笑。
その後からShantiaはバニースの後ろでロープを持つ係になった。
これほど大変だったスカート作成、バニースがいなかったら多分まだ終わってないと思う。
クプナクラス。
"Mauna Loa"用に大いにアレンジされた衣装の原型がこれ。
レフアクラス。
"Haleakala Hula"
"Mauna Loa"スタンバイ中。
"Mauna Loa"で最もKoloheな箇所。
Naughty, naughty!!