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書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

戦争は何を遺すのか、闇に葬られた作戦『長沙理9.15』⭐️5

2021-12-31 10:01:33 | 映画から見える世の中の動き
朝鮮戦争の米国の目的は自由主義の保守、どれだけ現地の人間が犠牲になろうとも、敗退「ステ駒」は軍部の極秘扱いにせざるを得なかった。だが戦後、同行記者の記事で名誉回復されたとある。 これはこの戦争のみならず、あらゆる戦争が遺す悲しい遺産だ。 日本にも韓国にも、中国にもまだまだ埋もれた、歴史の闇に埋もれた出来事があるだろうが、決して戦争をしてはならないということを知っておくことだ。 政治家・軍隊の「欲」の為に国民が犠牲になるのはもう許されない。
『長沙理9.15』
1950年韓国・朝鮮戦争・長沙理上陸作戦。平均年齢17歳772人、2週間の訓練した学生が動員され長沙理に上陸した。食糧も弾薬も少ない中での人民軍との戦いに「ステ駒」として作戦を遂行させた。作戦は多くの学生を犠牲に上陸できたが、直ぐ敵の援軍が接近、多くの学生が犠牲となり尊い命がなくなった。

現代日本の国の姿(現在から近未来予測=2021年総括)

2021-12-31 09:46:53 | 世界の動きから見えるもの
@現代日本の国の姿(現在から近未来)日本が向かっている方向は世界と逆行
1、物価が安い国=賃金が上がらない国=国家が成長しない国
2、赤字国債が増大する国=増税大国になる国=貧困国民が増える国=国外移住が増える国
3、公正平等無視=官邸特権最優先・権力集中=改竄常識国・民主主義崩壊
4、非効率国家=デジタル後進国=IT技術開発者不足=他国依存・産業衰退国家
5、年金減少化国家=労働者減少=老齢化・少子化対策難=市民生活困窮国家
6、世襲性議員国家=贅沢三昧予算=政治家特別優遇税制国=政治家特権増殖国
7、農業人口減=食料自給低下・超食料輸入国家=食糧貧困国
8、二酸化炭酸排出増国=火力発電増・原子力エネルギー継続国=地球温暖化・大気汚染増大国
その他:
監視社会国・プライバシー非保護国・非生産者人口増・知能流出(能力者・スポーツ選手)移住増


国民を守る側が貪る日本の政治『財務省の「ワル」』

2021-12-31 07:47:44 | 経営・リーダーシップに必要な事
赤字国債は現政権、政治家にとって「宝の泉」的価値を持ち、借金は全て次世代に回され続ける現状。次世代への借金は膨大となり更に介護保険、社会保険、その他諸々の税金負担は多くの「破産」者を産むに違いない。そうならない為にも政治家の「独裁」から「政治家を審査する組織」も国民にとっては不可欠だと思う。森本事件の改竄等、政治家に有利で、特別優遇、特権は許される物ではない
『財務省の「ワル」』岸宣仁
「概要」霞が関のトップエリートが集う財務省。そこでは「ワル」と言えば、いわゆる「悪人」ではなく、「やり手」という一種の尊称になる。しかし、事務次官のセクハラ、国税庁長官の公文書改ざんなどで、〝省庁の中の省庁〟に巣食うワル文化はもはや崩壊待ったなしだ。
求められてきた「勉強もできるが、遊びも人並み以上にできる」タイプとは?
出世の条件とは?――当代一の財務省通が「ワル」たちの内幕を明かす。
ー国家公務員試験申込状況の変化
    1996年45,254人
    2019年17,295人
    2021年14,310人
ー財務省キャリア官僚との採用と退職者
    1989年 24人・1人
    2000年 16人・4人
    2008年 16人・1人
    (1997年は19人・9人=採用は未だ9割が東大法学部出身)
内閣人事局
    安倍首相の時代に新設(分離)された人事権は官邸が任命することになる
    (局長級200人、審議官600人へと3倍に拡大=忖度と猟官)
    政治主導型の官僚トップが任命され、官邸・首相の息のかかった者だけとなる
    官僚の知恵やアイデアを吸い上げるルートが狭まり、政策等官邸の停滞状態を招く
    頭脳より「運と愛嬌」が出世の近道になる+官邸の言いなりになる「狡賢いワル」
    財務官僚の口癖「蟻の一穴」「背に腹は代えられない」
財政再建
    56年前に国債を発行したことで借金大国になり今や1200兆円と膨らむ
    (1965年の2590億円の初回から10年後には発行額が2兆2900億円になる
        合計5兆4800億円となり国債依存率が26.3%(4分の1)を占めた)
日銀総裁への批判
    安倍首相が任命した無能な黒田総裁(物価上昇を2%を2年で実現と強硬発言)
    2013年就任以降8年経った現在でも実現されていないどころかデフレ状態のまま
    アベノミクスと謳われた失敗策を未だ引きずったまま
英国サッチャーの行動
    行政組織の縮小(民間委託+公務員削減)1979年75万人が49万人に減る
    官庁の統合、合理化、人事権の見直し(360度評価の導入)
    (360度評価:上司・部下・一般からの意見・評価を重視)
    「いらない」「不要な人材」を削除、編成し直したことで貢献
        電子ファイルシステムの構築
        建物の有効利用(諸官庁統合)
        360度人事評価(働かない人材を削減・効率化・女性採用)
今後の日本・省庁
    トップは常に問題を解くことではなく、問題を作ること(部下は解決策を練る)
    人材育成・文系から理系へとシフト(IT等への理解+仕事の効率化)


日本の現状:物価が安い国=賃金が上がらない国=国家が成長しない国

2021-12-30 09:40:31 | 世界の動きから見えるもの
@今の日本は「物価が安い国=賃金が上がらない国=国家が成長しない国」の中にいる。世界との賃金の比較(図参照:23番目と低い)、更に男女比では世界で3番目という最悪な状態となっている。
政府の「補正予算」とは、緊急予備費としていたが現実「政治家が勝手に使える予算」の意味に変わっている。その一例はアベノマスクの費用:2108億円

命の尊さ、人間愛から助けようとする男の生き様『残された者』⭐️4

2021-12-30 07:48:15 | 映画から見える世の中の動き
壮大な雪景色の中、寒さと飢えに人はどこまで耐える事ができるのだろうか。重傷を負った一人の女性の命に気を遣いながら最後まであきらめる事なく歩み続ける。果たして二人は救助されたのだろうか。
結末が見えないこの映画は一人の男の根性と現代社会で忘れさせた人間愛を描いたシンプルだが心に温かみを感じた
『残された者』
北極で飛行機が遭難、乗組員の男一人が助かるが一向に救助が来ない。ある日ヘリが来たがそれも墜落、重症を負った一人の女性を救助する。またしても数日経っても救助が来ないので遠方にあるキャンプを目指して真っ白な山道を歩き始めた。 だが、最後の望みで見つけたヘリも何処かへ消え二人の命が尽きたかのように映画は終わる。

家族は一緒にいるのが最高の幸せ『死相学探偵最後の事件』

2021-12-29 07:47:00 | ミステリー小説から見えるもの
現実離れした妖怪・妖術世界の想像は難しいが、家族の隠された過去が背景にあった。それは家族愛を求めた母親が子供と疎遠になったことで巻き起こった事件に繋がった。子と一緒に幸せな暮しを求めた母親はどれほど寂しかったことか。母とこの繋がりは誰よりも強い。
『ほんとうに他人の人柄がわかるのは、その人と大喧嘩したときだということです。そのときこそ、そしてそのときはじめて、その人の真の人柄が判断できるんです。』アンネ・フランク -
『死相学探偵最後の事件』三津田信三
黒術師の居所を探し、候補地である孤島に渡った黒捜課のメンバーと、俊一郎と祖父母たち。そこで待ち受けていたのは、どこか奇妙な言動のスタッフたちと、次々と発生する不可解な連続殺人事件だった
「黒術師」の正体の謎に警察の捜査官、俊一郎の家族がある島に招待される。次々とその宿泊先の従業員が次々と証拠も無く殺されていく。やがて隣にある黒術の塔に隠された秘密を探るとゾンビなど魔物が襲ってくる。謎解きは「おみくじクッキー」に隠されているが、果たして「黒術師」の正体は!



世界の富とその格差を知る 日本の富の3分の2は高齢者が保有

2021-12-28 10:37:05 | 世界の不思議・出来事
世界の富とその格差(現実を知る)
*世界の富裕層の1%が世界の資産の38%を独占し、世界の人口の50%が僅か2%の資産しかないという現実 (下記グラフは世界不平等レポート2022年版)
*日本の個人金融資産合計1,800兆円のうち、3分の2に当たる1,200兆円は60歳以上の方々が保有。
*世界富裕層上位2100人の資産が人口60%・46億人の資産を上回る(出典:世界フォーラム)



悪党への憎悪、憎しみは一生消えない『悪党』

2021-12-28 07:48:37 | ミステリー小説から見えるもの
未成年の犯罪は殺害事件でも刑罰が軽い、だが殺された家族、残された家族は生活が乱れ、犯人の年齢に関係なく一生憎悪が募る。犯人が悔いを新ため出所後にどのように暮らそうと「許すことができない」のだ。そんな人間はどのようになれば許されるのか、残された家族の思いそのものの小説の主旨が心を突き刺した。 法的解決は残された家族に「無念さ」だけが残る。これは決して具体的な解決策があるわけではない非常に厄介な問題だ。
『悪党』薬丸岳
探偵事務所で働いている佐伯修一は、老夫婦から「息子を殺し、少年院を出て社会復帰した男を追跡調査してほしい」という依頼を受ける。実は佐伯も姉を殺された犯罪被害者遺族だった。
ー悪党
子供を殺された両親の恨み。殺したのは未成年で少年院で過ごした後、雇われ「振り込めザギ」を営んでいた。探偵の依頼で身元が判り両親は許せないその男に殺傷事件を起こす。半身不随になった男の彼女はその両親を恨み始めた。
ー復習
幼い二人兄弟が母親に見捨てられ、弟が餓死する。探偵に現在の母親の状況を確認すると妊娠しており、兄はその恨みをはらしたかった。親の愛情を受けないで育った子供として・・・
ー形見
未成年の息子が殺害事件を起こしたことで、母と姉は世間の厳しい目を縫い生き抜いてきた。息子は出所後も、社会の除け者暮らししかできない状態。そんな時、癌の末期の母が息子に最後に会いたいと切望したが・・・
ー盲目
一人の男に貢いで逮捕された女性、実は銀行員で真面目な女性が愛した男がいた。女性は断固として貢いだ先を告白なく刑期を終えても話そうとしない。その男は資金で商売を開始、結婚もしていた。(人を盲目に、ずるい人間)
ー慟哭
弁護士からの依頼で出所した男の今を調査する。その弁護士は昔姉を殺された犯人の弁護士だった。弁護士の仕事は犯罪人でも無罪を勝ち取る事、たとえそれが身内の事件でも・・・
ー帰郷
探偵捜査の為、盗聴器を設置して証拠を元犯人の家から盗み出すが、気づかれ打撲傷を負ったキャバ嬢、探偵の愛人。元キャバ嬢の過去を知ることで人の不幸が自分と同じに映った。
犯人はもう一人の仲間、姉を実際に殺害した男、を強請っており、やむなく逃亡を手助けすることに同意する。その後逃亡した男は他殺体で発見された。
ー今際
姉を殺した最後の一人の男が見つかった。それは末期癌で入院していた。その男を弁護した弁護士が現れ余命幾許もない病人の男に与えたのは、母親との面接だった。「母親を呼んだのは弁護士としての最後の情けですか」に対して「いいえ、私なりの彼への罰です」と弁護士は答えた。

「人を憎み続けることは苦しい。憎しみはやがて激しい焔となって、心の中を焼き尽くそうとする。そして烈火を人に向けるのだ」
「犯罪者に対する憎しみ。人を傷つけて平気な顔で生きている人間に対する憎しみ。それは手のつけられない火焔となり多くの人たちを不幸にする」
「犯罪の被害に遭った者にとって最も苦しいのは加害者が幸せに暮らしていること」
「憎しみは完全に消えることはない」
「たまには笑えるような仕事をしろ、いつでも笑ってもいいんだぞ。いや、笑えるようにならなきゃいけないんだ。俺たちは絶対に不幸になっちゃいけないんだ」
「悪党は自分が奪った分だけ大切な何かを失ってしまうこともちゃんとわかっている。それでも歩いことをしてしまうのが悪党なんだ」


家族の愛、幸せはみんなの心にある『ミラベルと魔法だらけの家』⭐️5

2021-12-27 10:03:22 | 映画から見える世の中の動き
みんなの幸せが家族を唯一幸せにする。ミラクルではなく人の愛で、愛する心で。見かけの幸せは本当の幸せにならないことを悟る。ディズニーの映画は「ハッピエンドが似合う」
『誠実でなければ、人を動かすことはできない。人を感動させるには、自分が心の底から感動しなければならない。自分が涙を流さなければ、人の涙を誘うことはできない。自分が信じなければ、人を信じさせることはできない』ウィンストン・チャーチル -
『ミラベルと魔法だらけの家』
ミュージカルアニメーション映画。コロンビアの孤立した魔法の村に住んでいる15歳のミラベル。ここでは、5歳になるすべての子供が魔法の贈り物を受け取るが、ミラベルを除いて。ミラベルはこの状況に不満を持っていたが、家族の魔法が危険にさらされていることを感じ、恐れていたが、家族の誰も信じない。そこで、ミラベルは何が起こっているのかを調べ、それを修正する方法を見つけることにした。

聖書には現代映画、書籍に載せる多くの題材が眠っている『聖書の名場面』

2021-12-27 07:58:13 | 歴史から学ぶ
@旧約と新約聖書はどこか繋がっているのかと思ったがそうではないこと、さらにイエス・キリストを迫害したのは実はユダヤ人だったことも初めて知った。神を崇め、敬うことは紙一重、救世主となるべき人が磔に処されたということだ。現代に残る多くの絵画には聖書の深い意味を理解してこそそれが生き、近代の映画、書籍など多くの題材になっていることにもびっくりだ。
『聖書の名場面』歴史の謎を探る会
旧約聖書」
    旧約はイエス・キリストが登場する以前のこと、イスラエル(ユダヤ)民族の物語書物
        律法(モーゼ5書)などモーゼが主に著したものでモーゼの死までが描かれている
        書物の内容:イスラエル人の体験した苦難と栄光
    新約はイエス・キリスト以後の物語、神が全ての人と交わした契約書である
ー天地創造(神は6日間で世界を作った)
    アダムの創造・アダムとエヴァは禁断の果実を食べたことで楽園追放(羞恥心を知る)
ーカイン(農耕)とアベル(放牧)
    弟を殺した兄に科された罪(ノドに追放)
    カインの初めての嘘が低劣な人間の時代となる
ーノアの方舟
    カインやセトとうの欲望のままに生きる人間を滅ぼそうとノアに託す
    40日40夜大雨の末、ノアの方舟はアララト山で止まり地上に戻る
ーバベルの塔
    神は1つの場所に集まることを望まず言語を変えた
ーモーゼの十戒
    神戸イスラエルの民の「旧約」が成立(シナイ山にて十の教えを与えた)
イスラエルの王、ダヴィデ(ダヴィデ像)
    巨人のゴリアテを投石器で負かすダヴィデ(第2代国王となる英雄)
    ドイツの自爆ミニ戦車名、天空の城ラピュタの飛行機名は「ゴリアテ」
ー知恵の王ソロモン
    イスラエル最盛期を築いたソロモン(官僚機構、内政を安定化、大国との関係改善)
    シバの女王の謁見はそのソロモン知恵を確かめたとある
    「ソロモンの審判」:大岡裁き「親権を争った裁き」
「新約聖書」
    福音書4書などイエス・キリストの生涯が語られ得ている
ーイエス・キリストが救世主となる(ユダヤ人社会が求めた救世主)
    ユダヤ人社会は分裂しローマの属国とされ、明るい未来が見えなかった
イエスはユダヤ社会を救済するのではなく、人間そのものを救済しようとしたためユダヤ人社会はイエスに失望し、イエスを磔に追い込んで行った
ーイエスの十二人の使徒(イスラエルの十二の部族から由来)
    イエスを裏切るイスカリオテのユダもその一人にいた(最後の晩餐)
「種をまく人」神の言葉をどう聞くかを示す
    種は神の言葉そのものでそれを受け入れる人により(信仰心)違いが生まれる
ー「最後の晩餐」イエスの予言
    「この中の一人が私を裏切ろうとしている」と告げる
    「私がパン切れを浸して与える者だ」そしてユダに与える
ゴルタゴの丘(キリストが磔された場所)
    「ゴルゴ13」の名はこれが由来


一枚の写真『誰が守ってくれるの?』

2021-12-26 10:32:58 | 一枚の写真
「守る人がいない・・日本」
森友事件、スリランカ人入国事件、オリンピックの膨大な経費負担、統計データの改竄事件など
「守る人」(正当な裁きと公平性を保つ)が不在な国、国民に見せたくないところは完全に蓋をし、誰一人責任も取らない日本に未来はあるだろうか
(写真提供:Bbmail)