さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

そして妻は、帰っていった。

2006-11-05 22:36:11 | Weblog
また、いつものように品川駅まで見送りに行ったが、「帰りたくない」と、つぶやく妻。目がちょっと潤んでいる。

なだめるように、「子供たち3匹がお腹を空かして待っているのだから」という私。おっと、1匹は猫だからどこにでも出入り自由だから、なんとかはなるか。

でも、家出されて不安がるのは妻なのだから、まだ年内は仕事も残っているから、致し方あるまい。

見送ったあと、電車を乗り継いで、部屋に戻る。整然と折り畳まれた洗濯物。ぴっかぴかのシンク。水切りに積まれている洗い終わった器類。その軌跡が確かにある。

つかの間の新婚生活を経て、またしばらくは、独身生活となる私では、これらがぐっしゃぐっしゃになることであろう。つまりその軌跡は消えてしまうのだ。申し訳ないけど。

人と暮らす。本当に頼もしいことだ。そして、頼もしく思われる自分自身でありたいものだ。

冷蔵庫を開ける。ラップに包まれた器がある。ひとつは、トマト、きゅうり、キャベツのサラダ。もう一つは、あんかけの肉団子。昼に食べ切れなっかったものだが、私ひとりのこれからの夕食としては、御馳走である。ありがたい。もちろん、すべて食べます。おいしかったもん。でも絶対、太らないようにしよう。53才、今から太っちゃ、大変だもの。

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