ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

ワインマジック レ・クロとヴォーデジール入れ替わりの種明かし

2012-03-19 23:30:44 | ワインバーでのひととき1改訂四話 完
 レ・クロとヴォーデジールの入れ替わりのマジックは、簡単な理論です。

簡単と言っても、実際にこのワインマジックが可能かどうかは別ですが。


① シャブリ・グラン・クリュ レ・クロのラベルの上にヴォーデジールのラベルを

貼ります。


② シャブリ・グラン・クリュ ヴォーデジールのラベルの上にレ・クロのラベルを

貼ります。



 するとヴォーデジールのラベルのワインを注ぐと、中身はレ・クロですね?

レ・クロのラベルのワインを注ぐと、中身はヴォーデジールということに

なります。



 そして、二つのワインを覆っているハンカチを取り払う時、元のラベルの上に

貼られたラベルを剥がすと、二つのワインが入れ替わります。



 

ワインバーでのひととき ファースト(改訂) 70ページ目 マジシャンソムリエとの対決  

2012-03-19 22:54:37 | ワインバーでのひととき1改訂四話 完
【70ページ】


 高木社長は、怪訝な顔つきをして、和音のテイスティングコメントを聞いていた。

彼が、いつも飲んでいるお気に入りのレ・クロとは、どうも違っているような気が

するのだ。


「和さんが、飲んだのはレ・クロですか?」

「いえ、ヴォーデジールだと思います。」

和音が、狩野の方を向き、マジックを使ったの?と問いかけるような表情を見せ、

答えた。


「高木社長には、和音さんが選んだヴォーデジールを飲んで頂きます。」


 狩野は、赤いハンカチで覆われたボトルを取り上げ、そのままソムリエナイフを使い、

抜栓した。 そしてワイングラスに注いだ。

高木は、それを手にとり、香りを嗅いだ。


 「おっ、ハチミツを思わせる完熟した果実香がする!」


高木社長は、ワインを一口飲むと、いつものレ・クロだと確信できた。


「狩野さんのマジックだ! これはレ・クロだ! レ・クロとヴォーデジールが

振り替わったということか?」


高木社長が、狩野に問いかけた。


「それでは、ハカンチを取り払いましょう。」


狩野は、赤いハンカチと白いハンカチを手に取り、カウントを発した。


「1、2、3!」


両方のハンカチを同時に取り払うと、レ・クロとヴォーデジールが入れ替わっていた!

サツマスミレとスイートバイオレット白花

2012-03-19 21:20:32 | 園芸店のスミレ
 大型園芸店で、東洋蘭の金鳳錦をカゴに入れて、スイートバイオレットの白花を

探しました。


 日本スミレが別のコーナーでも陳列されていました。

小諸スミレ等持っていないスミレがあったのですが、1苗500円もしたので、

買うのを諦めました。


 店内をさらに見て回っていると、スイートバイオレットがありました。

紫と白とクリームの3種が陳列されています。紫はすでに先週買っているので、

白花をカゴにいれました。 スイートバイオレットは198円です。


 


 アップの画像です。  


 



 その後、日本スミレの陳列されている場所に戻り、サツマスミレをカゴに入れました。

このサツマスミレは298円でした。


 


 アップの画像です。サツマスミレは、ほんとに小さなスミレですよ!





 
 ※金鳳蘭の香りは、においスミレのような香りがします。