さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

森林公園の蝶たち

2019年11月07日 | 昆虫
今回は、武蔵丘陵森林公園で出会った蝶たちを紹介しますね。
今回のメイン、実は、公園の野草園に咲くオミナエシに来るアサギマダラだったのですが・・・・
アサギマダラは、海を渡る蝶としても有名ですが、移動の途中でオミナエシの花などに立ち寄ることが多い蝶です。
そのアサギマダラがやってくるはずのオミナエシ、残念ながら茎の半分から下が台風の影響で水に浸かったまま!!近寄ることもできません。
結局アサギマダラに会うことも叶わず、来年までお預けです。
この日、一番数が多かったのは、ヒメアカタテハです。左:サラシナショウマの花 右:ダリアの花に来たヒメアカタテハです。
秋の蝶としても知られていて、越冬することでも有名ですね。 アカタテハと違い、花に来ることが多い蝶なので、絵になります。

 

目いっぱい近寄って撮った写真をトリミングしてみました。顔つきもなかなかお洒落です。




翅が傷んでる個体が多かったですが、キタテハもダリア園にはいっぱい居ました。


野草園の近くの林で見つけた逆光のクロコノマチョウです。地味ですが、翅の形が面白いですね。
この蝶も、もともとは南国系の蝶ですが、温暖化の影響を受けて、最近は、分布を広げ、北上しつつあるようです。


同じく野草園に咲いてるノハラアザミにはホシホウジャクがいました。



蝶の世界も、秋から冬にかけて、卵や幼虫・蛹で冬を越すもの、成虫のまま冬を越すもの、様々ですが、自然界の営みは着々と進んでるようです。
それにしても、同じ蝶の仲間でありながら、越冬の方法がそれぞれ異なるのも不思議ですね。


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