院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「避けて通れないお金の話・4」

2010年03月29日 22時19分08秒 | ノンジャンル
続きです。

つとめて淡々と話を進めていきましょう。

通常、多くの人は60歳から65歳くらいまでの間に引退をします。

引退後、実は結構の期間、人は生きます。


そこで、以前算出した年間支出を使って、老後にいくら必要か計算できます。

年金をもらえるのが65歳からですから、とりあえず20年みときましょうか。

統計では老後、最低限度の生活を送るのに必要な月額は25万円、

ゆとりある生活を送るのには37万円必要だそうです。


でもね、その家族によって「最低限度」も「ゆとりある」も違うでしょうから

やはり、自分の家庭の生活支出を把握しておくべきなんです。

じゃあ、話を進めていくのに、あいだを取って30万円としましょうか。

まずは夫婦が二人で過ごしていくのが20年、奥さんが

一人で生きていく期間が5年とします(65歳の平均余命を目安)


奥さんが一人の場合の生活費は2人の場合の7掛けとして月額21万円。

30×12×20+21×12×5=8460

8460万円です。


次は65歳からの収入です。

夫婦の年金受給額は現在だいたい月額17万~22万円くらいだそうです。

これは会社勤め約40年間、年収が600万円くらいの会社員が厚生年金を

掛け続けた場合の試算。

国民年金の基礎年金部分のみしか払ってない人は年額約79万円。

月額6万5千円。夫婦で13万円。

いないと思うが、もし月に1万4千円ぱかしの年金料を払ってることで

老後は何とかなると思ってる人がいたら、経済観念が哀しいほど

すっぽり抜け落ちてます。


しかも今から30年後にこの額がもらえますかね?

わかんないけど、8掛けくらいにしときましょうか。


年収600万の厚生年金組が月額14万~18万くらいか。16万としよう。

国民年金のみの場合、夫婦で10万ちょい。


16×12×20+6.5×12×5=4230

4230万。

国民年金のみの場合

13×12×20+6.5×12×5=3510

3510万。


うむ。

これに退職金を足しましょうか。

控えめに1000万くらいでいっときますか。

自営業者は退職金ないですから、欲しかったら自分で積み立ててください。

ここまでで4000万~6000万くらいになりますでしょう。


さて、ざっくりと差額が出ましたね。

-2000万から-4000万。

これが65歳までに貯めておかなきゃいけないお金です。

もし相続税を引いた遺産がそれ以上入る人は貯めなくてもいいです。

ローンの支払いの済んだ持ち家の資産価値が上がり、差額以上のお金で売れるなら

またそれでもいいです。


そうではない人は貯めましょう。

ではどうやって貯めましょう?


続く。


「久二郎。」

2010年03月27日 22時00分35秒 | 
久々の家二郎をしました。

仕事が終わって15時くらいからとりかかり、途中で外出したりもしながら

さきほどようやく食べることが出来ました。

久しぶりだったので丁寧に作ったせいか、味もブレずにいい出来。






麺も15時から作り始めたものなので、熟成時間は6時間もとってません。

加水率は35%。







久々の脂っこさに先ほどまで胸焼けがひどかったのですが、今はおさまってます。

その代わり、耳の聞こえがヘンなのと両腕の肘から下が痺れてます。

時々、階段を駆け上がったような動悸も起こりますね。

ただ座ってるだけなのに(笑)


昔、カップヌードルを食べたインド人がショック死したという都市伝説が

ありますが、院長の家二郎は栄養不良の人が食べたら、もしかすると、


死ぬかもよ。


「避けて通れないお金の話・3」

2010年03月26日 21時15分08秒 | ノンジャンル
はい、続き。


一にも二にも、未来像を見るには現状を知ること。

現段階での月々の生活費と別枠での年間出費の合算が出れば、

いろんなことが分かります。

ちなみに別枠の年間出費はきちんと想像力を働かせないといけない。

持ち家の人は修繕費、固定資産税、子供がいる家庭は養育にかかるお金を

ライフイベントごとに綿密に出さないといけない。

想像力をきちんと働かせてください。


では、次にその家庭の手取り年収を出します。

会社勤めの人は給与明細があるから簡単なはず。

自営の人も売り上げから経費を引いた課税所得を年収とすればいいでしょう。


その手取り年収から年間支出を引いてプラスになれば、

それが「SMC(最低目標貯蓄額、勝手に命名)」となりますが

ここで問題が出ます。


毎年プラスの収支のはずなのに貯蓄が一向に増えないというパターン。

それについては簡単です。

使ってるんです(笑)

お金が少し余分にあると気が大きくなってつい使ってしまう。

例えば外食が増えたり、趣味のものを多く買ったり、そんなとこです。

でも、お金の使い方は自由なので、この後の計算で問題なければ

手元にあるお金を全部使ってしまってもいいんです。


ここからの計算でも現状の生活費、別枠出費から算出した年間支出が

とっても大事になります。

引退後にお金がいくら必要か?ということです。


今では「年金かけてるから心配ない」という人はいないと思いますが、

きちんとシミュレーションしてみると、結構リアルにヤバくね!?という

ケースが出てくるかもしれませんぜ。


続くとするか。







「避けて通れないお金の話・2」

2010年03月25日 21時52分44秒 | ノンジャンル
さて、「お金」の話の続き。


家計ノートをつけることで、現在の自分の生活のリアルな数字が見えてきます。

今まで漠然としたイメージでしかなかった家計というものが数字で出てくる。

抑えられていると思っていた食費が外食を含めると、期待以上ではなかったとか

改めてプロパンガスの高さに憤慨したり、まぁいろいろです。

※ただ、この家計を把握するなんてのは一人暮らしの大学生でも

出来ていたりするので、いまさら「エッヘン!」ということではないのです。


もちろん月によって家賃の更新があったり、車検があったり、結婚式があったり、

そういう生活費に入れるべきでないデカイ出費がちょこちょことありますので

その時は別枠を設けてそっちに計上する。

家賃の更新、車検、冠婚葬祭、旅行・里帰り、保険料、家電購入、等を

1年当たりいくらとして別枠で算定し計上するんですね。

大事だから繰り返しました。


大体家計ノートを3~6ヶ月つければ、おおよその生活費がつかめてきます。

その生活費に12をかけて、別枠の年間出費を足せば、それがおおまかな年間支出。

この額の大小は、その家の相対的なものなので、高いか安いかは一概に

言えないのはわかりますね。

ただ、その家の年間支出が年間収入を超えていてはよろしくない。

人生においてそういう時期もあるかもしれないが、それが続くと家計は破綻します。

もし収入と支出がトントンなら破綻はしないが、貯蓄が出来ません。


あ、すんごく当たり前のことを延々と語りますから、つまんないですよ。


「なぜかお金が貯まらない」という家庭の多く、いやほとんどすべては

支出を把握しきれていないはずです。

家計簿は付けているが、見返すことはしないとかそういう人もそうです。

数字の意味を読み解こうとしない。


そして優秀な家計であれ、無駄が多い家計であれ、それがわかると

今度は第二段階、未来が算出できます。


ここからが結構コワイですよ~

「避けて通れないおカネの話。」

2010年03月24日 21時31分06秒 | ノンジャンル
「最近ブログの更新、サボってんじゃないの~!?」

と誰かからうっとおしくもありがたいお叱りを受け・・

なんてことも全然無く、書くべきことも無いまま放っておきました。


今夢中になって勉強していることが「経済・金融」のことだったりするので

ブログであまり話題にしづらいというかね、書きにくい。


自営業者として「お金」にわりと無頓着で、いくら稼いで、いくら使ったかも

あんまり把握してなかった今までの状況は良くないのでは?

と思い始めました。

ただ人から勧められるままに、金融商品に手をつけるのは自分の性分ではない。


そもそもお金をどうしたいのか?

そこから考えることにした。

自分はいくら稼いでいるのか、いくら使っているのか、このままいったら

お金は残るのか、不足するのか、不足するならどうしたらいいのか、

いろんな現実をしっかりと見なくてはいけないと考えた。


まずは自分の今の生活の支出を完全に把握することが第一歩のようです。

先月、家計ノートを買ってきて、毎日使ったお金を1円単位で記録してます。

食費が1ケ月でいくらかかったのか、光熱費はいくらかかってるのか、

交際費は?カードの支払いは?なるほど全部が把握できる。

家計ノートをつけるのは自分にはとても楽しい。


もちろん記録つけっぱなしでは終わりません。


「競馬という市場・2」

2010年03月13日 16時06分09秒 | ノンジャンル
院長が過去の無作為に抽出したレース(200レース強)を検証した結果、

回収率75%を超える方法はありました。


「1番人気の馬を単勝で毎レース同額(1000円)買い続ける」です。

ズッコケた?

過去200レースをその方法で検証した結果、平均で800円強の

回収が出来ることがわかりました。

同様に2番人気の馬を同額・・

3番人気の馬を同額買い続けることで、75%近いリターンを

得ることが出来ました。

4番以下の馬の配当額は100%を大きく超えますが、そんなもん

4番から18番くらいまで12~14頭くらいの数がいるので

当たり前ですから却下。

馬連などの馬券だとパターンが多くなりすぎ、簡単に

出来なくなるのでこれも却下。

客観的で簡単な数値として出ているものしか判断の材料には使いません。

今回の検証では「人気順」という材料です。

誰がやっても出来るルールでないと意味ないし、運用とは呼べないからね。


※繰り返しますが、院長の検証していることは競馬を

「運用」と考えることです。

そんな買い方して何が楽しいの?という疑問は全くお門違い。

院長もこれが楽しいなんてこれっぽっちも思ってません。


競馬予想のいわゆるプロたちでさえ、継続的に回収するのが難しい

75%という壁。

これを超えること自体は実はとっても簡単なのです。

たかだか200レースの検証ですが、この買い方で市場平均に勝つことは

可能だという結論に達しました。


で・も! 

この市場平均があくまでも出資額のマイナス25%からスタートしている

ということがものすごく大きい。

本来かなり難しい平均75%回収を無事果たしたところで、

収支はマイナスですから。

屁ぇこいて寝てるほうがマシです。


ちなみに、このJRAの取り分があるために、元本を1%増やすためには

市場平均の750円を35%も上回らないといけない。

ムリムリムリ!ムリです、ムリ!

そんな方法絶対に無いです。

一部の強者たちが出資額を大きく上回る回収が

出来ている事実もありましょうが、それは統計上必ず

発生するイレギュラーだと思ってますので、その人たちを

目指すことは「運用」とは言いません。


暇な時間にJRAホームページからレース結果を照会し、電卓を叩いて

出した検証結果から院長が出した結論は「競馬は運用にはならない」です。


もちろん、この結果と競馬をやる、やらないは違う問題なので

院長はこれからも気まぐれで馬券を買うことはあるでしょう。

ただ、どうしたって「運用」にはならないということが、自分で検証して

わかったのが結構大事なのです。

「競馬という市場。」

2010年03月12日 22時15分24秒 | ノンジャンル
去年一年間かけて院長は競馬の馬券を買っていました。

G1はもちろん重賞レースは忘れなければ、だいたい毎週買ってました。

そして1年間の口座への入金総額と12月に有馬が終わった時点の残額の差が、

去年の勝敗収支ということになります。


結果は残高0.

入金額はあえて伏せておくとして、残高が0なんだから、入金総額全部

損失したわけです。

勝ったレースの配当も同一口座に入金されるので

「入金総額=馬券購入総額」ではない。

でも、残高ゼロなんだから、入金額は全部損失です。

まぁそれはいい。


で、もし競馬を「運用」として考えた場合、例えば入金額の1.1倍とかの

お金を残高として残すことの出来るようなルールがあるのではないかと考えた。

すると年利10%の運用。

それはもう、スゴ腕運用です。


しかし、実は競馬には運用としてのおーーーきな欠点があります。

それは配当金総額と馬券の売り上げがイコールではないということです。

通常みんなが賭けたお金を、賭けに勝った人が丸々受け取ることの出来るシステムを

「ゼロサムゲーム」といいます。

だから参加者全員の勝ち分と負け分を全部合わせるとゼロになる。


競馬は違うのです。


胴元のJRAが売り上げの25%を自動的に、あ・も、自動的にさっ引きます。

なので、我々馬券購入者は残りの75%を奪い合う。

つまり1000円の馬券は買った瞬間に750円になるってことです。

そしてこの75%というのが競馬という市場での「市場平均」になります。


どの世界でも、「市場平均」を上回る収益を継続的にあげることは、

すーーんごく大変なのです。

参加者はみんな、そのギャンブルに勝とうと必死ですし、頭のいい人も

たくさんいます。

バカもいますが。

しかも競馬の場合は、不確定な要素も多く、知識・経験が豊富な人が勝てる

ってわけでもありません。

例えば「みんなのウマ倶楽部」の各紙競馬部記者の予想バトルがありますが、

こんな「競馬にめっちゃくちゃ詳しい人達」の中で回収率を通算して

75%獲ってる人は・・・ゼロです。

一人もいない。


もし、あくまでも獲得配当金額の多い、少ないの単純な馬券勝負なら回収率75%を

達成できればだいたい負けないでしょう。

で、その方法はあります。

簡単です。



(続く)











「イタリアンのお助け。」

2010年03月08日 21時03分29秒 | 
よくいろんな品をくださる患者さんがいまして、今回はこの

「イタリアンエッセンス」というものをいただきました。








美味しいトマトソースを作るのは、慣れない人には結構難しかったりするのですが、

この商品があれば、失敗無く美味しいトマトソースが作れます。

オリーブオイル大さじ4、ホールトマト缶を1缶、この「イタリアンエッセンス」を

大さじ2で10分煮込めば完成。

失敗しがちな塩加減等も心配いりません。

味ついてるから。

ガーリックのしっかり効いた、美味しいトマトソースが出来ます。


たーーだっ、その辺では滅多に売ってないそうです。

この患者さんも10本単位で取り寄せしたって言ってたからね。

もしどこかで見かけたら「買い」で間違いはないです。






トマトソースで手を抜いて、麺は自家製。

「雨天上等。」

2010年03月08日 07時23分16秒 | 紅蜂はん
昨日は昭和の森ゴルフコースでコンペでした。

ずっと雨だったね・・

ご存知かどうか、ゴルフは「雨」が中止の理由になりません。


嫌だけど、カッパ着て傘差せば出来るからね。

結果は・・・





うん、まぁ。

反省会がまたバカ長いかと思いきや、エライ先生が「龍馬伝の時間だ!」って

言って20時前にお開きになったのは、やや拍子抜けしました。


冷えて疲れたので22時に寝ました。

楽しかったです。


「3強ロールケーキ!」

2010年03月02日 21時27分37秒 | 
最近の流行に抗わず、我ら夫婦はロールケーキが好きです。

美味いし安いし。


でもロールケーキほど単純で、商品ごとの差が出るものもない。

チャーハンを食べればその店の実力が分かる!という考えは好きではないが

ロールケーキを美味しく作れない店が美味しいケーキを作れるとは思いません。


いろいろな人やメディアからの意見でロールケーキを食べ比べたりもしますが

我らが基準に置いているロールケーキを超えるものは今んとこ現れていません。


その名は・・「堂島ロール!」


いや、サーセン、食べたことないです。

並ぶ気力もありません。


堂島ロールではなく、我らが基準に置くロールケーキとは・・







ロールちゃーーん!

ヤマザキ製パンの「ロールちゃん」です。

どこに売ってるかって?


んなもん、自分で探せ!!


コンビニにもある場合とない場合があるので「ローソン行けばあるよ!」とか

言えないのです。


細いナリしてズッシリと重みを感じるホイップクリームのボリュームと

跡を付けずに手で持つのは不可能!と言えるくらいのふわふわスポンジ。

でも決してパサってない。

期間限定で様々なバージョンが出まくるのもファン心理をガッツリ掴んできます。


次っ!

コンビニ洋菓子の実力派メーカー「モンテールのロールケーキ」です。





我が家の金科玉条に「モンテールさんなめんな」というのがあるくらい、

我らはモンテール社の洋菓子メーカーとしての実力を買ってます。

このロールケーキはいわゆる「オーソドックスの雄」

2切れ入りのものと1本ものがありますが、主に買うのは2切れ入りのほうです。

1人1切れが、食後に丁度いいホンダ。


最後はローソン販売の「もち食感ロール」です。





米粉を使った生地で「もち食感」の名に恥じない圧倒的なもちもち食感がウリです。

ローソンでほぼ確実に買えるのも突発的スイーツ発作が起きる人には頼もしい。



で、この3品の中で優劣をつけろってのはちょっと酷だね。


ただ正直、ロールケーキに関するいろんな評判を聞きますが

この御三方を超える商品がそこらにゴロゴロあるとはなかなか思えんのですよ。


世間の評判で混んでるとこ並ぶ前に、自分の身の回りで簡単に手に入る、

実力派洋菓子を見直してみたらいかがだろう?


ロールケーキを語るならまずはロールちゃんを食ってから。


こう提案したい!