＠映画「Make Us Dream」リバプールFCの英雄スティーブ・ジェラード
リバプールの街、サッカーが作り上げた伝説のチームと選手の一人、伝説の男となったスティーブン・ジェラードのドキュメンタリー映画だ。１９８０年５月３０日に生まれた天才児が数々の試合で活躍、才能・頭角を出し始め奇跡的な優勝をする。サッカー熱狂は時に惨事を招く、従兄弟を試合での暴動で亡くしたのだ。８歳でリバプールFCのアカデミーからジェラードの選手としての活躍が始まる。１０代にはチームは上位にも達することなく敗退、民衆と街はドン底に落ち込む。２０代には次々とゴールを決め、チーム優勝。２００１年にはPFA最優秀選手に選ばれた。しばらくチームはチャンピオンシップでの優勝がなく、２００５年、チームキャプテンとなったジェラードは最強のチーム（資金力で集めた選手のチーム）チェルシーと対戦するが、敗退。ヨーロピアン・セミファイナルで再びチェルシーと対戦、１点のゴールで優勝。そしてチャンピオンシップファイナルでACミランと対戦、前半４５分で３対０と圧倒的に劣勢となり、応援の観客も機を逸したと盛り上がりが消え失せ、失望感がただ寄る。が、後半にミラクルが起こる。後半始め、一気に３点を盛り返し、観客が再び熱狂的に盛り上がる。最後はゴールキックで優勝を果たし、チーム、観客も総立ち大歓喜を呼んだ。まさにミラクル、奇跡を呼び込んだ逆転で優勝をもぎ取った。 その後２０１４年度のチェルシー対戦で敗退を機に２０１５年現役引退。それまで６９５試合、１８０ゴール、１０の優勝カップをものにした英雄だ。＊＊最後まで諦めず、やり遂げる事で何かが変わると信じたチーム。凱旋するとリバプール（街・民衆）を再び蘇らせた。リバプールFCのスローガン「You will never walk alone」は印象的だ。
