さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

午後5時の音と光。

2009-12-13 21:25:48 | Weblog
今は陸との散歩が午後4時頃の出発。延々と歩いて、午後5時くらいに帰路に向かう。そういえば薬師寺の近くを歩いていたときは、その時間に鐘が鳴っていた。

東京にいたときは、夕焼け小焼けのメロディーが流れていた。東京だとほとんど真っ暗だったが、奈良では山際が明るい。この景色を見る度、奈良はいいなあと思う。

今日から、ほんの少しずつだけど、日の入りが遅くなってくる。昨日は4時46分で今日は4時47分。日の出はまだまだ遅くなっているけれどね。冬至はまだ先。

午後5時の音、耳を澄ますと自動車やバイクの走行音ばかり。そういえば、ハイブリッド車が静かすぎて、低速時は疑似音を出すとか。右に曲がりますと声を出すトラックもうるさいと思う。

午後5時で、遠くからお寺の鐘が微かに響いてくる。そんな時代は戻ってこないのかな。


ネットって、きりがない。

2009-12-13 12:56:44 | Weblog
つらつら考えてみると。ここで「つらつら」って漢字はあったっけ。さっそくヤフーの辞書で検索すると、熟々と書くんですね。まさかこんな漢字の読みを書かせるとしたら、漢字検定なんだろうな。

そういえば大学生の漢字の読みとか書き取りが、お粗末らしい。大学と言えば、最高学府であるのに。そんな大学も、進学率が50%を超えちゃったら、大して勉強をしない、いや勉強もできない学生が大学に行っちゃうんだろうな。

そこで、大学の偏差値は、どんなものだろう。ヤフーにも大学入試難易ランキングがある。偏差値40以下で、一番下は35だ。青森大学、青森中央学院大学、京都創成大学、東北文化学園大学、徳山大学、長岡大学、新潟経営大学、新潟産業大学、ノースアジア大学、八戸大学、東日本国際大学、富士大学など。

大学受験生の皆さん、少しでもレベルの高い大学に行きなさいよ。そこで人格というのが作られていきますから。友達によってもね。でも偏差値最低レベルにされた大学は、たまったものではありませんね。生徒の質を上げる努力をしないと。それには優秀な学生を入れないとね。優秀な学生を、お金を払ってでも連れてくることです。特待生としてね。

高校受験の中学三年生の皆さんもそうですよ。高校では一生の友達ができますから。その友達は、やはり高校のレベルに左右されるでしょう。最近、中学高校の6年一貫教育というのがあります。中学も、高校も同じ顔ぶれって、飽きると思うけど。多感な時期なんだから、中学は中学で。高校は別の所を選ぶ方が、楽しいと思うんだけど。

最近、大学の系列高校が増えてきた。その大学に行きたいから、付属の高校に入れたら安心というのもわかるんだけど。なんか選択の幅を狭めているような。定員割れの私立大学が47%もあるそうな。学生募集を停止した大学も数校ある。大学がつぶれちゃったらなさけないよね。そんなわけでネットっていろいろ考えさせられる。きりがないね。

父は、子犬のカレンダーを買った。

2009-12-13 00:19:59 | Weblog
今日は、父が退院して2日後の外出。もちろん私たちも同伴します。医者には外出するときは、ご家族が付いてあげてくださいと、念を押されていますから。遠出は3ヵ月間は禁止です。そんなわけで、本日は父の補聴器の調節と、ショッピングモールでの買物。

メガネチェーンの補聴器コーナーで調節が始まりました。最近は、微調整をパソコンでするんですね。それに補聴器って、両耳を合わせて40万円以上とか。ちょっと驚きつつも、後ろの会話が気になる私。どうも眼科で遠近両用メガネを処方箋というか最適なメガネデータを持って来店した客。遠近両用にするとレンズは4万円以上。近眼用だと2万円以下のお買得レンズで済むらしい。高価なレンズは、傷が付きにくく、UV加工の薄いサングラスもあるらしい。で、その客は、5万円で5年使うか、1万円の安いレンズを5年で5回買い換えるかですな。などと自虐的な例を店にぶつけていた。私だったら1年しか使えない1万円のレンズより、5年使える5万円のレンズを選ぶけど。でも最近は安いものを選ぶ人が増えたから、品質の悪いものが流行るんだろうな。妻が買ったメガネのレンズは、2週間目で傷が付いた。安いのはダメだね。

店を出て、ショッピングモールへ。今日は土曜日、駐車場はめちゃ混みです。父のためにも、歩く距離が少なく、売場に近い駐車場に入れたかったけど、車は長蛇乗れる。仕方なく、ちょっと歩く駐車場に入れる。ショッピングモールって、駐車場から建物まで遠いから私は嫌い。ましてや足の悪い人や、老人泣かせですから。それでも父は元気に歩く。それも結構速く歩く。無理しないでといいたいが、父はいたわられるのが嫌い。まずは食事して。中華屋に入ったが、五目麺を頼んで失敗。やっぱりラーメンは、ラーメン屋で食べなければ。具がちょっと豪華なだけじゃないか。

いよいよ買物で、まずは本屋。父は新聞1面下の書籍広告を切り抜いて持っている。で、これくださいと。そうやって買う人もいるんだなあ。新聞の書籍広告もバカにできないなあ。次、文具売場で、赤のボールペン。いきなりボールペンのキャップを抜いて試し書き。「これ書けへんやないか」。芯の先に小さなカバーがしてある。試し書き用のボールペンがあるんだけど、父は手に取ったボールペン芯のカバーを外して試し書きをした。それを買うのだから、ま、いいか。A4ファイルのバインダーをふたつ。100円ショップなら安いのに、父は安もんはあかんと、2つで700円。さらに日記帳。毎年、1冊ずつ。父は日々の出来事を短く書き残す。私だったらブログなんだけど。そして、カレンダー。楽しい、かわいい、きれいな写真のカレンダーが並ぶが、私は、大安とか先負とか暦の入った、日付の大きい月めくりを買うだろと。ところが、父が見ているのは、「これかわいいな~、これどこにある」と妻に言っている。なんと子犬の写真のカレンダ~。私は、ずっこけそうになった。妻は、目が点に。動物のカレンダーなんて、89歳の父、私が知る限りではまるで見当もつかない。どういう発想で子犬なんだ。犬なんて飼ったこともないのに。私たちが一緒に暮らしている犬と猫、陸と殿の影響なのか。とにかく私たちはびっくりしたが、父にもそんな側面もあるんだと。

地下の食料品売場で、キュウリ、大根、なんやかやと。そして刺身が食べたいから買うんやと。病院の食事では、刺身は絶対でないからね。魚は必ず火を通しているから。いろいろな食材を買った。でも私たちの家で一緒に夕食を食べようといっても、まだ拒否する。そのうちにな、と。「そうや、陸の竹輪を買おたらんと」と言って父は竹輪を買った。「これ、陸にやってな」と言う。じゃ~父さんが、うちの家へ来て陸にあげてと、私が言う。父は、ほんの10分ちょっと家に来て、父から手渡しで陸に竹輪を与えた。陸も嬉しそうに竹輪を食べたが、父も竹輪を与えるときの顔がこの上なく嬉しそうだった。父と、私と妻と陸と殿と、みんなで楽しく食事ができる日が、実現すれるいいんだけど。ダイニングルームの出窓には、微笑んでいる母の写真もあるんだから。