沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

ありふれた奇跡

2009年03月19日 | 日々のこと

 TVドラマ「ありふれた奇跡」が今、終わってしまいました。

 しばらくの間、木曜日が楽しみだった。山田太一のドラマは昔「岸辺にアルバム」を見て以来好きになりました。今回も期待していましたが、やっぱりよかった。
 久々にあの独特の話し方を聞きました。八千草薫さんも彼のドラマになくてはならない人。声がいい。と思っていましたが、負けず劣らず仲間由紀恵さんも山田太一ドラマにぴったりでした。

 「心配する種を見つけてばかりいたら、それは次から次に出てくるさ、生きているのだから。臆病にならず突き進んで行け」という言葉が残った。

 職がない男と子どもの生めない女。戦後のどん底を生き抜いてきたじい様。女装が趣味のオヤジ二人。窮屈な家を飛び出した母。幸せなのかどうか自分を見失った女。優雅だけど寂しいばあ様。

  それぞれに重たいものを背負っていて、暗いドラマが展開していくのかと思いきや、終わりは、さわやかに、今日の春の風のように、軽やかに、幕が閉じられた。

 心の持ちようがしあわせを作る。しあわせはすぐそこに転がっている。掴み取れる所に。ということなんですね。

 気持ちの軽くなる、後味のいいドラマでした。ベテランの味ですね。山田太一様、ありがとう。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブーゲンビレア2

2009年03月19日 | 日々のこと

 見てください、ブーゲンビレア
 この所、沖縄に咲く花々がいつもの年より本当にきれいです。台風がなかったので花付きもよく、色もいい。風に痛めつけられないと、花や木が大きく育つみたいです。

 今日、初枇杷をいただきました。みずみずしくておいしかった。でも、「この時期に枇杷の実・・なんて早いよね?」と友人が。そういえばそうだよね。

 窓を開けているので、春の心地いい風が入ってきます。明日から三連休。なんだかゆったりとした気持ちになれる、春の宵です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする