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雨あがりのペイブメント

雨あがりのペイブメントに映る景色が好きです。四季折々に感じたことを、ジャンルにとらわれずに記録します。

平成から令和へ ② お祭り騒ぎもいいのだが……

2019-05-05 07:22:15 | 昨日の風 今日の風

平成から令和へ ②

    お祭り騒ぎもいいのだが……
  
  30日。
  最後の平成。
  明日は令和元年。

  ある民放はテレビの画面で、カウントダウンの数字を流し始めた。
  郡上八幡では徹夜踊りをするらしい。
  スポーツバー並みにみんなで集まり、はしゃぎにはしゃいでビールで乾杯。
  旅行会社は抜け目がない。
  南鳥島へ初フライト。令和元年の初日の出拝むことができたのでしようか。

  2019年5月1日。
  雨模様の中令和元年の朝を迎える。
  昨日も、今日も皇居前に集う人々は引きも切らさない。
  上皇となられた人を偲び、天皇となられた陛下を寿ぐ。

  商戦も時流に乗り、アイデアを生かし、商機到来と勢が出る。
  「令和饅頭」、「令和せんべい」等々、土産物店は大賑わいです。

  インタビューに答える人の多くは、
  「平和」「平穏」「幸せ」等をキーワードとしてあげる。

  「明治」→「大正」→「昭和」→「平成」→「令和」
  元号が変わる時代に遭遇する経験は、人生の中で多くはない。
  お祝いムードにつつまれ、ビールで乾杯も悪いことではない。

  「平和」「平穏」「幸せ」は誰もが望む究極の希望であり、願いである。
  だが、他力本願では、希望も、願いもかなえることはできない。
  行動の伴わない希望や願いは、神仏にささやかなお賽銭をあげて、
  願いごとをするに等しい。
  神仏頼みの気持ちはわからないでもない。

  でも、「幸せ」や「願いごと」は、他力本願では得られない。
  出来ることは積極的に前に進まなければ、状況は変わらない。

 
  統一地方選挙。
  相変わらずの低投票率です。
  例えば、茨城県取手市長選 38.56%
         水戸市長選 45.10%

      茨城県市町村議選 牛久市 42.18%   
               土浦市 43.43%
               古河市 44.47%

               水戸市 45.10%
               日立市 46.74%

      県内でも有権者数の多い「市」に低投票率が顕著である。
      ちなみに県内では一番有権者数の少ない五霞村(7313人)の投票率は
               町長選 町議選ともに 70.08%である。
      今、地方で何が起きているのか。
      コミュニティーの崩壊。
      政治への無関心。
      一票の権利を放棄したものに、
      行政や議会を批判する権利はないと私は思っている。
       
      私たちの代表を選ぶ投票率が50%を割り込む様な代表選出は
      最早民主主義選挙制度の崩壊です。
      民主主義は、「数の原理」で結果が左右されます。
      私たちの一票が、私たちの自治を支える代表を選ぶたった一つの方法なのです。

      令和の御代に、「幸せ」や「安定」を願うのも決して悪いとは言わないが、
      「幸せ」や「安定」を望むなら、
      基本となる一歩を一票に託して踏み出してはいかがでしょう。
      一票の権利を行使することは、議会制民主主義の基本であることを
      私たちは忘れてはならないと思う。

      4日。
      ご即位一般参賀が行われ、なんと14万人の人々が、
      小旗を振って「令和」の御代の天皇を祝福しました。
      日本っていいなぁー
     
      (2019.5.4記)   (今日のニュースから№3)

 

        

 

  

 



  

 

 

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