BCGのハンコ注射
今のサル痘関連の関心事として、自分は天然痘ワクチンを接種してるのか?
という疑問がふと沸いた。
天然痘(種痘)ワクチンの接種跡は割と特徴的な小豆大のケロイド状跡に
なっていることが多いらしく、自分にはそれはないんだよね。
調べると天然痘ワクチンを打った最後の世代が昭和49年生まれの
世代だそうで、まさに自分がドンピシャ。
そしてその時代には天然痘は撲滅されていたわけで49年世代が
全員打ってるということでもないらしい。
天然痘はこの世から根絶されたので天然痘ワクチンを打つ意味は
全くないのだけど、今回騒がれ始めたサル痘には天然痘ワクチンが効くので、
打ってると安心みたいな感じらしい。
ただ、まぁ、サル痘に関しては感染力が弱く、感染経路も今現在出てる情報だと
かなり特殊で、慌てて天然痘ワクチンを打とうと思う必要はなさそうです。
ってなことを考えてたら、そういえば昔BCGってのがあったけど院長の腕には
BCGの跡がないんだよなと以前から気になってたことを思い出した。
BCGに関して調べると多くは乳幼児か未就学児が打つらしいんだけど、
院長の記憶では小学校の頃に周りの友達が結構打ってたことを覚えてるんですよね。
で、「それ何?」って聞くと
「BCG! ハンコみたいなやつでちょっと痛いけど、でもあんまり痛くない」
みたいな小学生らしい感想を聞いた覚えがあります。
ハンコみたいな注射であんまり痛くない注射・・・僕も打ちたい!
と思ったことを覚えてますがなぜか打った記憶がない。
BCGは結核の予防接種で未就学児、小学生、中学生のいずれかの
タイミングで接種するものです。
BCGの前にはツベルクリン注射というのを打って、その注射の反応をみて
陰性ならBCG接種、陽性ならそれは過去にBCGの接種歴があるか、
結核の感染歴があるということで結核への免疫を持っていることになるので
BCGの接種は不要とされ、打ってなかったのです。
院長は結核には罹ってないので、乳幼児頃にBCGを打って免疫を獲得し、
接種が乳幼児だったこともあり、跡が完全になくなってしまったものと思われます。
では小学校の頃周りはなんでみんな打ってたのか?
これは推測ですが地域によって乳幼児や未就学児の保育保健の仕組みに
違いがあったのかもしれません。
院長は生まれた病院は札幌だったし、未就学児は千葉で過ごしました。
どのタイミングで打ったかは母子手帳ももうないらしいので不明ですが、
秋川近郊で生まれて秋川の小学校に通った周りの友達とは
接種タイミングが違ったことは十分考えられます。
各自のBCGの記憶トーク、意外と盛り上がるかもしれません。