葬儀屋日記 byノブアキ

つれづれなる葬儀屋さんの日記です

棺の蓋に涙

2007年03月23日 | 葬儀屋ポエむ&葬儀屋はなし

棺の蓋に涙の跡

貴方がいなくなることを悲しんでくれる人がいる

貴方がいなくなることを惜しんでくれる人がいる

葬儀のときに不謹慎だけれども

僕は涙を流してもらえることは

幸せなんじゃないかなと思う

葬儀って言う悲しい場ではあっても

その棺の蓋に残された涙のあとは


悲しみの中で一筋の救いなのかもしれない


貴方が亡くなってしまうことを
悲しんでくれる人がいる


それは悲しい場でも一筋の救いなのだと


思うのである

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通夜が終わって、後片付けをしていると
棺に涙のあとが残っていることがあります。
棺の蓋を開けて、顔を見せているので
誰かが涙をこぼしたのでしょう

喪主さんは、そういう時は
「ありがたい、ありがい」って言います
悲しみの場ですが、だからこそ見える
人のこころの温かさとか、ありがたさとかあるのだと思います

葬式の義理だけはやっぱり果たしたほうがいいなあと
そう思います

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葬儀のコツをおしえます葬儀・葬式・密葬の佐藤葬祭
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