ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

組織のボスが「敵」、誰を信じていけば良いのか「ニック・ラストフューリー」⭐️3.5

2022-04-30 12:17:20 | 映画から見える世の中の動き
味方だと思った人物が実は敵側、さらにその人物が大臣ともなると誰を信じて行動したらいいのか、迷う。 現代社会でも信頼していた上司が逆手にとって自分をコケ落とす側というのも大きな組織には多々ある。 地位名誉を選ぶ、人として最低な人間だが「情」などない人(利己主義・自分だけは)が徐々に増えている社会は恐ろしい。
「ニック・ラストフューリー」
妻を殺された犯罪凶悪を追い詰める警官ニック、人質との交換でTV局を襲撃したギャングと交渉していくが、実はその裏で内務大臣がその裏工作の中心人物でロシア(凶悪犯)との契約を企てていた。ところがその凶悪犯は何者かに狙われており、ニックが保護しながら交渉に挑むことになった。


日本の賃金はやっぱり年々目減り『世界賃金上昇一覧表』

2022-04-30 09:33:45 | 世界の常識(平均値など)
@世界の平均賃金上昇変化一覧 日本は先進国でも賃金が上がっていないことが一目瞭然 既に日本は韓国に追い越され賃金は安い さらに日本の経済活動が他国と比べても遅く、伸び率に期待できないということになる。この原因はやはり国策が機能していない、政治家、財務省、日銀の所為にしたい。(税金が将来への経済成長に使われていない) 資料:OECD賃金年表(先進主要国一覧・世界の一覧はサイトをご覧ください)





自分自身の変化は人のために行動すること『好きにならずにいられない』⭐️4

2022-04-30 07:34:16 | 映画から見える世の中の動き
@「運のない男」と言って仕舞えばそれまでだが、一人の女性と出会う事で人の為に何かしたいと外に出る事に勇気を貰ったことは素晴らしい変化だ。映画の結末は悲しいが、多分数年後には彼女と一緒に暮らしているのではと想像させてくれる素晴らしい映画だ。
人は変化をしたいと思うがなかなかできないもの、だが、どこかで誰かのためならば勇気が出るということかも知れない
『好きにならずにいられない』
アイスランドの飛行場で働くシャイで太った独身男43歳のフーシ。出逢いの少ないフーシに母親はダンスのレッスンに申し込む。そこで出会った小柄な花屋に勤めると言う女性に興味を持つ。だが、何か問題があるのか深い付き合いをしたくない、と言い、うつ病を患っていることで一人で悩んでいた。 気の優しいフーシは出来ることをやってあげ一緒に住みたいと願ったが・・・エジプトへ一緒に行こうと計画したことも結局一人旅になる。


一枚の写真『人にももっと道徳を教えなくては!』

2022-04-29 09:09:18 | 一枚の写真
「人間に道徳をもっと教えなくては!」「最強の武器を持った人間ほど怖いものはない」
核を持ったたった一人の独裁者が発狂したら世界はどうなるのか。一瞬にして世界は人類は滅びるに違いない。 たった1万年しかない人間の歴史で・・・
地球の誕生:45億4千年前
脊椎動物の誕生:5億4200年前
爬虫類の誕生:2億5千万年前
霊長類誕生:6550万年前
ヒト族・二足歩行動物:700万年前
北京原人:50万年前
ネンテルタール人:23万年前
石器時代の始まり:1万年前
(写真提供:Bbmail)

人の幅を広げる技とは『レンジ知識の「幅」が最強の武器になる』

2022-04-29 07:41:10 | 経営・リーダーシップに必要な事
世の中には生まれつきの「天才」もいるが大凡人は時間をかけ、さまざまな経験と時間を基にスキルを磨き上達、人生の「成功」へと進む。ここにある「幅を広げる」は「寄り道しながら試行錯誤し、体感していく」まさに次の3つがキャリア・スキルアップのポイントなると思う。 
1、好奇心:何事にも興味を持ち「寄り道してみる」
2、探求:どうしてだろう、なぜだろうと疑問を持ち答えを探し求める
3、情熱:興味のあるものに対し時間を惜しまず没頭できること
『RANGE知識の幅が最強の武器になる』デイビッド・エプスタイン
「超専門化」よりも、知識の「幅(レンジ)」のある人が成功する
「無駄な時間を削減」は逆にあちこち寄り道しながら考え、経験する方が多くの力の源となる
ー「超専門化」した人よりも、多くの分野に精通し知識と経験の「幅(レンジ)」のある人のほうが成功しやすいことが、さまざまな調査や学術研究で裏付けられる
ー幼い頃から英才教育を受け、若くしてプロゴルファーになり世界を席巻したタイガー・ウッズのようなサクセスストーリーにあこがれ、学ぼうとする人は多い「1万時間の法則」
「効率が高い」「時間のムダがない」「近道」とされる手法として、そぎ落とそうとしている「非効率な学習」「ムダな時間」「まわり道」にこそ、長期的に「真の価値」がある
ー質の高い幼児教育は「寄り道」「試行錯誤」早く熟達するために省略できるものではなく、むしろ不可欠なものだ


世界の常識:スピードリミット・道路最高速度制限

2022-04-28 09:30:10 | 世界の常識(平均値など)
現在日本には設計上、速度が120km/hを超える高速道路は全国総延長で691kmあると言うがほんの一部しか認証されていない。車の機能も性能も既に50年前とは全く違うものになっており、実際ドイツのアウトバーン(62%の8000kmは制限時速規制なし、残り38%5000kmはそれでも130m /h)は事故も少ないと言う。 世界標準から見れば70〜80km/hは既に大きく変わりつつある。


「世渡り上手」の権力者には気をつけよ『Blacklight』⭐️4

2022-04-28 08:56:20 | 映画から見える世の中の動き
@権力で部下を思うがままに利用、操作する。立場の弱い、弱みを知ることで如何様にでもできる権力を持つ。リアル社会で言うならば競争相手、あるいは部下の手柄で自分が出世する輩だ。自分では手を下さない臆病な輩に限って権力を持つ組織、所謂「世渡り上手」は世間に多くいることを知ることだ。
『Blacklight』
強烈なアクションスリラー映画。トラビス・ブロック(リーム・ニーソン)は政府の影で働くFBIのフリーエージェントで、ブロックのボスであるFBIのチーフロビンソン(エイダン・クイン)だけが知っている任務に就く「社会更生人」。オペレーションユニティを指摘していた謎の男ダスティ(テイラー・スミス)がジャーナリストミラ・ジョンズ(エミー・レイバーランプマン)の助けを借りたが何者かに殺される。その理由を隠そうとするボスと衝突、すると娘と孫娘の姿が突然消える。それはボスの権限で関係者等を抹殺する方に動き出した事を知る。


昔の知恵は現代でも役に立つ『江戸作法から学ぶ系的暮らしの知恵』

2022-04-28 07:50:41 | 歴史から学ぶ
昔からの言い伝えは現代でも参考(暮らしの知恵)になるものも多い。それに生活そのものが粋だ。自然をそのまま受け入れ感性のまま楽しむなど。「山椒の葉を叩いて香りを楽しむ」「雨の降り始めに魚はよく釣れる」「弱った油に塩」「旬なもの時期」など
『江戸作法から学ぶ快適暮らしの知恵』村石利夫
人情味のある豊かな生活を創造した江戸の知恵と作法を今に生かす。
盛り塩」の由来
    中国皇帝の女宮へは牛が車を引っ張り、その牛が塩を求めて止まった事
「柳行李」やなぎごうり 呼び名理由
    旅などで利用する柳の皮で編んだ荷物入れ
「卓袱台」ちゃぶだい 呼び名理由
    脚を2つ折に持ちハケベル家庭用テーブル
「ぬか袋」の効用
    美白法・洗顔として用いた。由来は中国則天武后
二八そば」の由来
    蕎麦粉8割、小麦粉2割 (2x8=16 16文で販売されていた)
「月夜の蟹は食えね」の意味
    カニは月夜に卵を産むので味が少ないという(エビも同じ)
「夏はカツオに冬マグロ」旬の時期
    カツオだけは5月~7月(美味しい時期)
「5月の腐れ鯛」まずい時期    
    5月の鯛はまずい(産卵後になるから)
「山椒の葉は叩いてから」食べ方
    こうすると香りの成分が出る
「魚は肉から、鳥は皮から」焼き方
    魚は身から焼けば崩れない
「弱った油には塩を入れよ」漁師の知恵
    油が黒っぽくなった時塩を入れると勢いが増す (金魚も同じ)
    (コーヒーに塩を振るのも美味しくなる)
「大きな大根辛くなし」
    辛い時には少量の酢を入れる
「桃栗3年柿8年」
    更に梨の馬鹿野郎16年と続く (みかん6年、橘7年、柚子8年、梅13年)
「スイカの大量出荷の年は台風が多い」
    夏が雨が少なかったことが理由
「池の鯉が跳ねると雨」
    雨の降り始めは魚がよく釣れる
「蟻が卵を運ぶと大雨」
    蟻の予知能力
「爪につめなく、瓜につめあり」
    つめとうり(瓜には棘がある)
「冬至には南瓜を食え」
    土手南瓜ほど味がいい(中気にならないという昔の風習)
    (初物を食うと長生きする)
「暑気あたりに椎茸」
    咳止め、風邪にもより(昔は熱中症にも良いと言われた)
「酒は百楽の長」
    病気は酒で治した(酒は百毒の長・酒はキチガイ水)
「産屋の風邪は一生続く」
    子供の病気は親の責任(幼児期に風邪を聞かせないように)
「火傷にはアロエ」(医者要らずの異名)
    アロエ効果は殺菌力が強い、火傷、切り傷、水虫に効く


当たり前が当たり前で無いと思う子供の躾『ワイルド・バレット』⭐️4

2022-04-27 16:20:34 | 映画から見える世の中の動き
子供の好奇心は測り切れない、特に悪事への好奇心は親ですら見抜けない。親の責任は重大で且つ大切だ。日頃の対話を欠かさず何かあったら追求、時には叱りつけることも子供への躾では無いかと思う。 最近はその親の責任、教養・教育・躾が昔ほど厳しく無いことが「世間の当たり前のことが当たり前だと思わない」子供が増えているのは悲しい。
『ワイルド・バレット』
イタリアン・マフィアがギャングに襲撃されるが一転逆襲するとそれは覆面警官だった事で、その場で使用した拳銃をジョーイ(ポール・ウオーカー)が隠す。ある日隣の子供が発砲事件を起こすと、その拳銃は隠しておいた拳銃と分かり、追跡する。実はそれは息子によって持ち出され次々と悪達の手に渡り、遂にロシアンマフィアとの関係に繋がり、互いに牽制し合う羽目になる


一枚の写真『危なっかしい仕事!』

2022-04-27 09:29:37 | 一枚の写真
「やっぱりできない日本のデジタル改革!」
デジタル庁がまともに動けるのはいつになるのか。やっぱり政治家の人選は「身内」ばかりで「熟練・専門家」ではないこと。大臣も少なくとも過去デジタル系の経験者にしてほしいところだ。
(写真提供:Bbmail)

女性5人の「アクションシーン」が魅力に『355』⭐️4

2022-04-27 07:41:29 | 映画から見える世の中の動き
@女性5人の格闘シーン、追跡シーンなど今までに無い男顔負けのアクション映画だ。美女5人の活躍は目を離せないアクションシーンが連続、見応えがある。女性優位、それは今まで映画はどちらかというと美女としての「魅力」を描いてきたが、女性が鋭いスピード感あふれるアクションに対応してきたことで今後も増え続けることに期待したい。
『355』The 355(English Titile)
女性5人のアクション映画だ。極秘兵器(電子制御・磁場電波妨害)が傭兵の手に渡ったとき、CIAエージェントのメイソン は、ライバルのドイツ人エージェントのマリー(ダイアンクルーガー、インザフェード)と力を合わせる。 MI6の味方であり、最先端のコンピュータースペシャリストであるカディジャ(ルピタニョンゴ)と、熟練したコロンビアの心理学者グラシエラ(ペネロペクルス)は、それを取り戻すための致命的で画期的な任務を遂行していく。謎の女性、リン・ミ・シェン(ビンビン・ファン)が極秘兵器を奪い逃亡する、だが奪い返され、追跡、破壊する。


財政難で政治家がすること『徳川幕府の資金繰り』

2022-04-26 09:14:26 | 歴史から学ぶ
徳川幕府3代将軍までの潤沢な財源もその後は備蓄が瞬く間に減り財政難に、それ以降幕府は再建の見通しがなかったことが明確だ。特に幕末における外国と借款までするという事実は、大政奉還(幕府返上)がもはややもう得ない状況であったことが頷ける。「歴史の繰り返し」は、質素倹約等せず財政難を逃れるとたちまち資金難になる様は現代の政治家等の思考と変わらないのではないかと思える。新たな経済収入構造を構築をできない、しない。しかも政治家は一才国家予算の削減はせず浪費を増やし、収入源は簡単に新税を設け続ける構造は国民にとってもう限界だ。よって財務大臣、日銀総裁は国民が賛同する政策を早々に発信することだ。
『徳川幕府の資金繰り』安藤優一郎
「概要」豊かな財政を誇った徳川幕府も、資金繰りには悩まされていた。将軍の浪費、インフラ整備、相次ぐ災害、鉱山経営の停滞……。財政難を背景に幕府が資金繰りに奔走した歴史を、五つの時代に分けて解明。
ー徳川家康の富(家康から三代将軍家光まで財政は豊かだった)
    前:所領250万石(直轄領100万石)vs 秀吉1850万石(直轄220万石)
    後:250万石+780万石(直轄400万石)+金銀銅山(鋳造権の独占)
  >>収入
    年貢+鉱山(勘定所が管轄:大久保長安)
        1602年には銀山産出量1万貫(3万7500kg)を超えたがそれ以降減産
        鋳造権で中国からの粗悪な銭を排除(銭貨の統一)
    貿易は必要なものだけの供給で財源は期待されなかった
    大規模年貢米システムで江戸に備蓄、保管された(常に40~50万石)
    江戸には蓮池御金蔵、奥御金蔵と巨万の富を蓄えた
ー財政難の始まり(4代将軍家綱から7代将軍家継)
    原因:江戸城の大火(明暦の大火)と年貢量の限界・鉱山の減産・富士山の大噴火
   収入源として:大火復興費用を大名名義(天下普請:御手伝名目で徴収)
    江戸改造(百万都市計画)環境整備費用・寺復興事業(奈良大仏修繕)
    貨幣改鋳(荻原重秀による金貨銀貨含有量を減量)
        元禄小判:金の含有率を86.8%から57.4%
ー財政再建に取り組む(8代将軍吉宗から10代将軍家治)
    対策:新田開発や年貢率のアップ・大名への上米令・商業活動への運上金・冥加金
        豪商や豪農の資金(御用金)・幕府による公債割当(低利での貸付)
    8代吉宗:質素倹約(1日2食で1汁1菜・衣服は木綿)人員整理
        新田開発には奨励金・公募し資産を拡大させた(140万石から156万石に)
        年貢率をアップ(30%から50%)させたが定額量「定免法」とした
        幕府としての金融業公金貸付開始(低金利で貸付 原資は運上金・冥加金)
            1842年貸付額259万両(拝借金91万両、取替金16万両)
        富裕層からの御用金で借金し、利息付きでも返済できなかった
            豪商・豪農から借金(御用金)を踏み倒す結果になった
            125万両のうち55万両が元金で返済不可となり利子38万両も未返済
        河川の普請費用は大名が負担・各藩の負担とした(朝鮮通信使の費用も地元負担)
    1730年の幕府財政収支の内訳
    >>収入の部
        年貢63.7%、貿易利潤6.9%、御用金3.6%、小普請3.4% その他18%
    >>支出の部
        切米・役料40.7%、役所経費20.4%、米買上げ14.2%、奥費用8.3%
ー財政負担を押し付ける(11代諸軍家斉から12代将軍家慶)
    11代将軍家斉の50人の養育費と将軍家としての格の経費
    大名等からの御用金の上納を繰り返し京都御所、江戸城の再建をさせた
    天明の大飢饉、米騒動などから町民からの飢饉備蓄の7分積金が成立
    蝦夷地の開拓経費の負担    
    鋳造で再び含有量を減らす
    松平定信:大奥へのメスは(年間20万両:200億円相当)3分の1まで縮小
        江戸の豪商からの資金(御用金)
    1843年の幕府財政収支の内訳
    >>収入の部
        年貢39.1%、貨幣鋳造25.6%、御用金10.2%、その他19.3%
    >>支出の部
        切米・役料23.3%、役所経費23.3%、参詣7%、米買上6.7%、奥費用6.4%
ー外圧が招いた財政破綻(13代将軍家定から15代慶喜)
    開国・通商における海防経費及び長州藩再征(軍事費:300万両)
    相次ぐ事件での賠償金負担増
        生麦事件(10万ポンド)
        下関戦争補償(300万ドル)
    参勤交代の緩和で軍事費捻出(3年に1度・江戸滞在100日など)
    藩札発行するが大政奉還で消滅、各地の藩が勢力を持ち始める(薩摩・長州など)
    兵庫開港での100万両はフランスからの借款(小栗忠順)


一夜の思い出ほど記憶に残る『サンストローク ロマノフ王朝の滅亡』⭐️3.5

2022-04-26 07:40:48 | 映画から見える世の中の動き
たったひと時の素晴らしい思い出。戦時中、かけがえの無い想い出が2度とやってこないと知っていた女性。 あまりにも無残で悲しい結末だが、生涯で一番いい思い出を作ることができた大佐は幸運だったと思うことかもしれない。 何が「幸福」なのかは人それぞれだが、現代においてある程度の「喜怒哀楽」があることだと思うが、戦争で過去の思い出も一気に失くなるのは悲しい。
「サンストローク ロマノフ王朝の滅亡」
1920年クリミア半島、革命で敗れた将校たちが多く集められていた。その中の一人は戦争の前のアッと過ぎ去ったひと夜を思い出す。 一人の女性への一目惚れからたった一夜だけの交わりを大切に女性は養実の早朝姿を消す。デンマーク、ドイツ、ウクライナは歴史的戦争で黄金の宝石・絵画など多くが失われていると言う。また、1918-1922年までにロシア南部とクリミア半島での死者は8百万人を越えたとあり、映画の巻末シーンは、最後の敗者の将校たち数百人がボロボロの汽船鮨詰めされ島流しにされると思いきや、船底に閉じ込められ沈没すると言う、まさに敗者にはジェノサイドが例外なく行われていたのかもしれない。


剣の立ち回りなど驚くほどの動きだ『グリーン・デスティニー』⭐️4.0

2022-04-25 10:08:00 | 映画から見える世の中の動き
人は武器を持つことで「勇気」と「恐怖」を感じなくなる。映画の剣術裁きシーン、それに空中を飛び交う様、竹藪の中での決闘は素晴らしい映像だ。何事も熟練してこそ身につくもの、それは「術」(才能)であり、一夜でできるものなど無いが、映画の中で天性ある2人の女優ユーとイエンの立ち回り捌きも素晴らしい
「核」最強の武器を持ったプーチンは世界を破滅に導くのか、少なくとも新たな憎しみを持った人々が増え長い戦争になりそうだ。
「グリーン・デスティニー」
鋼板のように軽く薄いが鋭い切れと硬い鋼鉄の名剣「グリーン・デスティニー(碧名剣)」を武闘家のリー・ムーバイ(チュウ・ユファン)は弟子のユー・シューリン(ミシェル・ヨー)に託し刀をしまう覚悟を決める。だが何者かに盗まれたことから再びリーが取り戻そうと動き出す。盗み出したのは剣術を学んだイエン(チャン・ツイイー)、リーは弟子にしようと画策したが最後まで拒まれその師匠の毒針にやられる。


何が人にとって「幸せ」か、富、地位、名誉『大いなる遺産』⭐️3.5

2022-04-25 06:26:00 | 映画から見える世の中の動き
富か地位か、名誉か、でも最後に選ぶのは「幸せ」。映画だからそうなるのか、現実は富だろう。 現代どんな綺麗で道徳的なことを言う人でもやはり「金」には敵わないのだ。 「金が支配する社会」は自由主義が作り出したが、社会主義でもこの世は同じだ。多くあっても困らないのが「人の欲と金」(減ると困るのも欲と金)だからだ。
「大いなる遺産」
鍛冶屋の息子ピップが遺産を受ける億万長者に指名される。それは過去の家族・人間関係が複雑に交差しているからだった。がそれで富を得る者と失くす者がいる。昔、囚人を食べ物で助けたことが後編に出てくる。それは刑期を終えたその囚人は他国で大儲けをして、その助けてもらった恩義でピップに財産を贈るためにきた。だが、再び逮捕されたが命も奪われた。ピップは更に昔あった娘の恋心を描き、大人になってからも確かめようとする。