12月の絵本「クリスマスのころわん」
12月に入って最初の「いっしょに読もう」の時間です。
今まで、運動場の木のベンチで読んでいましたが、さすがに寒くなって来たので、図書室に移動しました。ここは、エアコンもあり快適です。たった一つ欠点は、たくさんの本と一緒にオモチャが置いてあるので、こちらで遊んでしまう子が何人かいることです。
今日の「いっしょに読もう」は、クリスマスがテーマ。
読む前のお話し合いは、季節がらとても盛り上がります。
サンタの話、プレゼントの話。クリスマスツリーの話。
全員が発言できるように目配り、気配りが大切です。
ひとしきり発言があった処で、今日の絵本の話をします。
要点をとらえ、「これからいよいよ本読みが始まるぞ」と雰囲気を盛り上げます。
お星さまがキラキラ輝いている空から何かがおちてきて、ころわんの頭の上にふんわり落ちました。
だれがおとした帽子だろう
「ぼうしを なくした だれかさん、きっと さがしにくるよ。ぼくここで まっててあげる。」
待っているころわんのところに、あかい服を着た大きな人が下りてきました。
「わんころちゃん ひろってくれて ありがとう。」
あかい服を着た大きな人は、お礼に 大きなキラキラ輝く星をプレゼントに置いて行きました。
あかい服を着た大きな人は、いったい誰だったのでしょう。
ここでまた みんなとお話し合いです。
「あかいふくをきたひとはだれ」「ころわんってやさしいんだね」「きらきらぼしみんなもほしいですか」「サンタさんにプレゼントおねがいしたひと」「サンタさんは何に載ってくるのかな」
読むだけだったら7~8分で終わるお話です。
「アムじいのいっしょに読もう」は、子どもたちとお話をしながら進めるので30分の時間が必要です。
楽しい時間の流れの中で、元気がいっぱいもらえるかけがえのないひと時です。
(2017.12.5記)
(アムじいのいっしょに読もう№6)