@『認知症、気軽に声掛けて オレンジ色の「ヘルプマーク」作成―父亡くした男性提案・愛知県大府市』時事通信記事。日本はハンディーキャップある人々への「思いやり」が少ない。そう言った意味でも「認識できるマーク」は必須だ。これは「認知症ヘルプマーク」だが、身体的なハンディーを抱えた人々を一目で認識できるマークはもっと必要だと思う。例えば、「目・耳が不住な人」「思うように喋れない人」「足腰を痛めている人」など見た目ではわからない人への配慮がもっとあってもいいはずだ。これからの老齢化の日本に必須のマークだ。もう一つアドバイスするなら言葉が欲しい『私は視力が弱く不自由です。どうぞご理解ください』『私は耳が遠く聞こえません。どうぞご理解ください』などシールがあるともっと周りに配慮でき効果がある。
@一昔前までは塾といえば「習字」と「そろばん」が盛況だっが現代はPC/計算機のおかげで書くことも計算もしなくなったが、計算はビジネスでも生活でも暗算含めできる方が役に立つ。ここにある「Box暗算」「@変換」など役にたつ。
ここにはないがインド式計算方法など覚えていて便利なものがある(例として)
左数値が同じ数値の場合
・52x58=(1+5x5) / (2x8) =3016
・91x99=(1+9x9)/1x9=9009
・43x47=(1+4x4)/3x7)=2021
・123x127=(1+12x12)/3x7=15621
右側が同じ数値の場合
・56x56=5x5+6/6x6=31/36=3136
・19x99=1x9+9/9x9=18/81=1881
両方とも違う数値の場合
『ずるい計算力』斎藤広達
「概要」飲み会の割り勘の暗算、商談中の「1,200円のもの、1867ケース買ったらいくら?」の暗算、あなたはできますか? 算数・数学……を避けてきた方でも、このややこしい計算が10秒で暗算できるようになります。
ー計算方法を解く書物
・計算力はコミニケーションを円滑にする
・計算力は先読みの力になる
ー苦手意識を腐食する最善の方法
トレーニングで数字に触れる機会を増やし、体験を重ね、積もり積もった苦手を取り除く
苦手意識:数字の桁数を「@変換」(一人当たり、一個あたりに変化して計算する)
ー「ざっくり暗算」(2桁の暗算)
・25x12=?
25x10+25x2=250+50=300
・32x22=?
32x20+32x2=640+64=704
ー多すぎる桁数を攻略
・1万x1万=1億 (10000x10000=100000000)
・100x10000=?
100+0000=100万
・250x1000=?
25+0000=25万
ー「box暗算」
・42x34=?
40x30=1200
1200x(40x4)=1200+160=1360
1360+(30x2)=1360+60=1420
1420+(4x2)=1428
(42x30)+(34x2)=1360+68=1428
・43x17=? (40+3)x(10+7)
43x10=430
43x7=301+430=731
ー「@変換」
大きな数値を「自分ごと」に変換「一人当たり、一個当たりなど」
例:売り上げ8904億円は1億人の人口=8900円、単価@2千円とすると年間@4450
ー「平均値・中央値・偏差値」
正規分布図(曲線グラフ)で読み取る
偏差値とは自分の位置を測る計算式(√(サンプル数ー平均)x2+サンプル数値の列記)/サンプル数)
例;5人の数字での偏差値(10,20,30,40,50とすると平均=30)
√(10-30)x2+(20-30)x2+(30-30)x2+40-30)x2+(50-30)x2/5=14.1となる
@面白そうなタイトルだが思った以上に複雑な内容の書だ。人は様々な経験を通じて知性が育み、やがて目的を持つようになる。挫折、苦痛など通じて成功(幸福を感じる)の経験をすることで、その結果が偶然にあり必然だった事を悟る。幸せな人生を送るには起こったことは全て必然的な結果であり、できる限り楽天的に考え、生きる目的をしっかり持つ事が「幸せの人生物語・偶然に生きる」となるのではないだろうか。
『偶然を生きる』冲方丁
『概要』人間は偶然というものに強い興味を抱く。そしてその偶然を解明し、なんとか秩序立てて理解したいという欲求を抱き続ける――。数々の文学賞を受賞した作家が明かす「物語」が持つ力、そして今、「人間」が持つ力。
ー「人生の物語」人生を理解しようとする試みとは、偶然をリアリティーにし、必然をもそうしたいと考える。その物語には「経験」が必要(五感の体験)
直接的な経験:五感と時間感覚
間接的な経験:社会的な経験
神話的な経験:超越的な経験、実証不能なもの
人工的な経験:物語を生み出す力の源
ー報酬は偶然と必然というものを補強するモノの道具(経験に対する保証)
偶然に起こった物事を、自分の意思や行動の結果として受け入れる
時間の短縮は、人間にとっての本質的な欲望
多くの人は成功した時も失敗した時も偶然より深く必然を認識する
ーリーダーに問われるVSOP
Variety::多様性
Speciality:専門性
Originality:独自性
Personality:人間性
ー幸福に生きる
社会が巨大になり複雑になると、便利だけど不幸、地位は多角でも生活に不自由が出る
「人間はなんのために生きているのか」自分を探す(不幸は幸福よりわかりやすい)
社会的経験によって育ち、知性がつく、社会との共闘
人は答えを求めて生きる、挫折を経験しても幸福になる道は失われない
@「言霊」の不思議なパワーは人を観る「礼儀正しい人」「立派な人」「心ある人」など人格を見定め、正しい日本語で人間関係も改善できる時代だ。特に流行語、略語、カタカナ英語などは意味にも注意し、利用することが大切だ。また、「売り言葉に買い言葉」でもあるように、言葉で喧嘩沙汰など、ネットでも言葉の言い回し方で騙す、騙され、振り回される時代であることを注意しておくべきだ。良い言い回し方の例として:馬鹿馬鹿しい → ユニークな・異なる世界観の、下手くそ・駄作 → なかなかのモノ、デブだ・太っている → 体格がいい・恰幅がいい・堂々としている気弱だ・頼りない → 優しさがある・温厚な、品がない・品性下劣 → 粗野なところ・粗削り、失敗・ミス・しくじり → 行き違い・アクシデント・誤解が生じた、頑固な・一徹な・片意地な → こだわりを大切に・筋を通した、優柔不断 → 思慮深い、旧態依然 → 伝統を重んじた、要領を得ない → おっとりとした、訳が分からない → 抽象的・芸術的など、さらに遅刻をなくす一言「今日の会議は12時55分から」、人の記憶に残すには単純な2桁以内の数値を使う、統計数値は分母に何を対象としたのか知ることなど・・・
『頭のいい人が言うモノの言い方話し方』神岡真司
ー好感度がアップする話し方
騒々しい・やかましい → 活気ある・元気な・異性がいい・賑やかな
安物・しけた → リーゾナブルな・お手頃な・お値打ちな
単純・つまらない → 素朴な・シンプルな・スッキリとした
デブだ・太っている → 体格がいい・恰幅がいい・堂々としている
どんよりとした・濁った → 深みのある・風格を感じさせる
強引 → 等速力に秀でた・リーダーシップを感じさせる
無神経・無頓着 → こだわりのない・豪快な・一途な
老けている・年寄り臭い → 落ち着いた・渋みのある
どんぶり勘定 → 太っ腹な・寛大でこせこせしない
頑固な・一徹な・片意地な → こだわりを大切に・筋を通した
優柔不断 → 思慮深い
旧態依然 → 伝統を重んじた
要領を得ない → おっとりとした
訳が分からない → 抽象的・芸術的
酷い出来栄え → ユニークな出来栄え・個性的な
頭が悪い・レベルが低い → 少し迂遠なところがある
流行に疎い・時代遅れの → 流行に流されない・信念のある
行儀が悪い・無作法だ → 様式にとらわれない・自然流の
要領のいいやつ・目端の利くやつ → 状況判断が鋭い人
文句ばかり言う人・注文ばかりつける人 → 自分の意見のある人
約束を守らない → マイペースなところ・何かと多忙のような
やる気がない・無気力 → 選択肢を持ちすぎている
独断専行・独善的 → 信念を貫く姿勢・主張に自信を持っている
夢ばかりを追う → 理想を追い求めあくなき挑戦を続ける
信念がない・すぐ意見を変える → 臨機応変・柔軟性がある
負けず嫌い → 結果に重きを置く・勝負への執着心がある
やる事なることなすことなっていない → なかなか目標到達点に立てない
無理難題ばかり命じる → 難しい案件が次々と提供される
経験が足りない・経験が乏しい → 手垢のついていない新鮮さが武器だ
行き当たりばったり・出たとこ勝負 → 本番で力を発揮するタイプ
ー言いにくいことを上手く伝える話し方
~さんだからこそ、お願いしたいのです
~と言う事情をお汲み取りいただきたいのです
ご事情は重々お察し申し上げますが~
慎重に検討させて頂いたのですが、今回は見送らさせていただくと言うことで
こちらもいい教訓になりました。
その節は取り込んでおり失礼いたしました
寡聞にして存じませんので~
ー「モノの言い方」大人のマナー
ご無沙汰でしたがお変わりもなく
すっかり長居してしまいまして~
いい経験をしました・失敗は誰にでもある・いつまでも引っ張ることなく~
素晴らしい・素敵です・流石です・よくお似合いです・後最も・感服しました
ー役立つ「定型フレーズ」
お招きありがとうございます・とても賑やかな会ですね
一度ご挨拶させていただきたいと思っておりました
いつもながらのお心遣いに恐縮しております・過分なお取り計らいに感謝申し上げます
ー間違いやすい言葉使い・知らないと恥をかく言葉使い
私的には → 私としては
何気に → 何気なく
うざい → 煩わしい 面倒臭い
ぶっちゃけ → ぶちまける
~って言うか → ~と言うべきか あるいは
~の方よかったでしょうか → 方(ほう)は使わない
どのようなご用ですか → よろしければご用件を承りますが
分かりました → かしこまりました・承知しました
私では役不足ですが → 私では力不足で
とんでもない → 滅相もない
~がお見えになられました → お越しになりました
ー数字の魔力を使った賢い話し方
「会議は12時55分から始めます」遅刻が減る
「問題点が3つあります。まずその第1は~」要点を見出す
「企画書は17の原理原則から~」数字を2桁以内で覚えやすく
「7%ずつ成長するなら10年で2倍、10%なら7.2年で2倍に」複利計算を基本に
「2割8割の法則」 2割の製品で8割の売り上げに貢献(イタリア経済学者パレート)
「世界が100人の村だったらアジアで57人になる」記憶に残る数値にする
「100万部を超え、ミリオンセラー爆進中」単位を覚えやすい数に変える
「50名様に一人当たる」確率がたった2%を大袈裟に表現
「1日かずか27円で買える」期間を3年間での利用にして最小限の数値に
「おかげさまで売り上げNO 1に」比較する対象が地域、製品、他社比較などまるで違う
数字で奇数は不安を、偶数は親しみを感じる(一と三を除いて)
@遺産相続で相続人協議に課題となる点など詳しく記載されており、自筆の遺言書での注意点、相続の権利(胎児は相続できない、生前の贈与分、配偶者の居住の権利)、相続税と控除(配偶者控除:¥1億6千万以下であれば非課税(相続開始後10ヶ月以内)また、未成年者・障害者・相次相続控除(連続して相続人が死亡)も参考になる。できれば生前に遺しておくべき事項(遺言書・デジタル遺品含めた遺品処理など)を家族と協議しておくべきだ。
『遺産分割のことならこの1冊』国部徹
「概要」不毛な争いを避けられるノウハウを満載。実際例で上手な分割協議のやり方がわかる。自分が受け取れる額の計算ができるようになる。自分に不利な遺言・生前贈与への対処法がわかる。遺留分、寄与分など難しいしくみが簡単にわかる。
ー遺産分割協議の実行の仕方
いつ始めるか:いつでも可能
いつまでに始めなければならないのか:10ヶ月以内が望ましい
協議は何回でも良い:まとまらない場合は家庭裁判所に調停・審判を申し立てる
親の面倒を見ている人:寄与分が身止まられる場合もある
まとまった時点:遺産分割協議書を相続人全員が署名・押印、印鑑証明書を添付する
債務について:遺産はマイナス(債務)も含まれ法定相続分通りに分担
ー遺言書があるときの遺産分割:遺言者が全文、日付け使命を自書し、印を推していること
目録書はパソコンでの印刷でも可能
遺言書は自己責任で保管(自筆証書遺言書保管制度)
遺言が出てきた場合家庭裁判所に検認の申立てをする
遺言内容は遺言執行者(相続人以外)が必要な場合がある
ー相続の権利
胎児は相続できない(生まれた日から相続人となる)
相続人不明:7年以上行方がわからない場合「失踪宣告の申立て」、その子供が相続する
養子の場合:相続人となりうる
内縁の妻:相続人になり得ない(婚姻届の証明書必須)
離婚後の妻:相続人にはなり得ない
3ヶ月以内に相続放棄をすれば相続人ではなくなる(家庭裁判所へ申告)
生前の財産分与は遺産分割に入る(生前贈与:教育費・お祝い金等は基本的に入らない)
ー相続税
基礎控除:¥3000万+¥600万x 相続人の数
みなし相続財産とは生命保険、死亡保険、弔慰金などで控除される
生命保険の場合:一人に付き@¥500万の控除
死亡退職金:一人に付き@¥500万の控除
配偶者控除:¥1億6千万以下であれば非課税(相続開始後10ヶ月以内)
控除対象:未成年者・障害者・相次相続(連続して相続人が死亡)
ー相続ルール
不動産を売って分けるケース(どの遺産を誰が受け取るかは相続人次第)
分割割合だけ法的に定める(土地・家でも2分の1は配偶者)
親の介護などした寄与分配当がある
配偶者の居住の権利などがある
@「人生の岐路に立った時」人生を振り返って様々な時期・状況を記述してみること、とある。自分の長所短所のみならず自分が避けてきたこと、できなかった事を知り、発見し、自信を持つ事で前に進むことが出来る、という。記述する内容は「最良の時・転機・有意義な体験・最悪の時・乗り越えた体験・乗り越えられなかった体験、これからの挑戦・課題から未来を描く」。 人生は誰もが非線型(歪曲線を描きながら修正・改善していく)であり自分に自信と信念を持ち行動する事にある。
『人生の岐路に立ったときあなたが大切にすべきこと』ブルース・ファイラー
「概要」変化の激しい時代に不安を感じながら生きている人は多い。仕事・家族・健康などを失う、転職する、人間関係を変える…など、著者が数年かけて全米を横断し225人から集めた、人生の物語と乗り越え方を記した1冊の抄訳版。自分の人生が期待したものでなかったり、軌道から外れたり秩序を失っても、創造性を身に付け成長する機会とし、対処するための具体的な考え方を示している。どの年代の読者の心をも揺さぶる内容となっている。
ー「自分の人生の物語」を語らせること(ライフストーリー専門家)
犠牲者・患者などへの献身者・勇士・世話人の心得
人生全体を振り返させる(時期・場面・課題など)
ー人生の転機は訪れる
人生は歪曲線・人生の移行期が存在・習得すべき人生の移行期が存在する
人生のテーマは変化(ストれる要因・機器・問題=破壊的要因)
生活変化とは愛・アイデンティティー・新年・仕事・身体
ーバランスの取れた生活に必要な3つの要素
行為主体性(自発性、独立性・創造性・習熟性)影響力を持っていると信念を持つ
帰属意識(婚姻・コミュニティ・友人・家族)慈しみを育んでくれる人々との関係
大義(使命・目標・目的)献身する姿を持つ
ー新たな物語を組み立てる
語る・書く・距離を置く(人生の意味・テーマを考える)
・自分の人生の物語を作る
最良の時・転機・有意義な体験・最悪の時・乗り越えた体験・乗り越えられなかった体験・挑戦・課題から未来を描く
@常時摂取するミネラルウオーターの効果は健康体を作る、特に老化、糖尿病、痛風、胃腸、肝臓などの病気予防には最適だ、という。飲み方も起床時に冷たい1杯、午前中に1杯、午後に2杯、寝る前にぬるめの1杯が最適で、できればアルカリイオン水が良く、場合によっては硬水を飲むことで「便秘」「肥満」「疲労回復」にも効果がある、という。更に量を増やすには2時間おきに「チビチビ」飲むのも良い方法だという。「水とお茶の効果」は(似て非なるもの)で、「水で体重が増える、太ることは決して無い」とのこと、更に、摂取量を増やせば効果が逆転するということも知識に入れておきたい。
『医者が見つけた健康な体を作る水の飲み方選び方』藤田紘一郎
「概要」50年近く飲み水の研究を続け、世界70ヵ国の水を調査した著者が、「命の原点は水である」として、ガンや脳梗塞、心筋梗塞をはじめ、ほとんどの生活習慣病を防ぎ、さらに老化防止、美容などの効果のある飲み水はどんな成分なのか、どのように飲めばよいかを具体例がある。
「水補給による新たな健康法」良い水を選び、正しく飲む事
・老化とは体内の水分が減る事:肌の艶、ハリが失われ、シミが増える原因
脱水症状は体重の6%の水分不足で発症(3%の減少で渇きが麻痺する)
1日の摂取量約2.5リットル:飲水1リットル・食べ物1リットル・代謝0.5リットル
1日の水分の排出量:呼気0.5リットル・汗0.5リットル・尿、便1.5リットル
・症状に合わせた水と頻度
「むくみ」と「肥満」の誤解は水で太った、体重が増えたは間違い
汗や尿として体内に溜まった状態で水不足が原因:ミネラルウオーターを摂取
(1.5リットルの水で約2.4kgの脂肪組織のエネルギー量・消費に相当)
新陳代謝を高め、発汗作用で利尿作用を活発化させることが必要
「空腹時にこそ水」で食前の一杯でダイエット・カルシウムは脂肪キラー
「便秘」ミネラルのマグネシウムは腸内の水分を吸収、便を柔からくする効果
「肥満」アルカリ性ミネラルウオータは酸性体質をアルカリ性に変換(間食前にも一杯)
「ヒアルロン酸」で美肌は水を溜める効果(ヒアルロン酸1gで水分6リットルの保持)
「シミ予防」アルカリイオン水(活性化酸素がメラミンを刺激でシミとなる:抗酸化力)
「冷え性」血流の悪化が原因よってミネラルウオーターで体を温める(ミネラル効果)
「二日酔い」過剰なアルコール(利尿作用)で体内は水不足状態となっている
・水は量より質
ミネラル・ナチュラル(できれば非加熱のミネラルウオーターが良い)
1日コップ5杯のアルカリイオン水(老化予防・がん患者)
コップ一杯のアルカリイオン水(糖尿病対策・痛風・肝臓病)
「水」vs「お茶」:お茶はミネラル水ほどの効果はない(似て非なるもの)
水道水から塩素やトリハロメタン(不純物)を除いた水は表面を凍らせ氷だけを捨てる
パワーストーン(麦飯石)でカルシュウム・マグネシュウム・鉄分を得た水を作る
・軟水・硬水・炭酸水・水素水
マグネシュウム・カルシュウムの含有量の違い(欧州は硬水が多い)
軟水は動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞、胃腸が弱い人向け・風邪を引きやすい人(日本茶)
硬水は便秘・冷え性・腰痛向け・アレルギー疾患(コーヒー・中国茶に適度)
硬度の高い炭酸水は肩こり・腰痛・疲労回復
(重炭酸イオンは血液中の酸素が不足し、乳酸などの老廃物を溜めるのを中和する)
水素水は痴呆症・アルツハイマー・記憶力を甦らせる効果(pHが8以上がアルカリ)
(活性酸素で抗酸化力の高いことが酸化したものを元に戻す)
慢性疲労の人はアルカリイオン水と炭酸水の併用
・水の摂取方法
新代謝を促す飲み方は「チビチビ飲む」(もしくはコップ半分を2時間おきに)
起床時に冷たい1杯、午前中に1杯、午後に2杯、寝る前にぬるめの1杯(宝水という)
・水の摂取で気を付けたいこと
過剰な水の摂取は脳性麻痺などを発症する(1日5リットル以下にする)
病気予防等での良い飲む量は体重60kgの人は1日の3リットル以下にすること
@「贅沢」とは何か、フランスと日本の歴史から紐解き紹介する。「プチブルジョア」なる世界からシャネルの「簡素でシンプルだがエレガンス」の発想で贅沢の質・品が変化、日本での「偽贅沢」(なんとか他人に見せたがる世界)など参考は面白い。現代、「美」と「贅沢」が本質的にも大きく変化し始めた。装飾でも高価なものでも安価なものでも似合う人、似合わない人が居るように「着こなし」「振る舞い」など「品」がなければ見かけの「贅沢」でしかない、と思う。更に趣味的(物欲からの贅沢)から心情・心理的な「贅沢」で世の中には増えてきたと感じる。「贅沢」は人の心の持ち方、捉え方次第でその価値をどこで求めるかの違いになってきた。
『贅沢の条件』山田登世子
ー「贅沢の条件」とは 「自分の時間を持つこと」「贅沢とは何よりも家族です」(バカンスを家族と共に過ごすフランス人の感覚)
ーフランスの歴史から ルイ14世などは貴婦人よりも貴紳の装飾性を重要視、男の領分だった
女性以上に時間と費用を費やし贅沢なレースや錦織を惜しみなく使用した
浪費は名誉、労働は不名誉だと言う認識のフランス貴族・王族の生活
(気前よく振る舞い、散財を楽しむ事が貴族階級の義務だった)
ーパリ万博からの変化 ラクジュアリーブランド誕生「タイムイズマネー」ルイ・ヴィトンなど
宝飾、装飾などのブランド品が宮殿などの参加者等に弄ばれた
ボン・マルシェなどデパートでの「消費の殿堂」を推進
有閑階級の変化(家の中の飾り物から家の外へ、アウトドアー・スポーツなどへと進出)
ー日本の贅沢貧乏
森茉莉(森鴎外の長女)ベルリンでの生活でも一度も仕事・労働などしない生活
「安い新鮮な花をたくさん活けて楽しんでいる少女の方が本当の贅沢だ」
「なんとか他人に見せたがる「偽贅沢」(贅沢貧乏)」
与謝野晶子の場合は「恋という贅沢」夫の海外生活で離れた生活
白洲正子の場合「目利き」から娘からも「物欲の大物」と言われるほど骨董品物欲
ーフランス:
リタ・リディック:見栄を張らない女性「美で取り囲まれている事」美術への興味と散財
ココ・シャネル:修道院からの発想「簡素でシンプル・エレガンス」(田舎様式を守る事)
(見せかけの美を重要視、「贅沢は敵」だったシャネルの考え)
ー本当の贅沢(贅沢の条件)
「贅沢は情報かできず、金で買うこともできない」
「古いもの」伝統への欲望・古さと伝統をもつもの「はるけさ」?
(樹齢1000年のオリーブの木、骨董品など歴史を語るもの)
「静寂の夜を潤す月の光」
@年齢と共に高血圧、糖尿病、認知症および足の動脈硬化に注意、とある。予防は適度な運動と食事管理で、運動は大腿四頭筋、背筋、大臀筋を鍛え、食事は野菜、果物、豆類を主に、ナッツ、オリーブオイル、魚介類、卵は週4コ以内、ワインを適量、と言う。また、大腸がんの死亡率を超える「足の動脈硬化」に注意で、予防は足の血圧を調べ足腕の対比0.9以下を維持すること、とある。認知症での初期的な症状(財布が小銭で一杯になる、道に迷う、約束を忘れる、腐った匂いが気にならなくなる、料理の味がまずくなる、足が痛くなる(しびれや冷たさ)を知っておく事。
『体の危険サイン』
ー心臓病
階段での息切れ、食欲減退、夜の咳、足のむくみ、夜の頻尿、首周りの血管張り(脂質異常症、喫煙、肥満、運動不足)
ー肝臓病
口の臭い、皮膚にクモ模様、足のむくみ、痒み、手のひらにドーナツ状、皮膚が黄色くなる(脂肪肝:体重の7~10%)
ー腎臓病
息切れ、疲れやすい、足のむくみ、かゆみ、尿の泡、夜間頻尿(塩分控え、タンパク質の摂りすぎ、うんどうぶそく、睡眠不足)
ー脳梗塞
視野がおちる、呂律がが回らない、目眩、嘔吐、顔面の歪み、感覚が鈍る
ー緑内障
黒目の充血、視野が狭くなる、頭痛や目の痛み(眼圧眼底検査)
ー糖尿病
目のかすみ、免疫力低下、水虫にかかりやすい、喉の渇き、体重減、排尿回数増加、皮膚が痒くなる(HbA1c6.5以下) 運動量を増やす(大腿四頭筋、背筋、大臀筋)食事の半分を食物繊維が多い野菜、果物にする、4分の1位をタンパク質が豊富な魚、とうふ、鶏肉、4分の1を炭水化物が理想
ーがんの危険なサイン
顔のむくみが治らない、瞼が垂れ下がる、血痰がでる、ぜいぜいした咳、目眩立ちくらみ、イボが増える、血管が浮き上がる、黄疸症状、ほくろの境目歪み(変形)色(さまざまな色)サイズ(6mm以上は異常)、左肩のしこり、手の痺れ、、指が太くなる、みぞおちの痛み、腹や背中の痛み、すぐにお腹いっぱいになる、体重の減少、血糖値の急激な減少、便の色(黒色は注意)、ちょうきのべんひ腹痛、血便、
ー皮膚ガン
ほくろの境目、サイズ、ゆがみ、形状、色に注意(日焼け止め)
ー肺ガン
顔のむくみ、ぜいぜいした咳、手の痺れ、瞼の垂れ下がり、血管が浮き出る、指が太くなる、血痰が出る
ー胃ガン
皮膚のイボ、すぐに満腹になる、左肩のしこり、黒い便、みぞおちの痛み(ピロルキン検査)
ー膵臓ガン
黄疸、急な血糖値の上昇、腹や背中の痛み(肥満対策)
ー大腸ガン
目眩、たちくらみ、長期の便秘腹痛、体重減少、血便(検便検査)
ー認知症
財布が小銭で一杯になる、道に迷う、約束を忘れる、腐った匂いが気にならなくなる、料理の味がまずくなる、足が痛くなる(しびれや冷たさ)、オレンジ色した尿(黄疸)、白い尿(尿路感染)、赤い尿(腎臓がん、前立腺の疑い)
予防:高血圧、肥満、うつ病、社会的孤立、運動不足、糖尿病、過度の飲酒、頭部外傷
ー足の動脈硬化(足の動脈硬化は大腸ガンの死亡率を越える)
痺れ、冷たい、痛みが続く場合要検査(足の血圧を調べる:足腕の対比0.9以下)
@今はこの世にはいない多くの作家、芸術家達との出会いから記憶に残る言葉を日記のように綴った小説。その中から気になる言葉と自分なりの注釈を入れてみた:
・「人間って、どっか負けの部分があった方が素敵だ」「素のままに生きる」(人生の幸せを掴む心がけかもしれない)
・「どうしてもモノを知っている人間はモノを知らない人間に対して優しくない」(人は賢くなると誰もが理解できるレベルの言葉を忘れがちになる、人に教える事の難しさ)
・「日の当たる所を歩んで来た者は逆境に弱い」(政治家等の2世3世の逆境に対する無責任な国事と国策)
・「何でもない事を見逃さない」(仕事・地位・年齢と人は同じものでも見方、考え方、行動が違うことを悟る事)
『かれが最後に書いた本』津野海太朗
多くの作家等からの印象に残る言葉、文章などを記憶に辿った日記
「美しい方はより美しく、そうでない方はそれなりに」の原本は「美しくない方もーー」とあり樹木希林が編集
「人間って、どっか負けの部分があった方が素敵だ」「素のままに生きる」
「何が美しいのか、こうする事が正しいのか、生きる甲斐とは何なのか」つべこべ言わない
「立場上いつも正しい事を口にしなければならない。でも自分が白く顔を塗った人間になったような気がして、そのうち鬱病になった。」(大きな組織での活動は否応にも従うことになる)
「人間はどうしようもない諸々の欲望や愛や悪意や嫉妬や悲しみを大量に抱え込みがち」
「どうしてもモノを知っている人間はモノを知らない人間に対して優しくない」
「みんな居なくなると記憶力によって貯め込まれた多くのシーンが一斉にフラッシバックする」(老いの回想)
「自分が人間として蘇るのは何が何でも書く事」(小説家として最後に遺すものは本)
「日の当たる所を歩んで来た者は逆境に弱い」
「一昔前の人達は何を考え、どんな物を遺してきたのか、知る興味を持って貰いたい」(歴史を辿る楽しさ)
「歳と共に自ずとゆっくりした物の思考、見方、行動が出てくるもの」(年齢に応じた動作が見方をも変える)
「戦後は民主的文化人として知られたドイツ文学者たちが、戦中はナチスドイツに入れあげて、せっせと仕事をした」(人は変わるもの)
「自分の中にもう一人の自分を飼う事」(本に描くのはもう一人の自分)
「世の中には難しい言い方でしか言えないものがある」
「日々の何でもない事に潜む人生の滋味を平明な言葉で表現し、読む人に感銘を与える」
「何でもない事を見逃さない」
「人は一人で死ぬのではない。同じ時代を一緒に行きたい友達と共に消えてゆくのだ」
@「人並みへの欲」仲間外れの小太郎は「人並みになりたい」と心に刻んでいた事が、自分の鉄砲の技がそのきっかけを作ることになる。ところが思った以上の苦しみ悲しみの経験をする。人生はそれほど簡単に幸せに人並み以上にはなれない、必ずやその前に苦しみ、悲しみを経験してこそ「人並みの・・・」が生まれるのだ。それは人の心の持ち様次第、決して人と比べるものでは無いと言う事だ。現代、世間並みの幸せを求め、人は欲を生み出し、富は富を生む格差社会である。だが、それに脅された貪欲さの人生ほど悲しいものはないと言うことだ。
『小太郎の左腕』和田竜
「概要」時は一五五六年。勢力図を拡大し続ける西国の両雄、戸沢家と児玉家は、正面から対峙。両家を支えるそれぞれの陣営の武功者、「功名あさり」こと林半衛門、「功名餓鬼」こと花房喜兵衛は終わりなき戦いを続けていた。そんななか、左構えの鉄砲で絶人の才を発揮する11才の少年・雑賀小太郎の存在が「最終兵器」として急浮上する。小太郎は、狙撃集団として名を馳せていた雑賀衆のなかでも群を抜くスナイパーであったが、イノセントな優しい心根の持ち主であり、幼少の頃より両親を失い、祖父・要蔵と山中でひっそりとした暮らしを営んでいた。物語は、あることを契機に思わぬ方向へと転じていくが―。
ー注目した文章・言葉
小太郎の性格「人に怒ることを知らぬ、人を恨むことを知らぬ。度外れて人に優しいのだ」
「人並みになるとは、人並みの喜びだけではない。悲しみも苦しみも全て引き受けると言うことだ。人並みになりたいのであれば、それを重々承知せよ」
半右衛門「敵に対しては、無類の勇敢さでこれに打勝つ半右衛門が、如何にしても勝てないものがある。それが自らの心の中に潜む自責の念であった」
「人並みになろうとし、図らずとも人並み以上のものになったが、得たのは喜びだけではなかった」
@『お葬式に関する全国調査(2024年)』PR記事。
お墓は半数近くが樹木葬で支流(家族がお墓を継続して末代まで見守ることができそうにない)
- 有効回答数の半数が家族葬を実施。コロナ禍を経て主流に台頭
― 一方で前回との比較では家族葬は-5.7% 、一般葬は+4.2%となり、アフターコロナを感じさせる結果に - 葬儀費用の総額は118.5万円で前回より約8万円増加
― 葬儀の種類別の金額は、一般葬161.3万円、家族葬105.7万円、一日葬87.5万円、直葬42.8万円 - 火葬までにかかった日数は「亡くなってから2日後」が最多
― 地域別に見ると最も日数がかかっているのは関東地方で特に冬季は「火葬待ち」の傾向あり - 家族葬、一般葬、一日葬を実施した方の過半数が「後悔していることはない」と回答
―一方で直葬・火葬式の実施者は「後悔していることはない 」は38.7%
@『「果物は太りやすい」は誤解だった』日経GoodDay記事。
「春はいちご、夏はスイカ、秋はぶどう、冬はみかんというように四季折々の果物を、1日200g果物をとることは、総死亡、狭心症や心筋梗塞、脳卒中などの循環器疾患、全がんのリスク低下、また、果物の摂取量が多いほどなだらかにリスクが低下していた、だが、脳卒中は果物をとればとるほどリスクが下がるわけではなく、200~350gのときに最もリスクが下がっていた」と言う。はやり何でも食べ過ぎは肥満のもとにもなる、事に注意が必要だ。
@灼熱の熱波に対処する効果的な果物(Water-Rich Food)
水分補給に役立つ水分が豊富な果物や野菜など水分を多く含む食品を食べる:
水分補給に役立つ水分が豊富な果物や野菜など水分を多く含む食品を食べる:
* レタス (水分含有量: 96%)
* セロリ (水分含有量: 95%)
* キュウリ (水分含有量: 95%)
* トマト (水分含有量: 94%)
*スイカ (水分率: 92%)
* イチゴ (水分率: 91%)
* マスクメロン (水分率: 90%)
* 桃 (水分率: 89%)
* オレンジ (水分率: 88%)
* プレーンヨーグルト (水分率: 90%) : 88%)。
夏の間はこれらの食品を食事に取り入れて、水分補給と栄養素でエネルギーを補給しましょう、と推薦している。
https://www.ba-bamail.com/health/general-health-tips/10-effective-ways-to-cope-with-a-scorching-heat-wave/
@「話す言葉より書く言葉の方が考えることにおいて重要だ」と言う著者の言葉は印象深い。やたらめったら横文字をカタカナで表現するのは余りにも相手にとって酷だ。現代小池都知事など代表例だが若者も含めて都民の多くがあの横文字の意味を理解しているとは思わない。節度ある分かりやすい言葉を利用することは文章構成にも大切で、それが知的文章になる、と感じた。文中で「た」「だ」「る」で終わる文章をなるべく避ける、はなかなか難しい。
『知的文章術』外山滋比古
「概要」改題・再編集して 文庫化した『知的文章術 誰も教えてくれない心をつかむ書き方』
200万部を超えた不朽の名著『思考の整理学』「人の心をつかむ文章の書き方」をまとめた文章術の金字塔。読みやすい文章のリズムとは? 心をつかむ構成の立て方は?SNS時代であっても変わらない「文章の本質」がわかります。
第1章 文章を書く心構え
面白さを持つ文章とは相手の関心を引くもの(料理のように美味しく)
気軽に思い立ったら早々に書くことから始める(書く前に準備をしすぎると書けない)
名文を読み骨法を学ぶ(真似る)
カタカナなど横文字の発音のままなどをなるべく漢字で書く
ピグマリオン効果を引き出す(褒めて伸ばす)
「耳で書く」とは声を出して読み返してみる
第2章 読まれる文章のコツ
「巧束」速読法的に書く
同じ言葉単語を繰り返さない
文章の終わりを「た」「る」で終わらないように心掛ける
長文は80字を超えるもの(平均40~50字)にしないこと
「つなぎ」で「が」「そして」「しかし」を避ける
「飾り」形容詞「優れた」「しっぱな」「新たな」などをなるべく使用しない
よく理解できる文章とは主語と述語が1つづつ(1対)。主語をはっきりさせる
第3章 心をつかむ構成
一言に言えること(テーマ)をまず書く、その後詳細を書く
書き出しが勝負、冒頭で何を言いたいのか書く
結をはっきりさせる(終わり良ければ)「起承転結」
時間をおいて読み返し、書き換える
第4章 今こそ手紙の力を
たまには手紙、葉書を書く