君とともに生き、君とともに逝くのならば、僕は君の為に生きよう。

真城灯火の小説ブログです。
二次小説とオリジナル小説の置き場となっています。
同人に傾いているので入室注意★

☆ご案内☆

☆入室ありがとうございます☆ PN:真城灯火です。 『小説家になろう』で書いています。「なろう」で書いている小説も転載させていますが、ここはアニメ「地球へ…」の二次小説置き場です。本編の『君がいる幸せ』は終了しています。今は続編の『限りある永遠』を連載中です☆まずは、カテゴリーの「はじめに」と「目次」「年表」で(設定やR指定について等…)ご確認の上、お進み下さい。 ブログタイトルですが、これの「君」は自分自身、心の事で、「僕」は自分の身体の事です。 自分の心がそうであるなら、自分はそれに従う覚悟を意味しています。 だから、ジョミーや誰かが一方的に誰かに…って意味ではありません。(小説停滞中) 2021年に、他にあるブログを統合させたので、日常の駄文とゲームの話が混ざった状態になっています。

永遠に

2017-01-06 02:28:27 | 地球へ…完全番外編「snub cube」


狂おしい程の思い。
このまま閉じ込めて誰にも知られないように。
愛している。
そうそのまま。
僕の思い通りになると言うのなら、どうか。
どうか。

この思いを、そのままで。
この想い何処にも行かないで。
二人このまま。

誰か、教えてくれないか?
その方法を…。

僕に何が出来たと言うのだろうか?
どうか。
誰か。
愛していると一言を。
伝えてくれないか?

この思いをそのままで。
この想い何処にも行かないで。
二人このまま。


どうか。

きっと。

この思いを願いを。



狂おしい程の思いを、
このまま閉じ込めて、二人。
そうこのまま。


愛している。


 










※久しぶりにUP。
何か照れてしまいますね、^^;
続きではありませんが、こんなのをクリスマスに書くつもりでした。
健康が一番だと、思い知らされた年末年始。 


本年も、よろしくお願いします。



「恋」

2016-05-05 19:50:08 | 地球へ…完全番外編「snub cube」

 「恋」


会いたい。
僕の思いは君だけに向いている。
だけど、それはもう許されない。
いつから、こうなってしまったのだろう。

会いたい。
声を聴きたい。
思いを伝えたい。
抱きしめたい。

伝えられない。

間違っていたのか?
間違っているのか?
わからない。

答えを教えて欲しい。

全てを望み、高みを望み。
墜ちた。
僕は、もう一度君を望んでいいのだろうか?

会いたい。
伝えたい。

この想いを、もう一度。


諦められるのなら、こんなに辛く痛い思いはしないだろう。
今、会いたい。







※完全番外です。

さて、これは誰の気持ちでしょうか?
皆の気持ちです。
ジョミー、
シド、
ソルジャーズのジョミー、
ソルジャーズのブルー、
トォニィ、
そして、
キース。

さて、どうなる?

生きていくのは大変です。





※月イチ雑記の代わりに。
少しずつ書きためて完全復帰を狙っております。
文書の勉強もちょっとだけ広げて。
音楽も楽器を習おうと思っています。
その所為で、
絵が休みになってしまいますが、絵は独学でいきます。


それでは。この先も、お付き合い頂けると嬉しいです。



『君がいる幸せ』 限りある永遠編 完全・番外二章の「第一稿」

2015-09-26 02:04:12 | 地球へ…完全番外編「snub cube」
☆「駄文ブログ」の方になにを血迷ったか、昨夜乗せた「第一稿」です。
あっちに載せて、ここに載せないのは問題があるので、持ってきました。^^;
最近、頭痛が取れなくなるほどの問題が起きていて、すっかりここが進めなくなっています。
でも時々、突発的に何かが書きたくなる。
一気に書いて(案だけ)それで、「没」にしている。
ここは連載中なので、挟み込めないのです。
でもUPしたくなり、自分にはもう一つブログがある事に気づきました。!!
※「君と一緒なら、僕は世界を壊しても後悔しない」(←「絵」の倉庫ブログ)
そんな風に書いた、物語の流れも何にも関係ない小ネタ話をそっちに書いてゆこうと思います。
今はまだ改装中ですが、何か書いたら、ここに書きますね。
ブックマークで飛んで下さい。
予定では「地球へ…」だけでなく、その時、気に入った物を書く予定です。
今は「アルドノアゼロ」「クラスルームクライシス」が書きたいです!



では、今日は完全番外・二章開始前の第一稿です。



  『君がいる幸せ』 限りある永遠編 完全・番外・「第一稿」



 まだ終われない。
 このままじゃ、まだ、終わらせない。

 まだ僕は、ここで生きている。

「今度こそ守ってみせる」


「急がなければ…」

「僕になど興味を持ったのがいけないんだ」

「取引をしよう。君たちの中央議会への参加容認を僕が承諾させよう。僕には、君たちのクラウンの秘密を教えてくれないか?」

「もちろん、これは非合法な物だ。君たちの技術は僕だけが持ってゆく」
「彼の言う僕への脅しは僕には一つも通用しない」

「もみ消したりしない」
「たとえ僕にそのレッテルが張られたとしても僕は、それ以上の物を手にする事が出来る」



「ジョミー。レニアモスに向かうのですか?」
「ああ」
 ジョミーはちょっとぶっきらぼうに答えた。
「任務だから…行くしかない…。調べたい事の答えが出るかもしれないし…」
「そんなに行きたくないなら、ソルジャーズに任せれば良いじゃないですか」
「ん、それは、したくない…な」
「本当に苦手なんですねぇ…」
 シドは苦り切っているジョミーを見て少し面白そうに言った。
「状況を全て知っているお前が言う言葉か」
 ジョミーはぷいとふくれたような表情を浮かべて横を向き、そのまま艦橋から出て行ってしまった。
「僕は状況の全てなんて知らないですよ」
 シドはさっきまでジョミーが座っていた自分の操縦席の後ろを手で触れてみた。そうすると少しでも彼の思いが感じれるかもしれないと思ったが、何も得るものは無かった。

 軍部から寄贈された新しいミュウの船「ミストラル」
 任務を終えたアルビオン型の戦艦をシャングリラ型に改造をしてジョミー用にと造られた。
 キャプテンはシド。ミュウの乗組員が100名程乗っていた。
 「楔」としてソルジャーズが動き出して2年。
 ミュウと人類の小競り合いの収拾や、人類の中の種族間の問題や戦闘行動への威嚇など、思いのほか雑多な仕事にジョミーもこうして政府任務として駆り出されていた。その移動の為の船が必要となったのだ、当初はアルビオン型をそのまま使うようにと用意されたが、戦艦である事にジョミーが難色を示したので、急遽改造される事になった。
 大きさは10分の一も無いが、外観や内装はシャングリラを彷彿させた。シャングリラの小型版だった。
 船の中央部に「天体の間」に近い部屋が作られ、そこがジョミーの部屋となった。
 そこには艦橋と同じ情報を集められるようになっており、緊急時はここから直接船を動かす事も出来るようになっていた。




「キース」

「僕に優しくしてくれる?」
「?何を急に…」
「今はただ何も考えないで…いや、キースの事だけを考えて、甘えたいんだ」
 
覚えておきたいんだ。と言ったら困るだろう。
今の言葉だけで彼は動くかもしれない。
それでも、僕は覚えておきたいんだ。

「抱いて…。抱いて欲しい」

僕がどこにも行けないように…きつく…抱きしめていて欲しい。


「大丈夫だよ。どこにも行かないから、僕はここにいる」と声がした…。


「ミストラル。テイクオフ」
シドの声が艦橋に響く。
僕は現実へと引き戻された。
「……」
 惑星メサイアを出港してゆくミストラル。

 レニアモスククラウンその正体は…。



「僕の読みが間違っていないなら」


「膨大な遺伝子情報の核にあたる部分だ」

「人が人たる根源」


「猿と人との違いだな」



「手を取って、僕に触れて。心を開いて」

「愛し合おうよ」







※↑↑キースが側に居るように書いていますが、側にはいません。
レニアモスが惑星ニュクスですね。クローン達が人としての権利を求めてくるのですがキースや政府はそれをはねのけます。ジョミーは議会に進言できるようにする代わりに星の秘密を知りたいと条件を出します。ですが、そこにはあまり知りたくない事実も含まれるので、行くのを渋っている。
クローン側としてのオリジナルキャラのセドルを出してきて話を膨らませたら、変にセドルが気に入って肩入れしてしまいました、、。
その所為で、セドルにそそのかされたシドがジョミーを襲ってしまうってな展開になったのが本編です。^^;
シドやセドルは書いていて楽しいんですよ。
反対に、トォニィと絡むと、いまいち書きにくい…。
次回は、そのトォニィからの予定。少し時間が戻ります。
ニュクス事件のすぐ後、ジョミーが眠っていた時、
本当は目覚めていてトォニィやシド、ソルジャーズのジョミーと会っていました。
この時、色々と約束をしているので、そんな所から始まります。

トォニィの本音。
セルジュとジョミーとの密約。
シドの思惑。
ソルジャーズのジョミーの正体。
で、ジョミーの計画。

これだけの物がバレてゆきます。

これからも、(出来れば気長に)よろしくお願いします。^^;










完全番外編…。らくがきです。

2015-03-22 03:19:48 | 地球へ…完全番外編「snub cube」
↑「トワノクオン」っぽい。ですね…。^^;
昨年、大阪旅行中に描いたものです。(三年振りくらい…)
こんなので、すみません><;

↓は、陽の目を見ないまま残っていたものをUPしてみました。
書いた時期は「限りある永遠」を書きはじめた頃だと思います。
3編です。

※1 ジョミーで書いたと思うけど、ブルーでもいい?

「青い星」

僕の星だ。
僕が望んだ。

でも、それは現実ではなかった。
嘘だ。
僕は信じない。


この世界は誰のものなんだ。
この狭き小さな世界。

そんな強がりばかり言わないで委ねてごらん。
きっと、何か見えるはず。

無理だ。
僕は小さいんだ。
まだまだ。
何も無い。

それなのに、何を望むというの?

全てを…望む。
世界を僕に見せてくれないか?

君はそれを僕に見せてくれるだろうか?

諦めない。

諦めない。


僕らは。

与えて見せる。

僕は全てを。

終われない。

このままでは終わらせない。


きっと。

僕は君に見せてあげられるだろう。

あの星を。



捕まえていよう。
いつまでも。

この心を。

離しはしない。


諦めない。

僕は望むんだ。
何度でも。

「生きたいか?」

「生きたい…」





※2 楔になると決めた「ソルジャーズ」を見送るシーン

 『楔』


その願いはきっととても欲張りな諦めの悪いどうしようもないものだと気が付いている。
それでも。と、願ってしまうのは、ただのエゴなんだろう。
ただの独りよがりでしかない。

それでも。
願わずにいられない。

欲張りな僕だから…。

宇宙港で旅立つ「ソルジャーズ」を見送っていた。
「ねぇ、シド。僕が…」
と、言葉を切る。
「…?どうしました?」
「いや、何でもない」
「……」
いぶかしげにシドが見つめる。
「ん、僕がソルジャーズのジョミーと初めて会った時を思い出したんだ」
「10年前のメサイア襲撃の時の?」
「それより少し前、スメールで彼らを知った時」
「それで、どうだったんです?」
「僕は嬉しかったんだ」
「あの状況で、嬉しかったんですか?」
「そう、殺されそうになったのに、何故か嬉しかった」
「それは、あなたの死にたい願望からじゃ…」
「そんなに僕は死に急いでいたかな?」
「ええ、突っ走ってましたよ」
「ふーん」
「な、なんですか?」
「僕の事、やっぱ見てるんだなと思ってね」

「…ごまかしてもダメですよ。嬉しかったって、そういう事じゃないんですか?」
「そう見えたのなら、そうだったのかもしれないね。だけど…さ、死に急ぐなんて事は裏返せば、生きたいって思っているんだよ」
「生きたいと思っていたと言うんですか?僕はてっきり、自分を殺せるミュウが現れた事が嬉しいなんて思った。なんて言うかと思いましたよ」
「僕を殺せるって…シド、君は」と苦笑い
「対等に戦えるって事なら、ブルーに会えたのは嬉しかったな」
「ブルーですか…。僕らは彼に感謝していますよ。あなたを何人かに分けてしまった、あの事件のおかげで、僕らは今もあなたを失わずに済んだのですから…」
「僕もね。彼には感謝してるよ」

飛び立つ船。

「じゃ、僕たちも行こう」
「ええ」



※3 これからの?


キースは苦手だ。
ミュウの僕を見透かす。
それは、僕がきみに残した力。
僕たちが出会い共鳴し、この世界を願ったあの時からの…。
僕は君の何なんだ?

でも、それでも、僕は行くだろう。

これが、僕の我がままだとしても。


「いのち」はどこから来て、どこにいくのか?

謎は。
人類の理を変えるのか?
人類の脅威は僕なんだ。
そんな僕が、この謎を解くと何が見えるのだろうか。
キースは僕に何をさせたかったのか。

「僕は何を求めるのか」

「何があるのか」

「未来はどこにあるのか」

「人はどこにいくのか」

「時は僕らに何をさせるのだろう」

「何を見て、何を思い、何をしてゆけば人は幸せなんだろう」

「零れ落ちる涙は何の為に流れるのか」

「出会い」
「信じあい」
「求めあい」

「人とは」

人の命を奪うだけのこの力。
これで何が出来ると言うのだろう。
我がままでもかまわない。
僕は残したいんだ。何かを。

「繋ぐこと…」

それでも、僕は。

僕は、希望で今と未来を繋ぐ。







☆最後に、この頃、チャレンジしているのは、
ジョミーの食事シーンを書く事です。
もうずっと書きたいと思いながら満足に書けないでいました。
食べるシーンって人間っぽさが出ますよね。

※カテゴリー「はじめに」にここまでのあらすじを追加しました。
ネタバレですが、こんな感じで進んでいるのがわかると思います。

それでは、これからもよろしくお願いします。


「限りある永遠」番外 『カイふたたび』 決戦前夜

2015-02-25 02:03:11 | 地球へ…完全番外編「snub cube」
※↓↓のは、2013年の休筆中。
今の「限りある永遠」を書き出した頃に書いたものです。
ジョミーはニュクス事件の前に、こんな事を考えていたのだなぁ。って感じ。
次回からの二章のジョミーは少しだけ印象が変わっていますので、UPさせてみました。
カイは真城のオリジナル「海を見たかい」の主人公ですが、そこを無視して、
二人の関係は会ったことがあるくらいでおk。^^;
※すみません。セリフだけの構成です。


   番外 『カイふたたび』決戦前夜
 
  ※時間場所などは不明ですが、二人ともが戦いの前です。

「人を殺したいと思いました」
 と、カイが言った。
「仲間の為、でしょ?」
 真剣な眼差しでジョミーは聞き返した。
「あなたは運命を信じていますか?」
「巡り会うその理を運命だと言うなら運命を感じる時もある。だが、出会ったその先まで運命だとは思わない」
「でも」
「そこに逃げないで」
「でも…」
「さっきのは、君が誰かを殺したいと思うって言葉じゃないよね?」
「……」
 カイは答えない代わりに、ジョミーを睨み、
「心が読めるなら、読めばいいじゃないですか!」
 と、言った。
「小さな子供が泣いてるだけだから…」
 ため息とともにジョミーが答える。
「…子供…」
 カイの目の色が変わる。
「まって、読めと言ったのは君だ。そこを怒らないで。僕に八つ当たりしても別にかまわないけど…」
 ジョミーは突き放すように言った。
「八つ当たり…?」
「君は殺せない。そうする必要はないと思うよ」
「でも、あいつは僕を、僕らを狙ってくる。だから」
「確かに君の力は他の人より強い。だけど、その力を使って人は守れない。仲間の力を信じて皆で護りを固めてゆくしかない」
「皆で」
「そう、個々の力を信じ、頼ればいい」
「俺が信じてないとでも言うのか…」
「いや、違うよ。皆の力でないと護りきれないだけだ」
「…助けてなんて言えない。今までも十分危険だったのに、もうこれ以上巻き込めない」
「今君が自分だけで戦うと決めて、仲間に手を出さないで欲しいと願っても仲間は動くだろう?君が彼らを大事に思うように彼らも君を思っているのだから」
「…だったら…俺はどうすれば…」
「君は君のするべき事を、君が出来る全ての事をしなければならない。それが力を持ってしまった者の運命」
「運命?」
「ああ」
「運命なんて、違うって、さっきあなたは言った」
「そうさ。今の君はそこに流されていい」
「…!」
「良いんだよ。まだ始まったばかりなんだから、そこに逃げても。でも、いつかそれを自分の手でつかみ、選ぶ時がくる。そこからが本当のはじまりなんだから」
「いつか…」
「そう、いつか。時がきたら君は自分で選ぶんだ。そしてそれが未来を創る」
「でも、俺が選んだ道が間違ってたら?」
「間違っていてもいいじゃないか。やりなおせばいい」
「だけど…」
「だから、今はまだ迷っているなら動くなって事」
「…でも…」
「…僕もね。同じなんだ。愛するものを守る為なら何をしてもいいなら、それはどんなに楽だろう。だけどそれは結果的には世界を壊す事となるんだ」
「世界を…」
「でも、僕は壊してもいいと思っているんだ。僕は…ね」
「…ジョミー…」
「だけど、今はまだその時じゃない…」
「……」
「敵だと言われていたミュウが同じ人類だとわかって十年以上。そこにまた新たな事実を突きつけるのはまだ早い。だけど、僕が知りたいものがそこにあり、今、追求しなければ失われるかもしれないなら…」
「俺はまだ何も知りたくない…」
「そうだね…」
「何もかもが思い通りにいかなくて、歯がゆくて。苦しくて潰れてしまいそうなんです」
「誰もみな、思い通りにいかない事の方が多いと思うよ…」
「俺は何を無くし、何を護り、何を得て、どうしてゆくのだろう」
「カイ。僕はね、人が好きなんだ。何物にも代えがたいほどに…」
「俺もです。今となっては…なにもかもが…」
「…カイ…」
「泣かないで…下さい」
「違うよ。泣いているのは君じゃないのか?」
 カイはジョミーを見返し笑った。
「俺はいつかきっと」
「そう、いつか。今の僕では無理かもしれないけど、いつか」
「この輪廻を超えた先で、いつかきっと」
「いつか、僕たちは夢を実現させると信じている」



   終








☆次回、二章突入です。
 さまざまな思惑が重なり、より過激になってゆく予定です。
 頑張ります。^-^v