↑「トワノクオン」っぽい。ですね…。^^;
昨年、大阪旅行中に描いたものです。(三年振りくらい…)
こんなので、すみません><;
↓は、陽の目を見ないまま残っていたものをUPしてみました。
書いた時期は「限りある永遠」を書きはじめた頃だと思います。
3編です。
※1 ジョミーで書いたと思うけど、ブルーでもいい?
「青い星」
僕の星だ。
僕が望んだ。
でも、それは現実ではなかった。
嘘だ。
僕は信じない。
この世界は誰のものなんだ。
この狭き小さな世界。
そんな強がりばかり言わないで委ねてごらん。
きっと、何か見えるはず。
無理だ。
僕は小さいんだ。
まだまだ。
何も無い。
それなのに、何を望むというの?
全てを…望む。
世界を僕に見せてくれないか?
君はそれを僕に見せてくれるだろうか?
諦めない。
諦めない。
僕らは。
与えて見せる。
僕は全てを。
終われない。
このままでは終わらせない。
きっと。
僕は君に見せてあげられるだろう。
あの星を。
捕まえていよう。
いつまでも。
この心を。
離しはしない。
諦めない。
僕は望むんだ。
何度でも。
「生きたいか?」
「生きたい…」
※2 楔になると決めた「ソルジャーズ」を見送るシーン
『楔』
その願いはきっととても欲張りな諦めの悪いどうしようもないものだと気が付いている。
それでも。と、願ってしまうのは、ただのエゴなんだろう。
ただの独りよがりでしかない。
それでも。
願わずにいられない。
欲張りな僕だから…。
宇宙港で旅立つ「ソルジャーズ」を見送っていた。
「ねぇ、シド。僕が…」
と、言葉を切る。
「…?どうしました?」
「いや、何でもない」
「……」
いぶかしげにシドが見つめる。
「ん、僕がソルジャーズのジョミーと初めて会った時を思い出したんだ」
「10年前のメサイア襲撃の時の?」
「それより少し前、スメールで彼らを知った時」
「それで、どうだったんです?」
「僕は嬉しかったんだ」
「あの状況で、嬉しかったんですか?」
「そう、殺されそうになったのに、何故か嬉しかった」
「それは、あなたの死にたい願望からじゃ…」
「そんなに僕は死に急いでいたかな?」
「ええ、突っ走ってましたよ」
「ふーん」
「な、なんですか?」
「僕の事、やっぱ見てるんだなと思ってね」
「…ごまかしてもダメですよ。嬉しかったって、そういう事じゃないんですか?」
「そう見えたのなら、そうだったのかもしれないね。だけど…さ、死に急ぐなんて事は裏返せば、生きたいって思っているんだよ」
「生きたいと思っていたと言うんですか?僕はてっきり、自分を殺せるミュウが現れた事が嬉しいなんて思った。なんて言うかと思いましたよ」
「僕を殺せるって…シド、君は」と苦笑い
「対等に戦えるって事なら、ブルーに会えたのは嬉しかったな」
「ブルーですか…。僕らは彼に感謝していますよ。あなたを何人かに分けてしまった、あの事件のおかげで、僕らは今もあなたを失わずに済んだのですから…」
「僕もね。彼には感謝してるよ」
飛び立つ船。
「じゃ、僕たちも行こう」
「ええ」
※3 これからの?
キースは苦手だ。
ミュウの僕を見透かす。
それは、僕がきみに残した力。
僕たちが出会い共鳴し、この世界を願ったあの時からの…。
僕は君の何なんだ?
でも、それでも、僕は行くだろう。
これが、僕の我がままだとしても。
「いのち」はどこから来て、どこにいくのか?
謎は。
人類の理を変えるのか?
人類の脅威は僕なんだ。
そんな僕が、この謎を解くと何が見えるのだろうか。
キースは僕に何をさせたかったのか。
「僕は何を求めるのか」
「何があるのか」
「未来はどこにあるのか」
「人はどこにいくのか」
「時は僕らに何をさせるのだろう」
「何を見て、何を思い、何をしてゆけば人は幸せなんだろう」
「零れ落ちる涙は何の為に流れるのか」
「出会い」
「信じあい」
「求めあい」
「人とは」
人の命を奪うだけのこの力。
これで何が出来ると言うのだろう。
我がままでもかまわない。
僕は残したいんだ。何かを。
「繋ぐこと…」
それでも、僕は。
僕は、希望で今と未来を繋ぐ。
☆最後に、この頃、チャレンジしているのは、
ジョミーの食事シーンを書く事です。
もうずっと書きたいと思いながら満足に書けないでいました。
食べるシーンって人間っぽさが出ますよね。
※カテゴリー「はじめに」にここまでのあらすじを追加しました。
ネタバレですが、こんな感じで進んでいるのがわかると思います。
それでは、これからもよろしくお願いします。
昨年、大阪旅行中に描いたものです。(三年振りくらい…)
こんなので、すみません><;
↓は、陽の目を見ないまま残っていたものをUPしてみました。
書いた時期は「限りある永遠」を書きはじめた頃だと思います。
3編です。
※1 ジョミーで書いたと思うけど、ブルーでもいい?
「青い星」
僕の星だ。
僕が望んだ。
でも、それは現実ではなかった。
嘘だ。
僕は信じない。
この世界は誰のものなんだ。
この狭き小さな世界。
そんな強がりばかり言わないで委ねてごらん。
きっと、何か見えるはず。
無理だ。
僕は小さいんだ。
まだまだ。
何も無い。
それなのに、何を望むというの?
全てを…望む。
世界を僕に見せてくれないか?
君はそれを僕に見せてくれるだろうか?
諦めない。
諦めない。
僕らは。
与えて見せる。
僕は全てを。
終われない。
このままでは終わらせない。
きっと。
僕は君に見せてあげられるだろう。
あの星を。
捕まえていよう。
いつまでも。
この心を。
離しはしない。
諦めない。
僕は望むんだ。
何度でも。
「生きたいか?」
「生きたい…」
※2 楔になると決めた「ソルジャーズ」を見送るシーン
『楔』
その願いはきっととても欲張りな諦めの悪いどうしようもないものだと気が付いている。
それでも。と、願ってしまうのは、ただのエゴなんだろう。
ただの独りよがりでしかない。
それでも。
願わずにいられない。
欲張りな僕だから…。
宇宙港で旅立つ「ソルジャーズ」を見送っていた。
「ねぇ、シド。僕が…」
と、言葉を切る。
「…?どうしました?」
「いや、何でもない」
「……」
いぶかしげにシドが見つめる。
「ん、僕がソルジャーズのジョミーと初めて会った時を思い出したんだ」
「10年前のメサイア襲撃の時の?」
「それより少し前、スメールで彼らを知った時」
「それで、どうだったんです?」
「僕は嬉しかったんだ」
「あの状況で、嬉しかったんですか?」
「そう、殺されそうになったのに、何故か嬉しかった」
「それは、あなたの死にたい願望からじゃ…」
「そんなに僕は死に急いでいたかな?」
「ええ、突っ走ってましたよ」
「ふーん」
「な、なんですか?」
「僕の事、やっぱ見てるんだなと思ってね」
「…ごまかしてもダメですよ。嬉しかったって、そういう事じゃないんですか?」
「そう見えたのなら、そうだったのかもしれないね。だけど…さ、死に急ぐなんて事は裏返せば、生きたいって思っているんだよ」
「生きたいと思っていたと言うんですか?僕はてっきり、自分を殺せるミュウが現れた事が嬉しいなんて思った。なんて言うかと思いましたよ」
「僕を殺せるって…シド、君は」と苦笑い
「対等に戦えるって事なら、ブルーに会えたのは嬉しかったな」
「ブルーですか…。僕らは彼に感謝していますよ。あなたを何人かに分けてしまった、あの事件のおかげで、僕らは今もあなたを失わずに済んだのですから…」
「僕もね。彼には感謝してるよ」
飛び立つ船。
「じゃ、僕たちも行こう」
「ええ」
※3 これからの?
キースは苦手だ。
ミュウの僕を見透かす。
それは、僕がきみに残した力。
僕たちが出会い共鳴し、この世界を願ったあの時からの…。
僕は君の何なんだ?
でも、それでも、僕は行くだろう。
これが、僕の我がままだとしても。
「いのち」はどこから来て、どこにいくのか?
謎は。
人類の理を変えるのか?
人類の脅威は僕なんだ。
そんな僕が、この謎を解くと何が見えるのだろうか。
キースは僕に何をさせたかったのか。
「僕は何を求めるのか」
「何があるのか」
「未来はどこにあるのか」
「人はどこにいくのか」
「時は僕らに何をさせるのだろう」
「何を見て、何を思い、何をしてゆけば人は幸せなんだろう」
「零れ落ちる涙は何の為に流れるのか」
「出会い」
「信じあい」
「求めあい」
「人とは」
人の命を奪うだけのこの力。
これで何が出来ると言うのだろう。
我がままでもかまわない。
僕は残したいんだ。何かを。
「繋ぐこと…」
それでも、僕は。
僕は、希望で今と未来を繋ぐ。
☆最後に、この頃、チャレンジしているのは、
ジョミーの食事シーンを書く事です。
もうずっと書きたいと思いながら満足に書けないでいました。
食べるシーンって人間っぽさが出ますよね。
※カテゴリー「はじめに」にここまでのあらすじを追加しました。
ネタバレですが、こんな感じで進んでいるのがわかると思います。
それでは、これからもよろしくお願いします。
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