さんでんじです。

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やっと、一段落。その3

2014-04-14 23:06:28 | Weblog


時刻に合わせて到着してみると奈良市立病院はまだ敷地内で工事個所があり、建物はピカピカだった。うわ~、あったらし~。こりゃ、期待ができるとちょっと安心した。診察を受けると、まずは頭のCT検査となった。医師は画像を見て、怪しい部分があるから、今度はMRIで見ようとということになった。MRIが終わって、次は点滴に。その点滴が終わると4時30分が過ぎていた。検査結果で脳は異常なし。つまり脳梗塞などの異状はない。診断として、春先の激しい気温の変化の影響で、耳の三半規管に異常が出て、それでふらつきやら嘔吐が出た、ということだった。要するにメニエールみたいなものかも。よくぞ見てくださった、奈良市立病院よ、ありがとう。この時期には、よくあるらしい。処方箋をもらって、父のマンションに帰る。私たちは弁当を買い、父にはおかゆを用意して、みんなで食事。そして、父は処方された薬を飲む。それから2時間ほどして、父はふらつきや頭痛が治まったという。やっと一段落。念のために、私はもう一晩、父のマンションに泊まり込んだ。ところで処方箋だが、医薬の分離で、薬は院外処方となっている。市立奈良病院で父の薬をもらいに行くときに、交通量の多い国道169号線を渡らなければならなかった。向かいの薬局まで横断歩道はあるが信号はない。横断歩道の前に立って待つも、一向に車が止まる気配はない。ドライバーは容赦がないね~。中には携帯電話で話ながらハンドルを持っている人もいるし。呆れてふと後ろを振り返ると80歳前後のおばあちゃんがとぼとぼ歩いてきた。たぶん薬局に向かうのだろう。普通なら私も強引に渡るのだが、おばあちゃんのためにも車が止まるのを待った。ずいぶん待って、やっと手前側の写真の車が止まった。対向車線の車は、それに気づかないのか依然止まってくれない。十数台の車が通りすぎて、やっと一台の車が止まってくれた。手前側で、ずいぶん前から止まってくれていた車の運転手さん、悪かったねえ。両方の車に会釈をして私は横断歩道を渡った。おばあちゃんも付いてきた。ふうう、良かったあ。こんなおばあちゃんのために病院側が、処方箋を取りに行ってくれるサービスとか、ないのかねえ。医薬分離も、大病院だと敷地が広すぎて、薬局までの距離が遠すぎるよ。医療サービスはもっと高齢者に優しくならないものかねえ。そんなことも思った。そしてご高齢の方は、春の激しい気温変化にご注意ください。

※長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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