ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

「酒」という字 3-3

2012-03-31 06:55:54 | 30万冊の古本から見つけた豆本百話 完
 酉の字はそもそも昔の酒器から来たものなのです。

即ち殷時代の酒の象形文字は下図右のようなものでした。


 これによりますと底辺がとがっていますが、そのころの酒器の下は、尖形で

あって、燗をするため灰や地面につきさして使ったに違いありません。


 それが、周、秦時代になって来ますと、下図左のような形になり、底が丸く

変わって来ました。


 そして中に横線があるのは、壷の中に液体が入っていることををあらわして

います。


 またこの頃からサンズイが表れて来ましたが、それも左側でなく右側について

いるのも興味があります。




 豆本 酒の古典語典 酉の巻65ページの画像です。




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六人の先生のスパイスおもしろ会話 改訂 12ページ目 色の違いは?

2012-03-30 23:40:55 | 六人の先生のスパイスおもしろ会話
【12ページ】


「先程からの話で、ピンクペパーはコショーの仲間でないというのは判ったのですが、

ホワイトペパー、ブラックペパー、グリーンペパーは品種の違いですか?」


大地先生は、疑問に思っていたことを皆に訊ねた。


「それは、植木先生の専門分野かな?」


国分先生が、植木先生の方を見た。


「料理の理子先生は詳しいと思いますが・・・・。」


植木先生は、理子先生の方へ目をやった。


「それでは、私から説明させて頂きます。ホワイトペパーもブラックペパーも

グリーンペパーも同じコショーの実なの。」


「品種の違いではなかったのだ! どうして色の違いが?」


大地先生は、さらに疑問が湧いた。


「判った!」


国分先生が大きな声で叫んだ。


「ホワイトペパーは、まだ実が大きくなる前のコショーだ。 グリーンペパーは

実が大きくなったが、まだ熟していないコショーだと思う。ブラックペパーは

完熟したコショーだね。」


「説得力があるわ!」


史子先生もそう思った。


「理子先生、国分先生の説明でいいの?」


学先生は、ホワイトペパーの説明に少し疑問を感じた。
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ワインバーでのひととき ファースト(改訂) 79ページ目 マジシャンソムリエとの対決   

2012-03-30 21:21:18 | ワインバーでのひととき1改訂四話 完
【79ページ】


狩野は、ブランショの入ったグラスを右手で持ち上げ、頭の後に回した。


「高木社長、このグラスは何でしょうか?」

「『水』!」


高木は、狩野の言葉につられて思わず答えてしまった。


狩野は、左手も頭の後に回し、グラスを左手に持ち直して、前に持ってきた。


「高木社長、お水をどうぞ!」


高木は、グラスを受け取ると、香りを嗅いだ。

しかしワインの香りがしない!

頭をかしげながら、一口含む。


「水だ!、ブランショが水に変わっている!」


結局、高木社長は、ブランショを飲むことができなかった。

そして、テーブルには、シャブリ・グラン・クリュのプリューズだけが残っている。


「最後の一本は、プリューズです。」


狩野は、箱をプリューズの横に置き、箱の正面を開けた。


「高木社長、プリューズを箱に入れてください!」


高木は、狩野に言われた通りに、プリューズを箱に入れた。

そして、狩野によって箱は、閉じられた。

次に、狩野は、細長い剣を八本用意した。


「これらの剣でワインの入っている箱を突きます。」


狩野は、一本目の剣を箱の正面の中央部から奥へ突き刺した。

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天然春蘭赤松開花始める

2012-03-30 06:05:33 | 野の草花・ガーデニング
 中国自動車道の赤松SAの農産物直売で、偶然見つけた天然春蘭を購入しました。

その春蘭に『赤松』と名前を付けて育てています。


 『赤松』には、花芽が四つ付いていました。

昨日、仕事に出かける前に見ると、花芽四つの内一つが開花を始めていました。






 アップの画像です。

リップの斑点が特徴の花でした。



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ワインバーでのひととき ファースト(改訂) 78ページ目 マジシャンソムリエとの対決  

2012-03-29 23:23:29 | ワインバーでのひととき1改訂四話 完
【78ページ】


「私も和さんの意見に賛成です。」


高木は、うなずきながら言った。


「それでは、ミルクではなくブランショを飲みましょう。」


狩野は、さっとハンカチを取り払った。


「おっ!」


高木が感嘆の声を発した。


「ミルクだ!」


ブランショのラベルがミルクのラベルに替わっていた。


「和音さんと高木社長が、ミルクよりシャブリ・グラン・クリュのブランショを

お望みだったので、ラベルだけミルクに替えました。ご安心ください、中身は

ブランショのままです。」


「我々が、ミルクを希望したら、中身もミルクに替わっていた?」


和音が、狩野に訊ねた。


「マジックは、相手との心理戦でもあるのです。できることもあれば、

できると見せかける場合もあるのです。」


狩野は、ミルクに替えることができたかどうか、曖昧に答えた。

そして、ブランショを抜栓し、二人の為にグラスに注いだ。


「和音さん、どうぞ!」

「おっ、正真正銘のブランショだ!」


「高木社長もどうぞ!」
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