さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

ミドリシジミ(緑小灰蝶)の♂2017

2017年07月02日 | 昆虫
今年もA公園名物(?)のミドリシジミをいっぱい見てきましたよ。
載せるのが遅くなって、賞味期限切れみたいになってしまいましたが、見て下さいね!!

6月3日、そろそろミドリシジミ(緑小灰蝶)が羽化してる頃だろうと、A公園に様子を見に行ってみました。
時間は午前9時過ぎ、ミドリシジミは午前9時過ぎには高い枝の上に移動須してしまうため、時間的には少し遅いのですが・・・・
ポイントを入念に調べてみると、1頭だけ葉の上にいましたが、どこか痛めてるようで、ジッとしたまま。
林には、ホトトギスの声が響き、何故か今の時期、山へ行きそびれた(?)1羽のキビタキの囀りも聞こえます。
ホトトギスの姿を確認するも、林の中を飛び回ってるようで、写真には撮れませんでした。
結局、この日は、怪我をしたミドリシジミを1頭見ただけで撤収!

しからばと・・・・・・翌4日、時間を変えて、早朝に同じポイントへ・・・・午前6時半ごろ
林では、相変わらず、キビタキの奇麗な声が聞こえます。
ミドリシジミ目的のCMさんたちが数人います。
いましたよ、あちこちの葉っぱに・・・・予想していたより多い個体が見れそうです。
まだ日が当たってないところが多く、翅を閉じたままの個体がほとんどで、雄と雌の区別がつきません。


暫くして、陽が当たり始めると・・・・・・・・あちこちで、翅を広げ始めました。


ミドリシジミは、以前何度か書いてるので、詳細は書きませんが、特にオスは、光の当たり具合で、コバルトグリーンやコバルトブルーに色が変化します。
次の2枚は、同じ角度から撮ったものですが、翅の開き具合で、こんなに違って見えます。



こちらは、ブルーに見えてますが、角度を変えていくと、色が薄くなったり、ブルーやグリーンに変化して見えるのが分かりますか?




こうして、羽化して間もないミドリシジミは、午前9時過ぎには、日向ぼっこで体温も暖かくなって、ほとんどが高い樹の上に移動してしまいます。
そのため、午前9時を過ぎるあたりから、見るのは難しくなっていまうんです。
今回は、綺麗な雄を載せましたが、次回は、個体によって模様が違う雌を載せる予定です。

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