@『〜な自分』を創作する。自尊心・虚栄心から自分を見出し、知ることができ、自分に強く生きることを教えてくれる。一度『〜な自分』で自分の姿、性格、性質、体系を掘り出してみるのもいい。現代は自分をうまくPRできないことでイライラしたり、自分に有利な言い訳を創り、ありもしない事で他人と比較し、終いには自分をうつ状態にしてしまう人もいる。 ネット社会は距離を短くできるが、時間を短くはできない。時間は平等であり、それを如何に、効率よく巧みに利用できるかである。その為には、まずありのままの「〜な自分」を知ることが必要かもしれない。 特に「比較しない」(他人と比べない)事はまさに自分の人生と同じ人は世の中にはいないから比較する事を自体が「悩み・辛身・惨め」を産む事になる。それを見習って人生の寄り道をすることで「無駄な時間」を作ってしまう、だから「〜しない生活」が生かされるのかもしれない。 思うに「過去の〜な自分」と「未来の〜な自分」を思う事で、これからの自分と如何に向き合うべきか、自分の時間をどの様に使って生きるべきなのか問うべきかも知れない。 他の書籍で見つけた自己PR・講演等でのヒント:
4つのコツ(ストーリーテラー) 人に伝える効果をアップするには
1、簡潔に語る(始まり・中間・終わりでまとめる)
2、伝えたい要点を簡素に
3、感情・ジェスチャーを入れる
4、子供の前で練習する(判りやすく言える事は「伝わる」事)
『しない生活』小池龍之介
- 煩悩を鎮める百八のお稽古
- 立ち止まって自分の内面を丁寧に見つめる事。辛さから逃れようとして何か「する」のでなく、ただ内省により心を鎮める「しない」生活をブッダの言葉を紐解く。
- 「つながり過ぎない」
- 入ってくる情報が増えれば増えるほど心は乱れる・キリがない
- 「いい人」をやめ嫌いな事は素直に断る
- 「どちらが得か」を迷うのは心にとって損
- 自分が隠している情けない感情を認めると楽になる
- 「イライラしない」
- 自分が何に怒りっぽいのかチェックする
- 「しなくていい」は「してほしい」
- 「でも」「しかし」をこらえて権力闘争を回避する
- まず相手の甘えを受け止めれば対話の質は向上する
- 「言い訳しない」
- 謝るときは余計な言い訳を付け加えない
- 勝手にライバルを仕立てて妬んでしまう心に注意
- 隠れた自己愛を自覚すれば自然体で振る舞える
- 失敗しても無心なら爽やか、言い訳をすると見苦しい
- その場しのぎの返事をしないで「少し考えさせて」と保留する
- 「X Xな自分」という自我がイメージを持つと苦しくなる
- 「急かさない」
- 頑張り過ぎず、だらけ過ぎず
- 「こだわり」を手放す
- 相手が間違っていても追い詰めない
- 「こういう自分でありたい」と渇望するから苦しい
- 人は生きている限り「満足しない」という苦を味わう
- 「苦労が報われない」という無力感から逃げ出さない
- 「比べない」
- 心の平穏を保つには好きすぎるものを遠ざける
- 虚栄心に流されない
- 誤解されるのを恐れない「違う」と言えばいいだけのこと
- 無理に周りに合わせるような偽りの優しさは捨てる
- 成長のためには、己の「未完成」を自覚する謙虚さが必要
- 「弱い自分」「できない自分」を認める方がリラックスできる
- 他人と比べない、過去の自分とも比べない
- 他人からの厳しい指摘に感謝できることこそ真の反省
- 人に範を示す立場の者こそ「弱い自分」を認めることが大事