さんでんじです。

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今年は、偽札騒ぎが終焉したのか。

2007-01-06 09:07:18 | Weblog
もうほとんど、千円、五千円、一万円札の新札が普及したせいか、正月参拝客
の往来で賑わう露店や出店で、ごったがえした商い最中の偽札事件がなかったのは幸いでした。

昨年なぜ、そんな事件が多かったのか、不思議に思います。

旧札って、千円なら穴が1個。五千円なら縦に2個。一万円札なら横に2個、穴というか、紙幣のはじっこに窪みがあって、麻雀の盲牌が苦手な私でも判るくらいの、感触があった。

にもかかわらず、偽札がまかり通ったのは、みんなが感触を確かめないで、眼で見たままの印刷物を信じたからでしょう。

この窪みは眼の不自由な方が、識別できるように工夫を凝らした技術なのです。だから、ちょっと手にしたとき、指でなぞってみれば容易に、あるかないかが判るはずです。

今の紙幣は、ほとんどホログラムなど視覚的な工夫を施したものばかり。指でなぞって確かめるものは、印刷インクの独特な盛り上がりによる手触りに変わりました。

一万円札ははじっこにL字、五千円は八角形、千円は横長のバー。これらはちょっと触ったくらいでは識別できませんって。私には。

あの指でなぞればわかる旧札紙幣の凹凸技術はたいしたものだった。なのにです。
惜しいなあ、あの感触。ま、ばかばかしい偽札騒ぎが起きなけりゃいいのですが。

ぱっと見たものを信じちゃーいけません。先入観を持って信じるとだまされます。触れて、確かめて、引っ張って、壊れなきゃ、しばらくは大丈夫でしょう。いつまで使えるかは、真贋の問題でしょう。本物を、じっくりと、しっかりと使いこなせる、眼だけでなく、感触を持ちたいものです。

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