ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

値段の価値は人間の「物欲しさ」で決まる『モネ・ゲーム』⭐️3

2022-05-31 08:03:50 | 映画から見える世の中の動き
美術品はオークション毎に値が吊り上がる。通常の骨董品以上になぜ絵画は値が上がるのか。それは需要と供給バランス、それに希少価値、さらに知名度とある。著名な投資家が価値があると認めると今まで価値がなかったものが一気に高値が付くというのが理由だ。 いずれも人間の欲「物欲しさ」で価値を上げていく仕組みは不思議だ。
「モネ・ゲーム」
億万長者メディア王から絵画を強奪するコメディー映画 贋作を2枚作り本物とのトリックを作り出し売主に売る、中々凝った仕掛けで大儲けするストーリーだ。だが、最初から思うようにはいかない。 最後に大金で絵画を買うのは日本人という設定だ。


「減圧室」で人はどこまで耐えられるのか『特捜部Q檻の中の女』⭐️4

2022-05-30 11:21:20 | 映画から見える世の中の動き
@人間は完全密室に閉じ込められるとどこまで耐えられるだろうか。コロナで「減圧室」を利用した人もいるかもしれないが映画では潜水用の減圧室だ。減圧されると「耳」が痛くなり、「肺」におよび「肺爆発」が起きると言う。1気圧1013ヘクトパスカルから耐えられるのは30倍まで3万ヘクトパスカルまでという。潜水病になるのは所謂急激な浮上は危険だと言うことだ。
(水深10mで1気圧増える、10mでも長時間の潜水は要注意)
『特捜部Q檻の中の女』
頑固で融通が効かない殺人科のカール・マークは新捜査部「特捜部Q」で既に100日以上行方不明になったミレーデと言う女性の捜索を助手のアサドと担当する。 事件は弟を連れて精神病等に向かう船上での出来事で、証言として緑のレインコートの男が浮上した。 だが、捜査の途中、上司の命令でこれ以上捜査するなと免職される。が漸く光が見えたことで操作を続行する。メレーデは気圧室で監禁されていた。
事件の背景には昔交通事故を起こし父親と妹を亡くした兄が、隣人を走っていた車が妨害したことだ恨みを持っていた。


人間の極限での行動『地上最後の刑事』

2022-05-30 07:45:29 | ミステリー小説から見えるもの
人間は窮地に追い込まれた時にどんな行動をするのだろうか。この小説では地球が半年後に小惑星との衝突で人類が滅びるを想定したミステリーだ。社会秩序が乱れ崩壊していく中で今まで利用してきたものが使えない不便さから希望を失う。「限られた人生の中で精一杯生きること、生きる意味を見出すことの大切さ」だというが、人間の行動は「極限まで」読めない。現実、スマホ、パソコンなど使えない状況だけでもオタオタする状況は想像できるが、利用できなくなった場合、人の行動は20年前くらい前の生活に戻るのだろうか。はたまた人間の強奪する戦争が勃発するか。ウクライナ侵略戦争が世界各国を巻き込む大戦まで拡大したら人々はどんな選択をするだろうか
『地上最後の刑事』ベン・ウインタース
「概要」ファストフード店のトイレで死体で発見された男性は、未来を悲観して自殺したのだと思われた。半年後、小惑星が地球に衝突して人類は壊滅すると予測されているのだ。しかし新人刑事パレスは、死者の衣類の中で首を吊ったベルトだけが高級品だと気づき、他殺を疑う。同僚たちに呆れられながらも彼は地道な捜査をはじめる。世界はもうすぐなくなるというのに……なぜ捜査をつづけるのか? そう自らに問いつつも粛々と職務をまっとうしようとする刑事
ー生命保険の社員ピーター・ゼルの自殺はパレスには他殺だと感じ捜査を開始する。ところがピーターは麻薬中毒症でその運び屋だった。薬物中毒で自殺と見せかける仕掛け屋が姉の夫だと捜査でわかる。姉の夫は保険金詐欺を企て周りを利用し計画した。その結果4人が亡くなったが、最後まで求めたものは分からなかった。
半年後の小惑星衝突で悟ることはしきを決められたものたちの物語となる
ー半年後の世界に向け、大手のチェーン店等が倒産、電波が利用できないことで携帯、パソコンの利用も不可となり、市場が混乱、暴動が起き、社会全体の秩序が乱れ崩壊へ向かう。


元には戻らない運命のひととき『帰らない日曜日』⭐️4

2022-05-29 12:16:06 | 映画から見える世の中の動き
@「運命」は3つあると言う。偶然、昔から決まっていた事、そしてなるべくしてなった神が与えた事、と言うが、禁断の恋、結ばれない関係、人間階級の差からどうしようもないはずの恋は結局結ばれなかった運命にあった。最初からあるはずのない恋はあっけなく終わるのはやはり納得できない。突然死で尊い恋人を失くしたことで、失望感は決して味わえない悲しく虚しく人生に失望する気分だろう。 人生には何があるのか、起こるのか先が読めないから、楽しいとも恐怖に感じるとも言える。全ては運命と思うしかない。
『帰らない日曜日』Mothering Sunday
第1次世界大戦後のイギリス、名家の子息、ポール(ジョシュ・オコナー)孤独なメイド ・ジェーン(オデッサ・ヤング)の秘密の恋を描いたラブストーリー。1924年3月24日、メイドが年に一度の里帰りを許される「母の日」の日曜日。ニヴン家に仕えるジェーンは孤児院育ちで、帰る家はない。そんな彼女のもとに、秘密の恋人であるアプリィ家の子息ポールから密会の誘いが届く。幼なじみのエマとの結婚を控えるポールだったが、前祝いの昼食会を前に、屋敷の寝室でジェーンとひと時を過ごす。やがてニヴン家へ戻ったジェーンを、思いがけない知らせが待ち受けていた。時が経ち小説家になったジェーンは、彼女の人生を一変させたあの日のことを振り返る。


一枚の写真『本当に大丈夫なのかな!』

2022-05-29 09:59:55 | 一枚の写真
「本当に大丈夫なのかな、と思わせる政府の一方的な発表」
政府の6月10日からの入国管理規制緩和、専門家のコメントなしで一気に諸外国向けに発表、国民にはいつ詳細を発表してくれるんでしょう。(国民には三回目接種証明とか説明を求めているのに入国者には求めない、という。それに入国国には都市ロックアウト中の中国も戦争しているロシアも含まれているというが・・・)
(写真提供:Bbmail)

「絵本の力」現代人、大人こそが読むべき本『大人が絵本に涙する時』

2022-05-29 08:04:05 | 人生を「生かす」には
「絵本」はさまざまな世代と社会の、大人の複雑なストレスを解放してくれるような気持ちになる。特に「星の王子さま」は人間が生きる上での大切なものを感じさせ、辛い悲しいことでも乗り越え、支えてくれる。昔出逢った絵本をもう一度ゆっくり、じっくり自分の経験を振り返りながら読むと違った世界が見えるかもしれない。
『大人が絵本に涙するとき』柳田國男
絵本はユーモア、悲しみ、思いやりなど、生きるうえで大切なものに深く気づかせてくれる。心の潤いを取り戻すために、大人こそ絵本を読もう。柳田邦男が愛する80冊の絵本を紹介。
「大人こそ絵本を」
    「絵本は読む人の人生経験が豊かになるにつれて、内容を深く味わえるようになる素晴らしいメディアであり、自分自身の生き方や心の持ち方や子供の心の成長などを考える為の滋養分となる」
    「言葉の力・生きる力」になり、年齢や世代を超えて共有できる
    「ユーモア、機智、悲しみ、別れ、思いやり、心のつながり、支え合い、愛、心の持ち方、生き方など人間としての生きる上で大事なものを、深く考えさられる」
大人が読むその3つの理由
    1、人は社会生活を営むうちに、仕事や家事やお金のことばかりに頭を使い、いつしか豊かな感性や、相手を想う心の持ち方や、生きる上で大切なものは何かを考えるゆとりを枯れさせている
    2、落ち込んだ時や年老いたり病気になったりしたときに、絵本は心を柔らかくほぐしてくれたりユーモアーの心を取り戻させてくれたりする
    3、子供の情報環境がテレビ、携帯、パソコンなどによって劣悪化しているのかで、絵本は親と子、大人と子供が同じ空間と肉声と表情と物語の世界を共有できるメディアとして他にはない可能性を持っている。そのことは子供の心の発達とパーソナリティー形成に重要な意味を持つ。
大人にすすめる絵本
    「100万回生きたねこ」「木を植えた男」「アンジュールある犬の物語」
    「スイミー」「悲しい本」「ヴァイオリニスト」
「お母さんになるってどんなこと」「ともだちからともだちへ」
    (どんな大成功の影にも、逆境に打ち勝つ苦労があり、どんなに激しい情熱を傾けようと、勝利を確実にする時には、絶望と戦わなくてはならぬことを
ー座右に置くのをすすめる絵本
    「きりのなかのはりねずみ」「はくちょう」「世界一うつくしいぼくの村」
    「しかよ俺の兄弟よ」「よるくま」
ー「クマネズミ」(コペルニクス的転回=真似できない生き方で人の鏡になること)
    生きる意味、たとえ絶望的な状況下にあっても、自分は最後までこう生きたいと思うこと
ー絵本は「ケアする人、ケアされる人」のために
    「お兄ちゃんがいてよかった」「ぼくのいのち」「だききしめてほしくって」
    「いそがしいって言わないで」(抱きしめることが心の発達を支える)
    「くまのアーネストおじさん」(バイオリいの音色)
ー眠れない夜の寂しさを変える絵本
    「アルフィーとくらやみ」
ー命を支える言葉の花束
    「葉っぱのフレディーいのちの旅」「星の王子さま」
    (目に見えないもの 心の中で生き続ける)
「大人になって改めて読むことは、悲しみや喜びのきめ細やかな環境を取り戻すこと、心の砂漠にオアシスをもたらすことにつながるはず。それは幼少期の「感情の分化」を再体験するに等しい。特に挫折や失敗や自分の力ではどうにもならない事態のことを、絵本という柔らかい表現を遠して味わうなら、理屈やお説教と違って、心の深いところをそっと揺すられるような気持ちになる」


海外から日本の「旅行と観光」に期待 ランキング#1

2022-05-28 11:58:45 | 世界の動きから見えるもの
日本が海外から期待される「旅行と観光」でランキング1位になる(WEF出典)
旅行・観光競争力指数の直接的な進化、新しい旅行・観光開発指数のベンチマークと測定「旅行と観光(T&T)セクターの持続可能で回復力のある開発を可能にする一連の要因と政策と国の発展期待度」
6月10日からの入国規制緩和で経済指標は良い方向に伸びるだろうか。今回の緩和で「チェック無し」で中国からもロシアからも入国許可はいかがなものか?
詳細サイト:


不運の「偶然」は続かない『Road Trip Romance』⭐️4

2022-05-28 09:59:41 | 映画から見える世の中の動き
「偶然」と言うのは人生に何度かある、だが不運の「偶然」は御免被りたい。 人生に不運が続くことは滅多にないと思い、ポジティブに考え直す事が必要かも知れない。 旅先での幸運はどことなく幸せになるような気がする
『Road Trip Romance』
エスカレートする不幸な出来事が連続に発生していくコメディー映画。ミーガン・ミラー(ナタリ・ホール)の妹の結婚式に参加する為に旅先から向かおうとすると様々な不幸が立て続けに起きていく。その一つが飛行場の閉鎖で、高校の最大のライバルだった男アーデン・ブラウン(コリー・シバー)とレンタカーで長距離を一緒に行くことを余儀なくされる。途中の休息中に車ごと盗難にあい、中古の代車になり、道に迷い、事故に遭い、事故車を牽引され、夜になりモーテルも無く、住人のテントに宿泊する羽目になる。翌朝、街が停電となり、丸2日間はかかると・・・双方で毛嫌いしていた雰囲気も不運な旅で変わり・・愛の幸運が舞い降りる。


日本人に欠ける「自尊感情」とは差がつく行動『頭の良さは国語力で決まる』

2022-05-28 07:40:26 | 世界の動きから見えるもの
日本人に欠ける「自尊感情」(セルフエスティーム)には同感だ。諸外国と比べて日本人は自己主張、自分の意見、反対論を公では言わない。だが、陰での行動が活発になるのは社会環境の所為なのか、日本人固有なのか。最終的に気弱の人間は自己否定、自滅へと導いていくのが悲しい。 本文にある「ふんわりやんわり」環境をあたらめ忘れられた「腰と肚」教育が必須なのか
『頭の良さは国語力で決まる』齋藤孝
「本当の国語力」が身につく9つの習慣・国語力とは「他人と共感し合える知性」
ー読解力:要約力・伝達力・コミュニケーション力=共感力
    相手の感情を読み取る、その為に「名作」の読書(客観的な要約力)
    違った角度から理解・インプットした言葉を人にアウトプットする
ー文書力:(文脈力)使わない方がいい言葉「って言うか」「逆に言えば」「でも」
    柱を決める:キーコンセプトを3つ(骨組み・あらすじを表す言葉語彙)までおく
    頭の良さ:「論理的に」数値~%として表現(いつも・たいてい・ときどき・たまに)
    対比・因果関係・比喩を使って組み立てる・引用を利用    
ー表現力:使った方がいい言葉「つまり~と言うこと」「たとえば~と言うことですね」    
    最初に要点「3点あります」などを明確化する(整理能力:優先順位・文脈・構造化)
    メモに纏める(A4/課題・問題点・ポイント)
ー対面力:現代はむしろ無反応に厳しい時代(反応しずらい社会・冷たい人間)
    気持ちのいい関係性作り:目を見る・微笑む・相槌・臍を向ける(正面を向く)
    3秒で返事がない場合は次の人にパスする
    「比較」を使う、どこが違うのか、どこが優れているのか
    評価コメントには「~ながら」「確かにそうだ」を使う
ー対話力:「聞き手上手」
    話が気まずくなるのは質問力の欠如:具体的でかつ本質的な内容が必要
ー主張力:思考の持久力    
    課題を様々な方向からアプローチする(批判ばかりの理論武装はダメ)
自己肯定力:自尊感情が低い日本人
    自己評価が低く自己否定につながる(ふんわりやんわりと育った環境の所為)
    褒めることから始める(ポジティブな感想)
    「反省する」「謝る」ができない人材こそ責任回避をしたがる
    「今までの体験が持つ意味をしっかりと掴まえ次に生かすこと」
ー感情自制力:「学ぶ構え」
    学ぶほど「知的な我慢強さ」が身に付く(摩擦を力に変える)
身体感覚:「腰と肚」
    「練る・磨く・鍛錬・渾身・腹を据える・腑に落ちる・懐が深い・腰だめし・裃を脱ぐ
推薦本:夏目漱石「私の個人主義」、福澤諭吉「福翁自伝」、太宰治「駆け込み訴え」
会話力を磨きたければシェクスピアの「マクベス」


昔を謎を知り宝を見つける冒険『アンチャーテッド』⭐️4

2022-05-27 07:48:33 | 映画から見える世の中の動き
@昔の謎を解読いていくアドベンチャー映画、そこには隠された「宝」がある。 ネットのゲームとは違い物理的な神秘を探る旅は創造力を豊かにする。そこに何があるのか。歴史を知り歴史が創る昔の宝物探し・・・「徳川幕府の埋蔵金」を探る冒険の旅映画も日本にあっても面白い
『アンチャーテッド』Uncharted
ストリートスマートな泥棒ネイサン・ドレイク(トム・ホランド)は、500年前にフェルディナンドマゼランが失った財産を取り戻すために、ベテランのトレジャーハンターであるビクター 'サリー'サリバン(マークウォールバーグ)と行動を共にする。正当な相続人であると信じている冷酷なモンカダ(アントニオ・バンデラス)がその謎解き冒険を追いかける。世界で最も古い謎の1つを解決できれば、50億ドルの宝物、そしておそらくネイトの長らく亡くなった兄弟さえも見つけることができると信じて。


一枚の写真『臭い〜〜』

2022-05-26 09:17:18 | 一枚の写真
『臭い〜 こりゃたまらん』
臭い、やばいことは国民には知らせない! 国内のワクチン、モデルナを大量に廃棄したとあるが国はその数、金額等を一切国民には知らせない 税金の使途不明金が増えてもおかしくない 急遽老齢者むけに四回目の摂取を推奨している
(ワクチン接種先進国でも10%行かないのに・四回目必要だろうか?)
(写真提供;Bbmail)

戦争で遺るものは永遠の心傷『黄金のアデレード名がの帰還』⭐️5

2022-05-26 07:40:20 | 映画から見える世の中の動き
戦争で奪われた芸術品等は戦後の今、国境を跨いで取り戻せるのか。マリアは戦前の唯一の母の思い出、母の肖像画を返して欲しいと単純に考えていた、戦争で失った文化、芸術、そして多くの人々の幸せな記憶は破壊された、それを思うと残った唯一の思いの肖像画は心の宝だったに違いない。結果的に手元に戻り母との幸せな思いを浮かべ幸福な日々を過ごすことになる。 それでも戦争で亡くした家族、心に残る傷、悲しさは一生消え去らなかったことだろう。それほど戦争は尊い命を亡くし多くの国民の心に傷を遺すのだ、それもたった一人、敵対国二人の国の主導者の所為で。
「黄金のアデレード名画の帰還」
戦争中に奪われた母の肖像画、アデレード、の持ち主マリアへの返還を願った裁判を起こす。価値にすると1億ドル、だが専属の弁護士を雇う金がない。保持主はオーストリア政府で難題だと誰もが悟ったが甥、ランディに全権を任せた。戦後処理、国境を跨いだ美術品返還訴訟裁判は前代未聞の出来事ノンフィクション映画。
68年後、1億3500万ドルで購入され絵はマリアに戻されNYノイエギャラリーに展示されている。2011年94歳で世を去った。ナチが奪った10万点を超える美術品は未だに正当な持ち主に返されていない。