5月のあぜ道は
光に満ちている。
灌漑用水から取り入れた水を
満々とたたえ、田植えの終ったばかりの
稲の苗は頼りなく、水面に葉先を少しのぞかせて
田園の上をふいて渡る優しい風に、葉をなびかせている。
5月の風は
少し汗ばんだ肌に
初夏の香りを運んでくる。
群青の空に
雲雀は高く高く舞い上がり
空の高みの青に溶けて消えて行く
天空を舞う羽は
点になり
さえずりだけが光と共に降ってくる
5月は「命のときめき」
再生の風が
田園の水面を通り過ぎて行く
(こんな田園の風景がたまらなく好きです)
光に満ちている。
灌漑用水から取り入れた水を
満々とたたえ、田植えの終ったばかりの
稲の苗は頼りなく、水面に葉先を少しのぞかせて
田園の上をふいて渡る優しい風に、葉をなびかせている。
5月の風は
少し汗ばんだ肌に
初夏の香りを運んでくる。
群青の空に
雲雀は高く高く舞い上がり
空の高みの青に溶けて消えて行く
天空を舞う羽は
点になり
さえずりだけが光と共に降ってくる
5月は「命のときめき」
再生の風が
田園の水面を通り過ぎて行く
(こんな田園の風景がたまらなく好きです)