@厳島神社が弁天社で元はヒンズー教の女神だった事は全く知らなかった。詳細を調べると、「弁才天(べんざいてん)は、仏教の守護神である天部の一つ。ヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティー(Sarasvatī)が、仏教に取り込まれた呼び名である。神仏習合によって神道にも取り込まれ、様々な日本的変容を遂げた。」またWikipediaによると「厳島神社の祭神は次の3柱「宗像三女神」と総称される。 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)田心姫命(たごりひめのみこと)湍津姫命(たぎつひめのみこと)」歴史背景と時代の流れから様々な宗派に分かれたが、何か基は一つなのかも知れないと、そう感じた。それは教派の基本教義は、苦しみの輪廻から解脱することとあるからだ。(煩悩に縛られていることから解放され命あるものが何度も生まれ変わる・・・)人間生まれることは既に死の宣告を受けているとも言うが(人間は必ず死ぬ)魂・遺恨などを墓に託した武将・将軍なども多いのではないだろうか。多くの寺院・寺・墓を巡ると時代の時の感覚が無くなる。数千年前、数百年前、数十年前など今も遺るこれらの遺跡はどの様に理解していけば良いのだろうか。それは、墓も歴史の勢力・権力と同じで偉業を遂げた人々の墓は偉大だが、歴史の裏で黙殺された人々は何も残ってはいない。最近富に歴史を紐解き真相を正しく理解・検証すると全く逆の歴史があることもある。今回驚いたのは、東京に遺る多くの神社・仏寺は室町時代の武将で、江戸城を築城した太田道灌が造築、普請・勧請、造営で絡んでいることだ。(写真は芝東照宮・徳川家康にある銀世界の梅:2019年1月25日現在2部咲きの梅・徳川将軍家墓の前にある四菩薩像・菩薩様のそれぞれの顔相が素晴らしい)
『江戸の神社・お寺を歩く(城西編)』黒田涼
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- 武士:曹洞宗・臨済宗・日蓮宗
- 江戸時代:黄檗宗・普化宗(虚無僧)