葬儀屋日記 byノブアキ

つれづれなる葬儀屋さんの日記です

亡くなった身内の借金の有無

2009年07月08日 | 葬儀特集の感想
亡くなった身内の借金の有無


葬儀後の手続という、小冊子をつくって配布しております。
すごくわかりやすかったよ、とお褒めの言葉をもらいます

そこで、もうちょっとこんなこと知りたいというアンケートを
くっつけて内容の改善に努めようと、読まれた方から
ご意見を頂戴しています。


今回はfaxで以下のようなご意見を頂きまして

それに対する回答です

Q、
亡き母と、別に暮らしており財産管理の状況がまったくわかりません
極端な話し借金の存在なども不明です、今も調べ方に苦慮しておりました

「信用情報機関」ところも、数箇所の連絡先を調べたのですが、本当に
そこに問い合わせしても大丈夫なのか?など悩んでおりました。
もし何か良いアドバイスなどありましたら、どうかよろしくお願いします


A、ウチ顧問の税理士に聞いて、回答です
(普段は、のほほんですが、やる時はやるいい税理士さんです)

ご質問の件

まず、結論から。
どんどん聞いてしまって大丈夫です。

以下追記。

借金やローンには3種類あります。

1.信販系
  JCBとか
2.銀行系
  住宅ローンや教育ローンなど
3.サラ金系
  アコムとか

で、各業者が登録している信用調査機関があります。
組合みたいなものですね。
なので

  CIC
  http://www.cic.co.jp/

  全国銀行個人信用情報センター
  http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/

  ㈱日本信用情報機構
  http://www.jicc.co.jp/

が代表的。弁護士とかのプロもこの3つで引っかからなきゃ
あとは無いとして考えるらしいです。
ちなみに、債務超過の場合は、法定単純承認というのに注意して
ください。債務超過なら相続放棄をすることになろうかと思いますが、
この時、すでに相続財産に手を付けていると、相続を「承認」した
とみなされて放棄できなくなってしまいます。

ですから、微妙な案件は借金を把握してから預貯金は解約
した方が無難です。

闇金とかで借りているとこういう機関に登録していませんから
わかりません。その場合は、知らずに相続したら・・・となりますが、
返済義務はあるにしても、もともと法外な利息で「過払い金返金」
(電車の中に書いているやつ)になったり、そもそも正規の業者で
ないので表に出られてまずいのは相手方。
なので、踏み倒して大丈夫とのこと。
まぁ、こういう話になったらプロに任せた方がいいでしょうね。

参考まで↓
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1310546838?fr=rcmd_chie_detail

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