ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

Enchanted Forest その①

2010年08月13日 | Mainland
先週の土曜日、Enchanted Forestに行ってきた。
(ホームページはこちら)
オレゴン州に存在する片手で数えられるしかない貴重なアトラクションの一つ。
場所はオレゴン州都のセーラム、ユージーンから車で北へ1時間。

夏休みだから1箇所くらい家族で楽しめる場所に行きたい、と妻がピーピー言いまして。
えぇ、私が。
セーラムなら近場だし、子供向けだし、ってことでジョセフ君も同意してくれた。

『Enchanted Forest』は高速沿いにあるのでポートランドに行くたびに見るんだけど、高速からは駐車場と絵本に出てくるような家1軒しか見えない
後は木、木、木!!
『Enchanted Forest』って言うくらいだから森なのだろう。

夏場しか営業していない『Enchanted Forest』、この日の営業時間は午前10時~午後7時。
開園と同時に行きたかったのに、いつも通り予定を30分過ぎて到着。
なぜいつも30分ずれるのだ…

車を止めて駐車場に降り立ちまず気付くこと:
地面が真っ直ぐではない

ちゃんと舗装してあるからストローラーや車イスも押しやすいんだけど、傾いてる。
これは園内に入っても同じだった。
とにかく坂道が多い。
いや、坂道しかない。
登ったり降りたり。
しかもそれらの道はかすかに右やら左やらに傾いているので、真っ直ぐ感ゼロ
それがShantiaは非常に気に入った
歩いてるだけで楽しい。

しかも木がいっぱい茂っているので、素敵な木陰がどこにでもある。
日焼けするのがきらいなジョセフ君がとても嬉しそうだった。
木は多いけど木漏れ日いっぱいで暗くないので、陰気な感じはゼロ。
日焼けや暑さを気にせず遊べるっていいわぁ。
山の斜面、木々を壊さずに上手に利用して作られたアトラクションって感じだった。

さてさて、園内に入るにはもちろん入場料を払うんだけど、それと同時にブレスレットを買う。
つまりブレスレットを付けていれば乗り物乗り放題。
ブレスレットがなければチケットを購入して、この乗り物はチケット2枚、あっちはチケット3枚、と細々した作業をしなければならない。
我が家は子供達がブレスレット、大人はチケットにすることにした。
乗り物は身長制限があるものがあるので、身長40インチを境にブレスレットの値段が違う。
我が家のチビっ子アレックス、入り口で測ってもらうと身長ぴったり40インチ!!



これには驚いた。
入り口の基準で40インチだったので一応上3人と同じブレスレットを購入。
もしも乗り物に乗れなかったらその差額を返金してくれるって。

中に入ると看板があって
『お城から始めてみよう』
と書いてある。



ここにはご丁寧に道順があるのだ。
感心したね。
道順が最初に連れて行ってくれるのはStory Book Laneという、おとぎ話&マザーグースの世界を歩けるエリア。



これは『ヘンゼルとグレーテル』のお菓子の家。
中には釜戸と魔女、その横にグレーテル、檻の中にヘンゼルのディスプレイ。

『不思議の国のアリス』では木のほら穴を歩ける。
子供達がちょっと背中を曲げないといけない位の高さなので大人はダックウォークである
なんか鍛えられてる感じ…。

『白雪姫』のコーナーは小人の家に白雪姫と動物達、近くの洞窟に小人達がいた。
洞窟の出口は滑り台!!
こういうのが楽しい。

山&森を生かした作りの故に、本当に森を散歩しているような感じで次々とおとぎ話の世界が見れて、予想以上に楽しくて気に入ったな。

Story Book Laneの最後には靴の滑り台!!
これは無料。
これまた山の斜面を上手に利用して作ってある。
緑のカーペットを持って列に並んで滑り台を滑る。
子供だけじゃなく大人も楽しそうに滑ってた。
Shantiaは怖がりティアと一緒に見てるだけだったんだけど、見ているだけでワクワクしちゃった。



ジョセフ君はキリと滑ってみた。
キリ、無反応。
笑いも泣きもせず。
…怖すぎたんだろうか。
シャーちゃんは1回、マイキーとアレックスは2回挑戦。

靴の滑り台を楽しんだ後は道順に沿ってWestern Townへ。



こちらは西部劇に出てくるような町並みが再現されている。

その町の端っこに
アブラハム・リンカーンとの無料写真撮影
というコーナーがあった。



子供達を差し出してみると大統領直々に子供達にコスチュームを着せてくれる。
なんて優しいんだ。
坊ちゃんたちは銃やら剣やらを手に出来て幸せそうだった。
やっぱり男の子だねぇ。



『Western Town』の隣に最初のアトラクション(?!)である『Haunted House
があった。
3階建てらしいお化け屋敷
ここに着いたとき、まだチケットを買っていなかったので子供達だけで中に行ってくるように促すジョセフ君。
怖がりティアは行くはずがない。
残り3人は勇敢にも一緒にお化け屋敷の中に入っていった!!
.
.
.
んだけど、すぐに出てきた
「どうしたの?怖すぎる??」
と聞くと、
「真っ暗すぎて怖い」
とのこと。
これはやっぱり一緒に行かなきゃ無理だよ、ってことで西部の町でチケットを買って家族揃ってお化け屋敷へ。

入り口が閉まると、確かに暗い。
暗すぎで何も見えない。
提訴大国アメリカだからこんなに暗いならきっと段差もなにもないんだろう、と考えとにかく前へ進む。
階段のところは少し明るく…って言っても足元が見える程度に光があった。

ここの『Haunted House』、日本のお化け屋敷のように急に何かが飛び出てきたりはしない。
怖い系の展示物がいっぱい。
2~3箇所だけ歩くとシューッ!!と霧が出るところがあって音に驚くくらいかな?
後は怖くない。
暗いという感想の方が強い。
ジョセフ君と2人で
「もう1回入ったからいいよね。
次回があれば、ここは飛ばそうね」
と話していた。

この後から遊びモード全開に。
その②に続く…