さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

ご注文の品は、お揃いになりましたでしょうか。

2008-04-08 16:53:05 | Weblog
よくファミリーレストランなんかでウエイトレス、おっと最近は男女雇用機会均等もあって、ホールスタッフとかフロアスタッフと呼ばないといけないんですよね。外国映画では、ヘイ・ウェイターなどとテーブル席から呼びつけますが、日本のファミレスなら、お~い、ホールスタッフさん、なんて。そんな光景は見たこともないですよね。

おっと、そんなことではなく、その給仕さんが、注文した料理をすべてテーブルに運び終えたときに、ご注文の品はお揃いになりましたでしょうか。と私たちに聞く。以前に、どこかのファミレスでこの言葉を聞いたことがある。でも、これは、敬語の使い方の誤り。お~なる、は尊敬語なのだけど、この言葉では、お揃いになるで、ご注文の品、に対する尊敬語なので間違い。料理が決して偉いわけではなく、お客が偉いわけなのだ。

正しくは、ご注文の品は揃いましたでしょうか。です。そういえば、そのお揃いになりましたでしょうか、と言ったファミレスには、なんか違和感があって、二度と行くことはなかった。言葉づかいって、きっちりしたマナーが必要で、きめ細やかなサービスも大切ですが、マニュアルにこだわりすぎて、結局言い間違い、なんてことになる。文法は、きちんと学んでおかないと、恥をかくことにもなるので注意しなきゃ。私もです。

ところで、なんで敬語のことを書いたかというと、図書館で目にとまった本があった。「王道 日本語ドリル」集英社新書から発刊されていて、正しい敬語の使い方や、間違えやすい慣用句、漢字などがクイズ形式で記載されている。最近、テレビでそんなクイズ番組が多いから、テレビを見るよりは本の方が、よほど広く知識が身につくと、読んでいて思った。でも買うほどじゃないよね、あくまで借りるか、立ち読みで十分。

ちょーむかつく。を敬語で言うとどうなるのか。非常に腹立たしゅうございます。だって。なんとなく、奥ゆかしいですね。ちょっとした知識や教養を身に付けておくことは、きっと長い人生に役立つから。正しい日本語の使い方、本屋の立ち読みでいいから、勉強したってムダにはならないと思うな。


昨日の洋画劇場、フライトプラン、良かったー。

2008-04-07 13:55:39 | Weblog
昨日の夜9時代からは、この大分のテレビ、なぜか映画が2本重なっていた。ひとつがフライトプランで、もう一つが007シリーズ。大分は民放3局しかないくせに、なんで重なっているんだーと。

最近はくだらないバラエティー番組に辟易していたので、やはりしっかりと作り込んだ映画はいいもんだと思うようになった。とにかくテレビで映画です。レンタルのDVDはまだラインナップが少ない。何より私ははジョディ・フォスターが好き。羊たちの沈黙、コンタクトしか見てないけど、いい俳優です。でも妻は007を見たそうにしている。なんとか家長の私が押し切った。007なんて、しょーもないと。こっちもちょっぴり見たい気分があったけど。2つに1つを選べと言われたら、てなわけです。

DVDレコーダーがあるから、007を録画しておこうかと。でも、妻はしなくていい、と言った。フライトプランは、予告編や、CM映像で散々流れているんだけど、夫を亡くした女性が、6才の女の子を連れて、夫の棺と共に旅客機に乗り込む。機内で3時間ほど寝ている間に、女の子が行方不明になって、その母親のジョディ・フォスターが航空機設計者の知識を活かして我が物顔に、乗員や乗客を巻き込みながら、娘を捜すって話。

ここまでは、予告編の内容。でも妻が言うには、この映画を見た友達から聞いたんだけど、その娘は夫と一緒に亡くなっていたんだって。え~。なんだよー。推理小説の、種明かしを始めっからしてんじゃん。じゃーなんだよ、亡くした娘を連れて旅客機に乗った、その妄想が引き起こす単なるお騒がせ女じゃん。ここで、私はフライトプランを見る気がちょっと失せた。でも、まてよ、ジョディ・フォスターが、どんな演技をするか。見てみよう、ってわけで。

映画、始まる。ジョディと夫との冷えた関係が映し出される。娘と飛行機に乗る。どうせ、娘はとっくに亡くなっているんだもんね。主人公の妄想が、続いてだろうな。で、目覚めてから、娘がいないと機内を駆けめぐる。そして乗務員など周りを巻き込む。まさに、ジョディは精神異常のお騒がせ女、そのまっっまだ。で、結局始めっから娘もいなかった。搭乗記録もない。そして、娘さんは、夫と共に亡くなっていますと、告げられる。あ~あ、やっぱり。単なるお騒がせじゃん。えっ、まてよ。時計を見ると、10時過ぎ。まだ映画は半分を過ぎたばかりじゃないか。ん、ん、ん、ちょっと違うぞ。確かに話は合っているけど、まだ映画の残りが半分近くある。残りの筋書きは、どうなるんだい。

というわけで、テレビ放映の映画を楽しみました。そりゃー見終わった人もいるだろうけど、見てない人もいるからね。これ以上は、内容はいいません。ただただ、面白かった。スカッとした。ホッとした。やっぱりジョディ・フォスター、いいですね。最初のシーンでは、かなり年を取ったと思ったけど、キリッとした演技力はさすがです。いつもテレビ映画の途中では寝てしまう妻。今回は、途中で寝なくてよかったと申しておりました。妻のお友達の解説というか、ネタばらしは、良かったんだか悪かったんだか。ま、いいかっ。

菜の花畑で、桜の下で。

2008-04-06 16:23:48 | Weblog
お花見日和の中を、陸とお散歩。というわけで、またまたやってきました、お気に入りスポットの七瀬川自然公園。ここにもぽつぽつと桜の木があって、何とかお花見が実現しました。

ここにも菜の花が咲いていて、陸君は菜の花畑にはいると、ポーズを決めているみたい。ちなみに桜の下では、匂い嗅ぎにあっちでクンクン、こっちでクンクン。うまく写真におさまりゃーしない。まったく。

七瀬川の川縁に来ると、ドボン。やっぱり水の中に入ってしまった。春の水は気持ちがいいみたい。ついでに、水もたっぷり飲んでいます。おかげで、川から上がると、陸の足跡が点々と付いている。それもまっすぐではない。やれやれ。

初めて妻と桜の下を歩くひととき。のんびり、陸君の勝手気ままに合わせて、行き当たりばったり進みます。風も柔らかくなって、気持ちのいい季節。また来年も、みんなで。おっと、猫の殿ちゃんを忘れていました。ま、君はお留守番だから、ごめんねと。

ところで、昨日の夜、韓流ドラマが大好きな妻が、太王四神記を見ていた。私も、どうせしょうもないドラマかな。ま、ちょっとだけ、見てみるか、と。ストーリーとか俳優とかは、さておいて。CGが凄かった。アクションシーンもなかなかの迫力。これが映画じゃなくって、ドラマなんだ。と、びっくりした次第。日本も、ちまちましたドラマを何本も作るより、技術とアイデアの粋を注ぎ込んで制作しないと、世界から立ち後れるぞ。そして日本は韓国に、技術と気迫でもう負けているのかも。

日田からの帰り道。

2008-04-05 16:13:06 | Weblog
80キロくらいしか出せない軽四も、さすがに慣れてきて、ハンドルを握りながら妻との会話にもゆとりが出てきた。ゆっくりゆっくり安全に、50代半ばが飛ばしてどうする。

妻は、日田醤油、和紙、魔除けの土鈴などなどを買った。豆田のロールケーキって、豆田町にあるから豆田だったんだ、後でわかった。結局、このケーキは、半分以上が陸のお腹に入った。私は、一口も食べてない。ま、いいけど。

妻は、日田特産の下駄を買っておけば良かったと後悔していたが、下駄を履く機会なんて、ないだろうに。でも値段も安かった気がする。さすがに林業の街、いたるところに製材所があったから。

そういえば、ここ数年、下駄を履いた人など見たこともない。大分に来て一年になるが、たしかに見たこともないし、下駄の音も聞いたことがない。日田の豆田町でなら、下駄を履いての浴衣なんて、いいかもしれない。カランコロンの音も、白壁に心地良く響くでしょうね。

ところで大分自動車道路のトンネルは、入口がさりげなく飾られていて、いいですね。あとで写真を見たら、壁のパターンもそれぞれ違う。恐れ入りました。帰りに別府湾のサービスエリアに寄ったけど、コンビニとレストランがあるだけで、土産物や特産品のコーナーがない。なんだか、味気ない。トンネルに、遊び心があるのにね。

たっぷりと日田を堪能。

2008-04-04 14:59:45 | Weblog
お昼は山里料理のお食事所、大原茶屋でいただきました。竹林に囲まれた静かな場所で、まさに茶屋です。運ばれてきた料理は、竹かごの中に納められて、山菜や野菜、こんにゃく、天ぷらなどなど。さらに茶碗蒸しも付いて、どれもこれも抑えめの味付けで、きれいさっぱり平らげました。

ふと竹林をみると鶏たちが次々と現れて散歩している。林に微かに光がこぼれ落ちて、鶏が行ったり来たり。食事も終わってお腹がいっぱい、なんだか夢見心地の気分。まさに春うららですね。

また豆田町に戻ってぶらり食後の散歩。金物屋さんに目がとまる。金物といっても、表には竹ものが並べられていて、見事な達筆でポップとしている。中くらいのザルが840円。でかいのが1260円。思わず安いね~、妻とささやきあった。野菜を干したりするのにちょうどいい。しかし、こんなでかいの持ち歩けん。断念。

人力車が外人さん2人を乗せて道をゆく。さぞや重たかろ。編み笠かぶった菓子売りの人が、天秤からぶら下げた箱におかきなどを積んでいる。いらんかえ~。そういう売り方もあるんですね。移動販売の原点です。ましてや人力だけで、ガソリンもいらない。エコですね。東京の杉並でも、自転車に豆腐を積んで、近所を回る豆腐屋さんとか、台車にいろいろな総菜を積んで売っている人がいたっけ。今も、やっているのだろうか。

豆田町の街並み、観光用として維持しているのだとは思うけど、日田の街の人の生活にも根ざしていれば、もっといいだろうな、などと。何十年と残って欲しい街並みだから。郊外型のショッピングセンターに負けるな、街の商店街がんばれ。


日本丸館のひな人形。

2008-04-03 16:06:45 | Weblog
いよいよ天領日田ひなまつり、というわけでひな人形とご対面。白壁で木造三階建ての屋敷、日本丸館に入ります。かつては製薬本舗だったところで、今は資料館となり、館内には製薬資料や生活品が展示されているところです。

分厚い大福帳や、でっかい長持が展示され、歴史というか、かつてはこんなものが利用されたんだと、時代の変化を感じさせてくれる。長持なんて、もう今の人は使わないでしょうし、私も子供の頃に、かくれんぼで使ったくらいか。

さてさてひな人形、赤い緋毛氈の頂上に御殿があって、親王飾りをはじめ人形たちが鎮座しています。本来なら、この前で子供たちが遊び、人形たちが一年の節句だけお目見えするだけなんだけど。でも、こうして毎年多くの人々に見てもらえることは、人形にとって幸せなことだと思う。時代によって顔に傾向があるようで、真ん中の人形は妻の持っている人形の顔と似ているとか。顔、装束、調度品、御殿やそれぞれの並びに、古い雛人形ほど味わいがある感じです。

さらに別室に移ると、古い薬がいろいろと展示してある。ムヒって、こんな昔からあったんだ。膿がたまったときの吸出膏。今はこんな薬があるのでしょうか。奇神丹、これって胃薬だっけ、たぶん久光製薬。メンソレータム、懐かしい。かつては近江兄弟社だったけど、今は確か、ロート製薬が、作ってるのかな。などと、ここにも歴史が詰まっています。

ところで、外へ出てから、この日本丸館を写真に撮ろうと思ったけど止めました。なぜかって。電線がじゃま。さっきの御幸通りでは、電信柱もなくすっきりしていたのに、この通りでは電線が屋根の下を走っている。この上町通りも、ケーブルを地中化すれば、スッキリするのにね。

凄いぞ、楽天イーグルス、6連勝。

2008-04-02 17:01:10 | Weblog
4月2日なのに、まだエイプリルフールをやっている感じですね。本日、ロッテを6-3で下して、球団新記録の6連勝。野村監督、おめてとうございます。

これで今晩、日本ハムがソフトバンクに勝つと、なんと単独首位。ま、まだほんの序盤戦ですが、パリーグは面白い。ということを、裏付けています。

それに引き替え、セリーグは、巨人が4連敗。金に物を言わせて、補強ばかりするから、肝心の若手が育たない。こんなことじゃ~、巨人ばかりでなく、セリーグからファンは離れるでしょうね。

特にロッテなんか、千葉という地域にしっかりと根ざして、スポーツ振興やグッズ販売などの販促活動をしっかりやっているから、07年の観客動員もアップさせているから、本当に大したものです。

そんなわけで、楽天イーグルス、明日もがんばってね。久しぶりに、プロ野球が面白くなりそうですね。パリーグが。

日田豆田町の御幸通り。

2008-04-02 15:25:10 | Weblog
ポン菓子のお店を過ぎて歩くと、懐かしい金鳥のホーロー看板。塗料の剥げかけた壁や街並みにマッチしてます。

そして大通りというか、御幸通りに入ると、白壁と瓦屋根の家がいっぱい。それぞれ個性的だが、統一されている。それになんだか通りもすっきりと。そうか、電信柱がないんだ。うざったい電線もない。写真に撮ると、ほーら街並みがすっきりときれいに見えます。

この一帯は豆田町と呼ばれて、酒屋に、薬局、羊羹本舗、靴屋などなど。どの店も、いい感じで残されている。そして時折、おひなさま飾っています、の看板が。しかし小物に目がない妻は、次々と雑貨店に入ったり出たり。ま、いいっか。

この光景の中で、私にとって言えることは、ここで売られている、お酒も、醤油も、羊羹も、味噌も、おいしそうに思えるってこと。きっとこの地、日田の山間のどこかで、人の手でしっかりじっくりと作られているのだろうな。などと。

その日は天気も良く、絶好の行楽日和。訪れる人も、時間が経つにつれ段々と増えている。杵築や竹田もそうだったけど、大分県って、いい街並みが残されているところ、いっぱいあるんですね。おっと、断っておきますが、天領日田おひなまつりは、3月31日で終わってますので、あしからず。

日田のポン菓子、おいし~い。

2008-04-01 13:46:46 | Weblog
到着後、さっそく日田の市街へ。道の脇に、小川というか小さな用水路の道を歩いていきます。たぶん昔は、その軒下を流れる水で、野菜なんかを洗っていたのでしょうね。そこそこ流れも速く、水もきれい。

少し歩くと、赤い毛氈を敷いた出店が。私の大好きな、ポン菓子が並んでいます。その後ろには、頭にタオルを巻き、なにやら懸命に作業をするおじさんと、あの、かつて見たことがある機械が、春の日差しを受けて、いぶし銀のように鈍い輝きを放っている。

おばさんが笊(ざる)にほかほかのできたてを入れて、食べていってと盛んに勧める。笊からほんのり甘い香りが漂ってくる。妻たちは、ぽりぽりとかじっていた。私は、食べません。だって、買うことがもう決まっている。ポン菓子に目のない私ですから。

妻が食べたのは、マカロニのポン菓子。私が好きなのは、もちろん白米。この他、玄米に、大豆まで、あるんですね。ところで、帰ってからですが、さっそくポン菓子を食べた。膨らんだ米の中に、まだ作りたての熱気が残っている感じがして、それがなんとも素朴で暖かみのある味わい。

ここのポン菓子は、より昔の味に近い。たま~に、スーパーなんかでポン菓子を買うんだけど、日田のポン菓子は砂糖ののりにざらつき感がある。それが口に含んだときに、微妙な甘さをより感じやすくしているのだと思う。ま、人それぞれですけど。よーく見ると袋の底に小さな粉。砂糖の名残りが、いっぱい落ちている。これが、おいしさの証拠、ってわけです。

子供たちよ、おやつはポン菓子を食べなさい。輸入小麦や、輸入トウモロコシが主原料のスナック菓子は、添加物、香料や調味料などが盛りだくさんで、カラダにいいとは言えないものばかりだから。米のポン菓子は、米と砂糖だけ。美容と健康にもいいでしょうね。でも、米を主原料にしたお菓子が、もっとあってもいいかも。米の消費がアップするのに。カレー味や、チーズ味のポン菓子で。おっと、そうすれば、また添加物てんこ盛りですか。やはり、米のポン菓子の素朴な味が、私は好き。