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自らの気付き・分析・仮説をアウトプット『アウトプット思考』

2024-07-12 07:45:40 | 経営・リーダーシップに必要な事
本書にあるように誰もがいつでも情報を検索、引用できるネット社会では情報のインプット力と言うものの差はなく、アウトプットへのシフトが強まるのは道理だ。昔からよく言う「相手を知る」ことから的を絞った、適切で的確な情報を自らの気付き、分析、仮説を提案できる事だと、思う。コンサルタントがよく使うような方式、パズルなどは、新たなアウトプット思考にこの自らの発想の気付き、分析、仮説を是非提言してして欲しいものだ
『アウトプット思考』内田和成
「概要」AIに決して代替されない自分になるために。
ベストセラー『仮説思考』『論点思考』『右脳思考』3部作の著者が送る「アウトプットから始める知的生産の技術」。「知的生産術の決定版。これだけでいい」
情報が氾濫する時代。「データはたくさん集めれば集めるほどいい」と考える人は多いだろう。しかし、著者はそれを真っ向から否定し、「情報収集(インプット)は最小でいい」と主張する。大事なのはむしろアウトプットから逆算し、情報収集になるべく時間をかけず、最大の成果を上げるという視点。その方法として、「20の引き出し」「デジタルとアナログの使い分け」「脳にレ点を」といったユニークな手法を紹介。リサーチにも、企画立案にも、文章執筆にも、コミュニケーションにも役立つ手法を余すところなく解説する。
「インプットを最小にして、アウトプットを最大にする」(人とは違う視点を手に入れる)
・情報のインプットはもはや評価されない(インプットが競争力を失う)
    だからこそ「アウトプット」で差をつける・・・仕事の本質を見つけ出す
    「仕事」と「作業」を分ける・・・時間の無駄使い
    「情報」目的、目標、立場にあったものを明確にする
    「目的」は意思決定の手助け・アイデアの元になる・コミュニケーションの手段になる
    そのためには意識的に短時間で決める努力
    自分と相手との共通点と異論点を掌握する(説得か共感か)
・「アウトプット」の変化
    相手を知り尽くす・共感を生み出す
    議論した上で情報の再構築、仮説+アイデアの創出
    SNSでの情報発信
ネガティブ情報の収集
    気付きを得る情報(足で稼ぐ情報・現場)
    人脈ネットワークの活用(専門知識・専門分野意見)
    書籍・雑誌・ネット情報の活用(信頼性とアップデート)
    海外の情報(企業・習慣・傾向)
    情報の流れを検分
        収集・発見・気付き・分析・加工・編集・発信・対話・議論・説得・脅かし


海外生産・販売の拡大、国内のロボット化・生成AIフル活用

2024-07-11 12:42:58 | 経営・リーダーシップに必要な事
『人手不足、原材料高が重し コロナ後の回復、足踏み―6月日銀短観』時事通信記事。今後日本のとるべき姿、それは海外での生産のみならず前工程(企画設計)も含めた生産体制と販売を強化させることに尽きる。海外からの人材はこの円安では日本に赴任しない、したくない現状が続く。更にこの機に日本は生成AI化・デジタル化・ロボット化を促進し人材不足を多少でも克服できるようにすることが優先される。(企業は海外で収益を上げ国内に還元する)


次世代交代への日本企業に経済復活期待!

2024-06-29 12:31:03 | 経営・リーダーシップに必要な事
『時価総額上位500社で構成されるTOPIX500指数企業のうち、45%で2021年以降に最高経営責任者(CEO)が交代している。これは米国の36%、欧州の42%を上回る。経営者が若返った企業にはトヨタ自動車や三越伊勢丹ホールディングス、リクルートホールディングス』Bloomberg記事。日本のようやく次世代交代劇が始まるのか高齢者役員の交代で女性と若い次世代が経営者となり経済の復活を期待したい。企業が変化すれば政治も政治家も変化(世代交代)。


老年「プロ」がすべき次世代教育・ボランティアの姿!

2024-06-21 07:39:47 | 経営・リーダーシップに必要な事
『ジャンボ尾崎以来34年ぶり! 片山晋呉が守った「れいちぇる」臼井麗香との約束「1個でも助けに」』スポーツ報知記事。素晴らしいプロの真のアクションだと感激です。スポーツに限らず「プロ」の腕、知恵、技等を次世代に伝えることへの情熱がこれからもっと伸びることを期待したい。(ただし政治家の老年の知恵等は要らない)




経済復興は自国の資源エネルギー確保『世界と日本経済大予測2023-24』

2024-06-14 07:36:23 | 経営・リーダーシップに必要な事
@現実本書では今後の日本は原発の再考、インフラ投資、国際分業体制などに期待、しかしコロナ禍で過保護された企業の倒産が増え、生活費は高騰するが、賃上げはないとある。
私が思うに、日本のボトルネックは「資源エネルギー」(電気・ガス)の自国努力だ。史上における世界の戦争は、石油の奪い合いが発端となっており、日本の第二次世界大戦も米国の供給停止から発生し、戦後のオイルショックでも大きく経済を揺るがせた。そこで日本が取るべき政策は海中深くに眠る鉱物資源とエネルギー資源・メタンハイドレートの早急なる開発だと確信している。ODAなどで諸外国に投資するよりまず国内で最大限に図るべき時期だ。その理由は、ロシアが米国含めEU諸国からの経済制裁下でも大きく経済停滞しないのは鉱物資源の豊かさであり、中東諸国の産油国でも同じだ。
『世界と日本経済大予測2023-24』渡邉哲也
「概要」戦後最大の好機を逃すな! 「東西新冷戦」「習近平の独裁体制」「GAFAMの衰退」なども言い当てた経済予測本の最新刊。円安・物価高で日本経済はピンチか? いや、大チャンスだ。その根拠を示す。ロシアによるウクライナ侵攻から始まった2022年。世界的なインフレと資源高騰による物価高が日本経済を襲う。だが、「1年前から兆候は見られた。リスクに対する対策を講じていたら、危機は未然に防げたはず」と著者は言う。
・「ロシアvsウクライナ戦争」「トランプ大統領再登板」「台湾有事」「対中政策」「EU加盟」
    世界の戦争の背景には支配欲が蠢いている(自国グローバル化)
    天然資源鉱物・エネルギー資源を得るための領土獲得に動いている
    カリーニングラードの存続(ロシアの飛び地の存在)
    戦争終焉は核へのスイッチ次第となるのか(ロシア最後の抵抗)
    原子力開発への再開発(ドイツエネルギー不足)
    SDGはそれぞれ「やっているふり」する諸国
    半導体投資と開発(中国vs米国の制裁)
    資源高騰による債務増と食糧危機
・デフレマインドを変えれば景気は上向く(日本の取るべき行動・政策)
    倒産企業が増える(コロナ禍で給付金などで支援された)
    チャイナリスク(台湾問題・不動産不況・生産者倒産・若者失業)
    国際分業・分散体制への確立
    原発(小型原発開発)電力ロス軽減
    内燃技術力を高める(発電所・機械)
    賃上げ(2022年企業物価指数9.7%vs消費者物価3.0%)
    メディアを反面教師にする(大手メディアの賞味期限切れ記事・使い物にならない)
    外国人旅行者には高付加価値のサービスを提供
    ネット広告拡大(マスコミ媒体の収益減退)つまらない番組・再放送番組など消滅
    インフラ投資(造船、鉄鋼、軍事、半導体・都市開発)
    アジア富裕層の東京マンション投資
    銀行の半減(銀行の役割減)vsネットバンク


顧客への細かな配慮『おもてなし経営』

2024-04-04 07:45:17 | 経営・リーダーシップに必要な事
コーチングビジネスによる「おもてなし経営」とは    
人生には様々な出会いから得られる経験が重要です。時代の変化に合わせて、自身の成長と能力を発揮することが大切です。ビジネスを起業、継続、発展させるには、「おもてなし経営」の理念が重要で、ここにあるコンシェルジュサービスを根本とした、顧客への細やかな配慮が必要不可欠可欠となる。具体的なステップとして:
  1. 課題の把握と整理: 顧客の抱える問題点を正確に理解し、整理する。
  2. 適切な対処方法の検討: 把握した問題に対して、最適な解決策を見出す。
  3. 「Tell me your story」(目標・目的)から「まず行動してみる」への導き: 顧客の要望を丁寧に聞き取り、迅速な行動につなげる。
  4. 「おもてなし経営」の実践: 顧客の満足度を最大化する、きめ細やかなサービスを提供する。
このようなプロセスを通じて、ビジネスの継続的な発展を実現することが可能だ、と言う事。
人生には様々な出会いから得られる尊い経験が重要であり、 ビジネスの成功には「おもてなし経営」の理念が不可欠だと、言う事だ。
『おもてなしの経営』新堀進
ー第一部は仕事とその経歴
    大学での勉強が生かされるべく選択したソニー。製造部門での苦労した結果、時流に乗ったと見られたパソコン事業、米国派遣と果たしたが事業解散。コンピュータ部門での経験は米国ソフト、ハード関係企業で再開できたがこれまた解雇され、遂に出会うことになる「コンシュルジュ」コーチングサービスへと舵を切る
ー第二部は第二の人生としての仕事と人脈・知恵
    コーチングビジネスの事例紹介など問題・課題の整理・把握から対処方法を導いていく
    「笑声」で安心と信頼を得る
    ①タイムマネージメント(効率性と生産性を考える)
    ②役割とタスクを守るマネージメント(適材適所・役割分担で効率を高める)
    ③戦略的な活動に集中する(
スタンフォード大学ジョン・クランボルツ教授
 5つの計画的偶発生理論:brand happen stance
    ①好奇心:常に新しい事に興味を持ち、知識や経験を得るために、積極的に学び続ける
    ②持続性:目標を設定し、諦めずに努力し続ける
    ③楽観性:前向きな姿勢で可能性を追求し、困難や失敗にも前向きに対処する
    ④柔軟性:こだわりを捨て、新たな挑戦に果敢に取り組み、柔軟な姿勢を持つ
    ⑤冒険心:結果が不確実でもリスクをとり、挑戦する


「金銭感覚・価値」を小学生から学ぶこと『GAFA時代の人生戦略』

2023-12-25 07:42:49 | 経営・リーダーシップに必要な事
@人生訓、誰でも何らかの経験で身を持って感じている事がある。ここにもその多くが「幸福」「成功」「愛」「健康」別に列記している。特に気になったのが若いうちから金銭(投資)の価値観を見出すことだ。義務教育では往々にして「お金」に対する意識が薄く大人になって初めて「投資・資産・税金」などを勉強する羽目になる。子供達に対して「子供貯金」などから身近な実体験させることは将来の「人生設計」で重要だと感じた
『GAFA時代の人生戦略』スコット・ギャロウエイ
「概要」5000人が受講、100万人が視聴した「伝説の授業」、ついに書籍化!激変する世界、ますます無慈悲になる現実――。「GAFAが創り変えた世界」を、私たちはどう生きるか。
ありふれた成功法則に惑わされることなく、「迷い」も「恐れ」も振り切る「不変の原則」とは。
ー幸福の講義――激変する世界で幸せになる
成功したいなら若いうちからとにかく一生懸命働く(汗をかき、体を鍛える)
・良きパートナーを見つける(肉体的・価値観・金銭についての価値観)
学歴+大都市=お金(情熱+価値観+金ー人間関係への投資・モノより経験に投資)
・裕福:幸福 (支出よりも多い受動的所得があること)
ー成功の講義――格差が広がる世界で金を手にする
常にハングリーであれ(才能だけでは絶対に成功しない:自分の得意なことを見つける)
・簡単なことをきちんとこなす
・金融危機は5年から7年周期(景気は思った以上に早く変わる
・企業等が高いビルを建てる時期・CEOのエゴがで始める時期は要注意
・資産を分散させる(タイミングを知る・現金を確保しておく)
重要なことは数字で測れ(資産・市場)
・拒絶される経験を積め(正しいことと有能なこととは違う)
ー愛の講義――残酷な世界を生き抜く
人間関係を最重要視せよ(事業パートナ・自分を好きな人を選ぶ)
・自己中心主義を脱する(失敗しても互いを認め合う)
・自分がどれほど幸運かを自覚せよ(災害、病気で苦しんでいる人々が世間には多い)
・スロー思考を身につけよ(素早い思考は効率的、だが、微妙なニュアンスを失う)
ー健康の講義――無慈悲な世界で活力を保つ
・身長と体重を管理せよ(定期的な運動を心がけ数値を管理)
・泣きたい時には泣く(ストレスを軽減する効果)
親密さよりも調和を重視(人間関係はいい距離を保つこと)
・感謝と賞賛をきちんと口に出して言うこと


今年の漢字『税』は納得 無駄使いを止めたい

2023-12-14 12:55:12 | 経営・リーダーシップに必要な事
@今年の漢字『税』 これほど税金が無駄に使われ、増税になった年は過去あっただろうか。給付金・支援金のばら撒きからインボイス制度導入など日本はもう大国ではないのに増税大国にしようとしている今の内閣官僚体制。国民の血税を無視している政治家にメス、「裏金」で政治家を徹底追求し、疑惑には「罪」を科して欲しいところだ。



日本のデジタル化(DX化)へのポイントとは

2023-12-11 12:29:04 | 経営・リーダーシップに必要な事
@日本のデジタルスキルは20年前から低迷、デジタル競争力ランキングでは世界64カ国中35位(2023年)と過去最低順位に凋落。人材のデジタルスキルやデータ活用においては、ほぼ世界最下位レベル。日米のIT投資額の比較でも大きな差が開いており、1994年には1.4倍の差が、2016年にはその差が4倍に拡大。その要因は、IT導入における日本経営のリーダーシップ不足、およびコスト削減や効率化を優先したIT活用のみ。その対応には5項目が必須となる。
1、情報を盲目的に受け入れず、論理的に分析する「批判的思考」
2、具体的な状況から一般的な原則や概念を抽出する「抽象的思考」
3、情報を系統的に整理し一貫性のある結論を導き出す「論理的思考」
4、事象の背後にある本質を探る「深い洞察」
5、事象を異なる視点から考察する「多面的な視点」
日本は「レガシーシステム」での長短(良いものは壊れにくい、最新化への時間が掛かる)が現れた状態だが、スキルの遅れは世代を超えて急速に改革が必要だ。


後悔しないために行動、挑戦すること『逆さ張り思考』

2023-11-27 07:41:36 | 経営・リーダーシップに必要な事
「幸運」「成功」など人生を満足する結果にするにはやはり「物事をポジティブに考え、思い立ったら行動してみる事」になる。「挑戦」しないで結果はない。「後悔」は行動、経験出来なかったことへの回想だ。現代、特にネット社会は「待ち」(与えられることを待ち構える)が多く、一時期の幸運は決して続かない、新たな「行動・挑戦」をしてみることが現代ではないだろうか。
『逆さ張り思考』成田修造
「概要」壮絶な家庭から起業家へ。波乱の人生で得た全てがチャンスに変わる思考法!大学生ながらスタートアップに役員として参加すると、わずか3年で上場を果たし、多額の資金調達にも成功。ところが、その直後から幾多の困難に見舞われていく。波乱万丈の人生のなかで得たもの、それはどんなときにも打開策をもたらし、望む結果へと近づいていく思考法「逆張り思考」だという。困難さえもおもしろがり、しなやかに生き抜いて人生を好転させるコツ、成功を招く思考・行動、夢がかなう目標設定のコツなど、注目の起業家が初めて明かす「シン・成功法則」!
ー「不幸を楽しむ勇気」
    「自分の人生は、自分の手で紡いでいかなければいけない」
    「自分の人生を、他人に委ねすぎてはいけない」
    「人生は目標がるからこそ輝きだす」
    「どんなことでも、解釈次第でプラスに変わる」
ー「安定を捨て、先の見えない暗闇に進む発想:逆張り思考」
    状況を好転させ、想像以上の充実野果実を手にすること
ー5つの上昇気流の考え方
1、人生をポジティブに捉え、不幸も「明るい未来」への布石と考える
    捨てる、逃げる、諦めるは解決策にならない
    自分からアクションをする
    事実は変えられなくとも解釈は変えられる
2、個性をよく理解し、信じ、育てる
    やりたいことをすぐにやってみる
    嫉妬心やコンプレックスも強みにする
3、具体的な目標をたて、目的意識を持つ
    「量」か「質」よりも「結果」にこだわる
    「胆力」が不可欠
    落ち込むのは時間の無駄
4、疑問を持ち、試行錯誤を徹底的に繰り返す
    行ってみて、会ってみて、心が動く場所を探す
    自分の軸を見分ける・自分らしさを見つける
5、目の前に来た幸運を掴み取る
    才能より「運」に恵まれること
    「運」は「自分の強みを知り」「目標」を意識し、それに対する「試行錯誤」を繰り返す
    他人を生かすための行動(与えること)
    リスクを取って挑戦する事、フットワークを軽くする事、失敗から学ぶ姿勢を持つ 挑戦することへの行動


「考えること」をしなくなった現代人『やらかした時にどうするか』

2023-11-11 07:36:45 | 経営・リーダーシップに必要な事
@「考える」ことを忘れた現代人
失敗は誰にでもいつでも起こり得る、だが、肝心な事は失敗した時になぜ失敗したのかの原因を見極め、新たな方向性を立て、具体的に行動に移す事が創造性豊かな人間(起業家)になる。特に近年「自分で考えること」が重要であり必要なのである。世はあまりにも便利になり、考えなくとも生成AI等が適切な指示指導するようになれば尚更。「自分で試行錯誤したい」と言う必然性が生まれて欲しいところだ。
『やらかした時にどうするか』畑村洋太郎
「概要」ピンチはチャンス!どんなに注意しても、どれほどたくさん知識を備えても、失敗を完全に防ぐことはできません。なぜ失敗したのか、その分析や糧にする方法を身につけ、失敗を怖れることなく果敢にチャレンジできるようになろう! 。失敗学は「創造的(クリエイティブ)に生きるための哲学」です。
ー失敗とは
    目標を喪失した時・超えられない高い壁に突き当たった時・先が見えない時の状態
    有効な方法とは「他人のせいにする」「愚痴を言う」「気晴らしをする」
    「自分で考えることをやめてしまう事」が失敗すると言うこと
失敗学から創造学へ
    分析・整理・糧にする・アイデアを実現する(創造学へ繋げる)
    創造的思考(失敗が創造の種を生む)になること
優等生とは
    言われた通りの勉強お方法で正解を暗記できた記憶力の良い生徒
    優等生は自分の頭で考えることをあまりなく、記憶として知識が詰め込まれる
    「表面的知識」vs「体験的知識」(正解がある世界とそうでない世界)
ー失敗の原因
    「未知」誰も知らない世界に入った時
    「無知」勉強にない世界に入った時
    「不注意」注意していれば起こらない失敗
    「手順の不尊守」約束事を守らなかったことで起きること
    「誤判断」間違えた判断をするとき
創造的思考で新たな価値を生み出す
    アイデアの種を平面に落とす「孤立分散仮説の生成」(アイデアを書く)
    アイデアの種に脈絡をつける「仮説立証」
    アイデアを具体的に詰めていく「具体化」
    アイデアを洗練・発展させる「仮想演習」
ークリエイティブな生き方に挑む
    「面白そう」「楽しそう」が創造を産む


人の生き様を考えさせられる人生

2023-10-17 12:27:36 | 経営・リーダーシップに必要な事
『全財産80億ドルを社会に還元…米大富豪が最後まで持っていたのは「15ドルの腕時計」』と言う記事。人間は必ずいつか死を迎える、その時その人の人柄が見えるというが、当に「15ドルの腕時計」は生活苦の時(それをやっとで手に入れた)が最高の喜び・快感であったに違いないと、そう思った。人それぞれの生き様人生を考えさせられる記事だ。(このブログ内に昨年6月その本人についての投稿:書籍『無一文の億万長者』コナー・オクレリーを参照


「質問力」は人間関係も良くなる『「いい質問」が人を動かす』

2023-10-10 07:39:38 | 経営・リーダーシップに必要な事
「質問力」は口語のテクニックであり、ここにある質問する側に、人間関係に有利に働く。その結果、人を動かし、尊敬される上司になれる。意見に対して肯定し、一緒に考える質問に変え、導いてあげる、ことだ。ここにある「ものを与えず、ものを自分で得る方法を与える」相手がポジティブに思考し、行動できるように道筋を与える(質問)がいい部下の育て方となる。   
命令ではなく「なぜ」、「仮説」を立てて考える、「選択肢」で行動に移させるの質問に変える会話
『「いい質問」が人を動かす』谷原誠
「概要」質問」には人を動かす「力」がある!
「大切なことは質問をやめない事」アイシュタインの言葉
    質問し、その答えを求めることで文明を発展させ快適な生活を実現化させた
人を動かすには、命令してはいけません。質問することで、人をその気にさせる事で成長する
ー質問とは5W1Hであり、常に「なぜ」が来る
    質問は簡単に答えられるものから入り、ニーズを引き出して行く
    得られる情報から「仮説」をたて更に質問する
    「選択肢」を与えた質問にする
    「希少価値」時間、数など決断に後悔させない、先延ばしさせない質問にする
    同調作用(みんなやっている)を探る質問にする
ーダメな質問のパターン
    否定的な質問は相手に否定的な考えを引き出すことになる(ポジティブな質問に変える)
    答えを求めない質問は返事がない(注意するような質問は返事ができない)
    即座に答えを否定しない、相手の答えを遮らない(相手の答えを聞く)
ー好かれるための質問の法則
    相手の答えに賛同(類似性)を持たせ、褒める
    相手がポジティブになれるような状態を保つ(盛り上がりの話題、ポイント見つける)
    相槌・うなづき、相手の言ったことを繰り返し確認する
    相手の理性と感情を理解する(質問のシナリオ作り導く)
    命令から同調・賛同口調で互いに向き合う(押し付け図、動きたくなる質問にする)
ー人を育てる質問
    「食べ物を与えず、食べ物を得る方法を与える」思考的質問に変える
    子育て:意見を肯定し、どうしたらいい結果が出るか考える。相手に答えを導かせる
    社員:社員の行動を正当化し、他の行動を提案する質問に、行動変化が起きた後賞賛する
    「できる」ポジティブな質問にする
ー議論を制する質問
    相手の価値観を変える(揺さぶる)反論せず価値観の一部でも覆す
    「そもそも」「ところで」「だとするならば」流儀論術 大前提となる価値観を見る
   

日本の弱点・欠点『イギリス人アナリストだからわかった日本の「強み」「弱み」』

2023-10-05 07:37:53 | 経営・リーダーシップに必要な事
日本に欠ける「弱点」は「数値の理解不足、議論を端的に短時間に出来ず、結論を先延ばしする」、よって世界でも異様に映る「生産性効率の悪い国」となっている事に納得する。それは企業のみならず政治の世界でも同じで「メスを入れなければならない(自分達が不利になる事)事項に対し結論、対策に対する「先延ばし」が延々と続いているのも納得いかない。ここにある「過去の長い高度高成長」が由来する主な原因であれば、そろそろ世代交代・次世代が発揮しなければならない世界となっていも良い頃合いだ。
『イギリス人アナリストだからわかった日本の「強み」「弱み」』デービッド・アトキンソン
「概要」本文化を愛し、日本社会と日本経済の歪を鋭く、イギリス人らしくシニカルに撃つ著者の、ベストセラー『イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る』に続く第二弾!
ゴールドマンサックスのカリスマアナリストとして、バブル崩壊時、日本の金融機関の不良債権の本当の額をだれよりも早く指摘した著者が四半世紀見続けた日本社会の「強み」と「弱み」を指摘する。また、前著で説かれた日本論や観光立国による成長戦略に寄せられた批判にも応える。
ー「日本は良いところがあるのに生かしきれていない」それが弱みでもある
    経済力があり、住みやすい国・・・・人口減は一人当たりの所得比で急落
    技術力と勤勉さ・・・・・IT技術国、生産性・効率は最低レベルへと急落
    無駄な仕事も真面目・・・柔軟性に欠け、仕事の効率が悪い
 経営者の管理能力・・・・経営データ・数値を無視した経営(数値に疎い)
    完璧な仕事・綿密・・残業が増え収支勘定が疎い(利益追求・合理化に疎い)
ー「弱い」問題解決できない理由
    社会的構造から長い右肩上がりの経済成長が重荷「後遺症」
    何か問題が起きても放置しておくことで改善、解決されるという思い違いが継続
    「めんどくさい」文化が弱体化させている(解決への議論がされないまま放置)
    「横並び意識」の社会構造(同じことをするだけで良い)
    男性社会と古いしきたり・規則を継続したがる社風
ーインテレ層の知的レベル><散漫な思考社会
    外国人vs日本人との文化習慣比較サービス(日本のサービスが良いと勘違い)
    海外は議論よりロジックを優先(データ等を理解思考する能力)
    日本は「足し算」(新しいものを取り入れながら古いものを残す文化)
    観光立国としての繁栄を期待(文化体験・文化財保護など)


「社会起業家」を応援、人が世界を変える

2023-10-04 07:41:38 | 経営・リーダーシップに必要な事
@社会が抱える様々な問題、課題に真正面から取り組みその成功事例がまとめられている。「子供を守る24時間電話」「知的・身体障害者用の施設」「貧しい村への環境整備(病院・インフラ整備)」「低所得者への大学支援」などなど起業家の地道な努力によって寄付、支援、保護などを受けている。日本にも多くの社会起業家が増えているがイマイチ政府始め大手企業・団体からの寄付・支援が残念ながら少ない。それは「物事を変えるのは必ずしも歓迎されない。一部の人々を脅かすことになるからだ」と言っているが正に日本の社会システムはリスクを恐れて何も前に進み出す社会構造になっていないのは残念だ。
『世界を変える人たち』デービット・ボーンスティン
「概要」この本に登場するのは、貧しい人に自分の財産を寄付した慈善家ではない。「困っている人を生み出している世の中」を変えてやろうと挑み、成功した人たちである。小さな波から大きなうねりを巻き起こす社会起業家の、「世界の作り変え方」がここに。
「社会起業家」とは社会的な課題に、事業として取り組む
    ソーシアル(社会)+アントレプレナー(起業家)    
ー「アイデアではなく人が世界を変える」ビジョン、誠実さ、周りを説得する力、目を見張るほどの体力などを備えて人物(情熱、決断力、倫理観) 6つの資質    
    間違っていると思ったらすぐに軌道を修正する
    仲間と手柄を分かち合う
    枠から飛び出すことを厭わない
    分野の壁を越える
    地味な努力を続ける
    強い倫理観に支えられている
ー「世界を変える4つの特徴」
    苦境にある人々の声に耳を傾ける
    予想外の出来事からひらめきを得る
    現実的な解決策を考える
    適材を見つけ出して大切にする