竹村整骨院

院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康までノンジャンルでかきつづります。  
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竹村整骨院
〒197-0804
東京都あきる野市秋川2-18-19
TEL/FAX:042-550-2321


「一番の好物といっていい。」

何のことか。

そう、イカの塩辛。


院長はいろんな料理をするし、いやらしい話、たいていのものは

すごーく美味しく作る。


だから好きな食べ物はたくさんあるけど、美味しいものを食べたときに

出る脳内物質度でいうと一番は「イカの塩辛」だと思う。

口にしたときの幸福感というか「はぁ~~~」という感じは、

イカの塩辛に勝るものは無いんじゃないかな。


酒、飲まないのにね。


そしてイカの塩辛は幸福度の刺激が強いので余韻が長い。

食後しばらく「あぁ、美味しかったなぁ・・」という喜びが続きます。


でも、そんなにいつもいつも食べてるわけじゃないんだよね。

しばらく間があいて、忘れた頃に食べるとその美味しさを再確認し

こんなに美味しいものがこの世にあったのに忘れてたよ!と思い直す。


で、先週、塩辛を作りました。





3日ほど熟成させたら、もう、極上。


以前は塩辛も雑に作っていたけど、それだと仕上がりにムラがあります。

きちんと下処理をしてあげることが大事です。


塩辛に限らず魚介の料理はいかに素材の臭みを取るかにかかってます。

新鮮な素材が手に入って、それをすぐに食べるならいいんだけど、ちょっとでも

時間が経ったり、火を通す必要があるものだとやはり下処理が必要。

下処理の基本は「水を抜く」ことです。


イカでも魚でもその身の中には水分があって、時間が経つとその水分が

臭くなってくるんです。

だから、全体を水洗いしたらキッチンペーパーなどで水気をふき取って

満遍なく塩を振ります。

時間を置くと浸透圧の関係で余分な水分が外に出てきますので、

熱湯にさっとくぐらせ、冷水でよくすすいだりします。

「霜降り」っていう作業ですね。


イカの塩辛の場合も「霜降り」ではないけどワタと身の水分を抜いてあげるのが

美味しい塩辛を作るのに重要な作業になります。

特にワタ。


ワタを取り出したらバットに並べ、粗塩をたっぷりかけてやりましょう。

半日から一晩置いてしっかり水を出したら軽く表面を洗って、ワタの袋から

中身を搾り出して使います。


身のほうも、開いてよく洗い、皮をしっかりはいだら、ワタと同じ時間

干して水分を飛ばします。

こちらは塩をしなくてもいいかな。

水分を飛ばすことでワタと合わせたときに旨みを良く吸うそうです。


後は混ぜ合わせ、好みで塩の量を決めればいいです。

目安は「ワタ+身の重さ」の5%ですね。


5%の塩を入れて混ぜ、ちょっと食べると「だまされた!」って思うくらい

しょっぱいけど、3日も経つと不思議とこなれて、ちょうどよくなります。


ちなみに今の季節のスルメイカはワタが細いです。

ワタがでっぷりと太くなるのは秋から冬にかけて。


いいイカが手に入らなければ冷凍イカを使いましょう。


冷凍イカで塩辛!? って思うかもしれないけど、イカのすばらしいところは

冷凍しても味が劣化しないことです。

旬のイカを鮮度の良い瞬間に冷凍したものが冷凍イカで、冷凍による

味の保存性といったら他の魚介類と比べてもイカの特筆すべき点ですのよ。


そもそもイカは海に住む生物の中でも・・・



あ、イカンイカン。

饒舌になっちゃう前にやめよう・・

イカの話になると、ついね。

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「ZENKAI笑顔の威力。」 

昨晩、カラオケのシダックスに行った。

知ってる?シダックス。


夜、結構遅かったので待たずに入店できたけどその際、割引券は持っているか聞かれた。

院長は「あ、持ってるよ~」と割引券を財布から出し、満面の笑顔で

「期限、切れてるけどね!」と言った。


店員さんは困って「あの、他のクーポンとかはないですかね?」と言うので

「うん、他のもあるよ。えっと、一枚、二枚、ほらこれで合計3枚。

 全部切れてるけどね!」と全開の笑顔を投げかけた。


「あ・・・せっかく3枚も出して頂けたんですからこれで割引にします」と

言ってくれた。


2倍の界王拳を使って全開時の2倍の笑顔で「あっはー!ありがとう!!」と

お礼を言いました。


「内緒ですよ」と微笑む店員さんに恋しそうになりましたが、笑顔が生むパワーは

計り知れない可能性を持っている。


今回は割引された部屋代\1450を笑顔の実益としてカウントしてよかろう。



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「人としての強さ。」

以前からブログでも書いていることだけど、他人とキチンと向き合ったり

認めたくない自分の非を理性で見つめ、認めることはすごくエネルギーがいります。


だからそのエネルギーがない人は物事を脳内で都合よく変換するクセが

強くなり、依存するようになります。

自分の自我を守るための本能と言ってもいい。


些細な売り言葉に買い言葉で、ヒートアップしてしまうことは誰にでもありますね。

院長が目指すものは些細な売り言葉にも買い言葉にも反応することなく

たとえ一瞬の感情の燃え広がりも素早く鎮火することですが、出来ないこともある。


そういう時に、冷静に冷静に考えれば自分にも非があったことがわかるはずですが

それが嫌な時は脳内で変換機能を稼動させ事実をちょっとづつ、ねじ曲げたりして

自分の嫌な面を見ずに済むようにうまいこと完結させます。


最終的に「もうあんな奴とは縁を切る」みたいな極端な落としどころしか

なくなってくるんです。

「もういいよ、別に。」と。


人と人とではトラブルはある。

それは避けられないけど、それでもその関係性を続けたければ「エイ!」と一歩、

歩み寄るその一歩が出なきゃいけない。

非を見つめ、認め、口に出して伝えなきゃいけない。


人生でそういうことから逃げてきた人は哀しいくらい逃げグセが染み付いてしまうし

そんな逃げグセが付いていることすら霧がかかってしまって見えていない。


その「エイ!」という一歩が出せるのを院長は強さだと思うし、たとえ

どんなに社会的な立場が高かろうが、豪胆に振舞おうが、腕っぷしが強かろうが

その力をいざって時に絞り出せない人を強いとは決して認めない。


この強さは小学校の頃くらいから試される局面はあります。

この強さを見せた子供に対して、院長は泣きそうなほど感動するし、

この強さを持ってる大人を根本的に嫌いになることはありません。


芯が強く、思いがぶれないことが強さではありません。

口が立ち、相手を言い負かせることが強さではありません。

腕っぷしが強くどんな相手でも傷つけられることが強さではありません。

ケンカが出来ることが強さではありません。


ケンカの落とし前をつけられるのが強さです。



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「怒りへの合気道。」

先週だったか、患者さんが朝から怒ってタケコツに入ってきました。

どうやら不愉快なことがあったようです。

わけを聞くと、いつも乗っているバス停の近くで工事をしていて、そのそばを

大型のトラックが良く通っていたため、そのバス停から数メートル離れた安全な

スペースでバスを待っていたのだそうです。


バスが来たので乗ると、運転手は「きちんとバス停で待ってないとわかんないでしょ!」と

きつい口調で言ってきたそうです。

そのおばさんは、その時は反論せずに「はぁ」と言ったそうですが、自分が

バス停から少し離れたところにいたのは理由があり、注意をされるいわれはない、と

あとからどんどんイライラが募り、運転手の名前をメモしてきたと早口で

まくし立てていました。


院長はその運転手の名前をメモしてどうするのですか?と聞くと案の定

あとで営業所に苦情の電話を入れると言いました。


なるほど、なるほど。

例えば営業所に苦情を言うと、まずその営業担当者からそのドライバーに注意勧告が

行くでしょう。

「~という停留所で乗ったお客さんに失礼な口のききかたをしただろう」と

注意がいくかもしれません。

運転手は「あーあのオバサンだな・・」と思い、「反省しよう!」となるかもしれませんし

「うっぜーなー、ったくよー」と思うかもしれません。

後者の可能性が高いように思います。


その患者さんは不愉快な思いをしたので、その思いに怒りを乗っけて相手に向けました。

自分はいかに正しく、非の全ては相手にあるという正義を添えて。

そういう場合、たいていの相手はその怒りに対し、自分の身を守るべく怒りで武装します。

「いや、確かにお客さんへの対応としては良くなかったかもしれないけど、あんたも

 あんな紛らわしいとこに立ってなければさ・・」となるもんです。


この両者がお互いの正義を振りかざし、思いをぶつけ合ったところで、何にも

いいことはないです。

口の立つ方、声の大きいほう、立場が強い方の正義がまかり通るケースが多いですが

その場合、言いくるめられた方が自分の非を認めることはあんまりなく、憎き相手に

屈服した・・という思いが残ることがほとんどでしょう。


友達でも恋人でも家族でも会社の同僚、上司、部下でもどんな人間関係でも、この

つまらない正義がつねに幸せを邪魔します。

本人たちは自分の言い分がつまらない正義とは思ってないですけど。


まぁ、そんなことを要約して「営業所に名指しでクレームを入れるのはおすすめしませんよ」

と言いましたら「じゃあ、どうすれば?」と聞かれたので、

「もし今度その運転手のバスに当たったら、笑顔でおはようございますと言ったら

 どうですか?」と提案しました。


「えー嫌よ」というので「ま、自由ですけど、人は自分に向けられた悪意や嫌悪には悪意や

嫌悪で返すし、好意には好意で返すものじゃないですか?」と加えました。


昨日、その患者さんは再びあの憎きドライバーのバスに当たり(笑)笑顔で

「おはようございます」と言ってみたそうです。

その患者さんがバスから降りるときにその運転手は「こないだは失礼しました」と

頭を下げたそうです。


本当に憎たらしい人なんて世の中にそうはいないんじゃないですかねぇ





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「ムーシューロウ  と読みます。」




今日は東急で珍しく生のキクラゲが売っていたので「木須肉」を作りました。

中華屋さんなんかでは結構ありますよね「木須肉」

(キクラゲと卵の炒め)なんて書いてあることが多いです。


具材はホウレン草が入っていたり、タケノコが入ったり、まぁ、豚肉は外せないかな。


先に卵をざっと炒めて別皿によけておくんだけど、その卵は後で

肉やキクラゲを炒めたものと合わせるわけだから、火の通りは

かなりゆるめにしておかないといけない。


ポロポロの卵そぼろみたいになると、よろしくない。


卵は生でも死なないですからね、ゆるめに火を通しませう。
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