さんでんじです。

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飯島愛さんの孤独死、だから都会は恐ろしい。

2008-12-27 21:14:38 | Weblog
飯島愛さんがお亡くなりになったことは、誰もがご存知ですよね。しかし、びっくりしたのは死後1週間が経過して、遺体に腐乱が進んでいたこと。なんで、1週間も亡くなったことに誰も気付かないのか。

そこが、都会なんですよね。オートロックで自由に出入りできない最新鋭のセキュリティを誇る高層マンション。隣は誰が住んでるかもわからない。むしろ有名人だから、知られたくないのはわかるけど、そこが落とし穴。死んだら明日はもう来ない、です。

私も東京のアパートに住んでいたとき、隣と挨拶を交わしたことがない。ある時、隣りに新しい人が入って、しばらくして出会ったとき、というか私が帰ってきたとき、向こうは部屋から外出する所だった。こんにちは、○○です。と私が言ったのに、向こうは無言で私の傍らをすり抜けた。よほど、顔でも知られたくないのかと思った。

私が、奈良へ引っ越してきたときは、ご近所の十数件に挨拶回りをしたし、その前の大分でもそうだった。都会もそうだし、アパートやマンションなどの集合住宅は、ご近所関係が希薄すぎる。むしろあまり立ち入られたくない、のかも。

しかし今や大都会にも、お年寄りが多くなった限界集落が団地に出現しているという。その中でも、やはり孤独死は見つかっている。田舎は結構開けっぴろげだから、いろいろ噂も立てられるが、心配はしてくれる。ある程度の隣近所付き合いがあれば、孤独死ないでしょ。

飯島愛さんの孤独死、36才はあまりにも若すぎる。何が原因で、なんで誰からも1週間接触がなかったのか。それが都会の恐ろしさ。東京なような賑やかな大都会に沈んでしまうと、誰かも見られない。心配されない。生きているのか、死んでいるのか、さえも。飯島愛さん、ご冥福をお祈りいたします。

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