ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

力づくで抑える『ロードハウス』2024年作⭐️3.5

2024-06-17 07:47:51 | 映画から見える世の中の動き
力のあるものは力で抑える。用心棒としてのダルトン(ジェイク・ギレンホール)は無法者たちを抑えつけようと動くと、警官含め無法者達は裏でブツを売買に邪魔な店を潰そうとしていることを知る。 現実、無法地帯は強いものが力で押さえつけるしか無い。権力者は往々にして政治家、警官を賄賂で抱き込んでいるからだ。自分の才能を知る事で生きる糧を得る。
『ロードハウス』2024年作
元UFC格闘技のチャンピオン、ダルトン(ジェイク・ギレンホール)フロリダの飲み屋に用心棒として雇われる。そこは無法地帯の街でギャングが暴れ放題で警官も賄賂で役立たず。そのギャングが商売堅気を葬る為に騒動を頻繁に繰り返していた。それは口実でブツを海からの運搬に邪魔な位置にある店を葬る事だった。


格差社会が生み出す内乱『Civil War』⭐️4.0

2024-06-04 07:48:00 | 映画から見える世の中の動き
自由資本主義国家、近未来の米国の格差社会の姿を見せる映画だ。貧富の格差から生まれる差別化問題、貧困層は人として当たり前の生活ができない人権無視した社会に成り果てる。強権政治の行末で内乱が勃発、人を狂わせ暴動が始まり国全体を巻き込んでいく。現代、今の日本は政治家の優遇体制だけが蔓延り、まともな政治家の欠乏から国民を無視した増税に次ぐ増税策だけに映る。やがてはこの映画のような内乱でぶち壊されることになるかもしれない、いやそうなって欲しいとさえ思う。
『Civil War』2024年作
米国内の反乱、権威主義的な連邦政府から離脱したカルフォニア州とテキサス州が反乱軍となり内戦が勃発。4人のジャーナリストは反乱軍がホワイトハウスに襲来する前に着き、大統領とのインタビューを完結しようと試みる、人間ドラマを描く。


愛する人のための行動『ベイビー・ドライバー』⭐️3.7

2024-05-30 07:32:32 | 映画から見える世の中の動き
@アンセル・エルゴートが演じた銀行強盗の運転手ベイビーは、愛する恋人のために危険な犯罪の世界から抜け出そうとする。映画には見事なカーアクションシーンが多数あり、ベイビーの運転の腕前が際立っていた。しかし、ベイビーが新しい人生を歩もうとしたきっかけは、愛する人のために、正々堂々とした人生を歩もうと決意した。愛する人のためなら、どんな困難な状況からでも抜け出そうと努力する姿も見逃せない
『ベイビー・ドライバー』2017年作
才能ある逃走ドライバーのベイビー (アンセル・エルゴート) は、聴覚異常でサウンドトラックのビートを聞く習慣を持っていた。ある日の女性(リリー・ジェームズ)に出会った後、今の強盗に加担する運転手から決別するチャンスを掴んだ。犯罪組織のボス(ケビン・スペイシー)の下で働くことを強制されたベイビーは、運命の強盗が彼の命、愛、そして自由を脅かす中、音楽と向き合わなければならない。


騙す、騙される、信じるべきものは『タイムリミット』⭐️3.8

2024-05-29 07:36:06 | 映画から見える世の中の動き
小さな町の警察署長の不倫相手が殺害され捜査すると意外な事実が浮上するスリラー映画だ。実はその不倫相手がおよそ5ヶ月の余命宣告され、麻薬密売所から押収した大金を利用し助けようとしたが、それは罠だった。騙す方、騙された方、真実を最後に知るスリル満点の映画だ。
『タイムリミット』Out of time 2003年作
マット・リー・ウィットロック(デンゼル・ワシントン)は小さな町の警察署長で、刑事の妻アレックス(エヴァ・メンデス)との離婚係争中に、アン(サナ・レイサン)と情熱的な関係を始めるが、彼女が末期ガンに侵されていることを知る。マットはアンの治療費を稼ぐために麻薬密売所から押収した大金を利用し助けようとするが、アンが不審火で死亡したとみられ、その金は消え、あらゆる手がかりからマットが犯人の容疑者になる、スリラー映画だ。

弱者の選択肢は無い『マルリナの明日/殺人者マルリナ』2017年作⭐️3.5

2024-05-20 07:41:40 | 映画から見える世の中の動き
「弱者を強くすることはできない」マーガレット・サッチャー元英国首相。強い者には勝てない、弱者が出来ることは黙ってやり過ごす事、が昔も今も世の中の趨勢かもしれない。この映画では弱者の頼れるものは自分しかない、だから自分ができる事を信じ勇気を持って行動することだ、と言う事か。世の中の「悪」は何処にでもいるが敢えて戦う必要はない、但し自分を守る為を除いては。
『マルリナの明日/殺人者マルリナ』2017年製作の映画
インドネシアの僻村。強盗団に襲われ、彼らを殺害したマルリナは、自らの正当性を証明するため、はるか離れた町の警察署に向かうが…。西部劇を彷彿とさせる風景を舞台に、ガリン・ヌグロホの原案を新鋭モーリー・スリヤが映画化。カンヌ映画祭監督週間で上映。


歳の差があって「気が合う」は長続き『アイデア・オブ・ユー』⭐️4.0

2024-05-19 07:38:54 | 映画から見える世の中の動き
歳の差があっても「気が合う」とはこんな出会いの映画なのか。人の魅力とは飾らない自然が醸し出してくれるそのものの姿なのだろうか。「出会いは別れの始まり」の如く、最初は世間の的になりやもうえず別れたが、5年後の再会ができたことは素晴らしく感動を呼ぶ。女優アン ・ハサウェイ(42歳)の魅力は若いときよりも今の方が魅力的に見える気がする。映画で魅せた再会を狙うチャンスは「相手の手元に何か忘れること」がいいかもしれない。
『アイデア・オブ・ユー』大人の愛が叶うまで
24 歳のヘイズ ・キャンベル (ニコラス ・ガリツィン) と予期せぬ恋を始める 40 歳のシングルマザー、ソレーヌ (アン ・ハサウェイ) の映画。ソレーヌは、10代の娘のコーチェラ音楽祭への旅行の付き添いをしたとき、最もホットなボーイズバンドAugust Moonのリードシンガーヘイズと偶然出会い、瞬時に閃きが生まれる。二人は瞬く間にロマンスに展開、ヘイズのスーパースターとしての地位に課題を突きつけるまでに長くはかからず、ソレーヌはすぐに、彼との生活が自分が思っていた以上のものであるかもしれないことに気づきます。


情を失くし自我で押し進む『宮廷の諍い女』76話

2024-05-18 07:40:28 | 映画から見える世の中の動き
皇帝の寵愛を受けたいと後宮での争いに多くの妃が巻き込まれ、殺害される。身重になっても狙われる後宮を嫌い華妃(スン・リー)は寺で修行する。そこで皇帝の弟と恋仲になるが戦死したという噂で再び後宮に戻り自分の人生を全うする覚悟する。情に溺れると寵愛も出世も出来ない後宮の争いは自分との戦いとなる。他の寵妃への情けを抹消し自我を全面に推し進めることで生き延る世界だ。現代、特に政治家の世界にある「自画自賛」し、自己主義的に「金と名誉」に貪欲な世界と同じに映った。
中国時代劇『宮廷の諍い女』76話
1722年、康熙帝の第四皇子・胤禛が、九子奪嫡と呼ばれる皇子間の暗闘を制し新皇帝(雍正帝)に即位した。その後宮では、妃嬪の頂点である皇后と、大将軍の妹でもある皇帝の寵姫・華妃(スン・リー)とが、それぞれ派閥を形成し暗闘を繰り広げ始めていく。


家族への犠牲『ザ・ボディーガード』2017年作⭐️3.5

2024-05-15 07:45:28 | 映画から見える世の中の動き
一人の娘を救う為男が命を賭け守り抜くアクション映画だ。娘、男双方ともにマフィアから賞金を掛けられ暗殺集団が襲いかかるが、逆に男の復讐劇が始まる。家族の為の仕事が麻薬に冒され、家族と別居を強いられる。そんな状況を打破する機会を得た男の姿が映る。名誉と権力を維持する為に他人を金で動かし貪欲な金儲けに動く、今の政治家の姿に映る
『ザ・ボディーガード』2017年作
富裕層の家族が狙われ、その両親が殺害、その娘エラ(オディア・ラッシュ)も狙われた。そこに一人の男ルーカス(サム・ワシントン)が暗殺集団から救う。 そのルーカスも元暗殺集団の仲間だった。


人の為、家族の為『ゴジラ−1.0』⭐️3.5

2024-05-12 07:32:15 | 映画から見える世の中の動き
この映画は、戦争で国のために働けなかった生き残り兵士達が、家族の為一致団結してゴジラに立ち向かう姿を映し出す
ストーリーの中心はゴジラだが、その背後にある困難でも辛くても「人の為」に生き延び、生きていれば互いにこの上ない喜びを感じることができる。誰かの為になることは自分にとっても相手にとっても幸せを感じる事ができると言う事だ。現代では人の情が薄くなった「人を思う魂」ほど大切だと言うことだろうか。懐かしいかったのはゴジラのテーマ音楽が昔からのものだ。
『ゴジラ −1.0』
すでに戦争で荒廃していた日本に、新たな危機が巨大な怪物の形で現れる。舞台は戦後の日本。戦争によって焦土と化し、なにもかもを失い文字通り「無(ゼロ)」になったこの国に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現する。ゴジラはその圧倒的な力で東京を廃墟へとへ変える。戦争を生き延びた名もなき人々は、ゴジラに対して生きて抗う術を探っていく。


愛で庇う偽装工作『Love Lies Bleedings』⭐️3.8

2024-05-08 07:42:11 | 映画から見える世の中の動き
娘が義理の夫を殺害した同性愛者を庇う偽装工作をする、それは愛が為に犯した行為だった。ところが意外な展開で家族を巻き込み娘自身が犯罪者へと変貌していく。誰の為の工作だったのか、家族以上に守る人がいるのか、を問う映画だ。 人を愛するとは、どんな事でも愛されるのか、疑問を呈する映画だ。
『Love Lies Bleeding』
刺激的な同性愛ラブストーリーからスリラー映画となる。隠遁ジムのマネージャー、ルーは、夢を追ってラスベガスへ向かう野心的なボディビルダー、ジャッキーに激しく恋をする。しかし、その愛は暴力に火をつけ、犯罪の中に深く引き込んでいく。娘ルーの母の夫がバイオレンスの習性から母を致命的な怪我をさせたことで同性愛相手が動転、その夫を殺害してしまう。 ところが新たな展開が巻き起こる。


チャンスは誰にでもある、如何に掴み取るか『モンキーマン』⭐️3.8

2024-05-07 07:37:12 | 映画から見える世の中の動き
インドの伝説をモチーフにした英雄のアクション映画だ。過去の家族への無残で野蛮な仕打ちを思い浮かべる度に殺意が起こり権力者への復讐と変貌する映画だ。 悪に立ち向かう正統派として脚本、監督そして主演として繰り広げるストーリー内容もカメラアングル等も素晴らしい出来だ。世の中には生まれながらにして弱者となり権力者から虐げられる世界がある。だが、誰にでも「チャンス」があるはずだ。「チャンス」に恵まれるのは日頃から何をしたいのか、どうしたら良いのかなど模索している事で掴める。
『モンキーマン』
強さと勇気のハヌマーンの伝説の映画、地下のファイトクラブでゴリラのマスクをかぶって暮らす青年デヴ・パテル「キッド」は、現金のために、より人気のあるファイターに血まみれで殴られ役になっていた。やがて長年抑圧された怒りを経て、街の邪悪なエリートクラブに潜入する方法を発見、幼少期のトラウマが沸騰するにつれて、すべてを奪った男たちに報復を開始していく。


第二の人生に挑む『ビューティフル・ゲーム』⭐️4.2

2024-05-01 07:35:56 | 映画から見える世の中の動き
第二の人生を如何に歩むか、元プロのサッカー選手がホームレスのフットサルチームに参加、自分のプライドを捨て、様々な事情を抱えた仲間との摩擦と自分との葛藤が起こる。如何に次の人生に勇気を持って進ませるか監督の想いが届くか。チームが勇気と自信を盛り上げる。第二の人生は必ずそこにある!そこから始まる!
日本チームも参加するが大敗し、旅行者に化けて観光するなどコメディーシーンが面白い。 感動映画だ。
現実このホームレスフットサルは2001年から開催され70カ国の参加となっている国際イベントだ。
『ビューティフル・ゲーム』
マル (ビル・ナイ)はイングランドのホームレス フットサルチームのマネージャーで、世界的なホームレス ワールド カップでチャンピオンになることを目指して選手たちと才能あるストライカーのヴィニー(マイケル・ウォード)をローマに連れて行く。ヴィニーはチームに勝利のチャンスを与えてくれるかもしれないが、それは彼が自分の過去と過去を手放す準備ができている場合に限られる。チームの一員になる。ホームレス ワールド カップの支援を受けて作られた映画だ。



人の命の尊さを知等される実話『Ordinary Angles』⭐️4.5

2024-04-28 07:38:33 | 映画から見える世の中の動き
これは病に冒された5歳の他人の娘を助ける実話に基づいた涙なしでは見られない映画だ。生まれながらの病で肝臓移植を待つ娘を助けようと必死に寄付金活動など様々な行動できるシャロンには感銘、家族の幸せに涙ぐむ。シャロンの過去は辛く苦労の連続で一人で必死に頑張った孤独な人生だったのかと、だから過去できなかった償いのように思われる。奇跡と神に祈る心境が分かる気がする、だがその前に可能性に「やってみる」と言う行動が必要だと言うことだ。実話の映画には感動以上のものが心に残る。
『Ordinary Angels』
実話に基づいた『オーディナリー・エンジェルズ』は、ケンタッキー州の小さな町の美容師シャロン・スティーブス(ヒラリー・スワンク)は、妻を亡くし残された二人娘を必死に育てようと懸命に仕事に取り組むエド・シュミット(アラン・リッチソン)と出会い、新たな目的意識を感じる。そして末娘シャロンの肝臓移植を助けることを決意し、高額医療費と現状の借金の返済もできるように寄付集め等の行動に出る。


夢が現実と繋がる時『Dream Scenario』⭐️3.5

2024-04-15 08:08:00 | 映画から見える世の中の動き
@この映画は、夢が正夢に、現実になる事があるが、夢で見た人が現実の人と繋がり、恐怖を誘う事になる。現実では有り得ないストーリーだが、「夢が描くシナリオ」とは誰にでもある理解し難い現実と幻想を描いた映画だ。だが、内容的にあまり強い印象は残らない。 
『Dream Scenario』
面白味のない真面目な教授のポール・マシューズ(ニコラス・ケイジ)は、多くの見知らぬ人々が夢の中でポールを見たことを知り、不思議に思う。TVのニューズなどで取り上げられ生活が一変する。しかし、夜には悪夢のような展開になり、夢の中でポールが悪夢を誘い、暴力的な存在として恐れられる。


「ドローン」は現実でも最強か『Land of Bad』⭐️3.8

2024-04-12 07:41:37 | 映画から見える世の中の動き
@映画でのクライマックスは「ドローン」。戦場での助っ人はドローンからの映像で空爆しかない、だが問題は操作するGPS含めた電波次第だ。現代のロシアvsウクライナ戦争でも実践されている最強の武器は「ドローン」であり、搭載する爆弾次第だ。「燃料気化爆弾」なるものは破壊力は壊滅的になる威力と言う。
『Land of Bad』
フィリピン南部での特殊部隊の秘密作戦に突入する。精鋭の救出チームが敵地の奥深くで待ち伏せ攻撃に遭い、新人士官キニー(ヘムズワース)だけが生存、多勢に無勢で逃げ切ろうとする。キニーの唯一の希望は空軍ドローンパイロットのリーパー(クロウ)の導きにかかっていた。