葬儀屋日記 byノブアキ

つれづれなる葬儀屋さんの日記です

泪(なみだ)

2006年10月17日 | 葬儀屋ポエむ&葬儀屋はなし

貴方は悲しいの

どうしてなくのでしょう?

その頬を 泪伝って

最後の時が終わる


あなたが

泪ぐむのは

つらいから?それともくるしいから

僕は知っている

貴方が泪するのは


それはそれは

あなたが一緒に居た喜びを

しっているから

だって喜びを しらなければ

泪は流れないから


貴方の泪は喜びのぶんだけ

空に向かっていく

あの煙を運ぶ

大切な一雫

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僕は仕事柄沢山の泪を目にします。一時期なぜ泪が出るのか
考えこんでしまったことがります。失った悲しみ、家族をなくした喪失感・・
そういったものから捉えてしまって。人の人生がとても苦しく、辛く思えた時期が
ありました。

小説なんかだとなんかのきっかけがあって、人は気づくのですが
現実ってそうじゃないんですよね。ある日いきなり、唐突に別の視点が開ける
その気づいたことは「泣いてる人って、うれしい思い出があるから。泪もでるんだ」
って言う視点ですね。そういう目を持つことで、いつもより深く泪する人を
見守ってあげることが出来るようになりました。辛くてやなことばかりをあった人を
送るのに泪は流れません、愛情のこめられる相手だからこそきっと泪は
流れるのでしょう。

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葬儀のコツをおしえます葬儀・葬式・密葬の佐藤葬祭
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