院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

秘技伝授(ホイコーロー)

2005年08月03日 08時18分01秒 | 
内田春菊「目を閉じて抱いて」の4、5巻を

古本屋で見つけたので6年越しに全巻揃いました。

院長です。

おはようございます。


6年間探してたってわけでは無いんですが、院長の中でやっと一つのお話が

完結したわけです。結構滅入る話なんで特に勧めもしませんがね。

こうやって話を出しておいて突き放すスタイルって

内田春菊のエッセイっぽくて嫌いですって話は正直やめて

今回はみんな大好き「回鍋肉(ホイコーロー)」です。


院長はブログで料理なんて扱ってますが、実はその創作力の無さに

凹んでたりもします。

ただ、今回ホイコウローを題材にして紹介する「油通し炒め」

という技はたぶん院長オリジナルと呼べるもので、かなり利用価値が高いと

思います。

さて、中華料理独特の調理方法の一つに「油通し」というものがあります。

全ての具材を炒め合わせる前に、あらかじめたっぷりの油に入れて

七割くらいまで火を通しておくのです。

が、家庭では少しめんどくさいので、回鍋肉や青椒肉絲などの野菜は湯通しで

代用します。

でもそんな代替案ではお店でキチンと油通しされた回鍋肉には到底及びません。


そこで院長が編み出したのはとてもたっぷりめの油をMAX熱々にして、

サッと炒めあげる「油通し炒め」です。

誰でもカ~ンタ~ン!て技でもないけど油通しよりはだいぶ楽で、効果は

油通しに匹敵します。

写真見てよ、鮮やかな緑だと思いません?

回鍋肉を含めた、野菜炒めの美味しさって秘伝の調味料なんかじゃなくて、

野菜の処理の仕方です(←重要)



                   (作り方)2人前


1) キャベツは5枚、ピーマンは2個、ネギは1本、院長は菱形に切ります。

   これをザルに入れておきます。

   (肉味噌ダレ)を作ります。 豆板醤、テンメン醤各オオサジ1、

   おろしニンニク、コサジ1、たっぷりのラー油、胡麻油コサジ1を

   よく混ぜて溶いておいておきます。

2) 中華鍋をカリカリに空焼きして、お玉一杯分の油を全体に馴染ませたら

   一度オイルポットに戻す。すぐに新しい油オオサジ3を中華鍋に入れて、

   その油の温度をさらに上げる。あ、この間火は最強ね、もちろん。

ナウシカのような強い心が大切です

   さて、意を決したらザルの野菜を全部一気に入れて10秒炒め、

   またザルに戻します。 出た!!これが「油通し炒め」です。


3) 中華鍋が空いたら、火を消して油を少し足して豚バラスライス200gを

   弱火で炒めます。肉に火が通ったら、先ほどの肉味噌ダレを

   肉としっかり混ぜ合わせる。

   肉に調味料がからまり、ちゃんと色が染まったらザルの野菜を軽く

   合わせて完成。


この手順をそのまんま真似すれば写真の回鍋肉が出来ます。

                
                  ビビんなければね。