雨あがりのペイブメント

雨あがりのペイブメントに映る景色が好きです。四季折々に感じたことを、ジャンルにとらわれずに記録します。

血圧の話  健康について……

2019-05-21 22:41:43 | つれづれに……

  血圧の話  健康について…
  
  自分の健康は自分で守る
  少し長い話になってしまいましたが、血圧で不安を抱いている方
  最後まで読んでいただけると幸いです。
  
  健康でありたい…。
  幸せ願望と同じく多くの人が望むことである。
  生きて来た証に老後が病に冒され、
  痛みに耐えながら最期を迎えるのは辛いです。
  
  と、願いながらついつい健康管理を怠ってしまうケースは珍しくありません。
  健康に自信があるから無理もする。
  暴飲、暴食、そして不摂生。
  肝臓も腎臓も、五臓六腑はこの世に生を受けた時から、
  わが身のために健康支えの柱となって役割を果たしてくれる。
  だが、私たちはこうした陰で支えてくれる臓器たちの恩恵を忘れがちである。

 2年ほど前の話になります。
 頭痛が激しく、肩こりもひどい。
 通常、市販の鎮痛剤を一度飲めば改善してしまう症状なのだが、
 薬を飲んでも治らない。
 1日、2日、3日……
 一向に改善する気配がない。
 明らかに異常を感じ、主治医のもとへ。

 血圧測定の結果、最高血圧が200mmHg。
 車を運転してきた私は、帰ることを禁じられ、
 血圧降下剤の点滴を施療される。

 軽く考えていた私に、
 医師は「今ここで倒れてもおかしくない血圧だ」と警告の一言。

 以来、朝一錠の降下剤を服用、おかげで安定した状態を保つことができている。

 医学事典によれば、高血圧症とは、

 
最高血圧が140mmHged以上かつ、または、最低血圧が90mmHg以上の状態
 
   というが、肝心の年齢による対処法が書いてない。
 加齢とともに、血管や血液の老化に伴って血圧は高くなっていくから、
 医学事典の記載にすべての人が当てはまるわけではない。

 医師によっては血圧測定しても、
 「年相応の血圧ですね」と結論のみを言い渡され、詳しい説明をほとんどしてくれ
 ない。そこで、「最新の血管常識を緊急レポート」(医学専門ライター・水沢徹)な
 るものを読んでみた。


 前述した医学事典の記述はかなり厳しい基準だと指摘している。
 年齢を加味した高血圧の基準は、おおむね次のような計算式で判断できるという。
 「最高血圧=年齢+90mmHg」という診断法がある。
 つまり、65歳なら「65+90=155」で、155以下なら正常(投薬の必要なし)
 ということになります。
 
   記述はここまでですが、この説明でも不測の部分があります。
 高齢者が増え、80歳以上人も多い。
 前述の診断法に当てはめると80歳の人は「80+90=170mmHg」。
 つまり、80歳の人は170mmHgでも正常値ということになつてしまい、
 この判断でいいのかと、新たな疑問にぶつかりましたが、これ以上の
 高血圧と投薬と年齢の総合関連を見つけることはできませんでした。

 医師によって、投薬の指示が一定していないのも
 こうしたことが原因になっているのかもしれませんね。
 たかが血圧といわずに、
 自分の体調などによって医者の施術に疑問を感じたら、
 セカンドオピニオンを試みることも必要と感じています。


 高血圧は多くの病気の原因になることは確かです。
 
 「高血圧を放っておくと、心臓は高い血圧に対抗して働くため負担がかかり、
 次第に機能が低下します。
 また、血管に高い圧力がかかるために、血管壁が厚くなり、
 動脈硬化を起こします。

 その結果、心不全・腎臓病・脳梗塞などにかかりやすくなります」
                   (東京女子医科大学名誉教授 横山 泉)
 
 「治療は、まず食事療法が大原則、さらに、定期的に適度な運動も必須」と、
 先生はおっしゃっています。

 降下剤の投与は、血圧を下げるための補助材料だと認識したほうが良いと
 私は思っています。

  (つれずれに……心もよう№92)

  

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「18歳」と「81歳」の違い

2019-05-14 08:00:00 | つれづれ日記

18歳と81歳の違い
  4月13日に福島県三春町の宝蔵寺に枝垂れ桜を見に行った。
(宝蔵寺ホームページより)
 宝蔵寺の枝垂れ桜。見事な桜だが、時期が一週間早すぎ写真のような風景は見られなかった。
 本堂で絵の個展を開催。ホームページによれば、本堂ではコンサートなども開催され、地域と密着した
 活動を行っているようです。

 本堂の個展会場で、
 次のようなパンフレット、軽妙洒脱「18歳と81歳の違い」なる案内を頂いてきましたので紹介します。

〇 道路を暴走するのが18歳、逆走するのが81歳

〇 こころがもろいのが18歳、骨がもろいのが81歳

〇 偏差値が気になるのが18歳、血糖値が気になるのが81歳

〇 受験戦争を戦っているのが18歳、アメリカと戦ったのが81歳

〇 恋に溺れるのが18歳、風呂で溺れるのが81歳

〇 まだ何も知らないのが18歳、もう何も覚えていないのが81歳

〇 東京オリンピックに出たいと思うのが18歳、東京オリンピックまで生きたいと思うのが81歳

〇 自分探しの旅をしているのが18歳、出かけたままわからなくなって、皆が捜しているのが81歳

〇 「嵐」というと松本潤を思いだすのが18歳、鞍馬天狗の嵐寛寿郎を思いだすのが81歳

  実に風刺のきいた18歳と81歳の対比である。
  軽妙洒脱。
  住職が書いたものか。住職にお会いしたい……。
  そう思いもう一度読んでみると、末尾に書いてありました。
  (笑点から抜粋)と。
  

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平成から令和へ ② お祭り騒ぎもいいのだが……

2019-05-05 07:22:15 | 昨日の風 今日の風

平成から令和へ ②

    お祭り騒ぎもいいのだが……
  
  30日。
  最後の平成。
  明日は令和元年。

  ある民放はテレビの画面で、カウントダウンの数字を流し始めた。
  郡上八幡では徹夜踊りをするらしい。
  スポーツバー並みにみんなで集まり、はしゃぎにはしゃいでビールで乾杯。
  旅行会社は抜け目がない。
  南鳥島へ初フライト。令和元年の初日の出拝むことができたのでしようか。

  2019年5月1日。
  雨模様の中令和元年の朝を迎える。
  昨日も、今日も皇居前に集う人々は引きも切らさない。
  上皇となられた人を偲び、天皇となられた陛下を寿ぐ。

  商戦も時流に乗り、アイデアを生かし、商機到来と勢が出る。
  「令和饅頭」、「令和せんべい」等々、土産物店は大賑わいです。

  インタビューに答える人の多くは、
  「平和」「平穏」「幸せ」等をキーワードとしてあげる。

  「明治」→「大正」→「昭和」→「平成」→「令和」
  元号が変わる時代に遭遇する経験は、人生の中で多くはない。
  お祝いムードにつつまれ、ビールで乾杯も悪いことではない。

  「平和」「平穏」「幸せ」は誰もが望む究極の希望であり、願いである。
  だが、他力本願では、希望も、願いもかなえることはできない。
  行動の伴わない希望や願いは、神仏にささやかなお賽銭をあげて、
  願いごとをするに等しい。
  神仏頼みの気持ちはわからないでもない。

  でも、「幸せ」や「願いごと」は、他力本願では得られない。
  出来ることは積極的に前に進まなければ、状況は変わらない。

 
  統一地方選挙。
  相変わらずの低投票率です。
  例えば、茨城県取手市長選 38.56%
         水戸市長選 45.10%

      茨城県市町村議選 牛久市 42.18%   
               土浦市 43.43%
               古河市 44.47%

               水戸市 45.10%
               日立市 46.74%

      県内でも有権者数の多い「市」に低投票率が顕著である。
      ちなみに県内では一番有権者数の少ない五霞村(7313人)の投票率は
               町長選 町議選ともに 70.08%である。
      今、地方で何が起きているのか。
      コミュニティーの崩壊。
      政治への無関心。
      一票の権利を放棄したものに、
      行政や議会を批判する権利はないと私は思っている。
       
      私たちの代表を選ぶ投票率が50%を割り込む様な代表選出は
      最早民主主義選挙制度の崩壊です。
      民主主義は、「数の原理」で結果が左右されます。
      私たちの一票が、私たちの自治を支える代表を選ぶたった一つの方法なのです。

      令和の御代に、「幸せ」や「安定」を願うのも決して悪いとは言わないが、
      「幸せ」や「安定」を望むなら、
      基本となる一歩を一票に託して踏み出してはいかがでしょう。
      一票の権利を行使することは、議会制民主主義の基本であることを
      私たちは忘れてはならないと思う。

      4日。
      ご即位一般参賀が行われ、なんと14万人の人々が、
      小旗を振って「令和」の御代の天皇を祝福しました。
      日本っていいなぁー
     
      (2019.5.4記)   (今日のニュースから№3)

 

        

 

  

 



  

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平成から令和へ

2019-05-01 09:22:56 | 昨日の風 今日の風

平成から令和へ
   雨。
   30年前、天皇が崩御され哀しみの中、平成の時代が訪れた。
   その日の朝、街は雨に濡れていた。

   今日。
   陛下が2016年8月に退位の意向を示してから約2年9カ月。
   陛下にとっては、長い2年9カ月だったのでしょう。
   陛下にとっては1万1070日の平成の時代を、
   伝統と格式を守りながら、象徴としての天皇の務めを果たすことに心をくだき、
   妃殿下とともに道を歩まれてきたのでしょう。

   雨。
   新元号・令和が多くの国民に歓迎され、
   新しい時代の幕開けにみんなが敬虔な気持ちになった。
   30年前と同じ雨が夜明けの空に煙るように降っていた。
   我が家の庭の花たちも、霧雨の空にしっとり、つつましやかに咲いていました
 光の奥の暗闇に白が輝きます。
雨に濡れて首を垂れて……

清楚な花姿が木犀の下でつつましく……
冬の寒さに耐えてテッセンも……

   「平成」から「令和」へ
   新しい令和の御代の誕生です。
 令和の時代に、国の発展と国民の幸せを祈願したい。
 
 先ほど、即位後朝見の儀が皇居宮殿・松の間で行われ、
  力強い陛下のお言葉を聞くことができました。
  私は、一連の儀式を通じて雅子妃殿下の素晴らしい笑顔に
  救われ、安堵の胸をなで下ろしました。

  令和の御代に乾杯です。

        (2019.5.1記)      (今日のニュースから)


 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする