まだまだブログが続く、奈良県高取町の町家の雛めぐりです。雛人形もいいんだけど、あるお宅では、鎧や兜。それも時代を感じさせるもの。螺鈿の家具や、金箔漆の骨董品が並び、屏風が飾られている。それこそ、なんでも鑑定団に出せば面白いと思うものばかり。古い町家には、いろいろなお宝が眠っているんですね。
竹の工芸品なども売られている。竹筒のなかに、枝が押し込んである。こうすると、生けた花がごろんごろんせずに、分けて生けられるとか。アイデアですね。お酒を竹筒で飲むのも粋かも。
売っているかな、と思ったらありました。地元の椎茸です。今日は電車だから、あんまり買物はできない。乾燥椎茸なら、軽い軽い。さっそく妻は買った。地元吉野さんのぜんまい水煮もあったんだけど、これらは重いからパス。
100円の五平餅があったんだけど、それが黒米入り。ちょっと甘めの味噌タレで、なかなかおいしかった。他で、たこ焼きとか、みたらし団子とかあったんだけど、なんか地場産の食材を使った物が、いいんじゃないかな。五平餅、おいしかったので妻は黒米を買った。黒米入りで炊いたご飯、そのうち紹介しますね。
奈良県高取町「町家の雛めぐり」は、今年で4回目。まだまだ歴史が浅いからこそ、手作りのイベントのような優しさがあるんですね。開催期間は3月1日から3月31日まで。時間は午前10時から午後4時まで。場所は、近鉄電車の吉野線、橿原神宮駅から3つめの壷阪山駅で下車。お近くの方は、ぜひお出掛けくださいな。
ところで雛人形なんだけど、この町の人形たちは幸せです。多くの人に見てもらえて、うれしそう。旧家のような古い家なら、きっとそんな人形が日の目も見ずに眠っているはず。妻の故郷でも、眠っているお人形を集めて、町おこし的なことをやろうとする動きがあるみたい。いいことです。そんな雛人形めぐりや、人形にまつわるイベントが、各地で行われたら楽しいでしょうね。なによりも、人形が喜びますよ。
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