『コラプティオ』 真山仁

2014年05月05日 22時54分02秒 | 読書
本日2本目です。

「震災後の日本に現れたカリスマ総理・宮藤隼人は、“禁断の原発政策”に日本復興を託すが、その矢先、一人の日本人がアフリカで殺される。事件の背景に広がる政権の闇を追いかける新聞記者と、宮藤を支える若き側近は、暗闘の末、最後に何を見るのか。謀略渦巻く政治の世界を白熱の筆致で描く真山文学の真骨頂! 」(BOOKデータベースより)

コラプティオとは汚職・腐敗といった意味らしいです。
この作品は内閣総理大臣・宮藤隼人を支える政治学者で秘書の白石と、新聞記者の神林の視点で展開されていく政治ミステリです。
ウエステリアというアフリカの小国が絡みつつ、さまざまな政治課題が宮藤と白石ら鑑定を直撃し、またそれを暴こうとする神林。
読んだのがだいぶ前なのでどこまで紹介していいのかわからなくなってますが、そのような状況下で、総理はコラプティオをおこしてしまっていたのか!?
最後まで気が抜けないストーリーです。

『O2O、ビッグデータでお客を呼び込め!-ネットとリアル店舗連携の最前線-』 松浦由美子

2014年05月05日 22時38分19秒 | 読書
読者の皆様、たびたび放置しまして申し訳ありません。毎日の閲覧数が私の支えです。時間ができたのですこしずつ更新していきます。

「LINE、フェイスブック、スマホの位置情報機能など、ネットを駆使してリアル店舗に消費者を呼び込む―この新しい仕組みがO2O(Online to Offline)だ。業界トップも次々に取り組みを強化し始めた!ビッグデータを活用することで新たな段階に入った最新事情を、気鋭のITアナリストが、わかりやすく解説。 」(BOOKデータベースより)

IT革命と言われたのが2000年ごろですが、そのころのITからは想像もできないほど発達している昨今のIT事情。
もはやその全体像を把握するのは一般人には不可能!?なレベルにまで広がっているかと思います。

さて、本書はそのITの技術を生かしてどう客を店に呼び込むのかということを主眼に論が展開される新書です。

ショールミングと呼ばれる現象をご存知でしょうか?
実店舗に足を運んで商品を吟味して、気に入った商品をインターネットで安値で購入するような行動をショールーミング(僕の解釈ですw)というわけですけど、たしかに最近の家電量販店にいくと、多くの人が商品を見ながら携帯をチェックしてます。
そのうちの何割が、価格コムに代表されるような比較サイトを見ているのかわかりませんが、たしかに今迄では店頭で購入していたような商品もネット通販に流れているというのは事実でしょう。

その流れの中で、いかに企業はIT(online)から実店舗(offline)へ消費行動を向かわせるのか。

ITを活用したマーケティングをしている方、ITに興味のある方、若くて美人の著者に興味のあ…(おい!)

…にお勧めです。いろんなアプリも紹介してくれてますので、消費者にお得な情報もありますよ。