石の上にも三十年

焦らず、気負わず、程程に…。
整体&リフレ+酵母パン屋の自営業一家
何でも手作り、手仕事生活。

店舗兼自宅の玄関

2010年02月27日 14時16分13秒 | 家づくり

なつかしの4年前の玄関。
逆にまだ4年しか住んでなかったかな?と不思議なくらい家に愛着が…

これも築34年の家を自分たちでこつこつ改築したからこそ。
うれしいことです。

始めは7Kという細かい間取りだった我家。

小さい部屋はわずか3畳。梁も低く、特別背が高いわけでもない私達でさえ
圧迫感を感じるつくりでした。

それが今では5部屋に。

一階にあった台所はそのまま店舗用のキッチンへ
今では「自家製酵母パン屋 かしこ」の仕事部屋へと進化しています。

私たち整体人のエントランスとして、こんなに中の見えない
普通の戸建ての玄関では楽しくない!と
皆さんが親しみやすい顔としての玄関作りがはじまりました。

制作を依頼したのは八ヶ岳にアトリエを持つ
「クラフト葉音(はのん)」さん

一枚板の迫力ある扉が目立つなか、
こんなに柔らかく暖かい印象の扉デザイン

もう一目ぼれでした。



制作前に我家を訪れ、取り付けまで責任をもってくれた信頼なる方です。



作業員のように感じるこの方たちこそ我家の最高戦力
ご主人とお義父さんです。

扉をつけるまでは緊張感たっぷり。
重たいので慎重です。



家の中への透明感をだす為フィックスも透明ガラスに。

子扉は防犯上手が入らないぎりぎりの間隔をあけて、経年変化が
より楽しめるよう9色のグラデーションを!

すばらしい。

そこで口うるさい奥様の一言。

「このレンガがどうしてもイヤ」

しかしはがすわけにもいかず、塗装するわけにもいかず・・・

珪藻土の外装を塗ることにしたものの、厚みがあるものをレンガに重ねれば
重みではがれやすくなるし、ひびも入りやすい。

しかも塗るのは主人と私の素人二人。
相談にのってくれた建材やさんもさすがに苦笑い…

それでも調べぬいた結果、「カチオン」という下地剤にいきつきました。
接着性、耐摩耗性及び、曲げ強度等に優れた高性能モルタルです。



レンガと壁の段差は無理矢理フラットに。
薄くといわれているのに超厚塗りです(笑)

そして最後に(株)梅彦さんの UMけいそう土「外装オブジェ」を。

もっとはっきりした緑にしたかったので、これまたイレギュラーで
イケダコーポレーションの塗料「ウラ」のグリーンをドボドボ足してよーく攪拌。

じゃじゃーん!!これで完成です!!



喜びもつかの間。
この1ヵ月後に雨どいとベランダを塗りなおしていたら
茶色の油性塗料がけいそう土の上に…

凝りもせず2回目の外装オブジェを施工したのでした。

 (かしこ)



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