ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

世界から見た日本の魅力度

2017-04-29 17:17:00 | 世界の動きから見えるもの

@下記の2つの表は高度な人材の集まる国、それは次世代を築く未来国を予測できるかのような資料です。 日本の「仕事効率」も実は世界比較すると悪い(ほとんどの日本人が良いと思っているのも不思議だ)がさらにこの魅力度表と高等教育者の留学移動・移住とでも見ればいいのか、日本は最低レベルにある。 日本への魅力はそれほど無いのか。 海外から見れば高度教育を受けそれなりの学位があっても日本企業内ではほとんど優遇・待遇されていない。 特に男女差は大きく、魅力が欠けるのは理解できる。 入国移民の難しい国、日本。老齢化とともに労働人口減少、さらにこの魅力度下降は今後日本がどのような国になるのか不安である。 


 


人の生き様 徳川慶喜の蟄居生活

2017-04-28 11:47:53 | 歴史から学ぶ

@最後の将軍、徳川慶喜。 本人の意思とは別物で、成るべくして成った将軍ではなく、幕臣等の藩欲、私欲で将軍になった慶喜は悲惨な人生を送った。 30年以上の蟄居生活は唯一人生の楽しみを本来自分が思い描いた姿で味わったに違い無い。 新政府に管理監督され、自分の思うままの人生を時勢は許さなかった。 そんな慶喜の人生を思うと「これも人生かな」と人の運命を感じる。「運」は自分で切り開けるのか。 時代とともに思想も変わる。 果たして自分の「運」はどうだった、どうなのか、歴史を残した人物から比較参考にしてみる。

  • 徳川慶喜 最後の将軍  わずか2年間の在位にて、大政奉還、蟄居生活、1913年大正2年77歳で逝去、東京市民となっている
  • 趣味は多彩で静岡に蟄居(33歳から30年間)中は大弓、打毬、鉄砲猟、放鷹、油画、刺繍、成人した子孫は10男11女
  • 蟄居中面会した人物はわずか二人、渋沢栄一と勝海舟、元家臣、幕臣等他の者は一切会う事はあえてしなかった
  • 明治31年62歳の時には皇居に天皇、皇后に謁見、4年後華族に列せられ公爵を授ける
  • 越前松平春嶽、薩摩島津久光、伊予伊達宗城、土佐山内容堂が当初支えたが時勢と佐幕派、攘夷派等に揺さぶられ裏切られた
  • 慶喜はフランスが好きで兵器、調練法、政体や歴史、ナポレオン3世を好んでいた
  • 慶喜を補佐した家臣、中根長十郎、平岡円四郎、原市之進は全て暗殺され、頼る者がいなくなり世情も少なく孤独の将軍であった)
  • 将軍になった時点で慶喜の心境を寵愛したお房に漏らした言葉「百策をほどこし百論を論じても時勢という魔物には勝てぬ」
  • 幕臣の板倉に聞く「我が譜代や幕府直参の中に西郷に四敵するほどの人材はいるか? されば大久保は?」慶喜曰く「それ故開戦すとも、最後には勝てぬ」と人材不足であった
  • 慶喜は大政奉還、水戸へ引き上げるまで「絶対恭順」であった。新政府、朝廷に対して、さらに蟄居後は幕臣たちに対しても誤解が無いように一切合わなかった理由がそこにある

人生の作法

2017-04-27 09:19:49 | 人生を「生かす」には

@経験値、知恵などは「人生の作法」に繋がる。 だが如何に表現し、人に伝えるかが難しい。 他人の作法を見て、見よう見真似で試みることもあるがなんとなくしっくりしない。それはたぶんその真髄が読めていないからだと納得している。 だがたまに、「これだったのか」と思い知らされる事も多い。 下に列記したさまざまな作法は自分に共鳴したものになる。 特に「健康の作法」には十分納得、実感に値する。

  • お金の作法、必要なものは高額でも「本物」を買う
  • 人間関係の作法
  •             つきあうべきは本物の人間
  •     自分が変わることで相手も変わる、多くの友が幸せに繋がる
  •     これからは「何を食べたか」よりも「誰と食べたか」
  •     「誰と一緒に行ったのか」での満足感を味わえる
  •     権利は控えめに、義務は多めに
  •       「真の幸せは、自由の中にあるのでは無い。義務を甘受する中に存在する」
  •     自分の時間と身体を使って喜ばす  人が喜ぶのは、 相手が自分の為にだけ時間と身体を使ってくれた時
  • 時間の作法
  •     もの探しに費やす時間を削減する
  •       年間労働時間の50%が無駄に使われている
  •      そのほとんどがもの探しに費やしている
  •      (ビジネスマン年間約6週間と言われるWSJ)
  •      終了時間を明言して努力する                   
  • 話し方の作法
  •     言い訳ほど無意味なことは無い
  •     未練や愚痴を口にし無い
  •        2つの行き先のボート乗船、1つは良好の場合
  •     聞き手上手になる
  •     名前や肩書きをつけて挨拶する
  • 家庭の作法
  •     子供は親がやったほうに育つ
  •    「親が言ったようには育た無いが、親がやったように育つ」
  •     人様や社会に迷惑をかけ無い
  •      親の生きる姿勢を示す以上の教育なし
  • 健康の作法
  •     感動する人は疲れを知ら無い
  •    「生きるということは感動すること」
  •     心にも栄養を欠かさ無い
  •     「身体の栄養は食。 心の栄養は汚いところをきれいにする事」
  •     人に対して親切にする
  •     小さな決め事をきちんと守る
  •     例外を作らない
  •     無い物ねだりをしない
  •     できるだけ譲る
  • 教養の作法
  •     読書力を身につける読書
  •     尊敬する人を持つ   
  •     人に話す、書く、実践する
  • 社会生活の作法
  •     人間としての生活感覚を身につける
  • 仕事の作法
  •     部下から尊敬される権威を身につけよ
  •      権威が放火するのは子供や生徒、部下の責任は
  •      全て親、先生、上司になる
  •      部下の長所を褒めて生かす 相手の心を開かせる
  •     同質の社員ばかりだと腐敗する  
  •     能力より人柄、才能より熱意
  •     辞表を提出した社員は絶対に引き止め無い
  •     利益優先では人間的成長を止める
  •     結果主義より家庭経営を
  •     感動なき組織は衰退する 
  •     二宮尊徳「遠きを図る者は富、近くを図る者は貧す」

過去の経験値は活かし、そして消す。

2017-04-27 08:24:50 | 経営・リーダーシップに必要な事

@中国皇帝「武則天」 過去の皇帝継続歴史から女性は存在しておらず、中国史上唯一の女帝の生き様はさぞ波乱万丈であったと創造できる。リーダーシップとはいかなるものか、そして部下への信頼と信用を如何に勝ち取ってきたかを物語る壮大な中国歴史の人物である。ここで言いたい事は、上司たるべき者は結果を出すことが重要だということ。 物事に対して「成功」しなければならないということ。「成功」とは周りの誰もが認める結果であり、決して同じ事が長く続くものでもなく、続けてはならない。 結果が出せない上司、役員は組織には必要ない。日本の組織では年功序列が未だ存続しているところもあり、いわゆる「長老」が過去の成功にモノを言わせ、往往にして新規事業の足かせになっていると聞く。 経験値は使い方次第で有効にもなるが時代の流れとともに劣化している。が人間関係、会社関係等(総務・人事)、または交渉毎の繋ぎはやはり有効で使わないのはもったいない。

  • どんなに人格が立派でも志が高く実行力があっても、道半ばで倒れて何も成し遂げられなければ真のリーダーとは言えない
  • リーダーは結果責任がすべて
  • 「武則天」女帝の実力=持統天皇とほぼ同時期
  •      遊牧民の社会では女性の地位は高い (女性の地位向上)
  •     狄仁傑、エリート官僚 大貴族vs少壮官僚 (優秀な人材を登用)
  •     白村江での戦い(倭国と百済移民連合との戦争)で勝ち (軍統制力)
  •     倭国は傭兵を出して報酬を得ていた (軍需委託)
  •     倭国での官僚採用、藤原不比等 (優秀な人材確保)
  •     奉先寺の龍門石窟での大仏は武則天を似る(東大寺の大仏は遣唐使が模倣した)
  • 「王安石」=官史、16年間地方での修行からの出世「万言書」を執筆、宰相になる。軍事、財政面で難題を抱えた宋の国力を大胆な改革で復活させた。世襲貴族との対立と戦い
  • 庶民の為の法を作り統制する
    •         青苗法=農民に貸し出す低金利政策   
    •         均輸法=物価政策、中間業者(中間搾取)の管理取り締まり
    •         募役法=傭兵の免除をお金で代償
    •         三舎法=中間管理職を育てる(人材育成)
    •         市易法=中小企業に低金利で貸し出すこと(労働人口の多くを占める中小企業への貢献)
    •        「三経新義」=周礼、書経、詩経(科挙の教科書)(教育)

ロックフェラー人生の教訓

2017-04-26 11:33:38 | 経営・リーダーシップに必要な事

@世の中の仕組みと巡り合わせ。 世の中にはいろいろな事が起こる、悲しみ、喜び、苦痛などなど、多くの人生を全うした人ほど多くの経験(失敗と成功)がある。それは時間を有効に利用し、生き抜く方法をいつも模索しているからだ。

米国の富豪、ロックフェラー氏(家系)は誰でもが羨ましい程の富豪家系でありその資産は計り知れない、ただ人生、1日24時間、1年365日と同じ時を皆同じ条件で過ごしているがその活動範囲は大きく違っている。 下の教訓(仕事と老後)はほとんどどの人に当てはまり、賛同できる内容のものであるが、企業家、投資家、資産家としての目は隠せない。 政治と事業、人とのつながり等。 これらの教訓に自分がどれだけ合致、賛同できるか、今後の行動に写せるかが鍵だ。 幸不幸と悩むより今の現状から近未来(教訓を見習い)をしっかり確かめておく必要があると思う。

一番の幸せは「老年」に決まると思う。そこにある言葉を参考に考えてみた

「永遠に残るものを作る」=ネット上にブログなりクラウド上の仮想空間に文書、写真、動画等が残せる。

「外国について知見を広める」=国内旅行より海外旅行の方が格安に異文化体験がしやすくなった。

「分相応に暮らす」=老後に暮らす適度の家、広さはどれくらいか。 現役の時は広々とした庭付き邸宅はもう必要なくなる、ましてや維持費もバカにならない豪邸はなおさら不必要。 日本的に行けばバリアフリーの2LDKくらいでいいはずだ。 それより、病院に近く、手軽な買い物が車ではなく散歩する距離内にある事が重要になる。 自分相応の暮らしを今から考えておく事が必要か。

•「仕事」
–言いたい奴は言わせておけばいい
–腹ただしいことがあるなら上司に手紙を書くこと
–できる限り遠くまで出かけること
–オフィスの外に出ること
–友人とビジネスを始めるのを迷はない
–ボスは2人より1人がいい
–仕事を通じて作る金と友人
–離婚と政治には金がかかる
–利益は事業にも人生にも重要
–資本主義に必要なのは政府と市場の協力
–資本主義は擁護すべき
•「老年」
–永遠に残るものを作る
–後悔せずに生きる
–外国について知見を広める
–冒険心を大切にする
–分相応に暮らす
–良き師を見つけつる
–趣味を持つ
–家族のために行動し、家族を大切にする
–父親になることが新しい視点をあたえてくれる



日本の朝鮮統治を検証する1910~1945

2017-04-25 10:15:13 | 歴史から学ぶ

@日本と朝鮮・韓国関係改善。歴史的背景を双方の国の立場から検証することは至って良いことだと思う。だが今までそこに民族的私見、感情論もしくは空想的且つ理想的な意見を入れることでより複雑な心境で双方が対峙している。この書籍は米国の歴史学教授が10年以上かけ史実に基づき、多彩な文献、資料等を客観的に検証したものである。 今最も注目のトッピクス慰安婦問題であるが、それも最後に記述されており完全ではないが十分理解できる内容だ。著者はこのトッピクスを現在執筆中である。

最後の記者の言葉 「嘘をつくことは、意図的に偽りを語ることである。つまりあることが真実でないことを、あらかじめ認識しつつ、なおかつ、あえてそれを伝達することによって相手を欺こうとすることである。 一方、あることを真実だと心から信じ、結果的に誤ったことを相手に告げることを嘘とは言わない。 もしある政治家が減税すると言っておいて、結果的にそうしなかったとしたらそれは嘘をついたのではなく、約束を反故にしたということだ。嘘と過ちの間には歴とした相違点がある。 言語に備わった機能の一つは言葉の持つニュアンスを精密に識別することであって、混乱させることではない。」

戦勝・戦犯は歴史の勝者によって書き換えられることを覚えておく必要がある。

  • 『季朝鮮政府』日本統治下の前
  •       「朝恩をめぐる駆け引きでは最も酷薄無情で奸智に長けたものが勝者となる。国王(のちに初代皇帝)とその悪名高い大臣たちによる特権の乱用の前に平民たちは無防備だった。改革を唱導するものは、追い詰められ、抑圧され続けた」「エリート富裕層3%が権力と富への道を牛耳っており、残り97%は特に農民は悪性、重税、非合法な徴税、さらには法の気まぐれな執行に苛まされ、さらに厳格な階層制度の所為で、民衆は救済策を求める機会をほとんど与えられなかった。平民は虐待され、忘れ去られたのだった。」ユージン・キム氏、金漢教氏
  • 欧米の「植民地化政策を比較する」
  • 植民地の圧政とは強制労働、経済的搾取、反抗的な分子の摘発と処理、強制移住・隔離
  •   イギリス=南アフリカ・インド、フランス=ベトナム・インドネシア、オランダ=インドネシア、ベルギー=コンゴ、ドイツ=アフリカ、その他アメリカ、ポルトガルなど多くの国が自国利益のために植民地を持ち数百万人を圧政し、数十万人を殺害している。
  • 日本の統治比較では主に「教育」「投資」で大きく違っており
  • 『教育』の比較
  •   季朝政府の近代化施策は遅く、教育も一部の官僚(両班)で科挙に合格したものだけで、あとは書堂で漢籍おの読み方や朱子学の倫理、道徳だけで、儒教にもとずく教育は近代にふさわしいものではなかった。
  •  1904年当時は小学校が7、8校あるのみで、5百名ほど
  •  1910年2.2百万から1937年45倍の90万1千2百名となる、その他私立、塾などで学校に通学する生徒は1910年の11万8百人から1937年11倍の121万14百人となる
  •  1910年「日本の超国家主義と軍国教育が教育制度のすべてに浸透していた」
  •  1939年単科大学、師範学校の在籍は6313名、で京城帝国大学では206名、さらに1942年で1万4千名が日本の中学校で教育を受け、6771名が日本の単科大学で学んだ。
  •  朝鮮人の先生にはほぼ日本人と同じように現地の給与が支払われた
  • フランス領カンボジア       
  •  1944年5分の1しか学校に行けず(名ばかりの学校)
  •  ベトナムでは10人に一人で先生の給与は母国並み
  •  植民地における教育は概ね無く、現地に赴任した母国人のための学校だった
  • 『経済投資』の比較
  •  日本の大きな投資は鉄道網の建設で1940年までに5671km、4730万人の乗客を輸送できた。予算は借金で5億6千4百65万円、全体の31%、教育は3%、警察は2.3%で「朝鮮の福祉は本国の日本人の犠牲の上に成り立っているようなものだ」
  •  1929年から1938年企業数は484社から1203社となり1922年の4万6千人の労働者が23万1千人になった。1938年には2百十万人の朝鮮人が近代産業企業で労働に携わった。
  •  公衆衛生の分野でも1939年で家庭の12.5%が近代社会の基本的必需品たる電化製品を供給され、1938年149の病院で33万4千4百38名に日本人患者と38万9千7百39名の朝鮮人患者がいた。
  •  1930年には百貨店ができ庶民が利用していた、6〜7割が朝鮮人であった。
  •  1905年から1945年の間で朝鮮では一度も飢餓が起きていない
  • 南次郎の1932年からの「地域活性化運動」では食糧不足と農民の負債を解消する運動を始めた。「自作農の創出」で農業、経済、道徳に関する教育が提供され減税措置を講じ、低金利ローンを提供した。結果、1933年から1940年約50万世帯が利用し、21%が経済状態が改善したと言い、36%が、食糧不足が解消した。経済状態が悪くなったと行った農民は1%に過ぎなかった。
  • グラガート氏の資料1914年の土地台帳、1917年の土地所有権証、1910−18年の地籍図では朝鮮併合から1918年までに村の朝鮮人が保有する土地の日本人あるいは日本企業への移転に大きな変化はなかった。
    • 「従軍慰安婦」=「これらの女性はほとんどが朝鮮人の仲介人に買われたが、日本人の周旋業者も多かった。慰安婦募集のあらゆる過程で、朝鮮人の男性は家庭内の女性を朝鮮人の斡旋業者に売り、それらの業者が彼女たちを売春宿に売ったのである。朝鮮の女性は構造的に暴力の犠牲者であり、父権主義的な朝鮮社会において家庭では発言権を奪われ、植民地下にあっては自らの苦境に抗う機会はほとんどなかったと言う」サンフランシスコ州立大学人類学教授サラ・ソウ女史
    • また、「日本人あるいは朝鮮人の慰安所経営者に対して自らが受けた性的サービスの代価をきちんと支払ったと記されている。だが、女性たちに賃金を支払うか否かは経営者しだいだった。よって「性的奴隷」としての悲惨な生活を売春婦たちに共通の物語として伝えることは不正確だし、誤解を招く。」
    • 「さらに日本人慰安婦も多くおり、朝鮮人売春婦たちと同様の犠牲を払わされていたのである。彼女らの多くは貧しい家庭の出で、家長によって売春宿に売られている。」
    • 高麗大学助教授ハンスンジョの失脚事件(2005年)
    •             性的対象として利用したのは日本だけではなかった
    •             朝鮮の民族文化は日本の統治下で発展した
    •             朝鮮がロシアではなく日本によって植民地化されたことはむしろ幸運で、祝福すべきことだった
      • ハーバード大学のエッカート教授によると長谷川資料では「我々は朝鮮人と日本人を結ぶ経済の絆を強化し、やがてそれを阻止する可能性のある全ての障壁を取り除いて朝鮮における投資を促進し、助成金んお枠を広げることによって企業の成長を奨励することだ」
      • 甲起旭氏「1937年までに朝鮮の企業が全企業の40%を占めており朝鮮資本の比率は13%である。 朝鮮全企業の30%は朝鮮人と日本人の共同経営で、朝鮮人の参画はさらに確固たるものだった。」「統治下の朝鮮における日本の経済活動は植民地時代以降の韓国の産業分野の重要な遺産となった。」

情報伝達の作法

2017-04-18 09:41:17 | 人生を「生かす」には

@お金。 なくてはならない物でも使い方でその人の人生も仕事も変わる。その中で「お金の作法として、必要な物は高くても『本物』を買うこと」と言う。迷いに迷い、とても良い物で高価な物、それは買った時の感動が違う。よく買いたい時にはその時々に衝動的に買うのではなく、2−3日経ってから「本当に必要な物かどうかを考える」となると、買わなくともまた次回にいい物でも見つけようを思う。 「今」必要なものと、「ちょっと先」に必要なものと考えると、案外買わなくとも済んでしまうことも多い。それに衝動的に購入した物をよくよく考えると、ほとんど使わなかったり、必要性がなかったことにも後から気付くことがある。 今は多くがネット・オンラインショッピングでのPRからなんとなく必要で、「限定販売」とか「特価販売中」、「本日限り」など誘い文句も多く、ついつい行動してしまいがちだが、買う前の「お金の作法」の一考も必要ですね。

購入した後、その「感動」をどのように、だれに伝えていますか? 「感動」=自己満足は往々にして「他人へのアピール」で満足することが多くSNSなどで自慢する人も富に多く見かけます。 でも自己満足型の情報発信は、受ける側は本当に楽しくも、面白くもないはずです。 だから「情報伝達の作法」として例えば レストランで美味しい料理を写真にとりSNSにアップするだけでは先ほどの「自己満足型」だけで完結。 そこにこんな情報を盛り込むことで多くの人に感動、共感、コメントをもらうことになります。 それは、「誰と食べているのか、誰がどんな料理を、どうして・・・など」『人』の行動コメントを入れることです。 大きな価値(満足の見返り)として戻ってくることは間違いないでしょう。


日本人と中国人の違い(中国が滅びる日)

2017-04-18 09:07:56 | 歴史から学ぶ

@中国の歴史は日本の歴史、多くの情報、技術等は中国数千年の歴史からも読み取れる。それだけ多大な過去の資産を日本は取り入れ「和魂漢才」、「和魂洋才」として日本独特の文化、風習、制度等を作り上げてきた。が現在その隣の国がこれほどまでに違った世界感を持ち、日本に対しての怨念(背景は戦争)を持っているのは、極めて残念である。 ある書物では日本人と中国人の違いを下記のように語っているが、私が過去、数十回と中国を渡航し、さまざまな歴史遺産などを見学、歴史的な背景も拝聴、多くを見て、聞いてみたが多くの人々はそのような感じではなかった。 ただ政治的な背景では一部あるように思うが、実に親切で、人間味ある人々が多いと思っている。戦争を知らない現代人には到底その当時の環境、背景など想像もつかないことだが、だからこそ現代に生きる人間が過去の経験、情報からより良い社会を作る努力をしなくてはならないと思う。

  • 日本人
  •             「和をもって尊しとなす」人を疑わない日本人
  •             日本人は自分が我慢して見せれば、相手も我慢してくれると考える、また自分が譲れば相手も譲ってくれると考える。ルールを決めればそれを忠実に守ろうとする。敗者にも美学を感じる感性をもつ。
  • 中国人
  •             「腹黒く厚かましく生きよ」(李宗吾) 乱世を生き抜く聖書
  •         中国人は相手が遠慮すれば、それは実力や自信がないからと見なし、力をもっているものがルールメーカーになれると考える。 自分の都合の良いように利用できるルールを持ち出し、自分が不利になるルールは守る必要がないと思っている。弱者は弱者であり、徹底的に搾取され虐げられる。水に落ちた犬は叩けという。弱さを見せれば付け込まれる。
  • 2017年の中国版サブプライムローンの危機
    • 公的債務は2015年でGDPの44%と言っているが中国国家社会科学学院の調査では2010年にすでに215%であり300%は超えていると予測する、BIS(国際決済銀行)では201%、2015年6月の段階ですでに日本を超えた数値となっている
    • 2016年外貨準備高は3.2兆ドル。5月末には3.19兆ドルに減り2.8兆ドルが安全ラインとされる
    • ゾンビ企業2013年80万社中7.51%、鉄鋼企業が51.43%、不動産企業44.53%、建築装飾材料企業31.76%
    • 失業者は約6百万人と予測。労働組合は無く、保証もない
    • 銀行の不良債権は2兆元を超え2016年度初頭から14%上昇している(日本のバブルは1999年6.1%だった)、中国・香港戦略主管の調査では15〜19%、2020年までに20〜25%になる
    •       出典:「中国が滅びる」福島香織

不思議フランス

2017-04-17 15:45:02 | 世界の動きから見えるもの

@フランスという国の素晴らしさ。 教育と医療は基本的に「無料」という、それがたとえ外国人・移民・難民でも。 が今の日本では考えられない仕組みだろう。 長年の政府改革で北欧の仕組みに劣らず国の基盤がしっかりできている。(税金の負担もそれなりに高い) 基盤とは国として将来何を重点的に政策に据えるのか、が見えていることで、5年ー10年後でも対応できる社会の仕組み作りだと思う。 代わって日本は今後どのような社会、経済になるだろうか。まさに今の労働者層の不平不満がもうすぐ爆発する可能性があると感じている。

「原子力」フランスは原子力を重視し、依存している国であるが、素晴らしい点は「危機管理体制」。 この書籍には「半径10Kmいないの住民には安定ヨウ素剤を無料配布していることが記述してあるが、日本はどうだろう? 「安全・安心」とは言葉ばかりで実質的な提供・行動が伴っていないことはすでに明白で、国、電力会社の早々の多方面からの実安全対策、対応が望まれる。

  • 「タンギー」親と同居する若者
  •             18〜24歳女性は57.7%、男性は65.9%
  •             25〜34歳女性8%、男性13%に減る
  •             出会いはプライベートな場所、仲間のアパートなど
  •             フランス人はペアで行動する文化
  • 「フランスの結婚」 結婚しない理由〜見極める時間
  •    通常の法的(書面)結婚
  •   パックス(パートナー契約)
  •  口約束だけの関係(ユニオンリーブル)
  • 結婚契約(法的)の財産約束事(分有か共有か) 離婚には時間とお金がかかる
    • 「バカンス」は「vacuus-空(カラ)にする」ということからきている
    •             「有給休暇」5月1日から10月31日までに4週間
    •             11月1日から4月30日までに1週間 合計5週間
    •             最低2週間は連続に取らなければならない
    •             10日以上働けば有給休暇の権利があり、1.5ヶ月に2.5日間の割合で付与される
    •             1982年から5週間の有給休暇が拡大
      • 「週35時間労働制」2002年から法定労働時間週35時間制
      • 「ワーク&ライフ」
      •             年間1607時間以上には年間相殺代休が取れる
      •             ただし管理職は超過労働、最高週78時間まで法的限度
      • 「子供」       
      •             フランスでは子供2人ならカップルが働くことは当然のこと、だが、3人以上は手当が支給される(1人分くらいの給与になる)
      •             家族給付金がプラスされ、社会保険料や税金が免除される
      •             所得制限のない場合、子供2人以上では家族手当が支給される
      •             所得制限のある場合、3人以上は補足手当が支給される
        • 「育児休暇手当」   
        •             男女共雇用形態がどうであれ育児休暇は取得可能で就業自由選択補足手当(complement de libre-choix d’activite)
        •             出生率の回復理由は、保育サービスの充実、1970年以降女性が出生をコントルールする自由を得たこと
        • 「保育アシスタント(個人)」
        •             フランスで最も誇れることは「保育学校」(集団保育学校)3歳で100%入学可能(2歳児での可能)、成績表まで渡される。学校は8時30分から4時半まで、延長保育も可能(延長料金がかかる)
        •             1977年成立、保育学校が休みの日や保育学校の送迎などにも対応している(120時間の保育研修した自治体から認可を得た専門家)保育アシスタント宅で6歳未満の子供を預かっている(内3歳未満は37%)
        •             費用は2004年保育方法自由選択補足手当がある
          • 「食事」
          •             食べる芸術、人との交わりを重要視
          •             オーギュスト・エスコフィエ(1903年の料理本)
          •             とんかつは最高、キャベツは生では食べない(紫キャベツ除く)
          •             付け合わせ=ほうれん草・フライドポテト・インゲン
          • 「フランス人が選ぶベスト3」
          •             1、鴨マグレ 2、ムール貝とフライドポテト3、クスクス
          •             (クスクスはアルジェリア・北アフリカ諸国)
          •             お昼がご馳走、夕食はシンプル
          •             食事時間2時間22分、日本1時間39分
          • 「パリのレストランの高級値」
          •             パリ人は外では記念日等以外食べない(フランス人はケチ)
          •             外国、旅行者が高級志向の雑貨等にあわせるので高い
          •             レストランの消費税は19.6%、食品5.5%
            • 「学校」教育は無料
            •             小学校は宿題がないが落第はある(9月〜10月は厳しい)
            •             小学生(5年制)、中学生(4年制)飛び級もある
            •             落第の比率=小学生17.8% 中学生 23.5%
            •             小学生で「書く」宿題は少ない
            •             学校は水曜日、土曜日、日曜はお休み、午後4時30分まで
              • 「原子力」   
              •             フランス発電力量依存度は77.06%、日本24%
              •             電気料金世界の平均を下回る低料金
              •             10km以内の住人に安定ヨウ素剤を配布、薬剤屋で無料
              • 「福島の問題点」(France 2)    
              •             技術的欠陥を隠していた   
              •             安全性を東京電力は偽りを述べていた
              •             日本政府はそれを放置していた

フランスの医療・教育の現状

2017-04-17 13:01:19 | 世界の動きから見えるもの

@フランスの教育と医療は基本的に無料で有る。 例として、ほとんどの公的母子医療施設では個室が提供され、出産後5日(入院)が限度だがとても広く綺麗だ。 費用は、一旦医師、助産婦、麻酔師に小切手で支払いとなるが、全額戻る仕組みである。一見手間が掛かる仕組みだが申請者との税金の仕組みが上手く組まれている。 外国人でも移民でも申請次第で還付される。

教育でも大学まで国立で有れば無料、但し成績次第では落第も有る。これも外国人の学生でも適用され、基本的に無料だ。 日本の待機児童等の問題は多出生国のこの国では問題ない。 一番すごいところは、毎週水曜日は学校がお休みだ、もちろん土曜日、日曜日もお休み、それに学習するのは基本教科のみで日本のような体育、音楽、工作、図画、その他道徳学習は、その水曜日等を利用して野外、社会で学ぶ実践体験学習の仕組みになっている。

日本の教育、医療システム、「もう古い」では済まされない。優秀な人材・学生が海外で活躍できるように基盤素地がそこにある。 

 


日本の改革、明治維新とは

2017-04-16 08:34:19 | 歴史から学ぶ

@日本の近代化は開国政策から。 明治維新の改革に多くの著名人が登場するが特に「維新の三傑」と言われた木戸孝允・西郷隆盛・大久保利通はそれぞれ荒波を越え、リーダーシップを発揮、先導してきた。 またそれを支えた影の改革人材(薩摩・長州・土佐・肥前・大垣・備前藩家臣)は、本当に優秀で、優れた才能を多く持った人々だったと思う。 様々な改革に伴う犠牲も多かったがやり遂げた功績は今でも残る。 朱子学から儒学へ、学問・思想・習慣・時代の風習の違いを克服しながら支え合い、近代化への情報と知恵を融合し、より良い日本を夢見た多くの人々に感謝したい。 改革の中で特に「日清修好条規」(明治4年)は、日本の歴史史上初めて中国と対等な立場を作った伊達宗城、柳原前光、花房義質らを讃えたい。 というのは明治が始まって3年−4年目に突入するという時期(変革・改革中)に大国の中国を納得させる交渉術を持った人材がいたことは素晴らしい。

•明治6年の改革
–地租改正、太陽暦採用、徴兵制度、紙幣の発行、鉄道開始、学制改革、日清修好条規
•改革人材
–西郷隆盛(薩摩)、後藤象二郎(土佐)、板垣退助(土佐)、江藤新平(肥前)、大木喬任(肥前)、大隈重信(肥前)
•賄賂・私服・私欲
–井上馨(尾去沢銅山事件)
–山県有朋(山城屋和助事件)
–大久保利通(政治の私物化ー内乱挑発)
•大阪から東京へ首都を移す理由
–東京は政治的な都市だから寂れてしま
–蝦夷地(北海道)を開拓するにもバランスがいい
–新政府の官舎等を旧幕府の施設の流用が可能
•廃藩置県(版籍奉還)
–藩は独立国、自治区「府県」とする「大名潰し」
–藩主は知事となる、土地は天皇に返す
•呼び名を変える 
–「呼び名」の下の名を無くさせた
–武士には諱(実名)、字名(通称)があった
•征韓論 (秀吉等の朝鮮出兵の理由)
–失業軍人の利用「不平士族」への対処
–佐賀の乱、西南戦争へとつながる
•通貨制度改革
–四進法を十進法に変更(1869年)
•日本の鉄道
–明治元年1868年から改革始、明治5年新橋〜横浜間開通(廃藩置県から1年後)
–アメリカの支援運用(経営権含む)よりイギリスからの銀行支援、技術供与を選ぶ(長い友好関係を築ける)
–線路幅は1435mmから世界標準1067mmに統一
–鉄枕を枕木に採用(小泉八雲)
•レンガ造りを真似なかった理由
–地震に弱い(朝倉層雲閣12階建)1877年崩壊
 

鎖国から開国への「学び」

2017-04-16 08:22:26 | 歴史から学ぶ

@鎖国から開国へ。 ここから日本の新たな改革が始まりアジアで最新技術大国へと変身するのである。 現代の「自国優先主義」は一般的に鎖国的になることを夢見ているが果たして本当に国民、国にとって都合が良いのか、経済的にも良くなるのか疑問である。 たぶん初期的な変革では一時的な景気回復基調が見えるかもしれないが中・長期的には元どおり以上の低迷になる可能性があると思う。 歴史に見る鎖国から開国は、今を知る上で重要だ。 開国から鎖国への反動はどのようなものになるのか逆説・歴史を戻すことでそのヒントが見えるかもしれない。

 

•幕末 大老井伊直弼
–日米通商条約(鎖国から開国へ)  米国を開国の相手国として選んだことは正しかったのか?
–水戸・長州・薩摩藩若手家臣への不満 必ずやどの層かの不平不満がでる
–吉田松陰等の攘夷論者への弾圧と処刑  不平不満をどのように処理し、解決していくのか?
•「維新の三傑」
–木戸孝允・西郷隆盛・大久保利通=没
–薩摩・長州・土佐・肥前・大垣・備前藩家臣
–旧幕府側等多くの犠牲
•「歴史は勝者の歴史」
–さまざまな残虐なことが起きても勝者はどのようにでも歴史を書き改めて英雄を作り出す。そこに歴史の曲がった過去が創りあげられ歴史として残した
•明治初期の政治学者の台頭「開国」政策
–日本は財政・経費をまかない、全ての公共施設を整備することに同意し努力した、上海は建設を認めず用地要求され保有された(占領下)
•日本の開国、教育と技術
–「藩」の「藩校」明治維新で文字認識率50%
–税は農民が主で、商業・工業への変身が増大
–横浜水道はイギリス軍による設計運用
–国際郵便はフランス郵便局中心による指導
•日本の開国、教育と技術
–日本の輸入関税率はわずか5%の中で競争力を努力した
–外国人指導者を雇い、教育に重点し自主的に外国の工業技術を導入
–国際ルールを重視し、身の処仕方と態度を世界に表明
–開国から40年、明治政府ができて27年で軍事力を持った
–日露戦争により日本も植民地を得ることになる「強国」の仲間入り
 

人生は良く見える

2017-04-10 09:24:40 | 人生を「生かす」には

@人の人生は良く見える。自分は「人生苦労ばかりしている」と考える人も多い。 それは欲を伴った「比較」をするからで、自分の背丈にあったモノを自分自身自覚しておく事だ。 「他人」と「自分・私」思いが違い、人生の辿ってきた道も違い、同じ事はそう滅多にない、そう考えれば「自分が幸せ」と思った方が良いし、気分も良い。「人の道」「我が道」違って当たり前。

最後にある結婚20年未満と以降の漢字(感じ)はなるほどそう人は普通の人かもしれない。

『人の道』
•「譲る心」
–狭い小道でちょっと立ち止まって他を先に行かせることで、世の中の平和にそして楽しく暮らす方法である。 
•「機転を利かす」
–人間の生活における潤滑油となる
•「静・動ともに忘れる」
–老紳士の赤ん坊の泣き声に文句を言う、その後孫ができたことを聞いて「かわいいね」という。
『人の目と人の徳』
•「私の目は2つしかない」
–あなたの目は2つ、あなたが見る目は無数にある
•「徳」とは

  行にんべんに直心と書く

–明徳(真心を持ってことを処理する)
–陰徳(人に知られないように真心を行う)
–功徳(真心を守り嘘偽りを言わない)
•「みんな違って、みんな良い」
–天知る、地知る、我知る、人知る
•「知者は働き、仁者は静かなり、知者は楽しみ、仁者は命長し」(孔子)

よく働いて人生を楽しめる人は「知者」、それに対して定年を迎え泰然自若とした態度で世の中を見ることができる人を「仁者」

•結婚20年未満の人には「楽」「幸」「和」
•結婚20年以降の人には「和」「忍」「穏」

禅から教わるビジネス思考

2017-04-10 09:00:07 | 経営・リーダーシップに必要な事

@禅。 仏教は日本人にとって本当は身近なモノだが実際はその多くを知らない。日本人以上に感銘し「禅」を真剣にビジネスに採用するなど署名な人が増えている。  「禅」無駄を無くし本質を知る、それにはまずは体感する事と解く。 それはまた料理にも採用され料理そのものが深い意味のあるものになっている。

日本の「曖昧さ」、考え方を変えれば、其の「じれったさ」が実は時間を掛けて検討するといういい意味での武器になるという。

「クリエーティブ力」今はどの職種でも必要とされる要素である。 その基本的な考え方3つは重要だ。

現代人、なんでも知ったかのように話す人物をよく見かけるが、実際「本質を知っているかどうか」上面と噂話から成るものも多い事に気ずく、それはネット社会の情報収集力、分析力でできるからである。 実際の「体感」なしでは本物は伝えられないと思う。「知っている、判っているつもり」には気を付けたい。

一休さんのとんち。解りますか? 「まっすぐに見る」それだけです。

『仏教・禅』
•仏教
–仏教はインドから中国に渡り伝えた達磨大師
–「ゲイン」ではなく「ルーズ」である
•禅の影響を受けた外国人
–スティーブジョブス〜乙川弘文老師との出会い
–プロダクトデザイナーのディーターラムス〜「less but better」(より少なく、しかしよりよいもの)
–無駄を徹底的に拝し、本質の機能を追求
•禅は「まずやること」体験を繰り返し、実践する習慣を身につけること
『精進料理の3つの大事な事』
•「喜心」
–喜心とは喜びを持って取り込む
•「老心」
–老心は親心、親が子供を思うような気持ちで周囲の人へ心をいたしなさいといういみ言う意味
•「大心」
–大心は大いなる心、とらわれるなということ
『グローバル人材』
•グローバルリーダーの資質
–とても大切な資質とは「感動できること」。感動できるということはそれだけのモチベーションを持っており、感動できない人はいざという時に十分にアクセルを踏めない。
•日本人の「曖昧さ」
–実は交渉の武器になる、十分考慮し結論を出すことで進歩する
•本当のリーダー
–「当たり前のことをきちんとできる人」、自分からまず取り組み率先する、その姿を見せること。
『創造性を養うテスト』
•クリエーティブの為のテスト

1、1分以内にコーヒーカップを書いてください

2、手が使えない人のためのコーヒーカップを書いてください

3、ネットに繋がったカップを書いてください

•創造性を作りだす必要な要素
–「守」
–「破」
–「離」
•現代は「分かった気になる人が増えている」だから不安がある
•チャンスは物事をポジティブに捉え、其の面に目を向けられる人であり、あらゆる出来事に可能性が潜んでいるように感じられる事。 チャンスはいくら待っても向こうからはやってこない。自ら掴みに行かないと掴めない。
•一休さんのとんち「この鉢植えをまっすぐに見たものには褒美をやろう」 素直に見た目を答えることが「まっすぐに見る」の意味であった
 

上司と部下の関係

2017-04-09 18:02:35 | 歴史から学ぶ

@上司と部下関係をどのように保つべきか。 最近は「上司が部下の面倒を見る」、「上司の部下への対応策」とか「嫌いな上司との対応」など昔は上司と部下の関係がこれほど「上司が気を使う事」などなかったと感じる。 皇帝ナポレオンが軍の統率に欠かせない「賛辞」がある。またナポレオンと長年戦争を共にした「元帥」の立場がその後どのような事態で変化したのか。 上司の意思・態度・命令等で人は変わるを視た。

「ナポレオンの統率方法」
•「賛辞」
–「お前たちはこの世で最も勇敢な騎兵だ」
–「元帥は驚異的な力をもっている。常に冷静で慎重、思慮深くて、正しい判断を下す。元帥はおそらくどんな時でも決して負けないだろう」
–「あなたの働きは、私の満足以上だ」
–「私が今信じることのできるただ一人の男だ」
•「昇進・報酬アップ」
–「戦功のあったものは昇進、報酬を与える。与えられなかった者は、戦いは明日も続くからチャンスは無限にある。頑張りさえすれば次にはチャンスがある」
 
「ナポレオンと元帥たち」
•「昇格が遅れた元帥」
–他の同輩と比較、嫉妬心から「裏切り者」となる
•「良き競争仲の元帥」
–実力を過信しすぎ、「対抗馬」となる
•「最も従順な元帥」
–無理難題で落ち込み「脱落者」となる
•「女房役に徹した元帥」
–失敗を恐れて「自滅」する