葬儀屋日記 byノブアキ

つれづれなる葬儀屋さんの日記です

接客ついての考察 その20 分離礼 手は前に・・

2012年02月18日 | 接客

ながながと間は空きました

ちょっと忙しかったので、放置になっておりました(汗)

 

さて、20回も迎えますと「接客」の事が段々わかってまいります

「お客様を無視・軽視しない。重要な人物として扱う事」というのが

定義として良さそうだと言う事がわかってきました

その中で補助の理論として

・「基礎サービスは無料で提供されている」

・「接客のレベルは、お客様当たりの客単価よって接客に使える時間が決る」(単価が高い程時間が使える)

・「接客は主ではなく、有料のモノ・サービスを提供するための補助的な商品」(販売は、販売。接客は接客)

と言う風なことが分かってきました。

 

接客を上位のレベルでできるようにするためには

「型」が必要です。すなわち「業務標準」を持たなければいけないと言う事です

 

接客が「行為」であるとすれば、行為は

どういった時に、どういう行為で

どういった手順で

具体的にどうするかを考えておかなくてはなりません。

決めておかない事は出来ない事だと思うことです。

 

接客がちゃんと出来ないには理由があります

「忙しい」

「疲れている」

「知らない」

「教わっていない」

「覚える気がない」

「わからない」

「練習不足」

と様々な理由をつけることが出来るでしょう。

 

しかし、どういった理由があるにせよ

「お客様を重要な人物として扱う」のであれば

上記の理由は潰していかなくてはなりません。

 

そのためには、「教科書(業務標準)」をつくる必要があるのです。

 

そこで今回は礼の作法

「分離礼」をやってみましょう

分離礼とは、セリフと礼(行動)を分離して行うことです

 

具体的に言うと

いらっしゃいませ~~で同時に頭を下げるのではなく

いらっしゃいませ・・・目線を合わせ、一呼吸・・ペコリと行う事です

 

これと対で覚えておくのが「同時礼」です

 

いらっしゃいませ と言いながら頭を下げます

 

これは、日常ではよく使われる礼ですが、分離礼よりもくだけた礼になります

 

分離礼をすると、同時礼より声がよく聞こえますし、相手にはより丁寧な印象になります

 

ただしどんな時でも分離礼がいいのかというと

急いでいる時、何かをしながら御挨拶をしなければいけない時などは

同時礼のほうが良い時があります。

そうやって、礼の種類があると言う事を踏まえて自分達の職種にあった

礼の仕方、御挨拶の仕方を考えて行くのが良いでしょう。

 

 

 

 


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