葬儀屋日記 byノブアキ

つれづれなる葬儀屋さんの日記です

否定と肯定ではなくて・・

2005年09月12日 | 葬式豆知識
昔の人は神仏を信じていたので信仰が厚かったという話を聞いて
調べてみたことがあります。

何の本で読んだかももう忘れてしまいましたが
江戸の最後や、明治のころは霊や迷信といったものも
確かに今よりも信じられていました。

でも、大半のひとは「実際にはいないことはわかっているが、大事なものだ」と
思っていたらしいです。けったいなことを調べる民俗学者もいたものです

今の人みたいに、宗教を否定するのか肯定するのかといった二元論ではなくて
もっと上の観点から宗教と調和していたようなのですね
生活の中でご先祖様や自然といったものと調和して生きていく方法が
「神仏」といった概念だったようです。

これを読んだとき、日本人の宗教観というものがだいぶ理解できました

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