ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

死後に知る本当の人の情け『火喰鳥』

2019-07-31 08:02:52 | 人生を「生かす」には

@これは「信太郎人情始末帖シリーズ」の5作目である。前版は「おすず」「水雷屯」「狐釣り」「きずな」ということもあり話は大きな展開はないが人の情け、恩、義理などを描いた内容だ。信太郎の信頼する大札、おぬいの叔父といい、信太郎の父親(主人)といい、誰もが周りの多くの人々から心休まる暖かい志など、まさに「虎は死して皮を留め、人は死して名を残す」である。 また信太郎の人柄と良いまた信太郎が愛した手引茶屋の女主おぬいも人柄といいとても気の利く、控えめな女性である。「人の情け」というものは施した本人が病気、あるいは死別した時に初めて知らされることかもしれない。生前の人の行いは誰もが見知りおりその家族が「本人の生き様を本当に感じる時」となるだろう。

『火喰鳥』 杉本章子

  • 大店呉服太物店美濃屋の6代目の跡取り息子、信太郎が許嫁を亡くし狂言の河原崎座のお手伝いを兼ね住み始めた。その後4年間で引手茶屋の女主おぬいとの間に娘ができた。もともとおぬいは前の夫にも一人息子がいた。
  • ある日大店の主人が亡くなり、主人の遺言により信太郎が引き継ぐことになった。その晩狂言の櫓の近くで火災が発生し、火消しとともに出かけた信太郎がおぬいの叔父であり狂言の大札が火災に巻き込まれ火中に飛び込んだが焼けて倒れてきた大木に倒された。かろうじて仲間が信太郎を救い出し命に問題なかったが失明状態になる。信太郎が助けようとしたおぬいの叔父は火事後から死亡と分かり、おぬいは悲しみにくれた。
  • 信太郎の母と姉は主人が亡くなる前からおぬいを娶り御新造になることに反対しており嫌がらせが続いたが主人の遺言もあり無下に反対はしなくなった。だが、母は二人の祝言を主人の1周忌以降にすることにこだわりを持っており、できれば信太郎の妹に継がせようとしていた。
  • おぬいは信太郎の世話など一緒に暮らせないままでは1年とは言え、一人息子、一人娘の幸せになれないと自分をあえて奉公人の女中として大店に出向こうと決心する。

「伝説」の信念とは『Cold Blood』⭐️5

2019-07-30 08:01:34 | 映画から見える世の中の動き

@映画 『Cold Blood』

伝説の暗殺犯(Jean Reno)が、北米の不毛の山間部にある山小屋で引退生活を始める。ある日スノーモービル事故から一人の女性を救助すると、彼は女性の異様さを感じる。彼が最後に暗殺したのは助けた女性の富豪の父で、その父の仇を取るためにわざわざ山奥まで一人できたことが分かった。彼に父の暗殺を依頼したのは父の部下で、その部下の一人が証拠隠滅を図るため女性・娘をも暗殺する計画だった。女性は仕組まれた暗殺を最後に知るが時すでに遅し。**裏の裏まで陰謀を読み解くのは非常に難しい。「伝説」と言われる人物はそれなりの信念がある。(弁慶の立ち往生)


好奇心、新しい発見を楽しむ『禅語』

2019-07-29 07:48:46 | 人生を「生かす」には

@「25方便」(たずき・手段)小止観では人は欲の塊であり、我の塊であるという。「自分の欲望を満たすのではなく、まず心を整えなさい」とある。(下記列記)「念じ、知恵をつけ、意欲となる」。 日々の生活で「如何なる時でも好奇心を持ち、新たな発見をすると人生楽しくなる」は実践したいものだ。 それには「平常心」で「先入観を入れず」、「直感的」に観て、そのままを感じることが必要なのかもしれない。(色即是空、空即是色)

『禅語』横田南嶺・阿純章

  • 40年にわたり禅の一道を歩んできた横田南嶺老師と、宗祖伝教大師の法脈を継ぐ天台の名刹を担う阿純章師。「歩歩起清風」という禅語を体現したような名僧2人の対談が単行本。 「自分とは何か」「命とは何か」「いかに生くべきか」といった本質的な問いにとどまらず、「人生の価値はどこにあるか」「イキイキと生きる秘訣」など、自分の花を咲かせて生きるためのヒントが凝縮されています。宗派、時代を超え、さまざまなエピソードやたとえ話を交えながら禅語を紐解かれる両師の言葉を通して、わかりやすく、かつ深く教えの本質に触れることができるでしょう。「心こそ 心迷わす心なれ 心に心 心許すな」という沢庵禅師の言葉にもあるように、迷いやすい私たちの心に、清々しい風が吹き渡り、日々を歩むエネルギーが湧き起こる一冊です。
  • 「平常心」(びょうじょうしん)と読む(臨済宗)
  •       造作のない心、作り事をしないということ
  •       「自ら瞞ずること莫れ」自分を誤魔化すな
  • 「童門冬二」
  •       全て何があっても自分の所為は思わないこと
  • 「5縁」
  •       持戒清浄(戒律を保ち正しく生活をする)
  •       衣食具足(適度な衣食で心身を調える)
  •       閑居静処(喧躁を離れ、静かで心が落ち着く環境を調える)
  •       息諸縁務(世間のしがらみや情報過多の生活から離れる)
  •       得善知識(良い師や仲間を得る)
  • 「5欲」
  •       色(男女の美しい容姿や、宝石やきらびやかな装飾など心を惑わすものへの欲)
  •       声(男女の美声や美しい楽器の音などへの欲
  •       香(芳香豊かなものや男女の肉体より放つ香りなどへの欲
  •       味(酒や肉などの美味しい食物への欲)
  •       触(手触りの良いものや男女の肌の感触への欲)
  • 「5蓋」
  •       貪欲(5欲を貪ること)
  •       瞋恚(怒ること)
  •       睡眠(眠りを貪ること)
  •       掉悔(過去のことを悔やみ自分を責めること)
  •       疑(自分、師、音けの教えを疑うこと)
  • 「5事」
  •       調食(適度な食事をとる事)
  •       調眠(適度な睡眠をとる事)
  •       調身(坐禅の前・中・後に応じて身体を調える事)
  •       調息(*呼吸を調える事)
  •       調心(*心を調える事)
  • 「5法」
  •       欲(仏道を願い求める事)
  •       精進(ベストを尽くす事)
  •       念(悟りを得ることを念じ続ける事)
  •       巧慧(巧みに知恵を働かせる事)
  •       一心(心を一つにして専念する事)
  • 「完璧な人はどこにもいない」
  • 「至誠は息む事無し、息まざれば即ち久しく、久しければ即ち徴あり」(久しく途絶える事なく実践をし続けていれば必ず何か目に見える形が現れてくる)
  • 「法演の4戒」
  •       勢い使い尽くすべからず。勢い使い尽くさば禍必ず至る   
  •       福受け尽くすべからず。福受け尽くさば、縁必ず孤なり
  •       規矩行い尽くすべからず。規矩行い尽くさば、人必ずこれを繁とす
  •       好語説き尽くすべからず。好語説き尽くさば、人必ずこれを易んず
  • 「動きの中にこそ穏やかさがある」(蓮華の上の仏様)
  •       バランスをとる・千手観音
  • 「子供の遊びは全て動詞」
  •       遊びは動き・名詞的なおもちゃは飽きる
  •       何気ないものでも子供の遊びは想像力・動きで作る
  • 「恰好」丁度良い
  • 「何事にも好奇心が旺盛で日々新しい発見を楽しむ」

忘れがたい深い思いを搔き消す辛さ『ジ・イントルーダー』⭐️4

2019-07-28 08:06:13 | 映画から見える世の中の動き

@映画 『ジ・イントルーダー』 The Intruder 2019

新婚の若い夫婦(Michael EalyMeagan Good)がナパバレーで家を破格値で購入する。それは売主が壁一面の絵を含め多くのモノを残してほしいと願っていたからだ。だが、若い夫婦は壁一面の絵も含め多くのモノを処分した。 その後フロリダに引っ越したはずの売主(Dennis Quaid)が彼らの生活、敷地内に入り込み続けた。やがて売主の身元を捜査すると意外な事実を知る、同時に売主がまだこの家に住み込んでいると知る。やがて家の中で恐怖の連続が始まる。病魔で過去の想い出が住み続けた家の中にあり、引っ越しすることは過去の思いを一切捨てる恐怖に自分を戒めていた。**脳裏に焼き付くほどの忘れられない思い出の家、町など、家族が離ればなれになるのは辛い。誰もが、老齢化と時代の流れと共に経験する、捨てがたいモノの断捨離する勇気が必要となる。ましてや介護施設での「新たな生活」にでもなればなおさらだ。早めに身の回りの「最低限必要」を整理しておくことが肝要だろう。(少子高齢化に伴う老後の生活と現実)

 


「情け」に惚れる『刺客』

2019-07-27 07:57:16 | 人生を「生かす」には

@人間の恨みはいつかは爆発する。この小説では次期藩主に抜擢されなかった恨みを藩主に向け謀反する計画だ。それを阻止する脱藩した藩士の活躍とその支援をする女頭領佐知の男と女の絡みが何とも可憐であり小説に吸い込まれていく魅力がある。現代風に言うならば、仕事一途で有能な男性が、優秀なキャリアウーマンの女性に出会い、一緒に仕事をすることになる。仕事とオフはしっかり切り分け付き合い始めるが、いつの間にか親しみを感じ、情けに惚れ分かち合うようになる。だが社会の仕組みはそれを許さない、それは男性には妻子が・・・・という感じなのか。 「情け」は女性より男性の方が流されやすいのかも知れない。(情けが敵)

『刺客』藤沢周平

  • お家乗っ取りを策謀する黒幕(志摩守、隠居後は寿庵保方、次期藩主として候補になったが、藩主に選ばれなかった。それはその母の素性が卑しかったとのこと=死罪人の娘、苛む癖)のもとから、五人の刺客が江戸に放たれた。家中屋敷の奥まで忍びこんで、藩士の非違をさぐる陰の集団「嗅足組」(全員が女性で一六名、江戸に残ったのは十一名)を抹殺するためにである。身を挺して危難を救ってくれた女頭領佐知の命が危いと知った青江又八郎は三度び脱藩、用心棒稼業を続けながら、敵と対決するが…。好漢又八郎の凄絶な闘いと、佐知との交情を描く、代表作『用心棒シリーズ』第三編。
  • ストーリー:「陰の頭領」・「再開」・「番場町別宅」・「襲撃」・「梅雨の音」・「隠れ蓑」・「薄ぐれの決闘」・「黒幕の死」
  • 黒幕の目的は、次期藩主に選ばれなかった事を恨み、政権を取り戻し、自らが藩主になる事だった。その為には藩からの忍び「嗅足組」を根こそぎ殺し、江戸からの情報を差し止め、江戸家老と結託する事。その江戸では寺院や武家に貸し付けた金貸で設けた大金1万両を藩に戻し軍資金として謀反を起こす事だった。藩では一部の金が筆頭家老およびその周りの家臣らにばら撒かれており、いよいよ黒幕の仕組んだ藩主の宴席で毒殺することになった。それを察知した中老および又八郎らはそれを阻止しようと現藩主に賛同する家臣を宴席で待機させ、毒味の合図をきっかけに乱闘する事であった。
  • 又八郎は江戸に詰めた時には盗人に全財産を盗まれ、用心棒で生計を立てるしかなく、その間黒幕からの五人の刺客を「嗅足組」が皆殺しになる前に殺害し、企てを阻止する事であった。その中で昔助けた頭領佐知、中老の娘、が又八郎と協力してその陰謀を阻止することになる。 最後の仕事を終えた又八郎は地元に帰還することになるが、二人は離れ難く、情に傾く。

「待つ」と「電撃行動」で目的達成『吉原手引草』

2019-07-25 07:54:49 | 歴史から学ぶ

@「執念」、父と兄を無残にも切腹に追いやられたその無念を娘が覚悟し花魁になり仇討ちを成し遂げる小説。事件後の聞き込みから始まるこの小説は次々に核心に迫っていき、何故花魁になったのか、目的は何だったのか。結末でようやく納得がいく構成内容は素晴らしい。 この小説の花魁の「執念」=目的達成まであきらめず我慢強く待ち、時が来た時には一瞬で機敏な行動をする事。 忠義「武士の魂」を感じる小説だ。(江戸の敵を長崎で討つ)

『吉原手引草』松井今朝子 第一三七回直木賞受賞作。

  • 廓遊びを知り尽くしたお大尽を相手に一歩も引かず、本気にさせた若き花魁葛城。十年に一度、五丁町一を謳われ全盛を誇ったそのとき、葛城の姿が忽然と消えた。一体何が起こったのか? 失踪事件の謎を追いながら、吉原そのものを鮮やかに描き出した時代ミステリーの傑作。
  • 14歳で吉原に一人の侍と一緒に身売りに来た娘、初音。花魁になるため様々な苦痛と苦労を背負って10年後五丁目一番の花魁になる。廓に慣れた豪商の息子、商売で蔵を建てるまでになった青年など身請け話なども多く、丁度身請け人が決まった時点で、侍が殺されると言う事件が発生する。そして花魁の姿が消えた。
  • 事件は世間に公にできないと言う侍側の理由で、逃げた花魁も追跡されなかった。当時、武家は跡継ぎが決めないうちに主人が亡くなると即断絶となり、この場合も当主殺害はお家断絶となることから家臣等が恐れ、事件を闇に葬った。
  • 初音(武家育ち)は父と兄が上士にことごとくいじめの仕打ちで、殿中沙汰となり嬲り殺された恨みがあった。その上士がこの楼閣に住処を移したことを知り、自ら吉原で仇を討つことを決めていたのである。初音は美人で、利口で、心ばえがよく3拍子揃っていた。初音は人を見抜く力があり多くの人を動かし(味方にし協力させ)執念を持って達成した。
  • 当時の花魁の身請け金額は総額1千両。身請けだけで7百両、その他茶屋、朋輩衆、遣手、新造、見習い芸者、幇間などへの祝儀を含む。
  • 花魁になるには6〜7歳から始まる。花魁が見世から頂戴しているのは朝夕のおまんまと行灯の油だけで、部屋はもとより畳、障子、襖、蝋燭、火鉢の炭代など一切花魁持ちとなる。花魁は書に才能が必要(手紙を多く書いた)「女郎の誠と四角い玉子は無い」と言われるくらい男を騙す商売(大嘘つきは当たり前)、その他歌や俳諧なども学んだ
  • 身売りの仲介役、女衒の身請けのコツ(見るところは)
  •       涼しく張った眼・鼻筋と口元・品の良さ
  •       髪(黒々とした)と肌の色(色白い)
  • 女の技「袖の露」(泣くことで許しを得る女の技)

勉強が嫌いなら金儲けを学べ『孔子家の家訓』

2019-07-24 09:14:41 | 歴史から学ぶ

@現存孔子家75代目末裔が、2千5百年前の孔子の思想「論語」はどの社会、会社、組織、ましてや国でも通用するものがあると解く。現存する75代目の孔祥林氏の半生は常に「勉強」、背後には「論語」あり、様々な社会の苦痛と苦労を重ね生き抜いてきたことである。人は、勉強が嫌いな人もいれば、そうでない人もいる。またいじめをする人もいると思えば片やいじめられる人も、誰でも「出来る事、出来ない事、やれる事、やれない事」がある。それを早くから悟りその時間を有効活用することが必要だとこの書を読んで感じた。例えばいじめをする人は、他に楽しいことがないからちょっと過激なお節介をするのである。であればその人に出来る事、例えば「慈善活動」、「社会貢献活動」または「お金を儲ける事」(社会生活でもっとも重要なこと)などの仕組みを享受し、実際に行こわせる事が重要で、その人間が人としての価値(役割)を持つことに自信を持たせる事だと思う。(本書では小学生である孔祥林が防空壕を作るために石、武器製造のために屑鉄・銅、杏など薬の原料になるものを集め市役所に販売するなど)(窮鳥懐に入れば猟師も殺さず)

『孔子家の家訓』孔祥林

  • この書は、孔子の家75代目末裔孔祥林の半生を孔子の教えを忠実に支えた人生論である。
  • 「孔子」
  • 2千5百年前の戦乱に明け暮れた春秋時代。諸国は策略を巡らせてしのぎを削り合い、街には犯罪者がはびこり、親子兄弟がお互いに裏切りあって生き延びた時代。秩序も道徳も忘れ去られ、混乱と悪徳が時代を支配、そんな世の中に道徳を広め、人々の心に愛を取り戻し、社会の秩序を回復、繁栄に導こうと74年の生涯を注いだ。秦の始皇帝の10数年と文化革命時代、中国共産党を除き孔子の教えと思想は脈々と「論語」(420集)として受け継がれている。故郷は曲阜。孔子一族は60宗戸あるが直径は12戸のみ。「魯壁」は秦の始皇帝が儒教弾圧で壁に書物を隠しておいたもの。
  • 「孔子の教訓」
  •             「杇血たる木は彫るべからず、糞土の牆はぬるべからず。予に於いてか何ぞ誅めん」やる気のないものに教育を授けても無駄である
  •             「年長者に敬意を払うべし」「先代を敬うべし」
  •             「殴られても仕返しはしない、人間関係がダメになってしまう」
  •             「決して対立せずに、和を大切にする」
  •             「利を見て義を思う」「君子は義に喩り、小人は利に喩る」
  •             いじめは暇を弄び他に楽しいことがないからでその暇をつぶす工夫をすればいい(余暇活動・委員会・金儲け活動)
  •             孔子と弟子の冉有の会話「人と富が増えたら教育をすること」
  •             「温故知新」故きを温ねて、新しきを知る
  •             「人が仁を行えば、死後も名前を留める」
  •             「親しくすれば無遠慮になり、遠ざけると怨まれ、その距離の取り方が難しい」
  • 「文化革命」(古い文化、思想、風俗、習慣を打破し、印新する)
  •             毛沢東の「大躍進」は1958年から人民公社が生まれ、農村でも増産が叫ばれた。現実には増産どころか減収に見舞われ、1961年から62年にかけて何百万人ものが飢餓で死亡した。 教育においては、大学は労働者、農民、兵士のためのものだ数年間の経験したものしか入学の資格はなく、卒業後も政府が就職先を決めた。
  • 「祖父の教育」
  •         4歳半から祖父からの教育で、早朝から「論語」「三字経」、午後からは「三国志」「水滸伝」「西遊記」などの話を聞いた。
  • 「中国」
  •             諺「1日で一番大事なのは朝、一年で一番大切なのは春」
  •             子供の時に努力しないと年老いた時に悲しい思いをする
  •             「喜びを顔に出してはならない」利害が反する人から嫉妬や恨みを受ける
  •             日本の女性3大スパイ=川島芳子・山口淑子・中島忍と言われた

狼の「目」と人間の「目」『Daughter of the Wolf』⭐️4.5

2019-07-23 08:16:24 | 映画から見える世の中の動き

@映画 『Daughter of the wolf 2019』

ある軍人に過酷な試練を受けた男(Richard)は、その軍人に恨みを持っていた。だがその軍人(夫)が亡くなり、代わりに軍人(夫)の遺産を身代金として息子を誘拐する。身代金を持った妻(Gina)は取引に向かうが息子は取り返すことができず、その息子が囚われている雪山の山小屋へと追跡が始まる。途中数頭の狼が出没し、Richardは一頭の狼を射殺、犯行に及んだRichardの家族も2人が噛み殺された。不思議なことにその妻(Gina)には襲いかからず最後に狼の復習が犯人であるRichardに一斉に襲いかかる。**狼はGinaの目で敵か味方を判断、仲間を殺された敵を動物的本能か執拗に襲いかかる。 人も「目」を見ることで判断することがあるが正にその「眼力」、「目は心の鏡」を如何に読むか。(目は口ほどに物を言う)


医療の常識も非常識に『医学常識は嘘だらけ』

2019-07-22 08:16:55 | 人生を「生かす」には

@時代とともに医療の業界でも「常識」だったものが「非常識」になりつつある。それは医学の進歩とともに技術的根拠が指摘されていることは勿論だが、医療の習慣的常識(昔からの言い伝え)もここにきて覆し始めている。この書で「高タンパク質・食」の摂取が必要とある、それは様々な要素が豊富で人間の体に必須なことだと言う。心臓病(心筋梗塞、動脈硬化)、脳卒中、ガン予防など、また高血圧の人に朝鮮人参の摂取はよくないとの事、など意外な記述にびっくりだ。 結果的に体をよく動かし(アイソメトリックス)心臓を鍛える事、さらにどの食品もほどほどに摂取しよく睡眠をとる事だ。言われてみると当たり前だが、なかなかできない環境にいる私達。となると要素に直結した「サプリメント」が有効なのか、疑問である。高タンパク食(低脂肪)で「ワニの肉」がベトナムで脚光を浴びていると言う。 一度食べた記憶があるが少々硬いが臭みはなかった。(溺れる者は藁をも摑む)

『医学常識は嘘だらけ』三石巌

  • 健康のレベルアップを願うあなたに! 81歳で起業、92歳で毎日腕立て伏せ50回、95歳でスキーを楽しむ三石先生が科学的理論と自身の経験から、ズバリ答えます!
  • 痩せる方法はあるのか
  •       糖質や脂肪をできるだけ切り詰めて高タンパク食をとる
  •       下腹は腹筋で強くする
  • シミは取れないか
  •       ビタミンEやセレンを摂取する
  • 気分が爽快でよく眠る方法
  •       ノールズ呼吸法(肺の中の息を最後まで吐く=無残気呼吸)6秒間を数回
  • 朝鮮人参の効き目
  •       高血圧の人には向かない(上昇する場合がある)
  • 脳卒中は予防できるか
  •       タンパク質とビタミンC+ビタミンE
  •       強いストレスでビタミンEやビタミンCは欠乏する
  • がんは予防できるか
  •       インターフェロンの制癌作用
  •       タンパク質とビタミンC(高タンパク食と高ビタミン食)
  • 心不全は予防できるか
  •       高タンパク食(減塩食品)+ビタミンE
  • 老化は予防可能か
  •       植物油・リノール酸とリノレン酸
  • 脂肪肝は予防できるか
  •       動物タンパク質メチオイン
  • 不眠はどうすれば治るのか
  •       ビタミンB12+コエンザイムQ10、セレン
  • 白内障の予防
  •       ビタミンC
  • 風邪は予防出来るか
  •       高タンパク食とビタミンC
  • 冷え性には何が良いのか
  •       ビタミンE
  • 糖尿病とは
  •       糖尿病は全身の代謝を狂わせ、眼底出血や脳出血を起こす
  • 高血圧の原因は何か
  •       底タンパク食が原因
  • 高タンパク食のメリット
  •       成人50kgのうち30kgが水、15kgがタンパク質+脂質
  •       日本人の食事は「低タンパク食」だから
  •       感染症、動脈硬化、胃下垂、貧血、リウマチになりやすい
  •       緑茶にはビタミンC、番茶にはない
  •       紅茶には不飽和脂肪酸の自動酸化を防ぐ効果(ガン予防)
  • 砂糖は怖い食品か
  •       中性脂肪が増え、心筋梗塞の原因になる
  •       白砂糖はビタミンB1が豊富
  • 心臓を鍛えるとなぜ良いのか
  •       心拍数を少なくすることで心臓が休まる
  •       60代以上トレーニングを重ねると脂肪酸イオンが増加する、それは心臓機能が低下することになる
  • アイソメトリックスとは何か
  •       筋肉の力は自然に緩んだ状態の長さの時、最大の力を発揮する
  •       筋肉が緩んだ状態で全力で緊張させる(等尺収縮)

好きになる動機とは『アフター』⭐️4

2019-07-21 07:59:43 | 映画から見える世の中の動き

@映画 『アフター』 After 2019

テッサ・ヤングは名門大学への入学を果たした。学期が始まって早々、テッサはハーディン・スコットと名乗る男にナンパされた。真面目な優等生として生きてきたテッサにとって、女遊びに興じるハーディンは不快なチャラ男でしかなかった。ところが、ハーディンに何回もちょっかいを出されているうちに、テッサは彼に不思議な魅力を感じるようになり、ついには彼に愛されたいと願うようになった。そんなテッサの様子を見て、ハーディンは「身持ちの堅い女がついに俺になびいた」と喜んだが、彼女と交流する中で、ハーディンにも心境の変化が起きた。**人は一見しただけでは人の真意は読み取れない、ましてや恋心は。 だが付き合うと嫌いだったところが逆に良く見えてくるのは不思議だ。誰もが持つ先入観が邪魔をしている所為なのだろうか。(色は思案の外)


決断力と先見力『心を励ます社長の名言』

2019-07-20 08:06:52 | 経営・リーダーシップに必要な事

@ベンチャーの基本はこの「決断力と先見力」である。この書には多くの社長の経験からなる名言があるが、その中でも目に止まったのが「決断には勘とひらめき、そして度胸が必要だ」である。「勘とひらめき」発想から「度胸」行動に移るには勇気と自信を持って決断できることが何より重要であり必須だ。日本のベンチャーが育たない理由の一つはそこにある。また、投資家からの支援を得るには、まずこの「勘」と「ひらめき」を現実味を帯びた形にできる構想を纏め上げることだろう。往々にして日本のVCは単独投資する「勇気=高額投資リスク」が少なく、専門的な知識を把握しているVCも少ないからそれを念頭に構想(企画)を作り上げることも必要だ。それともう一つの名言は「なぜできないのか、ではなく、どうしたらできるのか」を自分自身で常に問うことだろう。 理由ありきの不可能より、実現できそうな可能性を是非追って欲しい。(ひらめきを形に)

『心を励ます社長の名言』

  • 心を励ます、自分を磨き、人を育てる、人間力が身につく。道の分野にチャレンジするときの心の支えとなる書。
  • 「決断には勘とひらめき、そして度胸が必要だ」樋口廣太郎
  • 「実際に役立つのは失敗事例です」三宅占二
  • 「好調の時こそ、次の準備をせよ」佐伯旭
  • 「解雇されたことが最良の出来事だった」スティーブ・ジョブス
  • 「決して志を失うな。人間、逆境の中でこそ成長する」佐久間昇二
  • 「リスクのないところには利益も成長もない」似鳥昭雄
  • 「余儀なくなる前に改革せよ」ジャック・ウエルチ
  • 「情熱を注ぐことができる仕事で道は開かれる」ジェフ・ベゾス
  • 「なぜできないのか、ではなく。どうしたらできるのか」小林陽太郎
  • 「百見は一試にしかず、まずはやってみよう」深田浩仁
  • 「何もしないことが一番のリスクになる」ラリー・エリソン
  • 「人の評価は、最終に何を達成したかによって決定される」トランプ
  • 「やっていることを否定しないと新しいものは生まれない」飯田亮
  • 「北極でもうまい氷なら売れるそれをやるのが営業マンだ」小松万豊
  • 「人は期待されるから一生懸命働くのだ」篠原欣子
  • 「学歴はあった方が良い、ないことでバネになった」寺田千代乃

自然猛威で生まれた奇生物と対抗できない人間社会『ザ・サイレンス』⭐️3

2019-07-19 08:06:38 | 映画から見える世の中の動き

@映画 『ザ・サイレンス』 The Silence 2019

北米の東海岸都市に大量で恐ろしい野鳥獣が現れ人々を襲い、都市機能は崩壊していく。人々は避難するが野鳥獣は音に反応し襲いかかる。13歳で聴覚を喪失した16歳のAlly AndrewsKiernan Shipka)と家族も遠くにある避難所に駆け込もうと無言の逃亡が始まる。一方、生き残った難聴の宗教カルト団が家族を襲う。 果たして・・・**奇獣生物・細菌生物は突然変異で発生する可能性は高い。人間が自然を破壊していくように、将来このような生物が人間を襲うこともあるだろうか。将来の恐怖は、突然変異から生まれる微生物・伝染病かもしれない。今後別の観点から、いつでも大火、大地震、大規模テロなど発生するかもしれない恐ろしさに対し、特にテロに対して人が集まる場所での危機感を持ち、退避場所、連絡網は事前に決めておく必要はあるだろう。最近のテロは、一般人が突然異様な動きを見せる(勃発的・発狂的)事件事故が多くなっていることだ。


親子3代の血筋・家族の絆『シャフト』⭐️5

2019-07-18 08:16:56 | 映画から見える世の中の動き

@映画 『シャフト』 Shaft 2019

ジョン・シャフト三世(Usher)はサイバー・セキュリティの専門家で、FBIの捜査官を務めていた。ある日、彼の親友が他殺を疑わせる状況下で亡くなるという事件が発生した。何としてでも真相を突き止めたいシャフト三世は、長らく疎遠だった父親、ジョン・シャフト・ジュニア(Jackson)の協力を仰ぐことにした。シャフト・ジュニアは伝説の捜査官として知られていたのである。2人は初代ジョン・シャフト(Roundtree)の助力も得て、ハーレムの裏社会の奥深くへと潜入していった。結末はシャフト3世の恋人が囚われの身となり親子3世代がその住処を襲撃し、助け出す。**背景にある家族の強い絆を魅せる。親子3代の似通った性格と血筋を物語る。爽快な探偵映画だ。

 


騙し、嵌めるは言葉のゲーム『暗殺の年輪』

2019-07-17 08:07:45 | 人生を「生かす」には

@「騙し」「嵌められる」は人生最悪となる、その短編がここにある。誰でも「騙される」「嵌められる」は特に純情で、正直者は損をするという気持ち以上に人生・社会を逆行するかもしれない。騙す側の立場と、騙される側の立場は天と地の違い以上のものがあり、騙す方は冗談半分でも、騙された方はそうは思わない。この差は人によって一生憎まれることも生じるかもしれない。近年は顔を見ないで騙す、嵌められる、SNS/Twitterは要注意だ。単純で抽象的な批判・意見投稿から騙され、嵌められることから言葉のやり取り(送信テキスト)には相手の顔(感情)が見えないからこそ要注意が必要だ。(あまりにも短いテキストは誤解を招く原因にもなりかねない。)

『暗殺の年輪』藤沢周平

  • 海坂藩士・葛西馨之介は周囲が向ける愍笑の眼をある時期から感じていた。18年前の父の横死と関係があるらしい。久しぶりに同門の貝沼金吾に誘われ屋敷へ行くと、待っていた藩重役から、中老暗殺を引き受けろと言われる―武士の非情な掟の世界を、端正な文体と緻密な構成で描いた直木賞受賞作と他4篇。
  • 「黒い縄」
  •             純情な男が罠に嵌められ妾女殺人犯として追われる身となる。それは元岡っ引きが仕組んだ事件だった。犯人はその元岡っ引きで自分の犯行をその時付き合い始めた純情な男に負わせ証拠隠滅のため殺害することだった。妾女はその岡っ引きが現役の時からの仲で妾女から純情な男と一緒になることで 別れを言われた時から殺害を企んでいた。結末は、犯人はその元岡っ引きだと判った時、純情な男はいくら事情証拠を訴えても岡っ引き相手では勝ち目がないと悟り江戸を去ることを決断。だがそこに待ち合わせ捕物格闘の末、純情な男が勝ち、元岡っ引きは死体となる。実質純情な男はついに殺人犯になり逃亡する。恋心で一緒に逃げるはずだった娘に「あっしはもう追われる身だ。悲しい目に合わしてしまった。勘弁しておくんなさい。」と一人江戸を去る。
  • 「暗殺の年輪」
  •             闇に包まれた父の死、更に母の噂。馨之介はある時家老からの話で中老を暗殺することを頼まれる。父を知る知り合いと中老の中間から話を聞き、父はその中老を暗殺することを頼まれ失敗、父は家老の忠臣に殺害され、その失敗の所為で母が馨之介の命を助けるべく中老に身を捧げて命乞いをしたことを知った。馨之介は家老からの話を受けて暗殺を試みるが、そこに恋ごろを許す娘が通り、助太刀は来ないと知り、一人で実行する。暗殺を実行した直後、助太刀と思われた家老の家臣が馨之介を殺すために出没、すべて家老の仕業だと悟り逃げることしかできなかった。
  • 「ただ一撃」
  •             仕官を望む浪人が城下の腕利き四人を滅多打ちにすると、城主は恨みを持ち、なんとか侮辱を晴らすべく更にもう一番勝負をさせることにする。その一番に抜擢されたのが隠居していた60を過ぎた元兵法機能者であった。城主の指名であれば断れず、負ければ城主の面目を潰され家族にも犠牲があることを判った上で引き受けた。10日間で昔の技(獣のような)を蘇らせ試合に挑んだ。勝負はただの一撃で決まり、勝利した。だが、勝負の前日婿嫁を手玉により獣のように犯したことで嫁は初めてその境地を知り、恥じて自殺してしまった。幸い子供ができなかったことを理由にその後婿は新たな嫁を迎えた。
  • その他「溟い海」「囮」

旅の記憶は写真から『重ね地図で読み解く京都』

2019-07-16 08:04:00 | 旅行

@旅で見つけたちょっと気になったモノ写真を公開した。東本願寺の屋根を守る亀、豊国神社の手前にある恵比寿様(いい顔)、渉成園の岩壁、祇園にある銭湯、秀吉が千利休と使ったであろう茶釜、秀吉&おね(ねね)の結婚式風景画、三十三間堂門留金(ハートマーク)など。 人は写真を見ることで「いい思い出」として記憶に残す。現代はテキスト文章より、より効果な「写真」を使い発信力を増している。「写メ」は正に時代に適応した行動が大衆に受けている。言いたい事は、できる限り博物館など展示会場での「写真許可」(フラッシュ無し)がほしい。是非広域流通する効果と訪問者の満足度を試してもらいたい。今回の旅で最大の満足感は「豊国神社にある宝仏殿」(写真許可あり)75点以上の歴史を物語る遺物が写真でも記憶に残せた事だ。

『重ね地図で読み解く京都1000年の歴史』谷川照英

  • 半透明の特殊仕様地図で、平安・戦国・幕末と現代を透かして見ることにより、京都1000年間の変遷がひと目でわかるオールカラー街歩き新書です。桓武天皇により遷都されて以降、日本の中枢であり続けた京都の街には、平清盛や豊臣秀吉をはじめとした権力者の思惑が生々しく刻み込まれています。歴史人物のなごりが色濃く残る17の散策コースを楽しみながら、歴史の知識を身に付けることができます。平清盛はなぜ東山に拠点を置いたのか? 京都御所はなぜ、平安宮と違う場所にあるのか? なぜ西と東の本願寺があるのか? などさまざまな疑問に答えます。京都歴史散歩の際、持ち歩きに便利なポケット版ビジュアルガイドブックです。
  • 『御所周辺』 平安初期の上京
  • 「平安宮・貴族邸」コース
  •             平安京創成館・大極殿遺跡・平安宮内裏跡・高陽院跡・神泉苑
  • 「応仁・文明の乱」コース
  •             上御霊神社・相国時・大聖寺門跡・細川勝元邸・百々橋・山名宗全邸
  • 「御土居」コース
  •             北野天満宮・聚楽第跡・梅雨の井・九条邸・堺町御門・梨木神社・盧山寺
  • 「幕末の志士」コース
  •             近江屋・土佐藩邸・酢屋・池田屋・長州藩邸・堺町御門・蛤御門・京都府庁・二条城
  • 『東山』
  • 「平安の信仰」コース
  •             西福寺・六道の辻・六道珍皇寺・清水寺参道
  • 「平氏の栄華」コース
  •             八坂神社・勅使門・六波羅密寺・渋谷通・法住寺・蓮華王院
  • 「祇園社」コース
  •             西楼門・円山公園・知恩院・祇園巽橋・建仁寺
  • 『京都周辺』戦国時代の下京都
  • 「東寺・西寺」コース
  •             東寺・宝物館・櫛筒小路・観智院・東寺北総門・羅城門・西寺
  • 「豊臣秀吉と仏教」コース
  •             東本願寺・西本願寺・大本山本圀寺・五条天神社・五条大橋・豊国神社・三十三間堂・太閤塀
  • 「壬生・島原」コース
  •             光緑寺・八木邸・壬生寺・島原・角屋・西本本願寺
  • 『伏見・宇治』 安土桃山次回の伏見
  • 「藤原氏の別業都市」コース
  •             宇治神社・平等院
  • 「豊臣秀吉と巨椋池」コース
  •             宇治川太閤・観月橋・伏見指月城・伏見桃山城・御香宮神社・栄春寺
  • 「大名屋敷」コース
  •             乃木神社・桃山町治部少丸・福島大夫・伊達街道・海宝寺・
  • 『とっておきの京都』明治維新前後の岡崎・白川
  • 「北山」コース
  •             上加茂神社・西村家庭園・京都府立職別園・下鴨神社・糺の森
  • 「嵯峨嵐山」コース
  •             嵯峨嵐山・狐塚古墳・名古曽瀧・大覚寺・清凉寺・二尊院・天龍寺・渡月橋・法輪寺
  • 「院政」コース
  •             蹴上駅・白河院・六勝寺・円勝寺・成勝寺・延勝寺・尊勝寺・白川南殿
  • 「琵琶湖流水」コース
  •             ねじりまんぼ・琵琶湖流水・無凜庵・水路閣・熊野若王子神社・哲学の道