さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

店の入口から動かない陸。

2010-04-04 22:53:31 | Weblog


昨日の夕方ことです。妻が歩いて買物に行くという。じゃ~スーパーまで陸も一緒に行こうか、ということに。家から50メートルほど行った角で待ち合わせることに。まずは私がいつも通りに陸と玄関を出る。最初に行く場所は、決まっていて、畑となっている更地。そこで、しっかりと草の匂いというか、他の犬が付けた匂いを嗅ぎ廻るのだ。

そして、落ち合う場所に差し掛かった。いつもはそこからグイグイと坂を引っ張って上がる。ところが、妻というか、陸にとってはおかあさんが歩いてきた。え、なんでおかあさんが、という顔で、まずキョトン。直ぐさま、大きい身体でおかあさんにかけより抱きつく。もううれしいうれしいとばかり、尻尾をぶんぶん振っている。なるほど、おかあさんが大好きなんだなあ。

でスーパーまでの道中は、ウンチも済ませたが、後ろを振り返り、何度も振り返り、おかあさんがいるのを確認する。その顔が、いつもと違うんだな。人間でいうならニコニコ、もう死語となったルンルンなのだ。さてスーパーに到着。妻はどうやって陸の視界から消えようかと、考えている。陸が草の匂いを嗅いでいるうちに、妻は隠れた。さあ、陸、散歩に行こうよ、と引っ張っても動かない。ずりずりと陸を引っ張っていく。店内が見渡せる場所で立ち止まって、食い入るように店内を見つめる。おかあさんを探している。妻は陸から見えないように店内にもぐり込んだ。

探せどおかあさんが見つからない陸。もうあきらめて、散歩に行こうよ、と陸に声を掛けるが動かない。私が思いっきり引っ張った。すると、陸は建物の裏側の方に行く。走る。走る。あ~あ、こりゃだめだ。散歩に行けないわと確信した。陸は反対側の出入り口の前でお座りした。もう、動かない。妻をここで待とう。店から出てくる人を目で追う。あれも違う。これもおかあさんじゃない。陸の目は店内をじっと見つめたまま。

で、やっと妻が出てきた。なんだ、待ってたの。もうとっくに散歩に行ったと思っていたから、ゆっくりお買い物しちゃった。外は結構寒かった。それもじっと待ってるだけだもの。陸は勢いよくおかあさんに抱きついた。陸、どうして散歩にいかなかったの。だめじゃない。これからいってらっしゃい。と叱っても、もう行くわけないわな。おかあさんと一緒が一番うれしい陸。散歩の距離が、思いっきり短くなってしまいました。ま、ウンチもしたから、いいっか~。

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