さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

ルリビタキ(瑠璃鶲)三昧

2021年01月23日 | 野鳥
1月14日、今年初めてのK自然観察公園。
アトリやイカルが入ってると聞いていたので、期待していってみたのですが、目的の野鳥の姿は無し。
前に来た時に木道の湿地帯で見つけたルリビタキを探すも、こちらも惨敗。
仕方なく、いつものコースをのんびり散策です。・・・・・フレンドリーなジョビ子さんが何度も目の前を横切ります。
コースの中ほどまで来た時、小川(?)の樹の茂みの中にいたのは、綺麗なルリ男君。



葉っぱの裏に隠れてるつもり?


時々こうして明るい所に出てきてくれます。


このルリビタキ(瑠璃鶲)、冬鳥だと思ってる方も多いのではないでしょうか。
日本では北海道と本州・四国の高地で繁殖し、冬は関東地方以南の低い山地の林に移る漂鳥または留鳥なんです。
都市公園などで、冬場によく見ることができるので、勘違いしやすいのかもしれません。
ルリビタキの雄の綺麗な瑠璃色は、生まれて2年で完成しますが、1年目から繁殖します。この2年未満の雄は、よく雌と間違えられますね。
(この2年未満の未成熟な羽の色について、面白い記事を見つけましたので、次回に書いてみます。)

青い鳥といえば、夏に山で繁殖するオオルリやコルリが有名ですが、同じように夏に山で繁殖するルリビタキはどこにいるでしょう?
オオルリやコルリに比べて、ルリビタキの方が標高の高い亜高山帯で繁殖するので、夏に会える確率は低いかもしれませんね。


周辺を行ったりきたり、なかなかフレンドリーです。


リラックスしてるのか??


今回は、顔や羽の様子を見てもらうため、一部を大きくトリミングしてみました。綺麗な瑠璃色です。



最近は、ルリビタキも、公園などでは餌付けされることが多い中、やっぱり自然物の方が撮り甲斐があります。
ルリビタキも、見つけるのには苦労しますが、餌場がある程度決まってるようなので、撮りやすいかもしれません。

・・・・・・・・・・・続く!


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