さんでんじです。

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27年間、着続けたセーター。

2011-05-14 01:17:00 | Weblog


今年の初め頃に、とうとう穴が開いてしまったセーターがあります。27年前に、東京の百貨店で、2万円くらいで買ったセーター。パッと一目で前身頃のデザインが気に入って、高かったけど、思い切って買ってしまった。タッグにintermezzoと入っているから、レナウンのブランドですね。それ以降、毎年、冬になるとそのセーターを度々引っ張り出してきて、それが君の冬だな、なんてことを職場で言われたりもしました。

そんなに厚手じゃないんで、大体はトレーナーの上に着る。で、暑いときは、脱いで肩に引っかけて袖を胸元で結んでしまう。厚手じゃないから、結びやすいのです。このセーターも、20年以上経つと、段々と部分的に磨り減ってきて、糸が編み目のようになってきた。時間の問題かなと思いなから、去年の12月前半まで持ってくれました。で、とうとう穴が開いた、でも、繊維がウールだけでなく、ポリエステルやアクリルが混紡されているから丈夫だったんですね。後から買った、ウールの混紡率が高いセーターは、軒並み5~6年で綻びたり、穴が開いたりしましたから。

で、このセーターもいずれダメになるだろうから、と、代わりのセーターをいろいろ見て回ったのですが、気に入ったものが見つからない。そういえば、東京にいた20数年前に、あっ、このセーター、いいな~、というのがありました。値段が14万円。ミッソーニーのセーターでした。さすがに、気に入るようなセーターは高いものだ。ま、冬まで時間はあることだし、じっくりとお気に入りを探しましょうか。27年間、着続けたセーターも、もうさよならです。長年、ごくろうさまでした。でも、まだ一枚、20年以上着ているセーターがあるんですね。この頃の物づくりは、しっかりしていたんだなあ。靍くっても、丈夫で長く着られる。これが一番ですね。

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