沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

第二回世界ウチナーンチュ学生サミット

2016年10月11日 | 日々のこと


 「第二回世界ウチナーンチュ学生サミット」に参加した。沖縄は毎年各市町村ごとに海外に移民した子弟を受け入れて研修(沖縄の文化を学ぶ・伝統芸能の習得など)をさせている。せっかく沖縄に来ても、同じ国から来ても市町村が違うということで顔を合わせる機会がないまま、本国に帰って行ってしまっていた若者たち。
 その若者たちを、研修期間中の一日を空けてもらって、集まろう、「一堂に会して交流し、ウチナーンチュであることを確かめ、つながろう。世界にいるウチナーンチュネットワークを構築しよう」ということを企画し賛同者を募って各市町村にも理解をしてもらって実行した。その立役者が比嘉アンドレス(アルゼンチン出身3世)と伊佐正アンドレス(ペルー出身3世)の二人である。
 それで何ができるのかは、まだわからない。が南米にいる県系人の若者たちが「沖縄」「うちなーんちゅ」というキーワードでつながることになる。私はそれがどんな形になるかはわからないけど、明るい未来が開けるような気がする。
 彼らはこの一日の交流を通して別れるときは肩を抱き合い涙を流していた。私たち一般人も参加OKですがスペイン語のわかる沖縄人はほとんどいないし、日本語のわかる日系人も少ない、その中で目を引いたのが、ボリビアからの留学生。彼らはきれいな日本語を話す。で、ボリビアからの留学生がいつも通訳を務めていた。
 ボリビアの「コロニアおきなわ」では午前と午後に分けて、日本語とスペイン語の授業が行われている(またエイサーや沖縄料理など文化の継承も積極的に行われている)ので、皆が日本語を話せるという。素晴らしい教育ですね。沖縄でも活かせないかな~
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